Team C1Master Racing

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メンテナンス


というのも、このクルマを乗り続けるには、こまめなメンテナンスが必要不可欠だからです。
視覚、聴覚、嗅覚を駆使して、日ごろのチェックが全てと言っても過言ではありません。
いつも私がしていることは、運行前にボンネットを開け、冷却水の量、オイルの量、それ以外には臭い、音を確認し、最後にタイヤとホイールを見てから走り出します。
駐車場に戻ってきたときも、また同じことをして家に入ります。
普段の目視点検と、大事なところはキレイにしておくことが、トラブルを未然に防いだり、結果として修理を安上がりに済ませることになると思います。


1:オイルについて

画像.jpg
ロータリーはオイル管理がとても大切だと思います。
私が今まで使ってきた中で、お気に入りのオイルはこの2つのオイルです。
左のオイルはマツダスピードのオイルで、ルマン24時間耐久レースで優勝したマツダ787Bに使われていたオイルを市販用に改良したものだそうです。
出光の傑作といえるのかもしれませんが、4リットルで12000円とそれなりの値段がします。
もちろん信頼感はあるし、入れているという優越感にも少々浸ることも出来ます(笑)。
性能もかなり良いと思います。
ただ、頻繁にオイル交換をしている私には予算の都合もあり、今はこのオイルを使っていません。
それに、オートバックスなどで売っているエステル系オイルの性能もかなり良く、結局は好みの問題だと思います。
右のオイルは現在も使用している私の大のお気に入りのオイルです。
性能はかなり良いと思います(また言っている)。
価格は4リットルで8400円です。
性能を考えると、とてもリーズナブルな価格設定だと思います。

オイル交換のサイクルですが、これは乗り方やクルマの状況、置かれている環境で差が生じると思いますので、それぞれオイル交換にもこだわりが生じるところだと思います。
普通は3000キロ毎か半年毎だと言われています。
これを継続すれば街乗りで乗る分には問題ないと思います。
ただサーキットに行ったり、山をたくさん攻めているというのであれば、交換サイクルは短くなるし、オイルの寿命自体にも個体差があったりするので、一概に交換サイクルはこれだ!と言えないと思います。
私の交換サイクルは基本的には3ヵ月毎で、走行距離間隔は1000キロにも満たないことが多いです。


2:プラグについて

ロータリーの純正プラグは少し変わった形をしています。
プラチナプラグということもあり、オイル交換のように頻繁に新品にすることはないのかもしれないですが、その管理はオイルと同様にとても大切です。
レシプロエンジンの3倍酷使されているロータリープラグは、やはりその寿命は短いです。
取り外しチェックをして、先端が消耗しているようならば、交換という流れになります。
そうでなければ、プラグ先端部を紙やすりでシャコシャコ磨いて再び輝きを戻せば、復活します!
ただこれにも限度があるので、ハーフスロットル時にかぶり感が拭えなければ、交換したほうがよいのかもしれません。


3:冷却水について

時々キャップを開けて、冷却水(LLC)の具合を見ることも大事です。
水質や量を確認することにより、トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
量は冷間時にキャップの口元まできちんとあるのが良いとされています。
質はなんとも言えません。
定期的に交換をすることもロータリー使いとして大切な仕事だと思います。
季節ごと、あるいは一年ごとに交換するのが理想的でしょう。
ちなみに水温管理ですが、はっきり言って純正水温計は当てになりません!
純正メーターの針が上に動くときは、エンジンが壊れる寸前であります。
だから、社外品のメーターを入れて、細かい数値を確認できるようにしておいたほうが無難です。

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