失恋の幸福な波紋




苦しむ事は、悪い事じゃない。傷付く事も、嫌いなワケじゃない。
それは、全部、新しい人生の幕開けだから。素敵な道の、発見だから。
それでも、
苦しい事は、苦しい。
傷付いたら、痛い。
ガンジガラメになって、呼吸が止まりそうになる。
ワタシの首を締めているのは、誰?何?自分?人間?記憶?歴史?
ワタシはワタシを放棄したくなる。立ち向かう元気を、完全に忘れている。
心の奥で、警鐘が鳴っている。

その音の中で、いろいろな思いが散乱している。


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■■『素晴らしい可能性』

他人に求めるなら、自分も一生求める覚悟でいればいい。

いつまで待てば?とか、もう待てない!とか思うなら、自分からやめればいい。

そう思わないなら、可能性があるなら、いつまでも呻いていればいい。

可能性。その人が死ぬか、自分が死ぬかしないかぎり、可能性は必ずある。

かならず、あるのだ。

いつか、自分から「可能性があるのに」やめた所で、終わる。

やめたいならやめればいいし、やめたくないならやめなきゃいい。

こんなに自由で、幸せに満ちた恋愛があろうか。

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■『失恋は最大の幸福』

あの人と会話が通じて、一緒に仲良く生活できる人がいるなら、
喜ばしい事だ。嬉しい事だ。
君を泣かせるな。それが私の本望だから。君に幸あれ。


■『向こう側の、別れの疑問』

あなたは悪くない。あなたは全然、悪くない。
どうして僕は、好きだったあなたを、苦しめるのだろう。
どうしてこんなに苦しめる事になってしまったのだろう。

今でも好きなのに。
嫌いじゃないのに。
仲良くしたいのに。
責められたくないのに。
わかって欲しいのに。
どうして?

自分の愛や恋が、なぜ周りを傷つけるのだ?
なぜ、僕は、それをやめようとしないのだ?
とめようとしないのだ?
君にやめてくれ、と泣かれても、やめないのは何故?
君を苦しめる僕は、何者?
大好きだった君を、苦しめる僕は、何者?
本当に、君を好きだった僕と同じニンゲンなの?

君を一番苦しめたくないと、いつも思ってきたのに。
君に笑顔でいて欲しいと、いつだって願っているのに。
そう。今だって、変わらない。
今だってそう思っている事に変わりはないのに。

どうして?

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■『邪魔なプラス思考』

変な話だ。
嫌だった事を思い出して、嫌になろうとしている。

人間の本来の流れに反している。
何が楽しくて、嫌な記憶をわざわざ掘り起こして
「やっぱり嫌だった。だから別れに納得しよう」と、思わにゃならんのだ。

「ちょっと嫌な所もあるけれど、こんな部分は良かった」と、思う方が自然。
嫌な記憶は奥に沈めて、前向きに捕える方が、自然。
「多少困る所もあるけど、いい部分を見て、仲良くやっていこう」と。


…私の中の、全てプラス思考の、
何事も良い方に良い方に受け止める、
人を批判したり、嫌ったりするのが苦手な性質が、
こんなに邪魔している。

なんでも適当で、いろんな人間がいると構えてて、
多少人に対して不満や不信を抱いても、
本当に理解できない人なんかいないって。
理解しあいたいって。

自分を真っ向から否定されるなんてないと思っている。
思おうとしている。
心底苦しい思いなんかしたくないから、逃げてきた。
それでも、今までも、そういう思いもしてきた。

嫌いたくないし、嫌われたくない。
あなたが悪くない、と言われても、じゃあ何が悪かったのかと思ってしまう。

すっきり、マイナス思考で受け止められたら、いいのに。
「最悪だった、続かなくて良かった。
 続けなくて良かった
 なんにも良いエピソードなんか、思い出せない。
 ちょっとあったけど、嫌だった事の方が多いから、正解だ」
…なんて、思えたら楽。

今は、ただ、楽になりたい。

■『個人的な視点』

幸せだった。重なった環境が、幸せだった。
ひっかかる部分もあったが、自分の中で誤魔化して消化できた。

親との会話。とても優しくて、甘やかす親。
……結婚相手というより、親代わりが欲しいんじゃないか?

体を大事にしない。健康管理が疎か。虫歯、腰痛、肩こり、甘党。
……家庭を持ちたいだの、子供が欲しいだの言うなら、ちゃんとしろ。

危ない運転。時々交通法規を無視する。
……自分本位な性格が見え隠れ。

たまにキレる。本来のテキトーな自分を、突っ走らせたくなる。
……良い方にキレるのは良いが、悪い方にいくと怖い。

人には当たらないが、人の言う事を聞かなくなる。
……人の愛情を素直に受け止められなくなる。

会話が通じない時。面倒になって放棄する。
……放棄されたら、もう何も前に進まない。

決めてくれない。人に合わせてくれるというより、自分で決められない。
……人が喜ぶのが好き、興味ない事もなんとなくついてくる。

優しいのと、わかってないのと両方。こっちは良い様に解釈してしまう。
……無言で微笑んで「ヨシヨシ」と言われれば済んでしまう事もある。

本当に、会話していたのか?
理解しあっていたのか?疑問だ。
本当に好きあっていたのか、それさえ、疑問だ。

■『つきあい方は、人それぞれだけどさ…』

信じられない行動。人間を疑う。
人の心をなんとも考えない。
こういう性質を自然に持っている人もいるんだ。
いままで知らなかったのか、新しくそういう人格が芽生えたのか?

(…アンナニ、ヒトスジナヒトダッタノニ…)

親戚の離婚率が、とても高いと言っていた。
そういう血なのか?浮気したワケでもなく、再婚するワケでもなく、
ただ結婚相手と上手くいかなかったのだそうだ。
努力や根性が足りないのか?
異性を見る目がないのか?
甘やかす長女がいるから戻ってくるのか?

20年程前に両親を亡くし、長女が弟3人妹1人の面倒を見てきたという。
自分の旦那サマも含めて家庭を支えるには、たんへんだったろう。
いつも明るく、おしゃべり好きで、
自分の趣味や家庭の掃除や料理もちゃんとこなして、
ショウガナイワネェ~と、なんでもやってくれてしまう。
それが苦にならない、マイペースに取り入れてしまえるタイプ。

そんな母親にたっぷり愛情を受けてすくすく育った、そのヒト。
優しくて、人の希望を聞いて、ついてきてくれるから、好かれるだろう。
「来るものは拒まず」
それは、とても罪な場合も有り得るのに。
人を悲しませる事にもなるのに…。
そんなトコロまで、気が回らないのだ。

結果、人の心をまったく考えない行動を取れてしまうのだ。
本人は、本人なりの思いやりと自分の楽しい行動につながっているだけなのだが。

それが、鋭いナイフのような痛みを与える事に、まったく気付かない。
ある意味、気の毒な人だ。


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■『腐食していく自分』


胸のあたりから何かが上ってきて、口の中に砂のようなものが溜まり、
いっぱいになって、大きな溜め息にして吐き出す。
仕事中でも、勉強中でも、繰り返し出すと、止まらない。
ワタシの人生を蝕まれている気がする。

■『最後の願い』

聞いたことのない言葉使い。アナタは誰?
一緒にいたら、少し戻った、アナタの言葉使い。

今、アナタが仲良くしている人達は、アナタを良くしていない。
少なくとも、言葉使いは、そう。
私もアナタを良く出来るかわからないけど、そんな言葉使いはしなかった。
人に対して、優しい余裕があった。
そして、そういう自分を好いていた。
今は、ちょっと悪ぶった自分を気に入っているみたいだけど。
私は、嫌。
そんな自分を気に入っているアナタが。
そんなアナタを引き出した、アナタの周りの人が。
私と一緒にいなくてもいいから、アナタの良さをなくさないで欲しい。

■『永遠の寛容』

今なら間に合う。今なら許してあげる。
だから本当の事を。本心を。聞いてあげよう。今なら…。
そうして「今」は、一生続くのだろうか?

■『なにもかも、よくない方向』

知っていた。
無神経な面があること。他人の気持ちを考えない面があること。
許そうとしていた。許していた。
いつまで許そうとすればいいのだろう。
許さなければ良かったのか。最初から許さなければ。
許していた自分が可哀想で。許されていたその人が可哀想で。
なにもかも、あんまり、よくなさすぎる。

■『…』

幻想。いままでか、これからか、どちらかが、幻想。これは逃避?

■『要・胃腸薬』

ニンゲンの許容範囲なんて、本当にちっぽけだから、他の事をたくさん詰めてしまえばいい。

忘れようなんて無駄な努力しないで、どんどん新しい事を詰めろ。

新しい事を、記憶していけ。知らなかった事を、自分に植えていけ。

どんどん食え。消化するかしないかなんて、二の次だ。

便秘になっても、下痢になるな。

すべて出したら、残っているのは、あの哀しみだけだから。

なにがなんでも、下痢にはなるな。


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