動物園・水族館 0
全88件 (88件中 51-88件目)
昨夜の我が地域は、少々怖くなるほどの激しい雨でした皆さま地域はいかがだったでしょう?GW中に地震に見舞われた石川県地域も激しい雨だったとか余震に加えて土砂災害などの心配も加わり、寝れない夜をお過ごしだったことと思います被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます!どうか一日も早い復旧なりますように(-人-)先週「こどもの日」に本町田遺跡公園に行ってきました本町田遺跡公園1967年から1968年、藤の台団地造成にともなって発掘調査が行われ、縄文時代前期の住居跡4軒と、弥生時代中期の住居跡7軒が見つかりました。その一部が史跡として保存されています。現在は縄文、弥生時代の住居各1軒が復元され、内部も見学することができます(町田市HPより) 町田駅のバスターミナルから路線バスで10分ほど🚌バス停からは徒歩8分位、例の如くずーっと上り坂でした🤣💦公園内には人っ子一人いなくて独り占め〜コンビニサンド🥪でブランチ(笑)したあと、のーんびりと見学できました。 ↑左は縄文前期の竪穴式住居(復元)右は弥生時代の竪穴式住居(復元)弥生時代になると大陸から金属の道具が伝わり、金属器を使うことで石器よりも細かい作業が出来るようになり、原木ではなく加工された柱が登場!グーンと強度が増したようですが・・・・見た目はさほど違いは感じませんでしたただし、今回大注目だったのは、住居内の柱に吊るされた荷物置きのようなモノ ↑左は縄文時代 右が弥生時代ガイダンスルーム内にあったリーフレットによると<住居内の火を焚いていた”炉”の上に設置されており魚や肉の「くんせい」を作るために置かれていた>だそうですこれまでアチコチの復元竪穴住居を見ましたが、こういうのあったっけな~?(?_?)(ただ単に忘れてるだけかもしれないですが😅) 公園入口のガイダンスルーム内には出土品が展示されていました。 ↑左は浅鉢キャプションによると<盛り付け用の「皿」としての役割があり、縄文前期になってから登場します。表面には丁寧に装飾が施されており、ただ食べ物を盛るだけのうつわではなかったことがうかがえます>だそうです。右は深鉢こちらは、いわゆる「なべ」として、最も人々の身近にあった土器。<縄文前期の「諸磯a式」と呼ばれるもので、縄目模様の他に竹を縦半分に割いた工具(半裁竹管)で模様を描いています>他には獣面把手や、顔面把手も展示されてました。 左は「獣面把手」(縄文前期) イノシシの顔であると言われ、縄文前期後半「諸磯b式」群馬県や山梨県で大量に出土しており、コレもその地域にあったムラからもたらされたものであると考えられているとか。うーん・・・どう見てもイノシシには見えないんですが~💦右は顔面把手(縄文中期)顔部分はツルンとして”のっぺらぼう”のようでした😅「町田デジタルミュージアム」によると、「目、鼻、口など顔の表現がない勝坂式土器の顔面把手」だそうです本来だと土器の装飾部分のはずですが、これは単独でどこかから持ちこまれたと考えられているようです。ガイダンスルームには大量のリーフレットを置いてあったので、ごっそり(笑)いただいて帰りましたどれも児童が読んでも分かりやすいような平易な文で書かれていながらも、内容はなかなかに深いものが多くて、とても勉強になりましたスタッフさん達の熱意を感じるリーフレット、ありがたやありがたや~お次は路線バスを乗り継いで『町田市立自由民権資料館』へ
2023.05.08
コメント(6)
先月行った井戸尻考古館で”三十三番土偶札所巡り”御朱印帳を購入しましたSNSで見かけて以来、ずっと気になってたんですよー三十三番土偶札所巡り1万年以上続いたという縄文時代。日本の真ん中、八ヶ岳を中心とした中部高地には、国宝「縄文のビーナス」をはじめとして、縄文時代の精神文化の豊かさや美術センスの高さを感じさせる多くの土偶および土器があります。これらのなかで特に優れたもの、あるいは特筆すべきもの33点の御朱印ができました。17施設にある33点の御朱印を集め、数千年を遡り縄文人の生活に出会う旅をはじめませんか。(星降る中部高地の縄文世界HPより)実は、暑い夏が来る前に東北の縄文スポット巡りのツアーに参加しようかなと思ってたんですが・・・そちらは急遽取りやめ~(笑)今後は御朱印コンプを目指して、中部高地の縄文スポット巡りに専念してみたいと思ってます(*´艸`*)御朱印の設置している施設は↓・山梨県立考古博物館 ・春日居郷土館 ・釈迦堂遺跡博物館 ・南アルプス市ふるさと文化伝承館 ・韮崎市民俗資料館 ・韮崎市ふるさと偉人館 ・北杜市考古資料館 ・史跡梅之木遺跡公園(12月~3月末は、平日・土日祝ともに北杜市考古資料館での対応)・市立岡谷美術考古館 ・諏訪市博物館(12月28日~令和3年2月1日は休館中の為、ご朱印受付は✖)・尖石縄文考古館 ・川上村文化センター ・原始古代ロマン体験館 ・井戸尻考古館 ・八ヶ岳美術館 ・甲府市藤村記念館(現在工事中の為、甲府城山手御門内にて対応)・星ヶ塔ミュージアム矢の根やさっそく井戸尻考古館と春日居郷土館で御朱印をいただきました!井戸尻考古館の「始祖女神像」「巳を戴く神子」と春日居郷土館の「みさかっぱ」「やっほー」の4スタンプ(≧∇≦)スタンプがにじむのを防ぐための「はさみ紙」も各館によって異なる絵柄なので、そちらも楽しみ井戸尻考古館では館発行の冊子『井戸尻』と黒曜石のキーホルダー、そして始祖女神像の箸置きも購入しました。 箸置きはとてももったいなくて(笑)使えず、土偶ガチャと一緒に飾ってます^^キーホの黒曜石に彫られている紋様は、富士見町九兵衛尾根遺跡から出土した土器の一部で、方位を司る『方神』だそうです方向音痴の私の守り神となってくれそうですわ~井戸尻考古館では「縄文カード」もいただきました受け付けコーナーにあったチラシ↓を見て、ダメ元でお声をかけてみたところ、快く出してくださったんですよ なんと、このカードは無料しかも各博物館で5枚集めると、カードホルダーと「埋文博士の学位証」をプレゼントしてくれるんだとか~こういう”コレクター心”を刺激するものに、凄~く心惹かれる私御朱印と共に少しずつ集められるといいなと思ってますこちらのリーフレットも「ご自由に」のコーナーでゲット(^^)v土器や土偶が出土した遺跡の「ウォーキングガイド」です。アクセス情報はもちろんのこと、駐車場やお手洗い情報も満載縄文のお宝が出た場所を自分の足で巡る旅、こちらも少しずつ巡っていけるといいなーもっとも、電車&🚌&徒歩しか移動手段がない私、たぶんこちらのコンプリートは無理でしょうけど😢ま、夢見ることは自由ですゆえ~【中古】 古代への旅に出かけよう 長野県の遺跡探検 / 長野県埋蔵文化財センター, 中日新聞長野支局 / ボロンテ [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
2023.05.06
コメント(6)
昨日は一人暮らし中の娘が”母の日”のカーネーション鉢を持って帰宅。ひと足早い「母の日」と「こどもの日」を兼ねて(笑)お好み焼きパーティをしました プチサイズの鉢だけど嬉しい~このところ家事に専念していたので、今日は久々に縄文さんぽしてきました近場だから時間もお金もさほどかからずのお手軽コース(^^♪でも、暑かったのなんの~路線バスを乗り継いで2カ所だけですが、徒歩移動は例の如く上り坂もあったので大汗かいちゃいましたが、そちらはまた後日にして・・・・今日は先週末の長野・山梨”日帰り縄文旅”の続きをば井戸尻考古館の最寄り駅・信濃境駅から中央線に乗り、普通電車を乗り継いで春日居駅へ途中で特急電車に乗って時間短縮することも考えたんですが、既にいささかお疲れモード(笑)だったので、普通電車で休憩を兼ねてノンビリと移動しました春日居駅も無人駅(画像撮り忘れ~💦)上り下りホームがあるだけで駅舎もなかったので少々焦ったんですが、トイレは両ホームの近くにちゃんとありましたε-(´∀`*)ホッ ただし、コンビニはもちろん商店もほとんど見当たらず~春日居郷土館へは駅から徒歩15分ほど信濃境駅あたりと比べて平坦な道だったので楽勝と思いきや・・・まわりは田畑ばかりで家並みも少なくて単調な風景のせいか、道のり長く感じちゃいました😅救いだったのは道のかなたに富士山が見えること!遠くにそびえる富士山の姿に疲れが吹き飛びました~ 春日居郷土館「甲斐国千年の都・縄文の千年」をテーマに甲斐国最古の三重塔復元模型をはじめ、歴史と文化の流れがわかりやすく展示されています。また、ハンセン病患者救済活動で知られる医師・小川正子の貴重な資料も展示されています。(笛吹市HPより)思いのほか(失礼m(__)m)立派な建物でした平成3年に開館し、東山梨地域の総合博物館としては第一号だそうです。館内も天井が高くて内装もスッキリとオシャレ~ ↑右側は同館近くに残る寺本廃寺にあったとされる三重塔の復元。いつもの如く、縄文関連の展示のみ見学しました春日居郷土館のスター土偶である「みさかっぱ」と「肩こり土偶」は釈迦堂遺跡博物館に出張中のため<貸出中> ↑土偶「ヤッホー」桂野遺跡出土、縄文時代中期後半の甲府盆地周辺を代表するバンザイ土偶。出土当時の御坂東小学校全児童による投票で「ヤッホー」と命名。(星降る中部高地の縄文世界HPより )↑妊婦形土偶付土器土偶部 桂野遺跡出土、縄文時代中期前半の土器の口縁部に付く妊婦形土偶装飾。住居跡の床面中央部にこの一点のみ残されていた。この装飾が付くべき土器片は無く、出土した住居は、まるで何かを封じ込めたかのように拳大の礫で覆いつくされていたそうです ↑円錐形の中空土偶縄文中期 甲斐国分寺跡出土この日は不在でしたが参考までに「みさかっぱ」と「かたこり土偶」も😉 <先月、釈迦堂遺跡博物館で撮影>左は土偶「みさかっぱ」 桂野遺跡出土、縄文時代中期初頭の甲府盆地周辺を代表するカッパ型土偶。つま先の一部と片耳を欠損するほぼ完形品。出土当時の御坂東小学校全児童による投票で「みさかっぱ」と命名。(星降る中部高地の縄文世界HPより )右は「かたこり土偶」桂野遺跡出土、縄文時代中期前半のポーズ土偶の一種。妊婦が疲れて自らの肩を揉むような姿が、写実的に表現されている。桂野遺跡では、このような姿のポーズ土偶片がほかにも数点確認されている。(星降る中部高地の縄文世界HPより )総じてコチラの土偶さん達はユルーイ雰囲気で心和みますわ笛吹市春日居町は甲斐国最古の都が置かれた場所ということで、古墳時代の展示品も興味深かったです。なかでも↓の「八窓鍔」は透かし孔の周りの渦巻き文様が印象的ユニークでとても印象的な意匠古墳時代 御坂町 竹居一号墳「郷土歴史展示」のお隣には「小川正子記念館」も併設。 ハンセン病患者救済に生涯をかけた女医・小川正子(1902~1943)さんの業績が展示されておりました。屋外には晩年療養した家が復元展示。当時は結核にかかって死亡すると、衣服などはすべて焼却されてしまうため、正子さんの遺品はわずか数点が残されているだけだとか今回の旅、当初は「長野まで日帰り」だとバタバタしそうと案じたんですが、思いのほかスムーズなペースでした。ちなみに、この日の歩数は12000歩長野初遠征にしては上出来かも~長野・山梨”日帰り縄文旅”、お次はグッズ編に続きます(;^^)
2023.05.05
コメント(6)
GWもスタートしましたね。4年ぶりに海外や国内旅行に~というかたも多いんじゃないでしょうか私は一日前倒し(笑)ということで、昨日”特急あずさ”に乗って日帰り縄文旅してきました始めての長野進出(笑)です井戸尻遺跡縄文時代中期を中心とする集落遺跡。長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳山麓地域は湧水が沸くため縄文時代の遺跡が多く、井戸尻遺跡は八ヶ岳南麓、海抜800m~1000mの尾根や台地上に立地する。釜無川に向かって緩やかに落ち込む傾斜地となっているため湧水が豊富であり、この水に恵まれた環境が集落形成の要因になっていると考えられている(ウィキより) 甲斐駒ヶ岳をはじめ八ヶ岳連峰や南アルプスの山々、そして遥か彼方には富士山(↑右の画像の奥の方!目を凝らして見てくださいまし)まで望める素晴らしい景観でした✨最寄り駅は中央線「信濃境駅」 なんとも長閑な雰囲気で、構内には縄文土器の展示コーナーもありました^^下調べ時に、”駅前にはコンビニ無し”だということが分かってたので🍙や🍞や🍪は地元で調達済み(^^)v井戸尻遺跡までは徒歩15分ほど。ずっと下り坂だったのでラクチンでしたが、そのぶん帰りは登り坂でヒーヒーでした😭 毎度のことながら、竪穴式住居と緑の山々を眺めながら食べるオニギリの、なんと美味しいことよ~(笑)遺跡に隣接する「井戸尻考古館」井戸尻考古館八ヶ岳山麓にある、井戸尻・曽利などの遺跡からの出土品をはじめ、国の重要文化財に指定されている「藤内遺跡出土品」や「坂上遺跡出土土偶」、長野県宝「水煙渦巻文深鉢」など、2000点あまりの土器・石器等を展示しています。特に縄文土器の文様には、「蛙」「半人半蛙【はんじんはんあ】」「蛇と月」などがみられ、それぞれの文様の解読で明らかになった当時の宗教観念や世界観・神話などを解説しています(長野県サイトより)館内は大半が撮影OKだったんですが、「これは凄い~」と思うモノに限って撮影禁止マークがついてましたうーん残念無念~ ↑映像は休止中 観たかったですわー総じて装飾性の強い個性豊かな土器が多し特に縄文中期の土器は、巨大な深鉢やエキセントリックで抽象的な文様が描かれたものが多く、強烈なパワーを放っていました⚡なかでも重要文化財である《神像筒形土器 藤内遺跡》はインパクト絶大👑これまで観たことのない不思議な文様に覆われており、造形も独特のフォルム神々しいほどの凄まじいオーラでしたもしかすると”これって神器”だったのでは?と思ったほど!が、残念ながら撮影禁止なので、館内で購入した冊子『井戸尻』(2019年発行)から画像をお借りしました<(_ _)>↓ 筒全体をびっしりと覆う面妖な文様にはクラクラ~昨夜、布団の中で目を閉じると、まぶたに文様が浮かんでくるほど(笑)いまだに土器酔い(?)状態です😅こちらも重要文化財の<始祖女神像 坂上遺跡>↓ 身体を覆う文様が神秘的✨発掘時は3つに割れた状態だったとか。後ろの首筋にある文様も印象的ですが・・・なぜか”ナスカの地上絵”を連想しちゃいました😅他にも「半人半蛙」「蛇と月」「双眼」系など独特の個性派ぞろいご紹介したいのはヤマヤマなれど、画像量制限にひっかかりそうなので、また次の機会に~m(__)m それにしても、これだけの凄い装飾を持ちながら、ススだらけ&黒ずんだ鉢や土器が多かったことにも衝撃受けました。現代人の感覚だと、これだけ立派なモノを火にくべたりできないような(?_?)だって、汚れたら”もったいない”じゃないですか~(爆)と貧乏たらしい(笑)感想はさておいて・・・館内では特別展「おらあとうの考古学と遺跡の保護」も開催中でした『発掘された日本列島展2022』は未見だったのでラッキー~(*^^)v企画展概要昨年度開催された『発掘された日本列島2022』展において、富士見町の双眼五重深鉢をはじめとする考古資料が出品され、1 年間、国内の博物館を巡回しました。これを記念して、その縮小版を開催します。おかえりなさい、井戸尻考古館の土器たち!(考古館HPより) 開期 令和5年4月11日(火)~5月7日(日)会場 井戸尻考古館 展示室 『日本列島展2022』のポスターのメインにもなってた<双眼五重深鉢 (藤内遺跡)>は撮影不可でした😢↓独立ケースに展示されてましたが、圧倒的な存在感でした展覧会タイトルの「おらあとうの」というのは<おれたちの村の遺跡はおれたちの手で掘った>という意気込みの強さでしょうか。昭和33年の第一次発掘調査をきっかけに、地元住民が中心になって発掘調査を進めてきたという“誇り”を感じます。素晴らしいですねー今回初めて知ったことですが、「井戸尻遺跡保存会」では調査をもとに土器造形や文様の研究も進め、学会とは一線を画す取り組みをしているんだとか↓は独自の研究成果<井戸尻編年>中部地方の縄文時代中期の土器文化の時間的な前後関係を明らかにしたものだそうです。あまりにも奥が深い縄文の世界ますます興味が尽きませ~ん(〃▽〃)【中古】 甦る高原の縄文王国 井戸尻文化の世界性
2023.04.29
コメント(6)
4年に一度の統一地方選挙がスタートしましたね。前半戦の投開票は9日に行われましたが、我が地域の投票日は23日!が、日曜は都合が悪いので本日、期日前投票をしてきました。自宅から徒歩30分ほどかけて行った投票所は、行列こそなかったものの、そこそこの人出でした。市の運営する「期日前投票所の混雑状況」というサイトを見てみると、一部の事務所では”混雑しています”という赤丸がついてるところも!行楽日和の続く今の季節、皆さん、日曜を避けて投票に出向いてるのかもしれませんねー今日は先週末行った浴恩館公園&小金井市文化財センターをば「江戸東京たてもの園」には何度か行ったことありますが、そのすぐ近くにこんな素敵な公園があるとは知りませんでした! この日は東小金井駅から路線バスに乗りましたが、徒歩でも約20分くらい。閑静な住宅街の中に突如現れた雑木林にはビックリでした浴恩館公園昭和5年に財団法人日本青年館の分館「浴恩館」が開館し、翌6年に全国青年団の指導者養成を目的とする青年団講習所が開設され、戦後昭和63年に公園が開園。旧浴恩館は平成5年に文化財センターとして整備された。園内には落葉樹が多く、春には新緑、秋には紅葉など、季節ごとに趣がかわり、市民から親しまれている公園です(市のhpより) ↑左は「空林荘」跡。「空林荘」は『次郎物語』作者である下村湖人が青年団講習所の所長として活躍し、「次郎物語」の構想を練った宿舎。右は江戸時代の「稗倉」飢饉に備えた稗などの備蓄倉庫。この稗倉は、貫井村 (現貫井南町) の名主であった大沢家が村人のために作ったもので、昭和61年に大沢家から寄贈を受け、ここに移築復元されたんだとか。 ↑市の天然記念物であるツツジ群昭和5年に新宿区大久保にあったツツジ園から移植されたもので、園内には約400株もあるそうです。まだ部分的にしか咲いてなかったけど、満開になるとさぞかし見事だと思われます 文化財センター裏の日本庭園にはモミジ、池の側には藤棚もあり、風情ある景観でした藤の花はまだ2分咲きくらいでしたけど^^で、今回のお目当ての小金井市文化財センターはこちら なんとも趣きある建物でしたそれもそのはず!ここは昭和3年に京都御所で行われた昭和天皇即位大嘗祭の神職の更衣所を移築したものなんだとか由緒正しい建物のせいか、そこはかとなく雅な雰囲気~ 館内には、古資料・古文書・民具等の文化財が保存・展示されてましたが、私のお目当ては縄文時代の出土品、一択職員さんにお声かけすると、撮影は🆗でした。(入館無料です) 貫井遺跡や中山谷遺跡など後期旧石器時代~縄文時代の集落遺跡からの出土品がズラリ~🌟 ↑中山谷遺跡出土の深鉢 縄文中期後半の加曽利E2式 上部縁の三叉文が特徴的 ↑左は中山谷遺跡出土の有孔鍔付土器右は・・・・チェックし忘れちゃった😰上部のダイヤ型文様が印象的でした^^総じて端正とはいいがたい(コラ)粗削りな造形の土器が多いようでしたが、館内の見学者は私一人だったので、ゆーっくりと鑑賞癒やしの時間を過ごせましたこの日のランチは庭園のベンチに座ってのコンビニオニギリwwおやつタイムは東小金井駅近くのカフェ「ocio Healingspace&Cafe」で 本屋さんに併設されたコンパクトなスペースのカフェでしたが、丁寧に淹れたドリップコーヒーとスコーンが絶品の美味しさでした次郎物語(上巻) (新潮文庫) [ 下村湖人 ]次郎物語(中巻) (新潮文庫) [ 下村湖人 ]次郎物語(下巻) (新潮文庫) [ 下村湖人 ]
2023.04.20
コメント(8)
お久しぶりです❣4月も、はや半分が過ぎてしまいましたね。新年度・新学期をお迎えの方々は、新しい環境に少しずつ慣れてきた頃かもしれませんねー。私のブログも来月には17年目に突入~最近は少々ダレ気味のため、更新も間遠くなっています今回の更新は5日ぶりだっけな~?実は先週いきなり、歯の被せ物が外れるというアクシデントにみまわれバタバタしてました。今回外れたのは右上の奥歯の被せ物。かかりつけの歯医者でさえ「あれ?これはいつのヤツだっけな~」と首をかしげるほど昔に治療した古株です(笑)治療以来、ほとんど何事もなかったんですが、昨年秋に左側の奥歯を抜歯したため、右で噛むことが多くなったから負担が増えたせいかも?人間の身体って、どこかが傷むと、その反対側の負担が増加そのため反対側まで傷めてしまう、ってことがありがちですよね本来なら「そのまま接着」という処置になるんでしょうが、多少のズレが生じているため新たに被せ治すことになりました。抜歯によって噛み合わせが変わってしまったことが遠因かもしれませんね。が、なにしろバス&電車を乗り継ぐ遠方の病院なので、通うのも一苦労💦でも長年診ていただいてる先生のほうが安心ですしねーと、ながながとズボラの言い訳を並べてないで、さっそく最近の備忘録を昨日、雨の中を「三鷹天命反転住宅」まで行ってきました映画『縄文にハマる人々』2018年製作/日本/作品時間102分内容縄文時代。日本人なら小学生でさえ知っているこの言葉。しかし、その実態は知れば知るほど、謎が多い・・・というか、実はほとんどが謎。宇宙人地球飛来説を裏付けるような土偶たちをはじめとする奇妙な造形物の数々が膨大に残されてはいるものの、それらが何なのか、21世紀になった今となっても、誰ひとり真実にたどり着けないまま、やはり謎。この映画は、縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、さらには文化人やアーティスト、そして縄文に情熱の全てを傾ける人々への取材を経て、その秘密の核心へと迫っています。また、1000点近く紹介される縄文土器や土偶たちの想像を超えた造形の数々も必見!全国100か所にも及ぶ縄文探求の旅の果てにたどり着いた現代人必見の謎の正体とは?いやー、濃かったです(笑)なにしろ3Dメガネを装着しての鑑賞だったので、土器や土偶が次々と眼の前にどど~んと迫ってきて大迫力!全国100箇所もの縄文スポットをたどる取材や、考古学や民俗学の先生方、数々の文化人やアーティスト達の熱いトークも興味深く、2時間弱があっという間でした。熱量大のスクリーンを観ていると、ますます縄文愛が刺激され(笑)、もっともっとたくさんの縄文にまみれたーいという思いが高まりました<縄文の謎・・・わからないからこそ惹かれる>の一言です!とはいえ、今回一番の謎だったのは隣に座ってた女性が上映時間の半分くらい居眠りしていたこと(爆)アクセスがいいとは言い難い上映会場にわざわざ参加するくらいですので、縄文ファンであることは間違いないと思われるんですが・・・(・・?もしかしたら縄文ファンじゃなくて、会場となった「三鷹天命反転住宅」がお目当てのかただったのかしら~?ちなみに今回の上映会場は『縄文にハマる人々』監督・山岡信貴さんのお部屋ww実は私も前々からココは一度見学したいと思ってた建物なんですよ。ただ、「たてもの見学会」料金大人2800円という値段に、ついつい尻込み😅今回は映画料金2000円で、映画と建物も見ることができてオトクな気分です~三鷹天命反転住宅芸術家/建築家の荒川修作さんとマドリン・ギンズさんによる2005年に竣工した建物。「死という宿命(天命)を反転させる」をコンセプトに、ここに住むと身体の潜在能力が引き出されて、人間は死ななくなるんだとか目がチカチカするようなカラフル&ビビットな色合いと奇抜な外観!でも居住空間は案外と細かい部分まで考えられており、意外と住みやすそうに感じました。が、「三鷹天命反転住宅」内部については、また後日<(_ _)>明日は大腸検査の日💀今夜は具なしのうどんやおかゆで済ませて、8時から下剤服用です昨年のようにポリープ切除にならないといいんですけどね~ハマる縄文!? PHOTO BOOK [ 山岡信貴 ]三鷹天命反転住宅 ヘレン・ケラーのために [ 荒川修作 ]
2023.04.16
コメント(6)
桜も終わって、そろそろ初夏の気配が濃厚ですねご近所さんちの花壇も華やかになってきました。 ウォーキングコースのある緑地公園も黄緑色の新緑が鮮やか~我が家の庭も遅ればせながら春うらら 今年は桜開花も早かったし、季節は駆け足で進んでますね💨💨さきほど図書館&買い物のため、隣町まで行ってきたんですが、陽射しが強くてアッチッチ~でした!そろそろ日傘をささなきゃー今日はコチラもアップ!釈迦堂遺跡博物館で購入したグッズです釈迦堂土偶のガチャもちろん回しましたとも~💪でも・・・・・・出てきたシャカちゃんは緑色 うーん、ちょっとショックでしたわーちゃんと顔の裏表が再現されて、よく出来てるとは思うんですけど・・・💦なので、一回しか回さないまま.((^┰^))ゞ かわりにゲットしたのは常設展示のガイドブック『展示案内』(800円)と動物形土製品が掲載された『縄文人と動物たち』こちらは、なんと割引価格で800円が200円すっごくラッキー(^^)手前のシャカちゃんのピンバッジこちらはちゃんと土色だし、表情の再現度も素晴らしい品あまりにカワイイから落とさないように仕舞い込みました(爆)ピンバッジって外出時に落とすこと多いので、大切なものは怖くてとても着用できませーん↓留め具のスペアはピンバッジ愛好家にとっては必需品私も常に常備しています(^_-)楽天1位【高評価レビュー4.8点】ピンバッジ留め具のみ 10個セット バタフライ型キャッチ 金具 クラッチ ピンバッジ 留め具 復活 古い キャッチ 交換 バタフライ 留め金 子ども シルバー【送料無料】
2023.04.11
コメント(8)
昨日は不安定な天気でしたねー。関西のほうでは雹や霰が降ったところもあったんだとか東京も時おり雨が降るドンヨリとした曇り空でしたが、都内でアート鑑賞して存分に眼の保養をしてきました「大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101」会場 泉屋博古館東京(東京都港区六本木1-5-1)会期 2023年3月18日(土)~5月21日(日)前期 3月18日~4月16日 後期:4月18日~5月21日開館時間 11:00~18:00 ※金曜日は19:00まで開館休館日 月曜日 これまで白磁や青磁などの中国・韓国陶磁は少々退屈(コラ)に感じていた私ですが、安宅英一氏(元安宅産業会長)の美意識・鑑定眼によってコレクションされた今展の比類なき名品の数々には、いたく魅了されました国宝2点含む珠玉の名品並ぶ、超おすすめ展示会でしたお時間あるかたはぜひぜひ~(^^)/が、今日は釈迦堂遺跡博物館の続きをば~^^今回は常設展示を ”土偶の聖地” ”土器の森”と謳うにふさわしい充実の展示でした。なんといっても釈迦堂での土偶出土は1,116個体!これは全国出土数の約一割程度を占める数なんですって単独の遺跡からの出土数では最多まさしく凄まじき量ですね‼館のマスコットキャラクターとなってる「しゃかちゃん」と「しゃっこちゃん」以外にも、あんな顔、こんな顔がズラ~リにこにこ笑顔、ニヤリ顔、ボーとした顔、クール顔、ちょっと怖い顔などなど色んな表情の土偶たち縄文人たちはどんな思いで作ったんでしょうね~?足だけを集めた展示も圧巻でした スロープ状の展示台に展示された土器は360度からグルリと観察可能 釈迦堂遺跡の名品土器といえばこれ!水煙文土器水煙(みずけむ)りを思わせる、ゆるやかで美しい曲線を用いて表現された立体的な曲線文を口縁部に持つ土器で、山梨県の甲府盆地を中心に出土する縄文時代中期の土器。火焔土器に似てるけど把手が二対(4個)で渦のように廻りながら少しずつ変化させてるところが火焔型土器との大きな違いなんだとか躍動感あふれる迫力には圧倒されましたー(≧∇≦)人体文土器や不思議な動物が描かれた抽象文土器にも目が釘付け~ 観るもの全て素晴らしい縄文パラダイスー3巡ほど観て回ったんですが、何度観ても飽きることなし~太っ腹なことに全館すべて写真撮影可なので、写真撮りまくってバッテリーがすぐになくなってしまいました大容量のモバイルバッテリーを持っていってたので、なんとかセーフだったけど次回は夫のデジカメも借りて行こうと思ってます(*´艸`*)と、早くも次を夢見る日々~sns仲間さんから「釈迦堂遺跡博物館のファンクラブがあるよ!」と教えていただいたので、さっそく入会しようと思ってます😤↓図書館で借りたあと自腹を切って(笑)amazonで購入しました。見てると長野にも行きたくなるぅ~(≧∇≦)縄文アートを旅しよう! 日本遺産星降る中部高地の縄文世界 山梨県・長野県 [ 三輪嘉六 ]縄文王国やまなし Jomon Kingdom, Yamanashi / 九州国立博物館 【本】
2023.04.09
コメント(6)
先週末、釈迦堂遺跡博物館に行ってきました。博物館へのアクセスや周りの様子についてはコチラの日記を「桃源郷へ」釈迦堂遺跡博物館中央自動車道建設工事に伴い発掘された縄文土器や土偶など、国指定重要文化財5,599点を保存・展示する博物館です。釈迦堂遺跡では、縄文人たちが作りだした30トンにも及ぶ土器や土偶が出土し、 この内5,599点は国の重要文化財に指定されています。土偶だけでも1,116点もの数を誇り、1遺跡から の出土数としては、日本有数の出土数となっています(甲州市HPより)出土品が30トンって凄くないですか~w(゜o゜)wまさに縄文王国と言っていいほどの多さ!しかも、土偶&土器など、他の地域のに比べて一段と芸術性が高いように感じましたこの一帯に住んでいた縄文人って、一流のアーティスト揃いだったのかしら~? 2020年にリニューアルされた博物館は展示構成やライティングなど最新の工夫が施されており、とてもオシャレな空間でしたトイレには博物館のマスコットキャラである「しゃかちゃん」マークが 館内からの山々の眺めも素敵でしたよ~まずは開催中の企画展【Jomon Collection-笛吹市-】を『Jomon Collection-笛吹市-』会期 令和5年2月8日(水)~5月29日(月)会場 釈迦堂遺跡博物館 企画展示室入館料 一般・大学生400円、小中高生200円開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4:30まで) <展示概要>日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」の構成文化財や地域の特徴的な縄文時代の資料を企画展示シリーズ『JomonCollection』として展示いたします。第1回目となる今回は笛吹市教育委員会が所蔵する「みさかっぱ」や「てらたん」などの土偶、全国有数の大きさを誇る翡翠製大珠、機能美ともいえるような美しく輝く黒曜石製尖頭器など約50点の資料を展示いたします。縄文人たちが生活の中で生み出した造形にある不思議な魅力を感じていただくとともに、その背景に思いを巡らせていただければと思います(HPより) ↑左から 翡翠製大珠 縄文中期後葉 三光遺跡有茎尖頭器草創期 縄文草創期 柳原遺跡石鏃群 縄文前期後葉 花鳥山遺跡木葉形尖頭器 縄文草創期 柳原遺跡 ↑土偶「みさかっぱ」 縄文中期前葉 桂野遺跡前はお腹がデーンと出てて、後ろ側はグリンと凹んでました^^頭が平らだから「かっぱ」というネーミングになったのかな?穴の開いた耳もチャーミング ↑土偶「てらたん」 縄文中期中葉 前付遺跡ノホホーンとしたお顔&出ベソ(?)と身体に刻まれたシュールな文様が魅力的!側面にもキチンと文様が ↑左は かたこり土偶 縄文中期中葉 桂野遺跡右は 顔に手をあてた土偶 縄文中期中葉 西原遺跡後ろ姿も手抜きなし ↑どちらも「ハチマキ土偶」 縄文中期後葉 桂野遺跡顔面把手の顔の裏側もしっかりとした造形 ↑上 顔面把手 縄文中期中葉 西原遺跡下 顔面把手 縄文中期中葉 京原遺跡 ↑釣手土器 縄文中期中葉 金山遺跡 (左が表で右が裏側)釣手のところには顔面把手がついてたんだろうけど・・・本体だけでも充分な存在感土器も力強い表現のものばかりでした!特に↓の2つは圧巻~と、と、と画像をアップロードしようとしたら「一日の登録可能サイズが上限を超えているため、アップロードに失敗しました」というエラー表示になっちゃいました残念無念!とりあえず、今日のところはこれにてm(__)m💦💦進化する縄文土器 流れるもようと区画もよう/平成29年度長野県立歴史 [ 長野県立歴史館 ]縄文土偶ガイドブック 縄文土偶の世界 [ 三上徹也 ]
2023.04.07
コメント(6)
相変わらず温度差が激しい毎日ですね。3月スタート当初は春本番の暖かさだったのに、週末からは冷え込んで今日は10度くらいダウンコートは暑苦しく見えるので春用コートに切り替えたものの、朝晩の外出時には寒くてブルブルですまだしばらくの間は服装に悩みそうですわー明日は箱根へ一泊旅行の予定なんですが・・・・上着は何にしようかと悩み中~🤔💦 今日は先週の遺跡巡りの続きを三殿台遺跡の後、横浜地下鉄ブルーラインに乗って弘明寺駅からセンター北駅へブルーライン沿線は初めて!駅周辺がずいぶん若々しい(?)街並みでビックリでした センター北駅の開業は1993年(平成5年)とか。まだ新しい街なんですねえー駅から5分ほど歩いて横浜市歴史博物館へ 横浜市歴史博物館原始から開港期までを中心とする約3万年の市域の歴史を扱う博物館として平成7年(1995)に開館。隣接地には、弥生時代の環濠集落と墓地が一体的に発見され、集落の全体像が明らかな貴重な遺跡として国史跡に指定された「大塚・歳勝土遺跡」があります。この遺跡を「遺跡公園」として復元整備し、博物館の野外施設として館内の展示などと連携した活用を進めています(HPより) 原始時代から近現代までグルっと回りながら鑑賞できるフロアでしたが、いつものように(笑)縄文~弥生の展示だけを鑑賞しました😅 ↑横浜市指定文化財の隆線文土器(花見山遺跡)隆起線文土器口縁部や胴部の上位に粘土を帯状にめぐらせる意匠(隆起線文・隆線文)とその手法が用いられた縄文時代草創期初頭の縄文土器。北海道や南西諸島を除く各地に分布する。ちなみに、かつては「日本列島最古の土器」とされていたんだそうですが、長崎県泉福寺洞窟出土の豆粒文土器や、青森県大平山元遺跡出土の無文土器などの存在が明らかになったため、最古の座はそちらへ~^^ 左は青葉区稲ヶ原遺跡(縄文中期) 右は都筑区桜並遺跡 (縄文前期末) 左は都筑区大熊仲町遺跡 (縄文中期) 右は都筑区前高山遺跡 (縄文中期) 左は都筑区華蔵台遺跡 (縄文後期)の特殊土器 右は土師器と須恵器(平瓶)これまで観たことのある縄文土器に比べて、モダン&ダイナミックな土器が多めのように感じました^^お次は博物館から5分ほど歩いて大塚・歳勝土遺跡公園へ続きは、また後日~(^^)/【中古】弥生の“いくさ”と環濠集落 大塚・歳勝土遺跡の時代 / 横浜市歴史博物館(編集・発行)
2023.03.05
コメント(6)
関東地方も昨夜春一番が吹きました日一日と春へ接近~と、喜んでばかりもいられない!今日も一日中強風だったため花粉飛散が強烈で、眼のダメージが~お天気サイトによると関東地方のスギ花粉はすでにピークを迎えているんだとか今年は「ピークが長引く」のが特徴なんだそうです3月末まで<非常に多い>が続き、4月上旬にはヒノキ花粉のピークになるという予報ヒノキのほうもアウトな私は、これから2ヶ月間も花粉地獄が続くと思うと気が重いですわと愚痴ってないで、今日は先週行った横浜市三殿台遺跡&三殿台考古館を三殿台遺跡横浜市磯子区岡村にある縄文・弥生・古墳時代のムラの跡です。遺跡は標高55メートルほどの小高い丘の、約10,000平方メートルの広さがある平坦な場所にあります。1966(昭和41)年に国の指定史跡となり、翌1967(昭和42)年、三殿台考古館が開館して、遺跡とともに公開されています。三殿台遺跡の特徴は縄文時代、弥生時代、古墳時代という3つの時代のムラがひとつの場所にあること 三殿台に初めて人が住んだのは縄文中期(約4500年前)、その後、縄文後期(約3500年前)にもムラが営まれ、弥生中期(約2000年前)、そして古墳時代にも高台で海や川や森にも近いなど豊かな自然環境だったため、暮らしやすい場所だったんでしょうね~。 ↑天気の良い日には、この方向に富士山も見えるんだそうです🗻残念ながらこの日は見え~ずコチラは住居跡保護棟。掘り出したままの遺構が展示されていました。↓ 発掘当時の姿を崩さないように科学的な処理をしてあるんだそうです😉↑遺構の大部分は埋め戻されたそうですが、平面の形や大きさが分かるように住居跡の輪郭が表示されてました。遺跡の入り口にある三殿台考古館には出土した遺物が展示されてました 縄文時代の土器はダイナミックな造形で重量級^^今回私が一番注目したのはコチラの須恵器↓正面に穴が~一体、どうやって使ったんでしょうねー(?_?)と、気になったのでネットで調べてみると文化遺産オンラインHPに似たようなものを発見!↑ 𤭯(はそう)という名前だそうです。竹などで作った筒状のパーツをこの穴にはめ、注ぎ口にして使っていたと考えられているそうです。うーん、そういえば穴のあいた須恵器、以前どこかで似たようなのを観た覚えがあるんですが・・・どこだったか思い出せず~相模原博物館の縄文展だっけな~🤔そして今回のハイライト(笑)考古館では手作りのペンダントを購入しました以前、水子貝塚で購入したペンダント同様、館の職員さんや土器同好会の有志のかたが作成したもののようですランチは恒例(笑)の遺跡deオニギリ~🍙今回始めて「舞茸おこわ」をチョイスしたんですが、舞茸の風味が味わい深くて美味しかったです🤤注意事項をコチラは標高55メートルの小高い丘の上にあるため、アクセスが大変考古館HPの利用案内によると「駅から徒歩20分」ということだったので、最初は歩いていこうかと思ってたんですが、snsフォロワーさんの「坂だからバスのほうがいいのでは」というアドバイスをいただき、横浜市営地下鉄「弘明寺駅」から市営バス219系(弘明寺~ 三殿台公園循環)に乗車しました(「三殿台公園」停留所で下車後徒歩5分ほど)いやー大正解でしたよー❣ものすごい急坂で、バスでさえ喘ぎ喘ぎの(笑)上り坂!帰りは徒歩で降ったんですが、階段に継ぐ階段で足がガクガクになったほどです。行かれるかたは、そのへんを覚悟のうえ向かわれますように~\(^o^)(ちなみにバス便は一時間に2,3本なので、事前に要注意です)開発と考古学 市ヶ尾横穴群・三殿台遺跡・稲荷前古墳群の時代 [ 田中 義昭 ]
2023.03.02
コメント(6)
今日は冬が戻ってきたような寒さですねー風が強いせいか体感温度はで風が身にしみますこの強風にあおられて花粉も一気に飛散拡大先週末から夜中にもクシャミや鼻水で目を覚ましてばかりで眠りが浅くて頭がボー状態です(@@)昨日、朝一でかかりつけ内科に行って、点鼻薬・点眼薬・内服薬の3セットをいただいてきました。ここ数年軽症だったから「花粉症はもう卒業かも~」と楽観してたんですけどねー家に籠っていれば多少は症状軽減しそうですが、今日は図書館、明日も病院に一軒と、外出予定はギッシリです😅花粉症の皆々様がた、今後しばらくのあいだ、ご一緒に耐え忍びましょ~(;^^)/今日は先週末行った田名向原遺跡を田名向原遺跡土地区画整理事業(住宅地化)に伴って1989年から発掘調査が行われ、古墳時代の古墳群(谷原古墳群)や縄文時代の村などが発見された。その後1997年の調査で、約2万年前の建物跡(住居)と推定される遺構が発見された。日本の旧石器時代の住居状遺構は極めて発見例が少なく、人類の定住化の歴史を知るうえで貴重な遺跡として1999年国の史跡に指定された(ウィキより)JR相模原線原当麻駅から徒歩だと45分いくらなんでも、そんなに歩くのは無理💦で、「田名バスターミナル行き」の路線バスに乗り(約10分)、降車後徒歩3分くらいでした。でも、この路線バス一時間に一本しかないので要注意です😅田名向原遺跡公園には約5000年前縄文中期の竪穴住居(復元)や約1400年前の古墳時代後期の小型古墳(復元)が公開されていました。 今回、一番のハイライトはコチラの住居状遺構なんと約2万年前の住居跡と推定されているんだとか直径約10メートルの円形内を円礫(川原石)で囲んでおり、柱穴や炉跡2箇所、二次加工をともなう剥片や大量の母岩・石核も集中して見つかったんだそうです。縄文時代が約1万5千年くらい前から始まったとして、それよりも翻ること5000年?そんな時代から、こんな大掛かりな住居があったとは知りませんでした。 公園に隣接して建つ旧石器時代学習館(旧石器ハテナ館)では田名向原遺跡から出土した石器や縄文時代&古墳時代の発掘品や模型・パネル・映像が展示されており、楽しく学ぶことができました ↑ 黒曜石 石材として重要だった黒曜石は、長野、伊豆、神津島など遠く離れた産地から運ばれてきたようです。縄文時代に広範囲での人々の移動や交易があったらしいということは知ってましたが、既に旧石器時代から遠方から運ばれていたとは驚き~w(゜o゜)w直接出向いて採取したのか、それとも交換などで入手したのか?は分かってないんだとか🤔 ↑縄文前期(約5700年前)の真脇式土器石川県の真脇遺跡から出土した土器とよく似ており、縄文前期における北陸地方との交流を物語る貴重な資料だそうです。約5000kmも離れてるのに~(?_?)ミニ展示の「当麻遺跡 縄文時代とそのくらし」展コーナーも興味深い展示がたくさん並んでました 「当麻遺跡 縄文時代とそのくらし」展会期 1月21日~3月21日(火) *休館日なし時間 9:00~17:00会場 旧石器ハテナ館 展示室行かれるかたはバスの時刻表をシッカリとチェックされますようにー(^^)/この日のランチは公園のベンチに座って竪穴住居を眺めながらオニギリ🍙毎度のことながら”遺跡deコンビニ🍙”サイコー(≧∇≦)旧石器時代ガイドブック ビジュアル版/堤隆【3000円以上送料無料】地底の森の旧石器人 富沢遺跡/佐藤祐輔【3000円以上送料無料】新しい旧石器研究の出発点・野川遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」 / 小田静夫 【本】
2023.02.21
コメント(8)
三寒四温の季節ですね~思わず♪三歩進んで二歩下がる~♪とチーターの「三百六十五歩のマーチ」(お若い方はご存知ないかも?😅)が口をついて出てしまう今日このごろ(笑)今日は特に暖かくて春そのもの~今後も一歩一歩と春へ接近ですね!心弾みますでも・・・・そのぶん花粉飛散も凄まじき~‼数日前から鼻の粘膜が腫れてきて目もショボショボしています去年はたいしたことなかったから油断してたけど、早いところ耳鼻科にいってお薬いただいてこなくちゃ~ずっとかかりきりだった確定申告作業は下準備がほぼ終了したため、完成するのは後回し(笑)にして、昨日一昨日と連チャンで遊んできましたまずは記憶の新しいところから昨日、京王相模原線多摩境駅から徒歩5分の「田端環状積石遺構」へ行ってきました。田端環状積石遺構縄文時代後期から晩期(約3500年から2800年前)の墓地・祭祀場。30基の墓からなる集団墓地が形成された後、その上に9×7メートルの環状積石遺構(ストーンサークル)が作られている。現在は実物を埋め戻して保存し、その上にレプリカで遺構を復元しています(町田市HPより)<日本で最も駅から近く、また都内では唯一見学できる縄文時代のストーンサークル>と謳ってるとおり、駅からすぐの場所でアクセス良好遺跡って、とんでもなく不便な場所にあることが多いだけに、ココのアクセスの良さは思わず「ブラボー🎉」でした^^説明板によると1968年に畑を耕作中に偶然発見された遺構なんだとか。畑仕事してた人はさぞかしビックリしたでしょうねー。発掘時に積石の内部から石棒、刻線文石、大珠、玉類、土偶、耳飾、スタンプ形土製品、注口土器、埋甕など日常用具以外の特殊な遺物が多数発見されたため、死と再生に関連する祭祀を行った宗教的な場と想定されたようです。 遺構近くの家々からは、日々この遺跡が目に入るんですよね?なんだか不思議な感覚でしょうねー^^遺跡のある位置からは相模台地の後方に広がる丹沢山地の山々を見渡すことができ、素晴らしい景観が広がっていました冬至の日没時には丹沢の蛭ヶ岳山頂部に太陽が沈む様子が見られるんだそうです🗻はるか縄文時代の人々も眺めていたであろう景色!なんともロマンですわ~(〃▽〃) すぐ隣の小山白山公園には梅がチラホラと咲いてました この日の珈琲タイムは「ラ・オハナ 多摩境店」で いかにも🌴アロハー🌴な雰囲気の店内でハワイ気分を満喫^^ ファミリー客で賑わってたため”ノンビリ気分”には程遠かったんですが、午前中にもう一カ所の遺跡も回ってきた後だからヘトヘト状態💦ハワイアンスイーツとタップリ量のコーヒーで身も心も癒されました^^季刊考古学(第101号) 特集:日本のストーンサークル縄文の循環文明-スト-ンサ-クル- [ 左合勉 ]十和田湖山幻想 ストーンサークルと黒又山
2023.02.19
コメント(6)
昨日、確定申告の受付がスタートしましたね。今年は早めに申告しようと私も今週初めから頑張ってるんですが・・やっぱり、もうちょっとかかりそうです😅ブログのほうも激しく滞り~千葉旅の続きはもちろんのこと、昨年のお出かけ日記もまだたくさん残ってるしこれまでのようなチンタラした書き方だと、途方もなく時間がかかりそうなので、今後しばらくの間、簡単日記で失礼します<(_ _;)>で、今日は先週の縄文さんぽ「勝坂遺跡」の続きをば相模原博物館で開催中の「かながわの遺跡展『縄文人の環境適応』」へ。実はこの展示会、2回目なんですww友人と一緒に先々週観てきたんですが、帰宅後に「図録がもらえる」という情報を発見図録をいただくために、もう一度寄ってきたしだいです^^「かながわの遺跡展 縄文人の環境適応」展示概要縄文時代の中期(約5,500年前~約4,500年前)から後期(約4,500年前~約3,300年前)にかけて、縄文人の社会は、気候の寒冷化に直面します。この環境の変化に対応しようとする取り組みは、縄文人の暮らしを変化させ、その痕跡は様々な遺構や遺物の様相に見ることができます。縄文人がどのように環境に適応するための努力をしてきたのか、当時の文化と社会の変化について明らかにします(HPより)会場 相模原市立博物館 特別展示室日程 令和5年2月7日(火曜日)~令和5年3月5日(日曜日)休館日 月曜日、令和5年2月24日(金曜日)時間 9時30分~17時観覧料 無料嬉しいことに撮影はOKでした(一部不可) 大型中空土偶 後ろ姿もジックリ観察できました 両面顔面把手 蟹ヶ澤遺跡 目元や口元が裏表で微妙に表情が違う? 土器や土偶、顔面把手などなど多彩な出土品は見応え充分!昨年「神奈川県埋蔵文化財センター」で観た注口土器や筒形土偶、はちまき土偶なども並んでましたが、お初にお目にかかるものもドッサリコン!これまで観たことのないようなものも多くて、時間がいくらあっても足りない状態でした 筒形土偶 東正院遺跡 ↑首部分にアーチ状の把手がついてます今回、特に目が釘付けだったのは 大型中空土偶 王子ノ台遺跡 ↑ 板状土偶 西富貝塚 単孔壺 王子ノ台遺跡kawaii一等賞だったのは、この子^^動物型土製品 華蔵台遺跡 猫かな? それとも兎?(?_?)一万年以上もの長期間にわたって続いた縄文時代!その長~い間には環境の変化が大きかっただろうことは想像に難くありません。近年も異常気象などと騒いでますが、今とは比べようもないほど大きな変化があったはずですよね、きっと会場では土器や土偶などを観察するのに忙しくて(笑)、縄文人がいかに環境適応していったかという大命題のほうはイマヒトツのみこめないまま💦いただいた立派な図録(30p)を今後じっくり読み込んで、学習しようと思ってます。はい、実はまだ未読です💦縄文人に学ぶ (新潮新書) [ 上田 篤 ]【新品】ここまでわかった!縄文人の植物利用 新泉社 工藤雄一郎/編 国立歴史民俗博物館/編縄文人の文化的遺伝子を今も受け継ぐ現代日本人 [ 革島定雄 ]縄文人の死生観 (角川ソフィア文庫) [ 山田 康弘 ]
2023.02.17
コメント(8)
今日はバレンタインデーですね🍫私も夫と息子にプレゼントしました^^例年ですと自分と娘用にも用意してたんですが・・・娘は先月、一人暮らしをスタートしたため、今年の自分チョコは最近、胃の調子が少し上向いてきたため、ついついオヤツ摂取が増加して体重増加気味なんですよ。少しセーブしなきゃ~😅春を思わせるようなポカポカ陽気だった一昨日、相模原市の勝坂遺跡へ行ってきました。(千葉旅の続きはまた後日^^;)勝坂遺跡公園縄文時代中期(約5000年前)の大集落跡。大正15(1926)年、考古学者大山柏氏による発掘調査で発見された縄文土器は、立体的な装飾の文様や顔面把手(顔を表現した取っ手)などによって注目をあび、後に「勝坂式土器」として縄文時代中期のめやすとされました。また、同時に発見された多くの打製石斧を、土を掘る道具と考えて原始農耕論が提唱されたことは、我が国の考古学史上、極めて重要です。公園内の主な施設は竪穴住居(笹葺)、竪穴住居(土葺)、敷石住居(レプリカ)、縄文生活林、埋没谷、廃絶住居(窪地)、管理棟、土器野焼き場、トイレ、駐車場(HPより) JR相模原線「下溝駅」からバス便もあるようでしたが、1時間に一本程度だったので駅から徒歩で約20分ほどテクテクテク遠くに臨む丹沢の山々の眺めが素晴らしくて心晴れ晴れ、足取り軽く・・だったんですが、途中からは上り坂だったため一汗かいちゃいました遺跡って、たいてい駅から遠いんですよねま、当たり前っちゃ当たり前?^^ 公園は広々として人影も少なく、ほぼほぼ園内独り占め~(笑)なんとも気持ちのいいお散歩ができました竪穴住居(笹葺 復元)縄文中期後葉(約4700年前) 左は竪穴住居(土葺 復元)縄文中期後葉(約4700年前)右は敷石住居(レプリカ展示)縄文中期末葉(約4500年前) 公園入口の管理棟には出土品やパネルなどもありましたが、点数は少なめ。 棟内にはガイドボランティアさんが数人いらして、近辺の縄文スポットを教えていただきました。相模原線当麻駅近くにも遺跡があるんだとか。ソチラには展示室(史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館)もあり、「カエル型釣手土器」が人気なんですっておー、それはぜひとも行ってみなくては~ボランティアさん達との縄文談義も、と~ても楽しかったです公園では石器作りや土器作りのイベントもあるそうなので、機会をみて参加してみようかな~^^公園近くには「勝坂式土器発見の地」もあったので、そちらにも行ってみました残念ながら周りは普通の畑と住宅で、発掘当時の雰囲気は皆無^^; 勝坂式土器縄文時代中期、約4千5百年前の土器型式で神奈川県相模原市勝坂遺跡から名をとっている。 関東地方西部から山梨県、長野県に広く分布するもので、器全体を豪壮、雄大な造形で表現することに特色があり、動物、人物などの顔面把手、蛇を模した把手などがつけられるなど特徴的である。また、水煙式と呼ばれる中部山岳地方の土器は、勝坂式の終末に出現する(ウィキより抜粋)発掘場所近くには有形文化財である「旧中村家住宅」もあり、コチラもチラッと見学しました 中村家住宅主屋幕末期の和洋折衷住宅。建築当初は3階建てでしたが、関東大震災後に3階部分は取り除かれ2階建てとなっています。建築を手がけたのは鎌倉大工の石井甚五郎で、10年の歳月をかけ完成したと伝えられ、詳細な板図が残されています。建物の特徴は、1階が整形四間取りとし、西側に式台玄関を設け、外観は和風の要素でまとまっています。2階は、外壁を海鼠壁(なまこかべ)とし、洋風の要素として軒を曲線の白漆喰で塗りこめ、正面に縦長の窓を配しています。 養蚕で財を成した豪邸で、かつては"勝坂大尽"とも称されたんだとか。「擬洋風建築」は各地に残ってますが、幕末期に建てられ現存しているのはここだけのようです。ランチは公園のベンチで~🍙コンビニおにぎりと行きがけに見つけたタイ焼き屋さんで買ったたい焼きをパクパクこういう所で食べると、なぜかメチャクチャ美味しく感じますわー戻り路は下りで快適(^^♪電車を乗り継いで淵野辺駅で降車、路線バスに乗って相模原博物館で開催中の「縄文人の環境適応展」も観てきましたそちらはまた後日~(^^)/勝坂式土器〜椚田遺跡〜【東京都八王子市椚田遺跡】【縄文中期】【送料無料】【送料込】縄文土器の儀礼利用と象徴操作 (未完成考古学叢書) [ 中村耕作 ]文化としての縄文土器型式 [ 川崎保 ]
2023.02.14
コメント(6)
プチっとご無沙汰いたしました。先週末の千葉旅、無事戻ってきたんですが旅疲れがなかなか癒えず、ダラダラと過ごしておりました😅1日目は16000歩、2日目は9000歩とよく歩いたせいもあるんですが・・・いつもだと荷物はコロコロ付のキャリーバッグで出かけるのに、今回は大きめリュックに詰めて背負ったまま歩いたのが敗因かも?移動のたびにコインロッカーに入れる手間が面倒くさいし、博物館や美術館内ではロッカーに預けられるから大丈夫のつもりだったんですが、重い荷物を持っての場所移動は思いのほかダメージ大一日目の夜には足腰が痛くて足を引きずってしまうほど疲れ果て~無謀な作戦(笑)だったと反省しております......(;__)/| ま、それでも国立歴史民俗博物館、千葉美術館の「亜欧堂田善展」、市原歴史博物館と3箇所を巡って充実の2日間、存分に楽しめました(*^^*)ではでは、ざざっと旅日記を1日目は佐倉市の国立歴史民俗博物館へ。京成電鉄の京成佐倉駅から徒歩15分ほど 国立歴史民俗博物館日本の歴史、民俗学、考古学を総合的に研究・展示する歴史博物館。佐倉城趾の一角にあり、展示総件数は約9千件、収蔵資料件数は約22万件昭和58年3月に開館。約13万平方メートルの敷地に延べ床面積約3万8千平方メートルの壮大な規模を有する歴史の殿堂です。(ウィキと歴博HPから抜粋) 館内の構成は第1展示室 先史・古代(旧石器時代-奈良時代)副室1:沖ノ島 / 第2展示室 中世(平安時代-安土桃山時代)第3展示室 近世(江戸時代)第4展示室 民俗(列島の民俗文化)第5展示室 近代(明治時代-昭和初期)第6展示室 現代(戦争-高度経済成長)いやー、とにかく広い広い古代から現代までの日本の歴史や民俗学などが分かりやすく俯瞰&相対的に展示されており、とても見応えあり!たぶん全館ジックリと回ると2,3日かかるんじゃないかな?と思えるほどの内容でした。なので、いつものように縄文時代展示に的を絞っての見学のみ^^ ↑旧石器時代の石製品 ↑縄文土器や縄文時代の土偶時代の特徴や流れが的確に見てとれて、古代史の勉強には最適でしたが、展示物はほとんどが「複製品」のような?実物展示はほんの一握りのように感じました💦なので臨場感(?)的なものはあまり望めず(~_~;)少々テーマパーク寄りの博物館という印象でした😅 人形のリアルさは尋常じゃないほどの素晴らしさ✨どの展示室もビジュアル的な工夫が秀逸なので飽きずに楽しく見て回れました敷地屋外にあったコチラにもビックリなんと我が故郷である大分の「臼杵石仏」じゃないですか~!なんで、こんなところに~(?_?)解説板には石仏そのものの説明はあったものの、何故ここに展示されたのかという経緯が書かれておらず、不可解なままです😅臼杵石仏(磨崖仏)古園石仏大日如来像に代表される国宝臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。その規模と数量において、また彫刻の質の高さにおいてわが国を代表する石仏群であり、磨崖仏としては全国初、60余体が国宝に指定されています(解説板より) そういえば大学時代にペンフレンド(笑)と一緒に臼杵に行って石仏見学したことあったっけな~と懐かしさがこみあげました^^この日のランチは博物館の近くの「長寿庵」でたぬき蕎麦をいかにも「町の蕎麦屋さん」って感じでしたが、長ネギ、ほうれん草、ナルト、そしてたっぷりの天かすと具だくさんで美味しかったですこの日は風が冷たい冬日だったので、熱いお蕎麦はことのほかありがたし~博物館見学のあとは近くの「ちいさな箱カフェ」でカフェタイムシフォンケーキがふわふわで旨し~でも、このお店、Googlemapで見るとすぐ近くだったのに・・・分かりづらくてウロウロと彷徨ったあげくに、やっと到着MAPの指示どおりに歩くと崖を降りるようになってたんですよ。道なんて無いのに? ありえーん!で、グル~~~~っと回り道してやっとたどり着いたんですが・・・今回の旅疲れの一因はこれかも😅 カフェの前に並べられていた人参、サツマイモはどれも100円✨安ーーい!買って帰りたかったですわー^^この日は千葉に戻って千葉美術館のナイトミュージアムへ~わくわく!探検 れきはく日本の歴史 1 先史・古代 [ 国立歴史民俗博物館 ]再考! 縄文と弥生 日本先史文化の再構築 [ 国立歴史民俗博物館 ]【新品】ここまでわかった!縄文人の植物利用 新泉社 工藤雄一郎/編 国立歴史民俗博物館/編REKIHAKU 特集・歴史の「匂い」 [ 国立歴史民俗博物館 ]REKIHAKU 特集・されど歴史 [ 国立歴史民俗博物館 ]
2023.02.07
コメント(4)
年末からの晴れ続きでカラッカラだった関東も、やっとお湿り~カサカサだったお肌も一息ついて、気持ちまでホッと和み心地です^^でも今週は強い寒気団が南下するため厳しい寒さになるんだとか1月ももう半ばですし、これからが寒さ本番ですね。皆様も体調管理にお気をつけて~(^^)/先週末、千葉へ貝塚遠征してきました。この日は都内で朝イチf映画鑑賞(映画のほうはまた後日)したあと、北総線「北国分」へという弾丸スケジュールでも東日本橋駅から直通の電車に乗れたので、案外と楽に移動できました(^^)v都内からだと千葉も近いですねー。堀之内貝塚公園までは北国分駅から徒歩で約10分 堀之内貝塚馬蹄型をした貝塚で、縄文時代後期である約4000年前から約2500年前にかけて形成された遺跡。縄文時代後期前葉の標式土器型式である「堀之内式」の標式遺跡として知られている。千葉県内には約700以上も貝塚があるそうですが、そのなかでも市川市は県内で一番貝塚の密度が高い地域なんだそうです。県内の国指定史跡は堀之内貝塚のほか、曽谷貝塚、姥山貝塚の3つ残り二つも行ってみたいものです^^市内を見下ろせる小高い丘にある公園内は広々としてて、清々しい「気」が満ちていました特に清冽な気の力を感じたのは公園内の小さな祠!駒形様を祀ってるんだそうですが・・・祠の前に立っただけで目の前に赤いオーラを感じてビックリでした日頃「スピ系」とは縁遠い私ですが、土地の波動みたいなものを感じることが時々あるんですよなんでしょうねー(?_?)公園内の枯れ葉で覆われた地面には貝殻がいっぱい転がってました!え?これって貝塚の貝?こんなに無造作に露出してるなんてビックリ~w(゜o゜)wついつい拾ってしまいそうになったんですが、標識には「遺跡を絶対に掘らないこと」「遺物等は採取しないこと」と書かれていたので諦めました😅ヾ(^^;)公園脇に建つ市川市立考古館は昭和47年(1972年)に開館。とても立派な建物でしたが、さすがに年代が経ってるせいか設備的には少々古いような気もー💦でも展示室は市内遺跡から出土したものを中心に、とても分かりやすい展示構成で簡潔ながら最新の知見を取り入れた解説がとりわけ素晴らしく感じました 館内の撮影は許可証が必要だったので、受け付けで申請して許可証をいただきました土器や土偶はもちろんのこと、特に注口土器が魅力的~↑3つとも<縄文後期 堀之内2式> ↑<縄文後期 注口> 五線譜(3本線だけど^^)にト音記号みたいな模様がキュート~↓の<縄文後期 小形鉢>も口縁部の流線&装飾がスタイリッシュ(〃▽〃)弥生時代の展示も優品揃いだったんですが、こちらは例の如く駆け足で^^この日のランチとオヤツタイムはまた明日にでも(;^^)/
2023.01.15
コメント(6)
先日、水子貝塚資料館に行ったおりに購入したグッズ「オリジナルペーパークラフト」を作成しました最初は「切って貼るだけだから楽勝」なーんて軽く考えていたんですが、いやー、なかなかの難作業でした 手順が丁寧に書かれた説明書を見ながら円形部分の「のりしろ」を切り取る細かい作業が大変で大変で・・途中で集中力が切れてキーィ(≧へ≦)となりそうに~💦 胴部、底部、口縁部、頭部、尾部をそれぞれノリで貼り付ける作業も困難をきわめ、クリップで固定したり、セロテープで補強したりと苦労の連続😅 それでも、なんとか無事に完成して良かったですちなみに本物はコチラ今日は新年初のストレッチヨガ教室に行ってきました。コロナ禍以降、入館時には利用記名票に体温など書いて提出しなきゃいけなかったんですが、今年から不要になっててビックリ!死者急増のコロナ第8波真っ只中なのに・・・大丈夫なんでしょうかね?(?_?)大人のペーパークラフトー幾何学カミカラー 切り取って使える型紙つき [ 中村 開己 ]手ぬぐい 火焔型土器 縄文 【公式】 縄文土器 いぶき 新潟 十日町 笹山遺跡 国宝 手拭い てぬぐい 信濃川 縄文雪炎 JOMON タペストリー 壁掛け アート デザイン 日本製 あたたかみ 癒し 縄文手ぬぐい本舗 注染 プレゼント ギフト Kaen-gata Doki 人気な1枚 秋縄文土器ガイドブック 縄文土器の世界 [ 井口直司 ]ブックカバー 新書 大判 文庫本 単行本 縄文グッズ 紙 ミュージアムグッズ 考古 おしゃれ かわいい フリーサイズ 日本製 a5 a6 文庫 46版 四六判 新書版 大きめ 本 カバー 保護 自由 カスタム プレゼント ギフト 遮光器 火焔式土器 土偶
2023.01.12
コメント(6)
例年、成人の日って雪や雨が多いですが、今日は暖かくて穏やかな成人式日和でしたねー新成人の皆様、おめでとうございます🎉社会人として大きく飛躍されますように!今日は今年初のヘアカットに行ってきました。美容室のスタッフさんによると、成人式出席予定だったお客さんの中にコロナ罹患のため予約をキャンセルしたかたがいたんだとか。まー、なんという悲運可哀そうですよね😢おそらく振袖などの衣装も1年位前から予約してたでしょうにね今日は年始め縄文散歩の続きをば水子貝塚をあとにして徒歩で志木市埋蔵文化財保管センターに向かいました。Google先生によると30分以上かかるということでしたが、一人歩きの気軽さで自然が残る富士見市~志木市界隈をのんびりとテクテク~ 途中には野菜の直売所や玉子の自販機も!玉子の自販機って初めてみましたわ~新鮮な玉子を買いたかったんですが、いかんせん割れ物ですしねー。涙をのんで諦めました志木市埋蔵文化財保管センターは外観が可愛いうえ、木組みの天井や窓からの光がたっぷりと差し込む明るい空間で、とても居心地良かったです 展示室自体はとてもコンパクト^^でも、棚にはズラリと土器が並んでおり、なかなかの迫力~驚いたことに、入館と同時に学芸員さんが出てきてくださって丁寧にガイドしていただけました。展示品は旧石器時代~中世・近世までと幅広い内容でしたが、私はもっぱら旧石器時代~縄文時代の棚をメインに見学スタッフさんのお話が興味深すぎて、撮影はおろそかになってしまった(笑)ので、HPより画像お借りしましたm(__)m↓ 自分で撮影したのは、たったの2枚だけ😅 ↑人と蛇が向かい合っているデザインの土器。煮炊きに使った土器なのに、なぜにこんなユニークなデザインが施されているんだろう(?_?)と、土器談義(笑)も盛り上がって楽しいひとときでした他にも発掘作業のことや、原産地から消費地へ運搬されたであろう旧石器時代の黒曜石の背景なども懇切丁寧にわかりやすく説明していただけて、とても勉強になりましたなにしろ普段は周りに縄文愛好家はいないので、縄文ネタをお話できるだけで嬉しくて~ww超初心者的な疑問にも一つ一つ丁寧にお答えいただいたスタッフ様、本当にありがとうございました埋蔵文化財保管センターアクセス 東武東上線志木駅・柳瀬川駅よりバス「第二福祉センター前」下車すぐ入館料 無料開館日時 平日9:00~17:00(最終入館16:00まで)旧石器時代~弥生時代など古代ファンのかたにはオススメのスポットですお近くのかたはぜひぜひ~\(^^)ただし開館は平日のみなので、お仕事のある人には少々行きづらいかもですが💦
2023.01.09
コメント(6)
昨日、本年度最初の縄文歩きをしてきましたまずは東武東上線みずほ台駅から20分ほど歩いて水子貝塚公園へ水子貝塚武蔵野台地の新河岸川沿いの縁に位置する縄文時代前期(約5500~6000年前)の遺跡。縄文時代前期の貝塚として最大規模。貝塚を伴わない縦穴住居跡もあると仮定すると住居総数は100軒を超えると考えられている。国指定史跡。 広々とした公園には復元された竪穴住居が点在し、なんとものどかな光景でした^^展示館には犬の骨と一緒に埋葬されていた15号住居跡の人骨(女性)が! この近辺では旧石器時代~縄文時代~弥生時代~古墳時代~平安時代と長きにわたって人々が住んでいたんだそうです。台地緑辺部の豊富な湧き水や河川が豊かな自然環境を育み、人類にとって住みやすい環境だったとか。 資料館には様々な出土品がズラリ~左上は三脚石器 縄文前期 三脚に似たチャート製の異型石器左下は異型石器 縄文前期 錨型のチャート製の石器。ちなみにチャートとは珪質の堆積岩です。↑注口土器 縄文後期 堀之内式土器毎回思うことですが、縄文時代の注口土器って現代の急須と寸分たがわぬ姿今の暮らしでも十分使えそうなデザインですよね~^^↑左は人面装飾突起(縄文中期)や土偶の破片(縄文後期)など。右上の上は蛇装飾突起(縄文後期)と土板(縄文晩期)土板どのように使ったのかは不明だとか😅↑「ムササビ土器」の愛称で呼ばれていた獣面把手付土器(縄文中期 勝坂式土器)実際にはイノシシと人の顔を表現したものとか⁉甲府盆地土器の特徴である雲母を含んでいることから、甲府盆地周辺からの搬入品と考えられているようです 石器や弥生時代のモノも充実していたんですが、先を急ぐのでそちらは省略ヾ(^^;)でもコチラは忘れずにチェックしました展示館にあったオリジナルグッズコーナー公立資料館でグッズを置いてるところって珍しいかもすべて手作り品で素朴な味わいがいい感じでした土偶ペンダントと土偶マグネット、ペーパークラフトと埴輪ちゃんを購入して、マグネットはさっそく冷蔵庫へペタリ~^^埴輪はガチャの土偶達の横へ。。。。。。。。でも、実は途中でぶつかったせいか片腕が折れちゃってボンドで接着ー!ま、「接着跡で味わいが深まった」と思うことにしましょー(*´艸`*)ミニ土偶人気の3種セット【送料込】【送料無料】遮光器土偶 マグネット サイズ:7cm【送料無料】南部鉄器 鉄分補給 南部鉄偶 [遮光器土偶]【ポイント5倍!+クーポン】手帳 2023 マトカ 2023年1月始まり ダイアリー スケジュール帳|B6サイズ マンスリー・スタンダード(月間ブロック)『土偶|DOGUU』 大人かわいい 縄文時代 古墳時代 埴輪 ハニワ
2023.01.07
コメント(6)
前回、2022年度myビックニュースを3つあげましたが、肝心なモノが抜けおちてました💦縄文沼にハマるコレが今年一番のハイライトだったかも~(*´艸`*)縄文関連の日記 なにしろ、縄文土器ってシンプルなものからおどろおどろしいほど装飾過多のものまで実に多種多様造形的には面白いけど、実用から考えると「使いにくいんじゃない?」と思える凝ったデザインが多くて、見れば見るほど不思議です(?_?)土偶のほうも遮光器土偶やみみずく土偶等、ユニークなものばかりでチャーミングこれまでは「土偶は妊娠した女性を表現している」という説が有力だったようですが、新進気鋭の研究者・竹倉史人氏の著作「土偶を読む」によると「土偶は植物や貝類の精霊をかたどったもの」という新説も出現土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎 [ 竹倉史人 ]↑最初は「トンデモ本」かと思ったけど、論理的に積み上げた説は説得力大でした専門家の先生方は「学術的にはナンセンス」というご意見のようですが、素人から見ると意欲的かつ文章力&表現力豊かな一冊「目からウロコ」的な楽しさを堪能させていただきましたでも実際のところ、文字がない縄文期の精神性はいまだ解明不可能というのが現実探れば探るほど謎が深まるばかりの「縄文ラビリンス」(笑)を来年もおおいに楽しもうと思ってますで、今年の縄文納め(笑)と一昨日、飛ノ台史跡公園博物館へ行ってきました新船橋駅から徒歩8分ほど飛ノ台史跡公園博物館縄文時代の人が住んでいた場所にできた博物館です。縄文時代早期の遺跡「飛ノ台貝塚」や市内の縄文遺跡から出土した遺物等を展示しています。また、遺跡を復元した「史跡公園」が隣接しており、遠い祖先の息吹を感じ取れる異空間です(船橋市HPより)博物館横の「史跡公園」史跡公園(飛ノ台貝塚)約8,000年前の縄文時代早期の遺跡現在までに住居跡25軒、炉穴およそ400基、貝塚およそ40か所が発見されています。↑入場料110円。いただいたリーフレットは、ページ数は少ないものの出展土器の画像が多数掲載されてるのがありがたや~学制150年記念展 ガッコウの下の遺跡-船橋の縄文時代中期-開催期間 令和4年12月17日(土曜日)~令和5年2月5日(日曜日)開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日 月曜日(1月9日を除く) 12月29日~1月3日、1月10日入場料 一般110円、小~高校生50円(常設展示の見学もできます) 船橋市内の中学生以下は無料。ズラリと並んだ土器は圧巻~(〃▽〃)基本的には撮影✖だったようですが、撮影申請を提出して撮影させていただきました。館によっては「snsなどに掲載はNG」と明記されていることが多いんですが、今回はそのへんの明確な指示は見受けられなかったので、撮影画像の一部をちょこっと掲載させていただきます<(_ _)> ↑高根木戸遺跡↑海老ヶ作貝塚 ↑ユルギ松遺跡 動物意匠文付土器(勝坂Ⅲ式)右側面はオオサンショウウオだと思うんですが左は?蛙っぽいような(?_?)気になった土器がもうひとつ(右側)「器台型土器」というらしいんですが・・・お風呂の椅子みたい~いやー、見渡す限りの土器・土器・土器❣3巡くらい回って(笑)堪能させていただきました先月行った「加曽利貝塚」といい「千葉県埋蔵文化財センター」といい、見応え充分なものばかり(どちらもまだ日記アップできてませんが💦)千葉って貝塚&遺跡の密集地帯だったんだ!?と、改めて驚かされました来年もしばらく千葉通い(笑)が続きそうです行きたいスポット市原歴史博物館国立歴史民俗博物館市川考古博物館印西市印旛歴史民俗資料館船橋でたっぷりと土器にまみれた(笑)あとは、先日入りそびれたカフェをリベンジしようと思い、代々木公園へ~が!続きは、また明日(たぶん💦)(^^)/土偶を読む図鑑 [ 竹倉 史人 ]
2022.12.29
コメント(6)
昨日、天沼弁天池公園内にある杉並区立郷土博物館分館へ行ってきました。週末のXmasを控えて賑わってる荻窪駅から徒歩10分ほど天沼弁天池公園ではチビッ子達が寒風にも負けず元気に遊んでました^^昨年の春、杉並区立郷土博物館本館のほうへは行ったことがあるんですが、分館のほうは未チェックだったため、今回お初~。「発掘された縄文時代 割れた石棒のなぞにせまる」会期 令和4年11月12日(土)~令和5年1月22日(日)開催時間 午前9時 ~ 午後5時 休館日 月曜日、毎月第3木曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館日)入館無料展示内容光明院南遺跡は荻窪駅の西側にある光明院の周辺に位置しており、縄文時代を中心に長い間、人々が生活していたことを示す痕跡が発見されています。光明院南遺跡からは、昭和初期以降、これまで8度の発掘調査が実施され、土器や石器だけでなく、石棒まで多くの資料が出土しています。今回の展示では、これらの出土資料や分かりやすいイラストも使って、縄文時代の人々のくらしや祭祀について紹介します。土器や石器、区の指定文化財の石棒など百八十点が出展。(HPより)↑受け付けで発売されていたリーフレット、なんと100円!(15ページ)とても丁寧かつ見やすくて、このお値段は驚異的な安さ素晴らし~い\(^o^)/ ↑光明院南遺跡 土器 ↑左、右ともに向方南遺跡展示室はコンパクトな空間で展示品数も少なめだったので、一人で見て回るとあっという間に終了でも、このあと「学芸員による展示解説」に参加して学芸員さんの詳細な説明をお聞きできたので、展示品や展示写真への理解がグッと深まりましたありがたや~今回一番驚いたのは竪穴式住居内の炉に土器が使われていたこと! 炉は火を焚くため、住居のほぼ中央に設置されてるんですが、光明院南遺跡では底部が欠いた深鉢形土器を埋めて炉として利用していたとか↑右が埋甕炉(まいようろ)左は石囲炉石囲炉の写真は観たことありますが、埋甕炉は初めて知りました。それと今回のメインである石棒についての推測も初耳~!柄鏡形住居円形の住居跡に張り出し部分を設けた住居。まつりをするための住居と考えられている ↑まつりのイメージイラスト^^柄鏡形住居跡発掘の様子から「石棒は祭祀のさい割られ、そのあとに焼かれたのではないか」と考えられているそうです。以前、受講した市民講座でも「石棒は焼かれていた」という説が出てたので、学芸員さんの解説はとても興味深かったです自分一人で展示物を見る場合、ついつい展示物にばかり気を取られて解説文は見落としがち💦こうやって、学芸員さんの解説をお聞きすると新たな気づきがたくさんあって本当に得難い体験でしたホットな体験のあとはクールダウンするため(笑)、ソフトクリーム屋さん「SHUN RAKU 」で休憩タイム~ 外観は撮り忘れたので商店街さんのHPよりお借りしました<(_ _)>NON-GMO(非遺伝子組み換え飼料)で育てられた北海道ジャージー牛の生乳100%使用!北海道ソフトクリームはサッパリとしたくちどけで甘さ控えめこれだけでも充分美味しかったんですが、今回は蜂蜜かけ放題(笑)をチョイスしました^^ハチミツは季節によって違うようですが、この日は<れんげ><もち><そば>の3種類。どれも美味しかったけど、黒っぽい色の<そば>が濃厚でアイスとの相性ピッタリ<アイスに蜂蜜>という組み合わせは初体験!お互いの持ち味を引き立てあって抜群の美味しさでした食後に店頭で数種類の蜂蜜を試食させていただいて<えんじゅ>を購入して帰りました 槐(えんじゅ)マメ科の木で、夏に黄白色の小さな花を咲かせます。この花から採蜜された蜂蜜はフルーティーな香りとみずみずしい上品な甘さで、さっぱりとした後味。あまり出回ることのない北海道産のとても希少な蜂蜜です。爽やかな香りとコクのある甘さがなんとも美味~蜂蜜好きのワタクシメ、ここもリピ確定です縄文人の石神 大形石棒にみる祭儀行為[本/雑誌] (考古学リーダー 20) (単行本・ムック) / 谷口康浩/編【ふるさと納税】北海道産はちみつ 2種食べ比べ セット えんじゅの花 ナタネの花 各600g 合計1.2kg 各1個 純粋はちみつ 蜂蜜 ハチミツ ハニー 国産 荒井養蜂場 北海道 北広島市加工 送料無料
2022.12.19
コメント(4)
そろそろ12月も中旬にさしかかりましたね。先週は穏やかな晴天が続いていた我が地域、明日はお天気は下り坂の模様とか。でも週中からはまた晴れやかな冬日和が続きそうです今日はリビング出窓の掃除とカーテンの洗濯を済ませ、大掃除は着々と進行中~(^^)vでも年賀状はまったく手付かずのままです💦そろそろ兎のデザインを探さなくちゃー今日は中途半端なままになってる高野山旅行の続きをば三日目、橿原考古学研究所付属博物館を見学後、橿原神宮前駅から電車を乗り継いで京都へ~京都駅でコインロッカーを探すのに手間取りながら、なんとか次の目的地「京都市考古資料館」へ辿り着きました 京都市考古資料館京都市内の発掘調査により発見された考古資料を展示公開するため昭和54年に開館。建物は「西陣織物館」として大正3年(1914)建築されたもので、設計はモダニズム建築の先駆者として知られる本野精吾教授(京都高等工芸学校・現在の京都工芸繊維大学)。一階には特別展示コーナーもあったようですが、残念ながらこの日は特別展は終了しており二階の常設展示のみを見学しました ↑一階ホールに展示してあった人形代たぶん特別展のおりに展示していたものでしょうけど、なんとも禍々しいオーラが漂いまくってました😅<呪物ランク特級>ですってー「京都市考古資料館×京都国際マンガミュージアムコラボ企画考古資料とマンガで見る呪術-魔界都市京都-展 (既に終了)」2022年7月14日(木)~9月5日(月)常設展示は残念ながら縄文時代の品は少なめでした 弥生~江戸時代にいたる展示v↑人物埴輪(巫女) ↑脚付子持壺 ↑須恵器 装飾台付 ↑須恵器 装飾付器台弥生・古墳時代の出土品はいつも素通りすることが多い私にとっては、どれも非常に新鮮に感じました^^一番珍しく感じたのはコチラ 墨書人面土器奈良時代から平安時代初めにかけて見られ、最も多く出土するのは奈良時代の都である平城京。人面は疫病神を表現したものといわれ、病気になった人が息を吹き込み、川や溝に流したものと考えられている。字を書いた墨書土器は観たことありますが、こんなふうに顔を描いたものを観たのは初めて!上記の解説だと「疫病神」の表現ということだけど、なんだかユーモラスな表情ばかりのような?😅このへんで少々疲れたため、京都駅に戻る前に鶴屋吉信本店隣にある「tubara cafe」で休憩しました 外観は和風でしたが内装は白を基調とした北欧風のインテリア窓から庭の緑が眺められ、広々とした気持ちのいい空間でした。 いただいたのは生つばら2個とドリンクのセット 餡は5つのフレーバーから選べたので、栗と抹茶をチョイス。もっちりとした皮に包まれた餡は上品な甘さで、いかにも京風の雅なお味でしたみかけよりボリューム感あって、けっこう食べ応え大まっ~たりと過ごした京時間、至福のひとときでした◇鶴屋吉信 つばらつばら 栗づくし12個入 _ お歳暮 ギフト 2022〈鶴屋吉信〉つばらつばらTBR10[A]glm【RCP】_Y110831000012_0_0_0
2022.12.12
コメント(6)
昨日は昔のパート仲間さんと久々にランチしてきました。またまたパンケーキ彼女はコロナ禍以降、家にオコモリ状態が続いてるので、お会いするのは約2年ぶり!ごくたまーに駅前まで出るくらいで、近所をお散歩&買い物する以外はいまだにホトンド外出しないんですって~エベレスト級に積もりに積もった話に花を咲かせていたら、あっという間に4時間近くもカフェに居座っちゃいました(爆)お店のかたスミマセンコロナ前は都内散策にいつもお付き合いいただいていたし、撃てば響くような阿吽の呼吸の会話を楽しんできました^^とそれはさておき、同窓会旅行の日記が滞っているのでチャチャっとかいつまんで( ..)φ2日目に旧友達とはサヨナラして、3日目は一人で縄文さんぽしました。まずは橿原神宮前駅から徒歩で15分ほどの橿原考古学研究所付属博物館へ途中、橿原神宮外苑にある「イトクノ森古墳」という表示に惹かれて池田神社へ寄ってみました。 イトクの森古墳前方後円墳。史跡指定はされていない。古墳名は『諸陵図考』の畝傍村に懿徳天皇(第4代)の陵が所在するとの説に基づく。現在は墳丘上に池田神社が所在する。明治期の採土に際して土器・石槍・石鏃などが出土している。(HPより)古墳といっても前方部は既になく、後円部の上に神社の祠が立っていました。で、ノッケから脱線しちゃいますが・・・旅行前、夫との会話の中で「航空母艦 瑞鶴」のことが話題になったんですが、な、なんと池田神社のすぐ横に「瑞鶴の碑」を発見 瑞鶴大日本帝国海軍の航空母艦。翔鶴型航空母艦の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争)末期の1944年(昭和19年)10月25日にエンガノ岬沖海戦で沈没。なんとも不思議なご縁にはビックリでした 今回の旅行は友人達との再会が主目的。でも、それと同じくらい楽しみにしていたのが、ここ「橿原考古学研究所付属博物館」です橿原考古学研究所付属博物館奈良県立の埋蔵文化財調査研究機関。現在まで存続している公的な埋蔵文化財研究機関としては最も古い歴史を持つ。初期の纒向遺跡をはじめ、ホケノ山古墳、黒塚古墳、桜井茶臼山古墳、メスリ山古墳、藤ノ木古墳、高松塚古墳などの学史に残る著名な古墳や、飛鳥京跡や東大寺、唐招提寺などの発掘で全国に名を知られる(ウィキより) 2021年11月にリニューアルオープンしたばかりで広い館内はピカピカ~✨中庭も広くてベンチも設置されてるし、見学疲れを癒すにはピッタリの空間でした^^が、残念なことにお目当てだった当館のマスコット的な土偶さんがお留守中他の博物館へ出張中だったようです。 ←サイトからお借りしました<(_ _)>この日は秋季特別展『宮廷苑地の誕生』(12月4日まで。すでに終了)も展示されてましたが、次の電車の時間もあるのでお目当ての縄文コーナーのみを小走りで~ ↑ 土偶(縄文時代晩期 前1000年~前400年) ↑土偶の足(縄文時代晩期 前1000年~前400年) ボインちゃんもいればペチャパイちゃんも(*´艸`*) ミニチュア土器や耳飾りや漆を塗った土器や装飾品などなぞ。↓こちらは初めてお目にかかった品御物石器縄文時代後期~晩期の岐阜県、富山県、石川県を中心に分布する石製品。大きな抉り部と太い刻線による文様が特徴的である。名称は、明治年間に出土した同形の石器が「御物」(皇室所蔵品)となったことに由来する。(文化遺産オンラインより)御物石器のまわりにも不思議なものがズラリ~ 説明だと「不思議な道具」ceremony objects と表示されていました^^あまりに盛りだくさんすぎてアッというまに時間が過ぎ去ってしまい、弥生時代の展示物も泣く泣く途中で切り上げました💦それでもミュージアムショップのガチャだけは忘れずにクルクル~ アキバでは見つけられなかった土偶のガチャが2種類も!4回回してゲットしたのはコチラの4体。縄文のビーナス、中空土偶、銅鐸、武人埴輪と、どれもよく出来てるけど・・意外なことに、愁いを帯びた表情の武人に一番心惹かれました橿原神宮前駅からは電車を乗り継いで京都へ【中古】 弥生人の四季 シンポジウム / 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 / 六興出版 [単行本]【ネコポス発送】
2022.12.06
コメント(8)
庭の菊が開花しました。 ↑こちらはイソギク我が家の菊は毎年虫食いだらけでヨレヨレなんですが、今年はどうしたことか無傷でとても綺麗に開花しましたここ数年は手入れもせずに<消滅>(笑)を図ってたのに・・・絶滅の危機を感じて「いいとこ見せよう」と思ったのかしら~今月受講した市民講座「地元の縄文を楽しもう」が終了しました。たったの2回だけでしたが、地元愛溢れる講師さんのお話は興味ぶかくて、とても勉強になりました 地元に特化した遺跡のお話は初耳情報ばかりで、メモするのが忙しかったです( ..)φメモメモ備忘録として、少しだけ覚え書きを*地元の遺跡Aでは「編みカゴ」が700個以上出土した。*遺跡Bでは移動に川を利用していたらしい。*昨年の『縄文2021―東京に生きた縄文人―』江戸東京博物館に展示 されていた縄文村のジオラマのモデルとなった遺跡Cでは4つのグループ が住んでいた。 *縄文中期に人口が増えた地域も後期になると住居がバラバラになって 文化的に変化する。社会が後退したわけではなく、進化したせい? 部族社会から士族社会へ移行した村もあったようだが、長続きせず 多摩地区は遺跡が減っていく。などなど。市内に数多くある縄文遺跡のことをかなり詳細に知ることができました。講義後半では山梨、長野、新潟など他の地域の資料館の情報なども教えていただけたので、今後行ってみたい博物館や資料館が爆増えですただ、途中で講師さんの私説も披露されて、少々疑問に思うような説もチラホラ見受けられました😅たとえば・・・土偶や石棒を、古事記や日本書紀に出てくる「オオゲツヒメ」や「カグツチ」に結び付けての説明や、「石棒は焼かれているものが多く、火の神であるカグツチ関連の祭事に使ったのではないか?」などの説には少々(?_?)これまで読んだことのある縄文本では神話との接点は見かけたことなかったので、ちょっとビックリま、でも縄文時代の精神性については分からないことだらけなので、いろんな仮説を考えることは可能かも・・・・そこが縄文の面白さでもありますし(*´艸`*)敷石住居関連や山にまつわるお話も楽しかったし、受講料200円×2回で縄文講話をたっぷりと聴くことが出来て充実の3時間でした今後も定期的に開催していただけると、もっと嬉しいんですけど~🤭講義が終わって帰る道すがら眺めた月。一万5000年程前の縄文人も月を眺めてモノ思うこともあっただろうな、と想像しながら家路につきました^^ただいま読書中の縄文関連本縄文人も恋をする!? 54のQ&Aで読みとく縄文時代 [ 山田康弘 ]【中古】 縄文 謎の扉を開く /縄文文化輝く会,松久保秀胤【監修】 【中古】afb【中古】縄文聖地巡礼 /木楽舎/坂本龍一(単行本)
2022.11.13
コメント(6)
先週末、アーティゾン美術館『生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎』を観たあと、銀座に寄りました。メトロを降りて三越の前から数寄屋橋方向に歩いたんですが・・いやー、人出の多さにビックリ~海外観光客の姿も増加して、道のアチコチで外国語が溢れてました^^円安を背景にして今後も増加の一途かも?経済的には嬉しいことなんでしょうが、ガランとした銀座が懐かしいような気持も~さて、この日、寄った『縄文デイズ JOMON DAYS』私以外に見学客はいず寂しいかぎりでした 『縄文デイズ JOMON DAYS』~ 縄文文化 × SDGsで日本の未来を考えよう ~ =縄文文化発信プロジェクト=開催会場 東急プラザ銀座4F開催期間 2022年10月1日(土)~2023年1月9日(月)展示内容 パネル展示、発掘品、VR(※)・映像上映入場料 大人(中学生以上) 700円子ども (小学生) 300円未就学児(小学生未満) 展示概要1万年以上にわたって存続した縄文文化は、気候変動にも巧みに対応し、様々な自然災害を受け入れながら自然の一員として暮らしてきた「縄文人」によって育まれてきました。縄文文化は、自然界の生きとし生けるものを尊び、命の再生と循環を願った文化であり、全世界で類を見ないような、大きな争いのない、ムラ同士が助け合う文化であったとも考えられています。縄文文化は、今まさに求められているSDGsの「在り方」そのものではないでしょうか。日本人として、この縄文文化を改めて見つめなおすことで、国際社会における日本の未来、日本人の未来の目指すべき姿が見えてきます。当時の持続可能な生活スタイルを映像とVRで再現。日本における縄文文化の素晴らしさを共有することにより、SDGsを推進していく原動力とします。会場内には大型板状土偶をはじめ、2021年に世界遺産登録された<三内丸山遺跡>の出土品が展示されていました。会場内は撮影OK(照明の光が反射して見づらい写真でスミマセン💦) ↑「縄文ポシェット」とも呼ばれる《木製編籠》三内丸山遺跡青森県にある縄文時代前期中頃から中期末葉(約5900-4200年前)の大規模集落跡。八甲田山から続く丘陵に位置し、標高は約20メートルで約40ヘクタールの広大な範囲に広がっており、集落は住居、墓、捨て場、大型掘立柱建物、掘立柱建物、貯蔵穴、墓・土坑墓、粘土採掘穴、盛り土、道路などが計画的に配置されている(ウィキより抜粋) ↓ごつくて少々歪んだフォルムが存在感大の土器~そもそも縄文時代というと、皆様どんなイメージをお持ちでしょうか?これまでの教科書などでは「縄文時代は狩猟・採集を基本とする生活」と記載されていたと思うんですが・・・最近の発見&研究によってその通説が覆されているようです。遺跡からの出土品をDNA鑑定したところ、多数の堅果類(クリ、クルミ、トチなど)、一年草のエゴマ、ヒョウタン、ゴボウ、マメなども栽培していたことが判明!自然の恵みの採取活動だけじゃなく、周辺に堅果類の樹木や一年草を栽培していた可能性もあるんだとか。建築技術や栽培など従来考えられていた文化水準よりもはるかに進んでいたそうです。他にも漆の精製や黒曜石やヒスイの交易、加工技術など高い技術を持つ人がいたことも分かってきてます縄文と現代を比べたイラストこういう比較ってお子さんでも分かりやすいですよね! ただ・・・会場スペースはコンパクトで展示品もやや少なめ💦コアな縄文ファンだと少々物足りない感があるのでは?と感じました😅おまけに会場内にいたスタッフさんに展示品のことを聞いてみると「いや、僕、縄文には詳しくなくて~」という応対で少々ガックリ会場内に一人くらい詳しいかたが居てくださってると嬉しかったんですけどねー(-"-)とネガティブ発言、ゴメンナサイm(__)m東京のど真ん中銀座で青森の貴重な遺跡出土品を観られるなんて、めったにないこと!感謝感謝です縄文時代に想いを馳せたあとは東急プラザ銀座4階の「マラドーナカフェ」でコーヒーブレイク 玉子の濃厚な味わい&優しいくちどけのプリン疲れが吹き飛びました~人物や文化遺産で読み解く日本の歴史(1) 卑弥呼・三内丸山遺跡・古墳 [ 千葉昇 ]【中古】縄文文明の発見—驚異の三内丸山遺跡【中古】海の邪馬台国—三内丸山遺跡が古代史の定説を変えた (ノン・ポシェット) 邦光 史郎/祥伝社/邦光 史郎 【中古】【中古】 三内丸山遺跡と北の縄文世界 アサヒグラフ別冊/朝日新聞社(その他) 【中古】afb
2022.10.18
コメント(6)
今日は予報通り、澄み切った秋晴れ~昨日生乾きだった洗濯モノもパリっと乾きそうで嬉しいです久々の掃除日和だったので、午前中は2階(一部屋だけ)の窓掃除を頑張りましたが、ほんの短時間だったのに強い陽射しにやられたのか午後は頭痛が~紫外線を浴びると人体はそのダメージから身を守るため、ステロイドホルモンなどの合成や血液中のブドウ糖を増やすなどしてエネルギー代謝を活発にするんだとか。そのせいで疲労感がアップするんですって。真夏でなくても油断禁物ですね~とボヤキつつ、昨日の続きを常設展示&企画展会場の奥の「特別収蔵庫」には展示ホールに展示しきれない優品たちがズラリと並んでおりました ガラス越しではあるものの、土器から漂ってくるオーラは迫力~特に一番手前に並んでた土器たちは存在感大 "へびのついた土器" 文様の展開図!先日山梨美術館『縄文展』で観た写真家・小川忠博氏さんの展示を思い出し~ガラス前のベンチに座って、縄文早期~後期までのズラリと並んだ土器たちを”独り占め”状態(笑)でじっくりと鑑賞至福の時間でした半日くらい座ってても飽きないかも次回は双眼鏡を持参するつもりですww体験コーナー(コロナウィルス感染拡大防止のため休止中のものが多かったです)の奥にはスタンプコーナーやパンフレットなども沢山! ↑センター発行の「たまのよこやま」が読み応え大! オリジナルブックカバーも2種類いただいて帰りました^^お目当ての縄文ZINE最新号も無事ゲット~(^^) 京橋のLIXILギャラリー(既に閉館お気に入りスポットだったのにー)で10号をゲットして以来、ずっと愛読しているフリーペーパーです縄文ZINE縄文時代をテーマにしたフリーペーパー。2015年の夏に発行以来、今回で14号。10号と11号が見つからず~ 縄文を愛するあまり(?)に、その掘り下げ方がはんぱなし!トリッキーすぎる企画や記事、ほっこりする企画などなど、カオスな紙面が楽しくて大好きなマガジンですキャッチコピーは「都会の縄文人のためのマガジン」だとか(*´艸`*)壁に貼ってる地方の博物館のポスターも魅力的✨先日の山梨遠征に続いて、また縄文旅してみたくなりますわ~土から土器ができるまで/小さな土製品を作る (縄文ZINE books) [ 望月昭秀 ][書籍のメール便同梱は2冊まで]/縄文力で生き残れ 縄文意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100 (縄文ZINE)[本/雑誌] / 望月昭秀/著[書籍のメール便同梱は2冊まで]/縄文人に相談だ[本/雑誌] (縄文ZINE) / 望月昭秀/著蓑虫放浪
2022.10.11
コメント(8)
昨夜の天気予報では今日の最高気温は26度ということでしたが、我が地域は正午過ぎても気温上がらず、ずっと20度以下💦寒寒ぅぅ~とりあえず衣替えを済ませたので、さっそく温かなニットを引っ張り出して着ています^^仕舞いそこねていた扇風機も掃除して倉庫に納めたし、パネルヒーターも出してきて部屋の中もすっかり冬体制先週末から二十四節気でいうところの<甘露>ですし、名実ともに冬の訪れを感じますね。季節の変わり目は体調の変化にも要注意息子は「秋花粉」の影響か、ここんとこ鼻水グズグズ状態が続いています自律神経のバランスも崩れがちな季節でもありますし、皆さまもお気をつけてくださいね(^^)/今日は先週末に行った「東京都埋蔵文化財センター」をば今回は以前(2019年)行った時に見逃した<特別収蔵庫>をメインに観てきました😉 「丘陵のヴィーナス」と「丘陵人の肖像」くんもお元気そう(笑)でなによりただ、展示室の中は以前と少々変わってたので一瞬ギョっとなりました木組みで囲った中が企画展でした^^ 多摩ニュータウン遺跡の土偶は縄文中期後半のものが多く、小形で顔や脚の表現が省略されたものが多いことが特長なんだそうです。でも下半身は意外とキチンと作っていて安定感がいいような気がするんですが(?_?)描かれた文様が人のように見えることから「背面人体文土偶」とも呼ばれているんだとか。↑こちらはお腹に鳴子が入っており、振ると鈴のように音が鳴る土鈴🎵企画展は「境・道・恵―多摩丘陵の3つの顔―」 期間 令和4年3月22日(火)~令和5年3月9日(木) ※年末年始および10/28(金)、11/25(金)、1/31(火)を除く展示概要平野の果てに現れる複雑に入り組んだ丘や谷。多摩丘陵は、東京と神奈川を隔てる境界にあたっています。丘陵は人々を隔てる境界=「境」となっていますが、人々は時にそこに交通路=「道」を見出して離れた地域をつなぎ、またそこに秘められた豊富な資源=「恵」を求めて集うこともありました。多摩丘陵が見せる3つの顔に人々はどのように向き合い、関わってきたのか。本展示では多摩ニュータウン地域を中心にその多様なあり方を探ってみたいと思います。(HPより) ↑石器の材料として欠くことのできないものだった黒曜石と、ごくごく限られた地域だけでしか採れなかったヒスイ✨特に翡翠は縄文時代中期には北陸でしか得られなかったため、関東地方まで運ぶ「道」が成立していたんだとか↑フォッサマグナ西縁の谷沿いに、新潟県の糸魚川から諏訪湖を経由して、関東各地へ至るルート電車や自動車などない縄文時代、移動手段は徒歩だけですよね?なんとも壮大な道のりですよねーその他、土器制作の材料である粘土の採掘の様子なども興味深かったです企画展については詳細なウエブサイトがあるので、そちらをご参照くださいませ。(手抜きでスミマセ~ン💦)続きはpart2にて<(_ _)>
2022.10.10
コメント(6)
昨日、東秋留駅から徒歩5分ほどの『二宮考古館』へ行ってきました。二宮神社に隣接して建つ資料館です。境内から地続きのせいか、厳かな雰囲気が漂ってました^^開館時間 午前10時~午後4時休館日 月曜日・火曜日・祝日(火曜日が祝日の場合は水曜日も休館日) 年末年始(12月27日~1月4日)館内には市内で発掘された土器や石器などの出土品が展示されており、珍しいモノも多々ありが、スタッフさんによると「個人で楽しむための撮影はOK、画像をsnsなどネットにアップすることはNG」ということでした。うーん、皆様にご紹介できず残念あきる野市には数多くの遺跡があり、市内各地で発掘調査が行われて、旧石器時代、縄文時代、古墳時代などの住居跡や石器などが数多く発見されてます。秋留台地の中央を流れる秋川、平井川流域を中心に100カ所以上の遺跡が分布していたんだとか展示室はワンフロアのみでコンパクト。でも、縄文時代の土器や土偶が充実の内容で見応え充分でしたなんといっても、これまで本でしか見たことがない<目が星型の顔面把手>を観ることができて大感激~ ↑考古館でいただいたリーフレットの画像弥生、古墳時代~中世にかけては不勉強のため、よくわからないんですが、たぶん好物のかたにとっては見応えある出土品もあったと思われます。平成16年に実施されたという黒曜石の荒割りや細石刃の剥ぎ取り作業写真なども珍しくて、思わず見入ってしまいました都内からは遠いので館訪問者は少なめかも?昨日もほぼ貸切状態で見学できました^^館内はキレイに掃除&整理されており、清々しい<気>が充溢~一人静かに見入ってると、脳内は縄文時代にタイムスリップして(笑)楽しい時間を過ごせました二宮神社にも参拝🙏ネーミングのせいか、嵐ファンがよく立ち寄るんだとか(*´艸`*)参拝後は「二宮神社お池」へ ↑東京名湧水57選に入る、静かな佇まいの湧水。午後は公開初日の映画『ダウントン・アビー 新たなる時代へ』を鑑賞しました🎬あらすじ1928年、英国北東部ダウントン。広大な領地を収めるグランサム伯爵ロバートらは喜びの日を迎えていた。亡き三女シビルの夫トムが、モード・バッグショーの娘と結婚したのだ。華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーが莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。謝礼は高額だ。父の反対を押し切ってメアリーは撮影を許可し、使用人たちは胸をときめかせる。一方、ロバートは母バイオレットが、モンミライユ男爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせに驚く。その寛大すぎる申し出に疑問を持ち、妻コーラ、次女イーディス夫妻、トム夫妻、引退したはずの老執事カーターとリヴィエラへと向かう。果たして海辺の別荘に隠された秘密は、一族の存続を揺るがすことになるのか―!?TVドラマ版は2シーズン観たものの、映画版の1は見逃し~(>_<)今作はテンポのいいドラマ運びだし、ドラマ版・映画版どちらも未見の人でもすんなりと物語に入っていけたのでは?美しい邸宅とゴージャスな衣装、南仏の光に満ちた景観などなど、大画面で観るのにピッタリの映像を堪能できました非日常に浸りたいかたには超おススメ映画でーすまだ公開直後でもあり、ネタバレになるといけないので、めちゃくちゃ楽しめました❕という感想のみでm(__)mダウントン アビー シーズン3 1〜5 (全5枚)(全巻セットDVD)【レンタル落ち中古】[洋画/海外ドラマ]【中古】(未使用・未開封品) Downton Abbey a moorland holiday ( Christmas Special 2014 )/ ダウントン アビー ムーアランド ホリデイ ( クリスマス スペシャル 2014 )[DVD f4u0baa
2022.10.01
コメント(6)
気持のいい秋晴れが続いていますね昨日今日とドッサリ溜まってた洗濯物も片づけたし、窓ガラスも磨いてスッキリです~✨暑さが戻ってきて汗ばむ陽気だけど、漂う空気はもうすっかり「秋」ですね近所の遊歩道はドングリがいっぱい転がってて歩きにくいほどドングリシーズンって、もうちょっと後だったような気がするけど・・・・今年は早いのかも?今日は山梨県立美術館『縄文―JOMON―展』の続きをば第2章 UTSUKUSHII形態や文様に美しさを見出す土器を展示。 左は<深鉢形土器(水煙文土器)>釈迦堂遺跡 中期後葉(展示期間:9/10~10/10)右は<深鉢形土器> 殿林遺跡 中期後葉どちらも重要文化財です。 左は<深鉢形土器>天神遺跡 前期右は<深鉢形土器 (埋甕)>釈迦堂遺跡 中期後葉 重要文化財このフロアの土器はシュっとしてシャープな印象のものが多かったですその極めつけはコチラ <深鉢形土器> 小屋敷遺跡 中期後葉(末)なにやら古代エジプトやギリシャの壺を思わせる趣き(〃▽〃)このフロアに出展されている土器10点のうち3つ展示されている釈迦堂遺跡博物館は山梨県内では一番東京に近い博物館❣なので、昨年開催された企画展『みずけむり -山梨県の水煙文土器ー』のおりは行く気マンマンだったんですが・・・・駅からのバス便の本数が少なくて結局行けずじまいでした。(徒歩だと1時間)山梨県内の他の縄文関連博物館も、電車やバスだと不便な場所が多くて、車がないと行きにくいのがネックそういう意味では今回の特別展、ホントに「待ってました!」の気分でした出品協力館6館から選りすぐりの逸品が集まってるので、一カ所ですべてを観られるなんてアリガタイ~╰(*´︶`*)╯第3章 KAKKOII格好良さが全面に表れている土器の実物と名品の写真を紹介。 左は<深鉢形土器> 釈迦堂遺跡 中期中葉右は<深鉢形土器> 酒呑場遺跡 中期中葉 左は<深鉢形土器> 石之坪遺跡 中期中葉右は<深鉢形土器(水煙文土器)> 津金御所前遺跡 中期後葉 このフロアで一番ハートにドキュン💘ときたのはコチラの土器 <深鉢形土器> 天神堂遺跡 中期中葉殷時代の青銅器を思わせるような造形で、スピチュアルな香りがプンプン~すっごいオーラを感じました(〃▽〃)←図録の表紙を飾ってます今展は1点づつショーケースに入れられるものが多いので、グルリと回って360度の方向からジックリ観察できるのも嬉しいところ展示のラストはエピローグ 展開された”JOMON“実物の周りを展開写真で巡らすことで、新たな縄文土器の魅力を。 写真家・小川忠博氏の作品です。土器の装飾をこんなふうに展開するという発想がステキ~大アップで模様を眺めると、ホントに縄文人のデザインセンスの素晴らしさを改めて感じます各章の会場に展示されていた他の小川氏の写真も素晴らしくて、縄文のエネルギーがダイレクトに伝わるものばかり ↑”妖怪人間ベム”系(笑)がズラリ~ミュージアムショップも充実していたので、ついついアレもコレもと、私にしては珍しく(笑)大量買いしちゃいました こちらはレストラン「アート・アーカイブス」の期間限定スイーツ「JOMON―フロート」(コーヒーorココア) チョコレートアイスの上には、ドングリを模したアーモンドチョコと土器型のクッキーが土器や土偶の迫力に魅せられて喉が渇いてたため、一気飲みでしたコーヒーフロートでクールダウンした後は、館内の「コレクション展」と隣の文学館も鑑賞そちらは、また後日(^^)/(明日から美術展や病院などの予定が続くため、またしばらく開店休業になるかも~💦)
2022.09.26
コメント(8)
週末、山梨県立美術館で開催中の『縄文―JOMON―展』に行ってきました。特急「あずさ」に乗ったのは久しぶり~前回はkちゃんライブ遠征の河口湖だっけな^^2017年7月 縄文時代の不思議と謎電車の中では予習(笑)を兼ねて『縄文時代の不思議と謎』を読書1時間ちょいの電車移動でしたが、プチ旅行気分を満喫できました山梨県立美術館へは甲府駅から路線バスに乗って ここは長女が小さい頃に行ったことがあるような気がするんですが・・・・アルバムを探しても見つからずうーん、勘違い?ミレーを観たような覚えがあるんですがねー(?_?)外観は四角い箱が連なるレンガ作り、エントランスホールの吹き抜けは解放感溢れる空間でした✨展示会場も天井からの光がふんだんにあたる伸びやかさが心地よかったので、「設計したのは誰だろ~?」と頭に引っ掛かったんですが・・・帰宅後調べてみると、なんと前川國男さんの設計でしたあらまーw(゜o゜)w確かに言われてみれば前川さんらしい雰囲気ただ、先日行った「さいたま歴史と民俗館」のような重厚さは皆無。前川氏独特の”打ち込みタイル”が使われてなかったせいかも?どうやら”打ち込みタイル”方式は、漏水や断熱の不充分さ&公費がかさむなどの問題が出てきたため、山梨県立美術館はセッ器質タイルを使い、窓周り等の複雑な場所はコンクリート打ち放しにしたんだそうです。なるほどーと、と、と話が縄文から逸れてしまいました💦”縄文さんぽ”と”建築さんぽ”、どちらも甲乙つけがたく心惹かれるもので(^^ゞ縄文―JOMON―展“縄文王国”山梨の土器・土偶と写真家 小川忠博の縄文像会期 2022年9月10日(土)~11月6日(日)会場 特別展示室驚いたことに会場内はすべて撮影OKでしたなんという太っ腹な~ありがたやありがたやでも、そんなことならデジカメを夫から借りてくればよかったなと後悔しきり💦会場内は5つのフロアで構成されてました エピローグ 展開された”JOMON“1万年以上も続いた縄文時代における土器の変遷を、典型的な作品でたどるとともに優れた石器や骨角器などの出土品も写真で紹介 ↑左はすべて<深鉢形土器> 酒呑場遺跡 中期中葉オール重要文化財です✨左は<深鉢型土器(水煙文土器)> 北原c遺跡 中期後葉右は <深鉢型土器(獣面把手付土器)> 甲ツ原遺跡 中期後葉<注口土器> 金生遺跡 後期↑今でも使えそうなくらい洗練されてますよね~第1章 KAWAII土偶の名品の数々と、愛くるしい人面装飾付土器などと、全国各地の個性的な土偶を写真で紹介。 <土偶(円錐型土偶)>鋳物師屋遺跡 中期「子宝の女神 ラヴィ」の愛称で親しまれている土偶ちゃんお腹の真中を通るのは”妊娠線”? 左<土偶>釈迦堂遺跡 中期中葉中<土偶>釈迦堂遺跡 中期中葉右<土偶>一の沢遺跡 中期中葉皆さん、お口ポカーンの表情が、なんとも和みます <土偶(仮面土偶)> 後田遺跡 後期 <深鉢形土器(顔面把手付土器>竹宇1遺跡 中期中葉 <土偶(中空土偶)> 金生遺跡 晩期 <有孔鍔付土器(人体文付有孔鍔付土器)> 鋳物師屋遺跡 中期中葉なぜか3本指そういえば、上のラヴィちゃんも3本指でした。なんとも不思議な造形ですわ。思わずマジマジと見入ってしまったのはコチラ <深鉢型土器(顔面把手付土器/出産文土器)> 津金御所前遺跡 中期中葉お腹(?)からひょっこり顔を出したベビーが、リアルすぎ~後ろにも、もう一人顔を出してました。双子ちゃんかな?(?_?)今回一番心惹かれたのは、この子<土偶> 向原遺跡 中期中葉見てるだけでコチラまでニコニコ顔が伝染しちゃいそう(⌒∇⌒)土偶って、わざと壊したかのようにバラバラに割れた状態で出土することが多いそうですが、なぜなのかはいまだに不明そもそもなんのために作ったのかも分かってないし💦女性を思わせる造形が多いので、豊穣再生の祈り・豊穣祈願説、鎮魂説、人形(ひとがた)説(人の形を象ったものに穢れや厄を移す)などなど、仮説は実に多種多様!でも、いかんせん文字がない時代だから、彼らの精神世界はまったく不明のままです土器や土偶、住居、骨などなど、科学的な分析は刷新されても、肝心の「何を考えてこんなものを作ったのか?」はすべて推測するのみ、というのが現況のようですまぁ、その「なんだかよく分からない縄文人の世界観」そこが縄文に心惹きつけられる大きな要因かも~画像整理しながらの作業のため眼が疲れてきたので、続きはまた明日にでもm(__)m一応、名前など、図録で確かめながらアップしてますが、もし間違いがありましたらお許しくださいませ土偶を読む図鑑 [ 竹倉 史人 ]縄文土偶ガイドブック 縄文土偶の世界 [ 三上徹也 ]はじめての土偶 [ 譽田亜紀子 ]【送料無料】土偶手帖 おもしろ土偶と縄文世界遺産/譽田亜紀子/武藤康弘縄文土器ガイドブック 縄文土器の世界 [ 井口直司 ]
2022.09.24
コメント(10)
9月も中旬に入るというのに、ムシムシと暑い日が続きますね~西日本では猛烈な残暑が続いているようですし、台風情報も気になるところ12.13.14号と続けざまに影響がありそうですので、西日本地域の方々は今後の予報に要注意ですねちょうど三連休あたり全国的にも影響が出そうなので、皆様もお気をつけて~(^^)/ここ数日、マイナポイント、ペイペイ登録に振り回されてました(@へ@)どちらもすでに登録済だったんですが「今月中に健康保険証の利用登録や公金受取口座の登録をするとポイント付与」と聞いて、大慌てマイナポータルのほうはスイスイと完了したんですが、ペイペイのほうはなぜか「本人確認ができませんでした」となってしまって、頓挫~💦一度躓くと、やる気がドッと失せてしまう私で、そのまま数日放っぽってたんですが、本日再チャレンジすると、すんなりOKでしたうーん、最初のはいったい何だったんだろ~(?_?)今日は先週の横浜さんぽの続きをば阪東橋駅から関内駅に移動して「神奈川歴史博物館」へ~ここは10年近く前、近代建築さんぽの折に寄ったことあるんですが、展示物はほとんど見てなかったかも~(^^ゞ今回は常設展の縄文関連のモノだけ観てまわりました。 ↑土で作った耳飾りや貝殻で作ったペンダント(?)など、縄文人さんって、なかなかのシャレ者~ ↑左は ヘビ型の装飾付きの鉢 縄文中期 右は深鉢型土器コチラは縄文時代草創期のお茶碗(?)説明には「簡素な作りながら、薄く堅く焼かれており、土器づくりの技術は既にしっかりしている。底は丸い 縄文時代草創期(約16000~13000年前)」と書かれてました。すっごくシンプルだけど、ナナメ線模様がスタイリッシュでステキ~(〃▽〃)土偶さん達も個性的な面々がズラリ上段左 西塚貝塚 上段右 平沢道明遺跡下段左 三ッ沢貝塚下段中 ?コレはチェックし忘れ💦下段右 顔面把手味わい深い表情の「顔面把手」< 横浜市栄区公田ジョウロ塚遺跡出土>ホッペの模様は入れ墨かな?弥生期の土器もオシャレなものが揃ってました。一番気になったのはコチラ顔つきといいピアス穴(?)のある耳といい、首飾りとお揃いのヘアバンド(?)といい、目が釘付けになるほど魅力的でした下部の模様は控え目だけど、かなり繊細な趣きですし~ミュージアムショップではメモ帳を購入して大満足(*´艸`*)この後、バスに乗ってハンマーヘッドパークへ移動し、海を観ながらノンビリとティータイムしました ハンマーヘッドパークはお気に入りの憩いプレイス2020年10月 2020年10月 2021年8月 今回で4回目これまではコロナ禍のせいか、お客さんが少な目だったのに、この日はかなりの人出で賑わってました。「Kurumicco Factory The Cafe」の前は大行列だったし~やむなく空いてた「VANILLABEANS THE ROASTERY」のカフェへ「カカオのチャイティー」ビタミン豊富で抗酸化が強いスーパーフード”カカオニブ”に6種類のハーブとスパイスをブレンドしたお茶、心和む美味しさでした焼き菓子もホロホロとした口当たりで旨し~縄文土偶や土器でテンション上がった一日でしたが、海を眺めながらのティータイムでクールダウンできたし、とびきりのNICE DAY~ YAECO カカオのチャイティー 6包入 || カカオ チャイティー ハーブ スパイス カカオニブ ミルクティー オーガニック アーユルヴェーダ おしゃれ インナーケア ギフト プレゼント
2022.09.14
コメント(4)
今日は中秋の名月ですね昨夜は雲の多い夜空でしたが、今夜は期待できるかも?真ん丸お月さんを眺められるといいですね~昨日の主婦休日DAYは縄文さんぽしてきました。まずは横浜市営地下鉄に乗って「坂東橋駅」へ駅から徒歩8分ほどで「神奈川県埋蔵文化財センター」に到着 神奈川県埋蔵文化財センター先人たちの活動の痕跡(遺跡)や土器・石器などの使った道具(遺物)は、文化財を保護するための法律で「埋蔵文化財」と呼ばれています。埋蔵文化財は、地域の歴史や文化の成り立ちを明らかにする上で欠くことのできない国民共有の財産です。埋蔵文化財センターでは、発掘調査による出土品などを適切に収蔵・保管し、これらの公開・活用を通じて、県民のみなさまの歴史や文化に対する探求心、学習意欲などに応えるための様々な事業を行なっています(HPより)建物は古墳時代の円筒埴輪をイメージしたデザインなんだそうです。うーん確かに館内は嬉しいことに撮影OKでした石器時代~江戸時代までの幅広い埋蔵物が展示されていたんですが、私の興味の対象は縄文一筋(笑)なので、他の年代のものは省略させていただきます<(_ _)> 左はエントランス 右は旧石器時代の炉跡 左は石棒 縄文中期~後期 右は釣手土器 縄文中期ドッシリとした存在感溢れる釣手土器も素晴らしかったけど、↓の縄文中期 深鉢型土器の不思議な造形にはノックアウト~(≧∇≦) クネクネとした曲線とポコポコと開いた穴の面妖なこと、いとおかし~ダイナミックなエネルギー感じました諸星大二郎さんの漫画チック~3階の資料閲覧室は一段と極上の縄文パラダイス~(笑)(1階受付で見学を申し出るとスタッフのかたが3階まで案内してくださいました) 鏃や釣針や土器なども良品揃いだったんですが、土偶の充実度がピカ一👑 これまで観たことないような個性派がズラリと並んでて、圧巻でした↓とりわけ驚いたのは「はちまき土偶」ありえへーんww 注口土器も逸品揃い✨ いくら見ても見飽きない縄文ワールド、か~なり長い間居座ってしまいました(^^ゞここは、絶対にまたリピートしたいと思います😤神奈川県埋蔵文化財センターでタップリと縄文オーラを浴びたあとは関内駅に移動して神奈川県立歴史博物館へでも、その前にセンターのお隣の不思議ビルが気になったので、お次はそちらに続きます(^^)/
2022.09.10
コメント(4)
このところ、<縄文欠乏症>(笑)気味だったので、”縄文土偶で癒された~い”と、大宮の「歴史と民俗の博物館」へ行ってきました 端正な佇まいの「歴史と民俗の博物館」は前川國男・建築です博物館前には復元住居弥生時代後期(3世紀頃)も埼玉県立歴史と民俗の博物館前身は1971年に現在地に開館した埼玉県立博物館で、2006年に埼玉県立民俗文化センターと統合して現名称となった。館の設計は前川國男。前川氏の代表作の一つとして公共建築百選にも選定され、他の都道府県立博物館に影響を与えるところが大きい。建物見学は後回しにして、まずは常設展示を鑑賞~ 1階は@旧石器~弥生時代@古墳時代@奈良~南北朝時代@室町~戦国時代@美術展示室 2階は@板碑@江戸時代1@江戸時代2@明治時代~現代@民俗展示室 と各5フロアずつに分かれてました。それぞれ広いスペースにユッタリと展示されており、とても見やすかったんですが、とにかく広すぎて、各フロアをジックリ観て回ると半日くらいかかりそうなので縄文弥生近辺を集中的に観て、あとはサクサク~と走り(笑)鑑賞となりました(^^ゞ これまで色々な資料館に行ったけど、頭蓋骨を展示してる所って珍しいような?縄文人は硬いモノも噛みくだいていたせいか、顎骨が頑丈で歯のかみ合わせも上下ぴったり。現代人は顎がスリムで、歯の噛み合わせも上の歯が下の歯より前 縄文土器や土偶の種類も豊富で見応え大イノシシ型土偶がとってもキュートでした ↑煙で煤けた土器が多くて、いかにも日常生活で使ってた感が溢れてました^^右は縄文後期の注口土器。欠けた注ぎ口に漆で補修した跡があり!この頃から漆を使ってたとは、日本の漆文化の歴史の古さに驚かされます。 弥生時代になると土器もグッと洗練されてきて、今使ってもおかしくないようなデザインのモノが増えてきます^^下の土器は博物館入り口の遺跡から見つかった壺。今から1700年前の弥生後期に使われていたもので、ほぼ全体が赤く塗られているのが特長だとか。県指定文化財✨古墳時代の展示物で一番興味深かったのは下の埴輪です。古墳時代後期(6世紀)の人物埴輪 椅子に腰かけてる姿って珍しくないですか?顔に赤い化粧をして袈裟のような衣服をまとい、腰には鈴のついた銅鏡を下げています古墳時代後は駆け足で観て回ったんですが、板碑のフロアは圧巻でした これまで各地の郷土資料館でよく見かけていた「板碑」ですが、こんなに大きなものは初めてですわ板碑とは石材を板状に加工し、古代インドのサンスクリット文字である梵字で仏や菩薩などの本尊を表す種子(しゅじ)、建立の趣旨、建立の年月日などを刻んで供養する石製の塔婆。設立時期は鎌倉時代から室町時代前期に集中しており、戦国期以降になると急激に廃れ、既存の板碑も廃棄されたり用水路の蓋などに転用されたものもあるそうです。地域的には関東に集中しており、特に埼玉県内は質・量ともに全国で1番だとか。その他、各時代ごとの展示物も見応え充分だったんですが・・・・思いのほか充実していたのは美術品展示「伊東深水と近代版画」が展示されており、作品数はさほど多くないものの、趣きのある佳作揃いでした(〃▽〃) 左から《新美人十二姿》《伊達巻の女》《新美人十二姿》「伊東深水と近代版画」展示概要今年は、日本画家・伊東深水の没後50年にあたります。伊東深水は鏑木清方に師事し、美人画や風俗画を得意としました。また、「新版画」運動に参加し、浮世絵以来の木版画の継承にも尽力しています。本特集では、伊東深水をはじめ、深水と同時期に活躍した画家たちの版画作品をご紹介します。会期:令和4年8月2日(火)~9月4日(日)会場:常設展示室 第4室 ↑伊藤深水 左は《近江八景 矢橋》右は《近江八景 堅田浮御堂》深水氏が「新版画」運動に参加していたとは知りませんでした💦「新版画」の川瀬巴水、吉田博、笠松紫浪も、これまで観たことのない作品もあって得した(笑)気分に~↑川瀬巴水 ↑左は吉田博《鈴川》 右は笠松紫浪笠松紫浪は昨年「没後30年記念 笠松紫浪 ―最後の新版画」を観たんですが、↑の作風はちょっと意表をついてるような?いや~、いいものを見せていただきました~この日は他にも写真撮りまくり~(笑)でも、画像の整理がつかないので、このへんでm(__)m次回は近代建築散歩編の「歴史と民俗の博物館」を板碑の考古学 [ 千々和到 ]没後30年記念 笠松紫浪ー最後の新版画 [ 太田記念美術館 日野原健司 ]もっと知りたい川瀬巴水と新版画/滝沢恭司【3000円以上送料無料】
2022.08.16
コメント(6)
先週、東京都江戸博物館で開催中の「縄文2021―東京に生きた縄文人―」へ友人と一緒に行ってきました特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」会期 2021年10月9日(土)〜2021年12月5日(日)会場 東京都江戸東京博物館 1階特別展示室アクセス JR総武線 両国駅西口より徒歩3分 都営地下鉄大江戸線 両国(江戸東京博物館前)駅A3・A4出口より徒歩1分開館時間 午前9時30分~午後5時30分(土曜日は ~午後7時30分) ※入館は閉館の30分前まで休館日 月曜日 友人とのお出かけはホントに久しぶり~(たぶん7月の横浜以来)一人散歩や夫と一緒のお出かけも楽しいんですが、友人とお喋りしながらのお散歩はまた格別の楽しさでした 展覧会概要1万年以上にわたって続いた縄文時代。この長い時代を生きた縄文人の〝生〟の暮らしぶりとは、どのようなものであったのでしょうか?江戸東京博物館では、江戸の暮らしや文化をふり返る礎として、その源流とも言うべき縄文時代の人びと、特に東京の縄文人の暮らしに焦点をあてた展覧会を開催します。 江戸東京博物館常設展にある江戸のジオラマも凄いけど、今展の「環状集落のジオラマ」も実に素晴らしかったです「縄文のムラ」の生活の様子が再現されており、縄文人の動きがとてもリアル!ただ、皆さんえらくシュッとした八頭身的体形だったのがチト疑問でしたが~今展は「東京」という地域限定の縄文展!東京にはなんと約3,800もの遺跡があるんだとか。展示されていた遺跡mapを見ると「東京のいたるところに住んでたんだな~」と驚かされます。コロナ禍以来、都内や遠方へのお出かけが憚られる間は近場の郷土資料館へ行くことが多かったので、最近観たことのある土器や土偶もチラホラ出展されていました^^ ポスターにも使われている丘陵人の肖像(有孔鍔付土器)や土偶(丘陵のヴィーナス)は以前、多摩センターにある「東京都埋蔵文化財センター」に行ったおりに、お目にかかった(笑)ことあり~ズラリと並んだ土偶大集合コーナーにも「あれ?これは町田の資料館で見たっけな?それとも八王子の郷土資料館だっけな~?」と見覚えある顔(笑)も見受けられました ↑左手前は「筒形土偶」縄文後期 三鷹市右手前は「ハート形土偶」縄文後期 板橋区上段右は「筒形土偶」縄文後期 小金井市上段左は「筒形土偶」縄文後期 荒川区 ↑土偶 縄文後期 三鷹市 ↑土偶 縄文後・晩期 町田市 ↑ハート形土偶 縄文後期 北区 ↑板状土偶 縄文中期 八王子市 ↑こうやって、大集合してると色んなタイプの土偶があって、観てるだけでワクワク~今回、私が一番新鮮(?)に感じたのは足の土偶おそらく欠けたものだとは思うんですが、ちゃんと指が分かれているものは初めて見たような気がします。 一緒に行った友人は「鳥形土器」(右側)がお気に召した様子でした(鳥好きさん^^)なにしろ1万年以上の長きにわたって続いた縄文時代!いまだに解明できてない謎が多いからこそ、ロマンをかき立てられますわ~この日のお昼は『安美 両国総本店』でちゃんこランチを元大相撲力士の安美錦(現安治川親方)のお店だそうです。 実はわたくし、大の相撲好きww店の前に飾ってあった安美錦の写真を見て、おもわず歓声を上げちゃいました特別なファンというわけじゃないけど、柔和な笑顔が親しみやすい雰囲気のお相撲さんでしたよね~。相撲なんて一度も見たことないという友人は(?_?)という顔にww↑定食ランチの「三食つみれちゃんこ」(いわしつみれ、鶏軟骨つみれ、エビつみれ)野菜がどっさり入って、どのつみれも濃厚な旨さ~ご飯の他、漬物や副菜もついてたし、ボリュームがありすぎて全部食べ切れないのが悔しかった(笑)ほど美味しかったです以前両国で食べたちゃんこはイマイチだったけど、今回は大大満足雪辱戦(笑)、成功なりww [書籍のメール便同梱は2冊まで]/縄文土器展 デコボコかざりのはじまり[本/雑誌] / 長野県立歴史館/編土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎 [ 竹倉史人 ]
2021.11.24
コメント(0)
今日は全国的に台風一過の秋晴れだったみたいですね我が地域も青空が広がって気温も上昇夏服はもう仕舞いかけてたので慌てちゃいました今の時期って、着るモノの調節が難しいですよね~(-"-)緊急事態宣言解除までには、まだしばらくかかりそうですが・・今一番楽しみにしている展覧会は、10月に開催予定のコチラです特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」会期 2021年10月9日(土)〜2021年12月5日(日)会場 東京都江戸東京博物館東京地域限定の発掘物がメインのようなので、これまで観たことあるものが多そうですが、とても楽しみですと、縄文繋がりで今日は「日野郷土資料館」をば 先週、夫の車で行ってきました企画展「縄文の顔・日野の顔」ー地中に遺された縄文の造形ー会期 令和3年9月11日(土曜日)から令和4年3月6日(日曜日)まで時間 午前9時 から 午後5時 まで会場 日野市郷土資料館(日野市程久保550)概要秋の企画展は、縄文時代の「顔」に注目した展示を開催いたします。縄文時代中期の土器には、縁の部分に顔を表現した「顔面把手」と呼ばれる突起を伴うものがあります。本展では、日野市内の遺跡から出土した顔面把手や土偶を展示します。人か獣か、それとも神か精霊か。不思議な表情をしたいくつもの「顔」を通して縄文人の思いを巡らせてみてはいかがでしょうか(HPより) ここ数年「縄文時代」がマイブームの私ですが、同行の夫は全く興味なしなので、縄文土器イコール火焔型土器と思いこんでいたようで、「あれ?ずいぶんシンプルな土器もあるんだな~」と驚いてました。いやいや、火焔型土器って、そうそうどこにでもあるもんじゃないですから~😅縄文時代中期を代表する火焔型土器の大半は信濃川中流地域に集中しており、長岡市馬高遺跡、十日町市笹山遺跡、野首遺跡などが主な出土地。今回展示されていた土器は比較的シンプルな形のものが多くて、文様はモダンな雰囲気でした↑左上 土偶頭部 縄文中期前半(約5000年前)七ツ塚遺跡出土右上 顔面把手 縄文中期前半(約5000年前)平山遺跡出土左下 顔面付土器の顔部分 縄文晩期 南広間地遺跡出土右下 たぶん↑と同じ(展示品の一覧表が見当たらなかったもので💦)どれも素朴な造形ながら、伸びやかな表情が可愛いものばかりでした。下段の二つはちょっとミステリアスな顔かも↑顔面把手 縄文中期後半 吹上遺跡出土こちらは棒で突いて凹ませただけっぽい素朴な顔面・・・・失敗したクッキーみたい~(*´艸`*)他にも種々様々な顔がズラリ縄文時代と一口にいっても1万年以上続いた時代なので、作られた土偶や土器の種類は実にさまざま!その多様性がゆえに、心惹かれるのかもしれませんこの日のオヤツは高幡不動の『あんず村』でホットケーキをバターは2個のせ!メープルシロップじゃなくて蜂蜜がついてきました可愛い肉球の焼き印に心癒され~(#^.^#) 店内は昭和時代の喫茶店の趣き^^テーブルごとに「落書き帳」も置かれてたりして、ノスタルジックな空間でした。【送料無料】 東京の縄文学 地形と遺跡をめぐって / 安孫子昭二 【本】【中古】 遺跡が語る東京の三万年 2冊 (1.先土器・縄文時代/2.弥生・古墳時代) 《自店管理番号702-02 0》
2021.09.19
コメント(0)
先月、緊急事態宣言が発令される直前に神保町に行ってきました。まずイノ一番に駆け付けた(笑)のは「石釜 ベイクブレッド 茶房 タムタム」 ここはいつも大行列の人気店「石窯で焼いたパンケーキ」、一度食べてみたいと思いながらも、いつ見ても凄い行列なので諦めてたお店ですでも、コロナ禍の今だったら狙い目かも?と思い行ってみると・・予想どおり誰も並んでなくてスンナリと入店できました(^^)「石窯パンケーキ」はオーダーが入ってから焼き始めるということでしたが、待ち時間は案外と短く、10分くらいで焼き上がり~現れたのはドドーンと巨大なパンケーキ! 噂には聞いていたけど、その厚みにはビックリでしたこれまで食べたことのあるパンケーキの中では断トツ一番の大きさですわ~。あまりのボリュームに「完食は無理かも?」と少々不安になったほどでも、外側サクサクの香ばしさ、中はフンワリフワフワの口当たりの良さと、添えられたシロップ&甘さ控えめのホイップクリームにも助けられて、無事に完食できました^^うーん、大満足の美味しさ長年、大行列を横目で見てただけに、よりいっそう美味しく感じたかもです達成感を胸に(笑)次に向かったのは明治大学博物館ココはこれまで何度か来てるんですが、毎回ギロチンや「鉄の処女」などの刑事部門の展示に眼をとられてしまって、他の見学は疎かになりがち😅なので、今回は考古部門の展示だけをジックリと観て回りました 世界遺産登録を記念して「北東北の縄文遺跡群」が開催中!『北東北の縄文遺跡群』世界文化遺産への登録を記念して、構成される17遺跡に含まれる青森県亀ヶ岡遺跡と秋田県大湯環状列石について、当館で所蔵する資料を常設展示室で特別公開します。亀ヶ岡の遮光器土偶や大湯の片口土器など、昭和の芸術家たちをも魅了した優品を含む資料群を、この機会にぜひご覧ください(HPより)会場 明治大学博物館 常設展示室 考古部門内期間 2021年6月8日(火)~8月31日(火)開館時間 月曜~金曜 10:00~16:00 土曜日 10:00~12:30休館日 日曜・祝日料金 無料 ↑亀ヶ岡遺跡 遮光器土偶 ↑雨滝遺跡(岩手県)の土偶↑山形土偶「山形県から発見された土偶」ではなく、顔が山形をしているところから『山形土偶』と呼ばれてるんだそうです。縄文時代後期に関東地方でさかんに造られた土偶で、赤と黒で彩色された跡が残っているものもあるとか。↑製塩土器縄文時代後期の終わり頃(約3,500年前)のもの。製塩土器を使った塩づくりは、東日本では縄文時代後期(今から約3,500年前)に始まり、西日本では弥生時代中期(今から約2,000年前)に始まったとされています。この時期の製塩方法は「干した海藻を利用することによって採取した濃い塩水 (鹹水) を専用の土器に入れて、下から火を焚き、鹹水を補充しながら煮詰めることを繰り返し、塩の結晶を採る」という大変な作業だったようです。明治大学の考古学専攻は大戦直後の1950(昭和25年)年に誕生し、旧石器文化の存在を証明した岩宿遺跡の調査をはじめ、研究実績も数多し。博物館展示品もお宝ばかりで見ごたえありました遠い遺跡まで足を伸ばさなくても、貴重な出土品をユックリと観ることができるとは、本当にありがたいことです東北には2度ほど旅行をしたことあるんですが、当時は縄文関連には興味がなかったため、遺跡群は全然観てないんですよね。今思うと、ホントに残念~で、ちょっと調べてみると、世界遺産に登録されて以降、アチコチの旅行社で三内丸山遺跡や亀ヶ岡遺跡などを巡る「北海道・北東北の縄文遺跡巡りツアー」が催行中。一人参加OKのツアーもあるようなので、チャレンジしてみようかしら(*´艸`*)(コロナが収まってくれないと実現不能な夢ですが~)この日の午後は古書店に寄ったり、お気に入りの『文房堂』で雑貨を見てまわったりと、神保町散歩を堪能しましたその途中、懐かしい雰囲気のお店を発見~ビルの看板には「(元)鶴谷洋服店」と掲げてるけど、中身は「文化屋雑貨店」!昔、原宿にあった、あのユニークな雑貨屋さんいや~、懐かしい 当時と同様、レトロ&チープなグッズが所せましと並ぶ楽しいお店でした (元)鶴谷洋服店 通販部卑弥呼・三内丸山遺跡・古墳 旧石器・縄文 / 人物や文化遺産で読み解く日本の歴史 1 (児童書) / 千葉 昇 監修・指導【中古】縄文文明の発見—驚異の三内丸山遺跡【中古】【中古】 海の邪馬台国 三内丸山遺跡が古代史の定説を変えた / 邦光 史郎 / 祥伝社 [文庫]【ネコポス発送】
2021.08.04
コメント(0)
6月に町田市考古資料室へ行ってきました。町田市考古資料室町田市には東京都内でも有数の質と量を誇る縄文時代の考古資料があります。展示室では縄文時代を中心に約200点の資料を展示しています。(HPより)<利用案内>開室時間 午前10時から午後4時開室日 毎月第2・第4土・日曜日及び祝休日(12月28日から1月4日は休室)ただし、7月8月は土・日曜日、祝休日に開室。ここは以前読んだ縄文土器関連の本の巻末情報で存在を知り、前々から行ってみたいと思ってた場所です。が、なにしろ開室は毎月第2、第4土日曜日と祝日のみ。月4.5回しかチャンスがないとはハードル高し~おまけに電車やバス利用だとメチャクチャ行きづらい場所のため、ずーっと二の足を踏んでいたんですでも、今回は夫が車を出してくれたので、やっと念願の縄文参拝(笑)できました^^資料室の周りは人家はもちろん、他に目ぼしい建物もない山中。近くに見えるのはゴミ処理場の煙突だけでした😅展示室は約30平方メートルと狭いスペースながら中身の濃い展示品ばかり ↑彫刻付大形石棒(約5000年前)忠生遺跡A地区で発見された大型の石棒(長さ184cm 重さ約56kg)国内最大級の大きさなんだとか。先端部には幾何学文の彫刻が施されているらしいんですが、剥がれてしまってるため残念ながら肉眼では確認できず ↑た~くさんの土偶たち(約4700年前) 忠生遺跡A地区(木曽西2丁目)←どちらも「なすな原遺跡出土」の土偶 左は約3700年前 右は約3600年前のもの。 ↑中空土偶頭部(約3400年前)田端東遺跡(小山町)で発見された内部が空洞になっている土偶の頭部。北海道函館市著保内野遺跡で発見された国宝の中空土偶にそっくりなので「まっくう」の愛称が付けられています。右側は町田縄文キャラクターの「まっくう」^^↑クルミ形土器(約5300年前)木曽中学校遺跡(木曽西2丁目)で発見された珍しい形状の土器で、全国でも3例しかないそうです。ホントにクルミそっくり~ 土器は躍動感あふれててダイナミックなものばかり蛇・サンショウウオなどを装飾としているものも目立ちました。 ↑顔面把手 ↑逆ハートに見える部分が人間のお尻ですって注口土器はどれもそのまま今でも使えそうですよね^^↓こちらの注口土器(人体文)は把手が人間?向かい合う2人が土器の中をのぞき込んでるようにみえます。<なすな原遺跡 約3900年前>↓↑縄文時代晩期の耳飾り なすな原遺跡(南成瀬八丁目)精巧な透かし彫りがオシャレピアスのように耳にはめてたらしいんですが・・・けっこう重量ありそうなのに、痛くなかったんですかね?^^と、約1万5000年前から1万2000年近く続いた「縄文時代」の暮らしに想いを馳せて楽しい時間を過ごせました町田市では1000カ所以上の遺跡が見つかっているんだとか。「丘陵地帯で水がある」「狩猟に適していた」「山の幸にも恵まれていた」などなどの諸条件が満たされた、住みやすい場所だったということでしょうねもう少し涼しくなったら、東京都指定史跡の「本町田遺跡」や環状積石遺構(ストーンサークル)のある「田端環状積石遺構」などにも、ぜひ行ってみたいと思ってます直立する土偶【北海道著保内野出土】【縄文時代後期】【送料無料】【送料込】縄文土器ガイドブック 縄文土器の世界 [ 井口直司 ]
2021.07.26
コメント(0)
全88件 (88件中 51-88件目)