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映画「変態だ」観に行ってきました。みうらじゅん原作、監督は安齋肇。このマルチな才能を発揮するイラストレーター長髪おじさんコンビが作る映画だから絶対に観たいと思って・・・。でも彦根では上映予定が無い。全国ロードショーなんだけど彦根には来ないという不思議。なので京都まで観に行ってきました。なんたって京都はみうらじゅんさんの地元だからね。映画館で映画観るのなんて超久しぶり。「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」以来かも。ということは2年ぶりぐらいかな。それぐらい映画を観に行くことがほとんどない私がわざわざ観に行ったのも、原作がみうらじゅんさんだから。愛してやまないみうらじゅんさん。憧れの人。私が長髪なのもみうらじゅんさんリスペクトから。長髪おじさんは私の憧れ。リリー・フランキーさんしかり、安齋肇さんしかり。みんな長髪で自由な生き方をしてるね。長髪は自由の象徴!さて、映画の方だけど公開したばかりなのでネタバレしないように内容は伏せておきます。白黒映画なんだけど時おりカラーになる。そこのところの強調した部分がみうらさんのフェチなのか安齋さんのフェチなのか。こだわりがすごくわかる。衝撃映像もあったりするけどそこは美しかったりエロかったりもする。そういうの大好きです。とにかく観終わって「さすがみうら先生!」と唸りました。そういうオチですか。まさかの落としどころにド胆抜かれました。まさに変態映画、ロックンポルノムービーですよ。ロックンロールは変態、変態はロックンロールということ。挿入されている音楽はとても素敵(変態)なものばかり。梅津和時さんのアヴァンギャルドなサックス、「ファックミー」という妖艶な曲、みうらじゅんさんの青春ノスタルジーが感じられる「ジェレミー」などなど、どれもこれも秀逸。ゆるキャラ音頭がチラッと流れるところでニヤリとしたり。そして最後に流れる「KILL BEAR」が最高!映画館を出たあと頭の中をぐるぐると「キル・ベア~!」が流れ続けます。主人公のようにいつまでもロックンローラーであり続けたいもの。イコール変態でなければならない。やはり目指すところはみうらじゅんさんの生き方ですね。「変態だ」はロックンロールの本質を伝えるロックンポルノムービー。すべてのロックンローラーに観てもらいたい。そうじゃない人にはあまりオススメ出来ない映画かも。
2016.12.13
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前々から観たかった映画「チョコレートドーナッツ」地元滋賀では上映が無いので岐阜まで観に行ってきましたよ。この映画を上映しないとは滋賀の映画館はどうなってるんだ。困ったもんですよ。「チョコレートドーナッツ」は実話から生まれた物語ということ。舞台は1979年のアメリカ・カリフォルニア。差別と偏見に満ちた世の中で翻弄された家族の物語。家族といっても特殊なカタチのものなんだけどね。二人のお父さんとお母さんに見捨てられた障害児。この二人のお父さんがポイント。ゲイなんだからね。当時のアメリカは同性愛者に対する差別と偏見に満ちていた。そんな中で家族愛を貫こうとする姿に心打たれた。しかし・・・。これ以上書くとネタバレしてしまう。チョコレートドーナッツとハッピーエンドのおとぎ話が好きな障害児。しかし・・・。これも言えない。とにかく最後は号泣ですよ。主演のルディを演じるアラン・カミングの"I Shall Be Released"(ディランのカバー)が最後に流れるんだけど声を上げて泣きそうになった。こんなに泣ける映画は久しぶりというか初めてかも。愛というものを思い知らされた映画ですよ。これから観に行かれる方は涙拭くハンカチを忘れないように。←くだらないことつぶやいてます←お目汚し
2014.07.16
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映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」観ました。もう1ヶ月も前のことだけど・・・。たまたまちょっと時間が空いて、たまたま立ち寄った映画館で、たまたまその時間に上映されてた映画がこれ。何の予備知識も無いままに観たこの映画がとても素晴らしかった。物語は1960年代の初頭、フォーク歌手デイヴ・ヴァン・ロンクの何気ない1週間を綴っただけのもの。売れないフォークシンガーの冴えない1週間ですよ。しかしこれがなかなか心に響くものがあった。アメリカン・フォークってこれなんだなってね。分かったような気がした。ブルースに似たものを感じ取ったけど。主人公はどん底生活なんだけどなんか元気もらえた気がする。音楽に救われるってことだな。60年代の初頭といえばアメリカではフォークブームのまっただ中。ボブ・ディランとかが出始める前の頃。ちなみにデイヴ・ヴァン・ロンクはボブ・ディランが憧れたフォークシンガーとのこと。この物語はデイヴ・ヴァン・ロンクの回想録から作られてるらしい。監督はコーエン兄弟。コーエン兄弟の作品では「ノー・カントリー」が大好き。コメディタッチの「ディボ-ス・ショウ」もおもしろかった。この作品がコーエン兄弟の最後の作品になるのだとか。もったいないことですよ。もっともっと映画を撮って欲しいな~。ちなみに主演のオスカー・アイザックはギターも歌もすべて吹き替え無しで行っている。なかなかの才能の持ち主。脇役でジャスティン・ティンバーレイクも出ている。こちらも当然素晴らしい!私の大好きなデブ俳優ジョン・グッドマンも出てる。エンディングに流れるのはボブ・ディランの"Farewell"エンドロールまでじっくり楽しめる映画ですよ。フォーク好きにはもちろんのことネコ好きにもオススメの映画。←くだらないことつぶやいてます←お目汚し
2014.07.14
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トム・クルーズがロックスターを演じる話題のミュージカル映画「ロック・オブ・エイジズ」観てきました。話題の映画でもないのか!?ここ彦根では上映される予定がない。ヒコネ・ロック・シティなのに・・・。仕方ないから大津まで観に行ってきましたよ。平日朝一番の上映のせいかお客さんは7,8人。滋賀のロック人口は寂しいもんだね。さてさて、内容はというと全編80年代のロックンロールで彩られたとても華やかなロックンロールミュージカル。舞台はロックンロールが最も華やかだった87年のL.A.だからね。ストーリーはベタなものなんだけどミュージカル映画だから全然OK!ストーリーよりも大事なのは楽曲とファッションなのだ。懐かしのロックンロールとファッションに青春がまざまざと蘇ってくる。映画観ながら一緒に歌い出してしまいそうで堪えるのが大変だった。座ってみるよりも立ち上がって手拍子しながら観たかったな~。どれもこれも我が青春のロックンロールって感じだからね。中学の頃からロックばかり聴いてたからな~。その頃、深夜ラジオで聴いたフォリナーのジューク・ボックス・ヒーロー、ウエイティング・フォ・ア・ガール・ライク・ユー、いきなり上質なロックに出会ってしまったってもんですよ。高校生になってバンドを組んで演奏したトゥイステッドシスターのウイ・アー・ノット・ゴナ・テイク・イットバンド演奏はめちゃくちゃ下手だったけどね。スーパーロック'84で観たホワイトスネイク、スコーピオンズ、ボン・ジョヴィパット・ベネターのような女の子に憧れたりもしたな~。この頃開局したFM802ではスターシップのシスコはロックシティがよく流れてた。MTVではクォーターフラッシュのミスティハートがヘヴィーローテーションだった。「炎のターゲット」から4年も待たされて出たデフレパードの「ヒステリア」はまさにレコード盤が擦り切れるという表現がピッタリなほど聴き込んだな~。映画を観ながらいろんな思い出が走馬燈のように駆けめぐりましたよ。映画のクライマックスで流れるのはジャーニーのドント・ストップ・ビリーヴィンこれは私が初めてロックコンサートを観た思い出の1曲。中学3年の時、京都会館に観に行った82年のジャーニー・エスケイプ・ツアー。これを観たことでライヴの虜になったというもんですよ。そして今でもせっせとライヴ通いをやっている。この映画は私のような40代半ばのものにはたまらない作品。ノスタルジーに浸ってそれぞれの青春が鮮やかに蘇ってくることでしょう。まだ観てないという方は上映してる映画館が少ないけどちょっと遠出してでも観に行くべき。トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズといった大御所俳優がさすがの歌いっぷりを披露してくれているのもイイネ!Rock of Ages/Soundtrack¥1,242Amazon.co.jpマイクロミニスカート←くだらないことつぶやいてます←お目汚し
2012.09.30
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カントリー界の大スター、ディクシーチックスのドキュメント映画「シャラップ&シング」を観ました。これが痛快で最高!ディクシー・チックス シャラップ・アンド・シング [DVD]/ナタリー・メインズ,マーティ・マグワイア,エミリー・ロビンソン(ディクシー・チックス)¥3,990Amazon.co.jpアメリカがイラクに侵攻しようとする2003年のロンドンでのライヴ。MCでナタリーがポロっと発言することから騒動が始まる。「アメリカ大統領(ジョージ・ブッシュ)が私と同郷(テキサス)で恥ずかしいわ」この発言がネットとマスメディアを通じてアメリカ本国を駆け回る。カントリーミュージックはアメリカ南部の保守層に支えられている。その保守層の人たちからとんでもないバッシングを受けることになる彼女たち。CDを廃棄されラジオでは一切曲をかけてもらえない。アルバムもヒットチャートから急降下。爆弾を仕掛けるとか殺すとかいった脅迫文まで届く始末。なんだか世の中狂ってるね~。発言後のダラスの公演では抗議デモのような行動をする人たちまで現れる。厳戒態勢の物々しい雰囲気の中でライヴは始まるのだ。そんなダラス公演でも大成功に収めた彼女たちはプロだな~と感心する。ステージに立つだけでも怖かっただろうに・・・。その当時はブッシュ大統領の支持率は60%を超えていた。そんな中でブッシュを批判して戦争に反対したディクシーチックスは偉い!その後2年間の休養を取り2005年から巻き返しを図る彼女たち。この事件があってから彼女たちの結束がより強固になったのがわかる。プロデューサーにリック・ルービンを起用し、ゲストミュージシャンにレッチリのチャド・スミスやトム・ペティのバンドであるハートブレイカーズのメンバーを起用して精力的にアルバムを作成する。このレコーディング風景もしっかり記録されているのが興味深い。歌詞にも今までにないほどこだわったのが良くわかる。カントリーからロックへ転向しようかと悩んでいるところもあった。ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンでさえも戦っているのだと諭されていたりする。なによりも彼女たちがカントリーミュージックを愛しているってことで路線変更は無くなるんだけど、このあたりのやり取りはミュージシャンの悩みをストレートに感じ取れて興味深かった。コンサートチケットの売れ行きを気にしたりするアーティストやそのスタッフたちの様子もおもしろい。よくぞこんなとこまでカメラを回してたな~といった感じ。全編すべてにおいて貴重な映像ばかり。はじめからシナリオがあるんじゃないのかと疑いたくなるほど。それほどものごとがドラマチックに進んでいく。その後の彼女たち、2007年はグラミー賞を総なめするすることになる。全米から注目されるようになったおかげもあるのだろうが、彼女たちの並外れた才能があるからこその結果だろう。オフの時のナタリーは終始食べてばかり。歯に衣着せぬ発言も飾らない彼女の性格なんだろう。とても無邪気な彼女に好感が持てる。それを支えるマーティ&エミリー姉妹も素晴らしい。彼女たちの魅力が満載のドキュメント映画。ますますディクシーチックスが好きになった。←くだらないことつぶやいてます←お目汚し
2012.03.13
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映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を観てきた。トム・ハンクス、サンドラ・ブロックという豪華な出演者で、映画の宣伝にU2の"Where The Streets Have No Name"が使われていたから期待も高いってもの。その期待を裏切らない素晴らしい映画だった。家族愛に感動した。9.11で父親を失った子供が父親の残したカギを持って彷徨うという内容。そこにあらゆる人との出会いがあり・・・。ああ、これ以上は言えない。ネタバレしてしまうから。サンドラ・ブロック演じる母親がそうだったのか~って・・・。ああ、これ以上は言えない。とにかく感動的な映画。映像的に地味かもしれないけど、オスカー(子役)の行動に焦れったく感じるかもしれないけど。オスカーはアスペルガー障害(知的障害のない自閉症みたいなもの)の子を演じているので、そこのところを理解する必要があるけど。映画「キャディラック・レコード」でマディ・ウォーターズ役を演じたジェフリー・ライトが重要なポイントで出てくるんだけど、思わず「マディ!」と心の中で叫んでしまった。ここでもいい演技してるんだな~。そして、この映画の宣伝にも使われていたU2のこの曲。9.11の犠牲者を追悼するこの演出は感動する。←くだらないことつぶやいてます←お目汚し
2012.03.07
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伝説のカントリーシンガー、ジョニー・キャッシュの半生を描いた映画「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」これはミニシアター系で公開された映画なのだろう。こんな映画が公開されてたなんて知らなかった。是非、映画館で観てみたかったな~。ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 特別編 [DVD]/ホアキン・フェニックス,リーズ・ウィザースプーン,ロバート・パトリック¥2,990Amazon.co.jpこれはジョニー・キャッシュを知らなくてもじゅうぶん楽しめる内容。ジョニーの魅力がたっぷり詰め込まれているのでファンならさらに楽しめるってもんだ。ジョニーの若かりし頃、1950~60年代の音楽シーンと共にジューン・カーターとの愛の物語として描かれているこの映画。なによりジョニー役のホアキン・フェニックスの演技が素晴らしい。ジョニーの特徴をよく掴んでいる。特に演奏シーンがいい感じ。こいったミュージシャンを描いた映画は演奏シーンが重要だからね。ギターを高めに構えて首を傾けながら歌うところなんかね。歌い方も歌声もジョニーそっくりなのだ。低くて深みのある声がジョニーそっくりでセクシー。個人的にはドラッグにはまってジャンキーになっていく演技が大好き。ギターの中にドラッグを隠し持って警察にしょっぴかれるシーンが特に好き。破天荒なところもジョニーの魅力だから。ジューン・カーター役を演じるリーズ・ウィザースプーンも素晴らしい。その他ジェリー・リー・ルイス、エルヴィス・プレスリー、ロイ・オービソンなんかも出てくるんだけどみんなルックスも歌声も非常に似ている。当時のメンフィスの音楽シーンが見事に再現されている。街の風景やライヴ会場の雰囲気なんかも古き良きアメリカといった感じ。これぞ憧れのアメリカ文化なんだな~。カントリー、ロカビリー、そしてロックンロール。アメリカン・ルーツ・ミュージックの魅力がたっぷり詰まったこの映画。ロックファンなら非常に楽しめる映画だと思う。DVD特別編は演奏シーンだけを収めたDVD付きの2枚組。こっちがオススメ!見終わった後に聴きたくなるのがジョニー・キャッシュの「At Folsom Prison」映画の中で描かれているフォルサム刑務所でのライヴシーンが最高!犯罪者や刑務所暮らしを歌詞にすることの多いジョニー。受刑者のファンが多かったとか。ジョニー・キャッシュの生演奏を観ることができた受刑者は幸せ者だな~。At Folsom Prison/Johnny Cash¥756Amazon.co.jp←くだらないことつぶやいてます←お目汚し
2012.02.25
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ようやく京都にやってきた「極悪レミー」を観に行ってきた。上映の2時間は至福の時だった。この映画はモーターヘッドのことが好きな人にはたまらないだろうね。だけど、そうでない人には非常につまらない映画と感じるんじゃないかな。なんせ、レミーの日常生活とレミーを知る人の証言だけで成り立った映画なんだから。CDショップで買い物するレミー、行きつけのバーでゲームをするレミー、ツアーバスでテレビを観ているレミー、などなど。これはファンにとっては見応えのある映像だし、とても貴重。何をしてもサマになってるしカッコイイ!まさにロックンロールのカリスマ!レミーの存在自体がロックンロールなのだ。大物ミュージシャン達がレミーに讃辞を並べ立てるのも分かるね。メタリカ、ダムド、ストレイキャッツなどなど、幅広いジャンルのミュージシャンと共演するレミーの映像も見もの。交友関係の広さはさすがだな。こんなロッカーは他にはいない。にやけっぱなしで楽しく鑑賞させてもらったよ。あらためてレミーに惚れ直すことになった。これがDVDになったら即購入だな。何度でも繰り返し観たい。 ←くだらないことつぶやいてます
2011.02.02
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最近、映画には疎くてこんな映画が公開されてたことすら知らなかった。Twitterで教えて頂いた映画「キャデラックレコード」が素晴らしい。もう情報収集にはTwitterが欠かせないね。心より感謝ですよ・・・。キャデラック・レコード コレクターズ・エディション [DVD]/ビヨンセ・ノウルズ,エイドリアン・ブロディ,コロンバス・ショート¥1,480Amazon.co.jpブルースの名門レーベル、チェスレコードの生い立ちを題材にした映画。製作総指揮をビヨンセがやってる。ビヨンセと聞くと「ドリームガールズ」を思い浮かべるけど、それよりも10倍こっちの映画の方が面白かった。なんたってブルース好きにはたまらない内容。当然音楽はふんだんにブルースが使われているのだ。しかもマディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフといったチェス・レコードの大物達のブルース。ミシシッピ州で行われたという撮影場所もいい感じ。映像もブルースしてるのだ。どのようにしてブルースが南部の黒人からアメリカ全土に広まったか、当時のレコード会社の適当な経営感覚、ブルースマンの無茶苦茶な生活、女にモテモテなとこ等々、そんなことが丁寧に描かれている。ブルースは後にヨーロッパにも伝わりローリングストーンズ等に影響を与えるのだけど、そこのところも絶妙に描かれていてロックファンはにやける場面多し。撮影に使われたギターや録音機材、スライドバーなどなど、細部に渡ってとてもこだわっているのが見て取れる映画だ。ブルース・ファン、ロック・ファン必見の映画。エタ・ジェイムス役のビヨンセがとてもセクシーなのもいいね!Etta James "At Last" ←くだらないことつぶやいてます
2010.11.29
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下世話な話で申し訳ないです。さっきテレビでやってた映画「トゥームレイダー2」を観ていて、主演のアンジェリーナ・ジョリーのビーチクに驚いた。ウェットスーツ着ているのにありえないほどビーチクがくっきり!!そこばかり気になって前半は映画に集中できなかった。宣伝用ポスターにはビーチクは出てないけどね。きっと付け乳首なるフェアリーニップルを装着してるのだろう。そうじゃなきゃあんなビーチクは凶器だ。ブラピも怪我するってもんだ。本物のような弾力と美しい形♪シリコン製魅せ乳首『フェアリーニップル』¥1,575楽天※モバイル非対応映画「トゥームレイダー2」は激つまらなかった。ちなみに、アンジーはSMやレズの趣味があるとか・・・。馬もいけるのだろうか。
2010.01.24
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クイーンズライクの「アメリカン・ソルジャー」と同タイトルの映画「アメリカン・ソルジャーズ」(←こちらは複数形)を観ました。アメリカン・ソルジャーズ(DVD) ◆20%OFF!イラクでの2004年4月12日というたった1日を描いた物語。2003年5月にはイラク戦争は終結合意しているにも関わらず、アメリカ兵の死者は増え続けていた。武装した集団に襲われたり、自爆テロ、車に仕掛けられた爆弾、ニュースで見聞きしていた事件を、生々しく描写したこの映画は、吐き気がするほど無惨な映像を映し出す。たった1日の出来事なのに、何人もの兵士が、テロリストが、民間人が、殺されて死んでいく。アメリカ兵たちが何度も口にする、「故郷(くに)へ還ろう」という言葉が胸を打つ。「何のために戦っているのだ」と自問し続ける兵士達。「自分のため、仲間のために戦うのだ」そう言って部下を励ます上官の言葉。捕虜を死なしたり、部下を死なしたり、自分自身を責める兵士達の心は疲弊しきっていた。「国へ還って家族達に何て報告したらいいのだろう」この悲惨きわまりない現状は、イラク戦争時よりも辛い。戦争のためではない、治安維持のための役目を負ったアメリカ兵が、命をかけて戦わなければならないのだ。イラクには大量破壊兵器は無かった。イラク国民はアメリカによる支配を望んだのだろうか。キリスト教が正しいのか!?イスラム教が正しいのか!?何が正しいことで、何が間違ったことなのかもわからない。すべてを見失ってしまっているとしか思えない。宗教を、国を、地域を、人間を尊重するというとても簡単なことを。そんなことを思いながら、帰還兵たちの言葉を綴って歌詞にしたクイーンズライクの「アメリカン・ソルジャー」を聴くと、感慨もまたひとしおとなる。兵士達の尊厳について深く考えさせられる。アメリカン・ソルジャー ★ラスティエンジェル★
2009.06.27
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「すべての人間が平等に豊かに暮らせる」という理想を追求した共産主義思想。それを、革命という名の下に冒涜したのが、連合赤軍であったと思う。そんな連合赤軍の活動を鬼才・若松孝二監督が映画化した作品「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が素晴らしい。警察側から描いた映画「突入せよ! あさま山荘事件」とは比べものにならない程、赤軍の狂気が伝わってくる。実録・連合赤軍 あさま山荘への道程3時間以上にも及ぶ長編映画。実質赤軍の指導者となった森恒夫と永田洋子の独裁組織で、赤軍仲間を総括と称してリンチにより殺害するシーンが延々と続く。観るのも辛い、あまりにも無惨なシーンばかりなのだ。2ヶ月半ほどの山岳ベースのゲリラ訓練中に彼らは12人もの仲間をリンチにより殺害している。生き残ったメンバーのうち5人による、あさま山荘立てこもり事件へ繋がる。この時、すでに組織内のリンチという粛正に疲れ切って、何が目的の革命なのか、それすらもわからなくなってきていた。当時まだ未成年だった加藤元久が、この赤軍の行き詰まった状況について「勇気がなかったんだよ!!」と叫ぶところが印象的。森と永田による独裁組織となった赤軍は、革命への行動も起こせず、仲間の裏切りばかり気にしていた。革命を起こす勇気も無ければ、仲間を信じて行動する勇気も無い。森と永田は、自らの保身だけを考えている。これは革命家としての弱さを露呈しているのと同じだ。かつて革命家チェ・ゲバラはこんなことを言っている。「私は神を信じない。人間を信じる。」仲間を信じ、人を信じることのできない者は、革命家にはなれないということ。そこには国民の同調も得られないから。逮捕された森恒夫と永田洋子あさま山荘事件後も、パレスチナに拠点をおいた重信房子が中心となり、日本赤軍を結成し、海外でも数々のテロ事件を起こしてきたが、誰が支持をしようものか。2001年にようやく赤軍の解散を発表したが、あまりに遅すぎた。高尚な理想を追い求めた共産主義思想というものを冒涜したということが、赤軍の最も大きな過ちだ。
2009.06.10
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三国志のクライマックスと言われる赤壁の戦いを映画化した話題のレッドクリフ。ただいま公開中のパート2を友人から借りたDVDで観た。なぜDVDになっているのかは謎だけど・・・。深くは考えるまい。まず、この映画を三国志だと思って観てはならない。壮大なスケールの映像を見せてくれるんだけど、壮大なストーリーは描けないから。三国志の一部分だけを映画化されても、本当の三国志の魅力は伝わらないのだ。赤壁の戦いのダイナミックなシーンは素晴らしい映像たけどちょっと長すぎるかな。周瑜と諸葛孔明の妖しい雰囲気の友情は良かった。ラストシーンは二人の距離が近すぎてドキドキする。注目は中村獅童。「好、好(ハオ、ハオ)」(いいぞ!の意)と言うところが見せ場。短いセリフだけど中国語を賢明に喋っているのが健気でいい。顔の大きさでもかなり目立っている。国際レベルでも相当な顔の大きさなのだ。わかっちゃいるけどやっぱりダメだ。どうしても三国志として観てしまう。三国志の魅力は長い長い戦いの中で培われる武将同士の憎しみや友情、人情や仁義。ここらたりを重点的に取り扱って欲しいと思う。劉備、張飛、関羽の仁義を尽くした友情物語にはボーイズラブ的な展開もありかな。三角関係にドキドキするような・・・。私が好きなのは関羽。レッドクリフではほとんど出番がないのが寂しい。義理人情に厚く剣術に秀でた関羽なら、今の時代、理想の上司トップ3に選ばれるはず。吉川英治の解釈が特に素晴らしいから、もう一度、「三国志」全8巻を読み直したくなった。これを読み出すと他のことが手につかなくなる禁断の書だ。三国志(5)レッドクリフはこの第5巻あたりの物語。映画では悪役だけど、曹操も魅力的な人物に描かれている。 マイクロビキニ・Tバック水着
2009.04.24
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トム・クルーズ主演の映画「ワルキューレ」を観てきました。実際に起きた1944年7月のヒトラー暗殺計画を映画化したもの。史実として、暗殺は失敗することを知りながら映画を観るのもどうなのかなと思ったけれど、息つく暇もないスリルで、ハラハラしながら観ることができました。ナチスの支配するドイツの緊張感が全編みなぎってます。登場人物が多すぎて観ながら多少混乱するところもあったけど、ストーリーは非常にわかりやすい。ただ、ドイツ人の名前が覚えにくいのが難点。トム・クルーズが演じたシュタウフェンベルクという名前すら覚えにくい。ドイツを舞台にした映画なのに全編英語というのはどうなのかなと思う。ナチスはドイツ語だからこそあの恐怖の雰囲気が出るというもんじゃないのかな。いっそのこと、すべてドイツ人で映画にした方がいいと思うんだけど・・・。この映画、個人的に一番良かったところはドイツの軍服。革のロングコートとブーツが特にカッコイイ。同じように戦争していた日本とドイツの当時の文化の差を感じる。このかっこ良さ!!軍服マニアの気持ちがよく分かる。パット・ベネターのビデオクリップでは暗殺ミッションは成功する。PAT BENATAR "Shadows Of The Night"これは実際の1944年7月のナチス親衛隊画像。
2009.04.01
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昨日から公開されている映画「オーストラリア」を今日、さっそく観に行ってきました。もちろん、「世界で最もセクシーといわれる男」ヒュー・ジャックマンを見るため。ネタバレ無しなのでご安心を・・・いや~、噂に違わぬいい男だった。役どころも「牛追い」いわゆるカウボーイだからかっこいい。無精髭と胸毛にワイルドな男の色気がムンムン立ちこめる。これは女じゃなくても惚れてしまいそうだ。それに加えてヒロイン役のニコール・キッドマンも美しい。整形手術で顔が崩れてきたとか言われているけどそんなことはない。相変わらずの美しさとプロポーションを保っている。ニコールと私は同い年。しかも、誕生日は2日違いなだけ。ヒューは私よりも1才年下。こんなセクシーな同世代がいるとは信じられない。ちなみに、ヒューはオーストラリア・シドニー生まれ。ニコールの両親はオーストラリア人というオーストラリアにゆかりのある二人が主演する映画だから気合いの入れようが違う。セクシーな2人もいいけど、この映画の魅力はオーストラリアの素晴らし大自然の映像なのだ。本当の映像なのかCGなのかよくわからないけど・・・。この映画は劇場で観るに限る。オーストラリア 予告アドベンチャーラブロマンス的な美しさだけがこの映画の魅力ではない。白人による植民地支配、原住民への迫害、人種差別、侵略戦争といった問題にも目を向けた社会派ヒューマンドラマでもあるのだ。大自然と比べて、人間のやっていることはなんとちっぽけなことか。しかし、それにも増して愛の力は偉大であるということを認識できる映画。観に行くときは涙拭くハンカチを忘れずに。
2009.03.01
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楽天レンタル無料お試しキャンペーンを利用して、どっぷりインドアライフ満喫の私です。春のような陽気だとか、バレンタインデーだからといって浮かれはしない。どこまでもマイペース。さて、そんな引き籠もり生活で借りたDVDがこれ。天国と地獄(DVD)世界のクロサワこと黒澤明監督の名作中の名作。原作エド・マクベインの小説『キングの身代金』という誘拐を取り上げたクロサワ映画「天国と地獄」。この映画の影響で日本中に誘拐が流行るという社会現象まで起こした映画だったらしい。上映が1963年だからもちろん白黒。ただ一ヵ所だけ牡丹色が使われるシーンがある。ここがポイント。このシーンは観てて鳥肌たったね。あまりにもチープな色づけなんだけどこれが意外と絶妙なアクセントになっている。さすが世界のクロサワ!!なんてエラそうなことを・・・。薬物中毒者だらけのドヤ街の映像は今の映画と比べても遜色ない。むしろどんな恐怖映画よりも恐ろしい。まさに地獄の映像。このシーンだけでも観る価値あり。ド派手に演出されたハリウッド映画もいいけどやっぱり世界のクロサワ映画はもっと凄いと思う今日この頃。お手軽に映画観れるというものはいいもんだ~。ネットで借りて自宅に届き、ポストに返却~♪ますます家から出られなくなる。天国と地獄といえばこちらも名作!!Black Sabbath/Heaven & Hellブラックサバスの天国と地獄は様式美の名作だ。BLACK SABBATH "Heaven And Hell"
2009.02.14
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「チェ 39才 別れの手紙」は何故彦根の映画館で上映されないんだ!?これは革命家の出現を阻もうとする保守的な彦根市の政策に違いない。しかし私はそんなことに怯む革命家ではない。近江八幡のワーナーマイカルシネマで上映しているという情報を極秘に入手しているからだ。そして昨夜未明、夜間行軍を決行し近江八幡へと向かった。要はレイトショーへ行ったということ。しかも車で・・・。途中、ラーメンで腹ごしらえすることも忘れない。腹が減っては戦はできぬ・・・。日曜のレイトショーに集まった革命同志は約6名。少なすぎる気もしたが、革命は数ではないとチェは知っている。キューバ革命時、政府軍の攻撃でシエラ・マエストラに集結した革命同志は16名だった。そこから国家をひっくり返す革命を成功させたのだから。そのことを十分理解している革命同志達は劇場の後方をまばらに陣取ることに。そして同志チェ・ゲバラのボリビアでの闘いを静かに見守る。内容はボリビアでのゲリラ戦を克明に綴った「ゲバラ日記」を映像化したもの。新訳ゲバラ日記「ゲバラ日記」を熟読しているであろう同志にとっては「もっとこんなエピソードもあったのに」なんていう不満はあろうけれども、2時間あまりで同志のすべての闘いを映画化するのは不可能であり仕方あるまいと納得する。本を読みながら想像していたボリビアのジャングルを映像化されたことだけでも観る価値有り。繰り広げられる戦闘シーンも手に汗握るものがある。ボリビアでのゲリラ戦は試練の連続であったけれども、けっして怯まず闘いの炎を燃やし続ける同志ゲバラに真の革命家の姿を見る。そしてラストシーンである1967年10月9日。政府軍に捕らえられ、ボリビア兵の銃弾にゲバラが倒れるシーンになるととむせび泣く同志達の嗚咽が・・・。というのは嘘だけど、無音のままエンドロールが流れる画面をじっと見つめて同志ゲバラの冥福を祈ったのだ。映画のラストシーンで、ゲバラはボリビア兵に「あなたは神を信じるか?」と聞かれる。「私は人間を信じる」と答えるゲバラ。人間愛を貫いた革命家チェ・ゲバラの命はここで絶たれたがゲバラの残した革命の精神は私の心の中で今も生きている。ささやかな私の力を必要としている国があるのなら、私はいつでも起ち上がる覚悟でいる。もうひとつのベトナムを・・・。造反有理!!武器を持て!!あれっ、全共闘みたいになってきたか!?最後にゲバラの名言をひとつ。「愛のない本物の革命家なんて考えられない」この言葉にゲバラを愛する理由が集約されている。チェ・ゲバラ革命グッズ
2009.02.02
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「あなたはどちらを体験するか。」と問われる「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」そんなもんどちらも体験するに決まってるだろう。だって、リスペクトしてやまないチェ・ゲバラの映画なんだから。早速、今日体験してきました。服装はゲバラと共にいつでもゲリラ戦に参加できるようにミリタリーカラーでコーディネイト。内容はゲバラファンなら知っていることばかりだけど改めて映像で観るとゲバラのカッコ良さに魅了される。キューバ革命を再現映像で、革命後の国連総会を当時の実際の映像で見せるドキュメンタリー映画。カストロとの出会い、グランマ号でのキューバ上陸、シエラ・マエストラでカストロと落ち合った時の様子など、もっと表現して欲しいところがあったんだけどな~。まあ、そんなこと言い出したらきりがない。キューバ革命におけるゲバラの魅力をたったの147分で表現できるはずがないから無理なことか。これ観て物足りなかったところは是非この本で。チェ・ゲバラ伝新装版予習用にも最適です。予備知識無くこの映画を観るのはちょっとキツいかな。次は「チェ 39歳 別れの手紙」が公開される。カストロへ決別の手紙を残し、解放を必要とする国のため革命の旅へ出るゲバラ。最後はボリビアで射殺されることに・・・。分かっているストーリーだけど涙なくして観れないはず。ハンカチを忘れずに。パンフレットにいい言葉が載っていた。「真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間への愛。正義への愛。真実への愛。愛のない真の革命家を想像することは不可能だ。」世界中が愛したチェ・ゲバラ。こんな愛しい男は2度と現れないのかも・・・。「祖国か、死か」この言葉をもって本気で世界を変えようとした男。あまりにもカッコ良すぎる。今一度、映画で魅了されたし。
2009.01.11
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DVDパッケージがゲバラだったから借りた映画。『ラズベリー・ライヒ』とんでもない革命ムービーだった。性革命のテロリスト。「異性愛は大衆への阿片だ!!」「性的解放こそ真の革命」「同性愛の実践を!!」「No War!! Make Love!!」こんな革命の言葉が全編飛び交う問題作。映像はほとんどホモセクシャル。男同士のホンバンなのだ。薄目のボカシが入っているものの隠しきれていない。ほとんど本当にファックしてるのだ。とんでもない革命映画を観てしまった。しかしここに本当の左翼思想の真理があるのかも・・・。ゲイ必見!ノンケもいい勉強になる性の革命ムービー。性の解放を望む人にもオススメ。そしてこちらは本当のゲバラ映画。「28歳の革命」「39歳別れの手紙」新春連続ロードショーなのだ。こちらは本当の革命映画だから劇場まで観に行く。偉大なる革命戦士の看板前で記念撮影する私。ゲバラは本気で世界を変えようとした男。とりあえず、革命戦士・ゲバラに学ぼう。性の解放はまだまだ先送りでいい。チェ・ゲバラTシャツRage Against The Machine Tシャツ
2008.12.08
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この前言ってたとおり、ローリングストーンズの映画「Shine A Light」観に行ってきました。内容は今さら言うまでもなく、Bigger Bang TourのN.Y.のビーコン・シアターで行われたライヴ映像。会場は収容人数が2300人の古い劇場だから日本でいうと名古屋市公会堂みたいな雰囲気。スタジアム級のライヴ映像を見慣れているストーンズだからこんな小さいハコでのライヴがとても新鮮。オーディエンスとの距離も近いし、こんな間近に観られたら最高だろうな~というところを見事に描いてくれる。劇場の大画面で観るもんだから最高の臨場感。こんなにも素晴らしいライヴ映像は観たこと無い。映像に収められたストーンズの一挙手一投足がすべて魅力的なのだ。1秒たりとも退屈させる映像はない。それは瞬きするのがもったいないくらい。すべてのロックファンにこの映画を観てほしい。もしこの映画が退屈だなんて思ったら、それはロックに退屈したことを意味するだろう。(大袈裟じゃない)さあ、ここまで私が言うんだから信じて欲しい。今すぐ劇場にGOだ!! この映画はすべてがハイライトといっても過言じゃないけど、私のお気に入りシーンはこれ。ROLLING STONES "Far Away Eyes"ロン・ウッドがスチールギターを奏でるちょっとハワイアンなストーンズらしくない曲。この曲の後半でミックとキースが1つのマイクで歌うところ。顔を寄せ合っているというか、完全にくっついている。しかも、シワシワの顔同士が。決して綺麗な映像ではない。知らない人が見れば汚い映像と思うだろう。だけどビーコンシアターの観客は歓声を上げる。とても素晴らしい光景だと思う。1962年から一緒にやってるこの二人。いまだに本気の喧嘩をするらしい。だけどライヴではいつも一緒。おそらく夫婦以上の絆があるのかも。ボーイズラヴとはちょっと違う。年を取ってもこんな関係でいられるのは羨ましく思える。私に素晴らしいロックンロールを教えてくれたこの二人に感謝する気持ちでいっぱいになる。それは、ロニーとチャーリーにも。いつまでも転がり続けるこの人達を観て、私もコケが生えないように転がり続けようと思った。The Rolling Stones Gather No Moss
2008.12.07
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待ちに待った映画「SHINE A LIGHT」本日公開!!全国一斉ロードショーなのだ。だけど滋賀では上映がない。どうゆうこと!?このロック不毛の地を恨む。そんでもって明日、岐阜まで観に行く。初日に観られないなんて・・・。ストーンズ・ライヴ・イン・ギフ。ローリングストーンズTシャツ
2008.12.05
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中途半端に遅ればせながら映画「ドリームガールズ」を観ました。私、どうも黒人の顔の見分けが付かないみたいです。みんな同じ顔に見えてストーリーがなかなか把握できなかった。まあ、ストーリーはたいしたことないからいいんだけど、これだけソウルミュージックを聴かされるとお腹いっぱい。途中から完全に飽きてしまった。眠いのなんのって・・・。途中何度か寝てしまっていた。ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション(2枚組)(DVD) ◆20%OFF!ビヨンセの歌よりもジェニファー・ハドソンの声量の凄さが圧巻。上手いな~というよりもうるさいぐらい。ブラックミュージックは本来嫌いじゃないけどこの映画の曲は魂を揺さぶられるようなものはなかった。この映画にはブルースを感じないんだな~。
2008.09.30
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パンクな詩人といわれたチャールズ・ブコウスキー。名前はよく知っているんだけど作品は読んだことがない。誠に不勉強なことと反省。ブコウスキーが作家として世間に認められる前のどん底生活を描いた映画「酔いどれ詩人になるまえに」をDVDで観た。DVD 酔いどれ詩人になるまえにブコウスキー役をマット・ディロンが演じている。コッポラの映画「アウトサイダー」を観て以来、マット・ディロンの出演する作品はほとんど観てきたけど、今回もかなりのハマリ役。少しばかり年を取ったけどまだまだカッコイイ。マット・ディロンはカッコイイのに破滅的な役が似合う。映画の内容は、ブコウスキーの酒と女の日常を淡々と描いただけ。刹那的に生きるブコウスキーだけど、そこにはなぜかユーモアを感じる。貧乏な放浪生活で、わずかなお金も酒につぎ込み、酔っぱらってはあばずれ女とのセックス三昧。自由奔放な生き方が羨ましい。しかし、そんな時でもどんどん言葉が溢れてきて詩を書きためる。そこがブコウスキーが天才たる所以なのだろう。そして世間が彼を評価するようになっていく。ブコウスキーの作品を読まなくては・・・。そんなブコウスキーをリスペクトしているのがU2のボノ。しかし、ブコウスキーはロック嫌いなのだ。彼はクラシックしか聴かなかったそうである。なのに、破滅的な人生を送ったブコウスキーはパンク詩人と呼ばれる。生き様がパンクそのものだったのだ。まもなくアメリカ同時多発テロ事件から7年になる。テロの犠牲になった人の名前をビルのように見せて追悼するステージが圧巻のスーパーボウルでのU2ライヴ映像に感動。U2 "Where The Streets Have No Name"ボノといえば、最近はやたらと政治的な活動が多い。ブッシュと会食をしたとかで彼を非難する声もあるが、そこから難民救済のための援助金を引き出したりと、現実的な活動で成果を上げていることを評価するべき。影響力のあるロッカーが、批判されることも覚悟で、政治と真正面から向き合っている姿にロックを感じる。U2 Tシャツ
2008.09.04
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1969年8月14日~16日の3日間をドキュメントで収めた「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!40万人以上もの若者を集めて行われた愛と平和の祭典。昨夜はこれを観ながらヒッピーな気分に浸りました。ディレクターズカットのだらだらとした映像が224分。ライヴ映像と共に会場の若者達へのインタビューを交えながら3日間をダイジェストにまとめた映画。マリファナを吸う人々。LSDでラリって踊る人々。裸で過ごす人々。あまりに自由すぎる光景が広がっている。この会場では2名の死者と2件の出産があったというエピソードが有名。「音楽を聴きに来たんじゃない。ここへ来たのは生きる意味を求めてなんだ。だけどそんなものは見つからないだろうけど」なんて喋っている若者達。そんな若者達も今は60才くらいになっているはず。今頃どうしているのだろうか?日本でいうところの団塊の世代。ヒッピーの文化にどっぷりと浸かっていたこの世代がいまやリタイヤしようとしている。愛と平和を訴えた世代もそろそろ人生終盤なのか、とそんなことを思いながら観た映画でした。社会に最も影響を与え続けたこの世代が羨ましいと思う。THE WHO "See Me Feel Me"
2008.08.12
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奇才・中島らも原作の「人体模型の夜」Vシネマのビデオ(DVD未発表)を観ました。1996年の作品だからちょっと古めかしい。主演が元ADULT VIDEO女優の白石ひとみ。(カタカナ表記は楽天ブログではNG)パッケージデザインからエログロな雰囲気。 内容は明かしませんが、かなりのグロです。嘔吐、絶叫、悪夢、失神、流血というホラー映画の主要な部分は押さえていますがホラーではない。非現実的だけど、この世の中にあってもおかしくない話。狂気を寸止めで観させられた感が残り、あとあと考えさせられる。自分で考える余白の部分を残されたようなストーリー展開。なかなかレンタルショップにも置いてないかもしれませんが、もし見かけたら観るべし!中島らもファンも必見です。細部に中島らもワールドが顔を覗かせます。DVDにはなってませんのでご注意を。白石ひとみの裸体も見事!エログロな雰囲気がそそります。
2008.07.18
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昨夜は久しぶりに映画館へ行ってきました。観たのは「インディジョーンズ」です。サブタイトルが「クリスタルスカルの王国」という邦題だけど、原題の「Kingdom of the Crystal Skull」こちらの方がかっこいい!!(メタルっぽい)内容はいつものアドベンチャーストーリーで単純に楽しめる。映像もさすがスピルバーグ&ルーカスといった感じで壮大なファンタジーワールドでした。インディジョーンズのお約束といったら大量の虫や蛇。今回は軍隊アリというアリの大群がお出ましです。アリの大群に襲われるシーンが最高でした。蛇もちょっとだけ出てくるんだけど、今回は物足りない。相対的に最近のアドベンチャー映画はCGに凝りすぎ!素晴らしい映像なんだけど、なんかそれだけではな~といった感じが否めない。ストーリーも単純すぎてもうひとひねり欲しいところ。映画の中でIRON MAIDENのエディのようなスカルが目に付いた。SNOW BLINDのスカルはこちら。
2008.07.01
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レンタルDVDで「プラダを着た悪魔」を見ました。あんなに流行った映画を今頃見るのか!というくらい流行には疎い方なんです。ファッション業界の最先端で、最も華やかな世界を描いたこの物語は映画になる。私の本業は「下着縫製加工業」。ファッション業界の末端かつ底辺であるこの仕事はもっともみすぼらしく映画にはならないし、物語にも出てこないでしょう。とても悲しい。納期と品質を低コストで迫る「普段着を着た悪魔」がたくさん徘徊するこの業界はもっと辛いんだよ。アン・ハサウェイなら何を着たって似合うだろうよ!!小さな顔にあんな大きな目はありえへんやんけ~。BEST HITS SELECTION::プラダを着た悪魔<特別編>アン・ハサウエィ
2008.01.08
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映画「ストーンズから消えた男」をレンタルDVDで見た。ブライアン・ジョーンズの謎の死を描いたストーリーである。ブライアンの死は「謎の死」というのが定説になっていたが、殺人であったという新事実を初めて知った。93年にフランクという建築家が死ぬ直前に殺した事を明かしたらしいが、そんなニュース全然知らなかった。というより、知らない方がよかったかも・・・。ブライアンといえば、ストーンズを結成した男であり、初期ストーンズのブルース色はブライアンの嗜好なのだ。映画の中で、ロックスターの栄華とドラッグで堕ちていく姿が描かれているが、一番の見所はドラッグによる幻覚を退廃的に描いているところ。ブライアンの性的嗜好のSMプレーなんかも描かれているのは面白いところ。ロックスターに取り巻く様々な人間関係、女、金といったドロドロしたものを知る事ができる。BGMに使われている60年代のアシッド・ロックや、当時のファッションも忠実に再現されているところも見逃せない。■送料無料■V.A. CD+DVD■【「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」公開記念盤PremiumTribute to STONED】■'06/7/19発売初期ローリングストーンズではブロンドヘアーで愛くるしいルックスのブライアンがアイドル的人気を誇っていた。しかし、ロバート・ジョンソンのようなブルースギターがブライアンの真骨頂。ブライアンのスライドギターが特に見事な名曲。今でも、ときどきLIVEで演奏される。ROOLING STONES "Little Red Rooster"
2007.12.23
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「地球最後の男に希望はあるのか」大げさなサブタイトルと、TVコマーシャルに惹かれて滅多に行かない劇場まで見に行ってきました。率直な意見として、おもしろくなかった。実に単調なストーリーで2時間が長く感じました。地球最後の男というだけあって登場人物はほとんど1人。ウィル・スミスが出突っ張りなので彼のファンなら最高に楽しめる映画でしょう。荒野と化したニューヨークの風景は見応えはあったんだけど。ゾンビ映画として見てもイマイチ・・・。まあ、タダ券で見たんだからよしとしようか。宣伝用プロモーションはかっこいい!しかし、これがすべてなのだ。I AM LEGEND
2007.12.17
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1969年製作のフランス映画「ガラスの墓標」。「これはドラッグの映画ではない。愛とアクションを画いた映画である」というテロップから始まるこの映画。フランス映画らしからぬアクション映画なのかと思いきや、たいしたアクションは無い。それよりも、やたらとファックシーンが多い。何かあるごとにファックだ。さすが、ファック大好きフランス人といったところか。マリファナパーティを描いたシーンもやたらと裸なのだ。それと、主人公の相棒である”アメリカ人”をバカ扱いするところもフランス映画らしいところ。69年の映画なのに、なぜかファッションは今と似ている。今のファッションが当時のリバイバルなのか。この映画でのファッションは文句無しにかっこいい。冒頭のテロップは完全に否定してよい。エロティシズムとデカダンスの映画である。これが正しいかも・・・。ガラスの墓標
2007.12.16
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邦画はほとんど見ないんだけど、今日は前から見たかった「寝ずの番」をレンタルで借りて見た。上方落語の一門が師匠のお通夜でドタバタするというだけのこれといったストーリーは無いんだけど、なかなか楽しめる内容でした。”お○こ”、”ち○ぽ”といったエキセントリックな言葉が飛び交うアバンギャルドな笑いは好き嫌いが分かれるところでしょうが、こんなの大好きです。一番弟子役の笹野高史の演技が本物の落語家のように思えるほど素晴らしいんだけど、中井貴一はどう見ても落語家に見えない。おぼっちゃんのイメージがまだまだ強すぎる。原作は生涯ドラッグを愛した男、私の尊敬する中島らもである。こんなストーリーの中にもマリファナの逸話が挿入されるところがらもさんらしい。何も考えずにただ単純に楽しめる映画。「寝ずの番」
2007.12.15
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