SCREAM,LONDON LIGHT-ON

風の名前



空を覆う雲

気紛れにやってくる雲

時々僕は

一緒になって雲に隠れる

時々僕は

風となり

青空を守る

行き場のない風は
寂しいけれど

上を向いた時

君の顔さえ見えれば

生きて行こうと思えるから

だからいつも笑っていてくれよ

重い雲なんてすぐに俺がどかすから…

あなたが降らす冷たい雨に打たれていると

すごく悲しい気持ちになるんだ

だから

悲しい気持ちになったならすぐに知らせてくれ

一緒に笑って涙をやり過ごして


笑顔でサヨナラしよう
また春に会えるように

会いたくなるように

見たかった夕日をポケットにしまいこんで

今からまた、新しい思い出を紡いで行こう

冷たい雨も心地よい雨も青空の笑顔も全部君次第で

空の下

僕はいつも右往左往しているよ

時々僕は君を守る

時々僕は消えそうになる

時々僕は貴方と共に誰も知らない場所へ行く

時々僕は嬉しい気持ちになる

時々僕は風になる

全ては空の下のできごと

いつも見上げる空

いつかみんな居なくなって

太陽すら消えて

色すらなくなって

それでも風は吹く

空の下で

いつまでも風は吹く

ゆっくりと

消えて行くこの地球で
僕はここにいる

君はどこへいく?

何もなくなっても

僕らが生きた証しは

砂浜の
二人分の足跡みたいに
必ず残るから

寂しくないさ

明日は晴れるかな

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: