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旬の野菜でレシピ~秋~カロリー表示付き

★モロヘイヤの粒マスタードあえ ★まいたけとアンチョビのパスタ ★山いもの磯辺揚げ ★にらとカツオのさつま揚げ




スーパーでもよく見かけるモロヘイヤ。実は、日本ではわりと新しい野菜です。「モロヘイヤ」はアラビア語で「王様の野菜」という意味で、古代エジプト時代から食されていたそうですよ。カロテンの含有量は野菜の中でトップクラスです。ビタミンB1・B2、Cのほか、カルシウム、カリウムも豊富。ネバネバの成分はムチンで、血糖値の上昇を抑え、胃の粘膜を守る効果があります。今回は、粒マスタードの風味がおいしい手軽なおひたしをご紹介します。モロヘイヤパワーで、残暑を乗り切りましょう。


●モロヘイヤの粒マスタードあえ

=材料=(2人分)
モロヘイヤ   120g(1束)
油揚げ     1枚

(A)
かつおだし   大さじ2
しょう油    小さじ2
砂糖      小さじ1/2
粒マスタード  小さじ1と1/2

=作り方=  <調理時間の目安10分>
(1)モロヘイヤは、固い茎の部分を切り落とし、塩少々を入れた熱湯(共に分量外)で、サッと色鮮やかになる程度にゆでます。冷水(分量外)にとり、アク抜きをして水気をしっかりきります。2~3cmの長さに切ります。

(2)油揚げは、フライパンでほんのり焦げ色が付く程度に素焼きします。粗熱がとれたら、1cm×3cmに切ります。

(3)(A)の調味料を混ぜ合わせます。

(4)ボウルに(1)を入れ、(3)の半分を加え、モロヘイヤに絡めてなじませます。次に(2)を入れ、(3)の残りを入れてあえます。

=ここがポイント!=

★ゆでたモロヘイヤは、切ると粘りが出ます。粘りが出ると水をきりにくいので、十分に水気をきってから切ります。

★油揚げは、油を使わずにフライパンで焼くと、程よい焼き色が付き、パリッと仕上がります。

★合わせ調味料は、めんつゆなどで代用できます。

★油揚げの代わりに、豚肉(しゃぶしゃぶ用)などを入れてもおいしくいただけます。

=野菜摂取量=(1人分)
可食部分の分量  60g
   緑黄色野菜  60g/淡色野菜 0g

=栄養価=(1人分)
エネルギー     86kcal
たんぱく質      6.0g
脂質         5.0g
炭水化物       5.8g
塩分         1.0g



きのこ類が店頭で目立ち始めたら、そろそろ秋本番。独特の香りと歯応えが好まれるまいたけは、和洋中いずれの料理にも合う、優れた食材です。今回は、その香りとアンチョビの旨みを組み合わせ、深みのある味わいに仕上げた簡単パスタをご紹介します。


●まいたけとアンチョビのパスタ

=材料=(2人分)
まいたけ           150g
プチトマト          180g(10個)
玉ねぎ            70g(1/4個)
パスタ(1.6mm)     180g
ニンニク           5g(1片)
アンチョビ          18g(6枚)
アンチョビ缶のオリーブオイル 小さじ1
オリーブオイル        大さじ1と1/2
塩              適量
コショウ           適量

=作り方=  <調理時間の目安15分(ゆで時間含まず)>

(1)まいたけは一口大に割き、プチトマトはヘタを取り半分に切ります。玉ねぎは薄切りにします。

(2)ニンニクはみじん切りにします。アンチョビは包丁で細かく刻みます。

(3)大きめの鍋にお湯(分量外)を沸かし、塩(大さじ1)を入れます。沸騰したらパスタを入れ、すぐに菜ばしでかき混ぜます。パッケージに表示されているゆで時間より1分ほど短くして、固めにゆでます。

(4)フライパンにオリーブオイル、アンチョビ缶のオリーブオイル、(2)のニンニクを同時に入れて、弱火でじっくりいためます。香りが出たら、(2)のアンチョビを加えてさらにいためます。

(5)(4)に(1)の玉ねぎを入れて中火でいため、さらにまいたけを加えていためます。しんなりしてきたらプチトマトを加え、火が通る程度にサッといためます。

(6)(5)に、湯をきった(3)を入れて手早く混ぜます。

(7)塩・コショウで味を調え、皿に盛りつけます。

=ここがポイント!=

★きのこ類は、水洗いすると水気を吸って味や風味が落ちてしまうので、基本的には洗いません。汚れが気になる場合は、ぬらしたキッチンペーパーでふき取りましょう。

★ニンニクと油を同時に入れて、弱火でじっくり加熱すると、焦げつかず香りが引き出されます。

★パスタはたっぷりの湯でゆでます。180~200gをゆでるのに、最低2リットルは用意しましょう。パスタがくっつかないように、鍋に入れたらすぐにかき混ぜます。

=野菜摂取量=(1人分)
可食部分の分量  127.5g
   緑黄色野菜  90g/淡色野菜 37.5g

=栄養価=(1人分)
エネルギー     502kcal
たんぱく質      17.9g
脂質         13.4g
炭水化物       77.3g
塩分          2.5g


山いもは「山うなぎ」とも呼ばれるほど、栄養たっぷりの食材。粘りのもとであるムチンという成分には、たんぱく質の消化、吸収を高める作用があるため、栄養を効率良く吸収することができます。また、腸内環境を整える食物繊維や、余分な塩分を体外に排出する効果があるカリウムも、多く含まれています。今回は、すりおろした山いもの磯辺揚げをご紹介しましょう。

●山いもの磯辺揚げ

=材料=(2人分)
山いも     180g(12~13cm)
青唐辛子    20g(4本)
パプリカ(赤) 30g(1/6個)
焼きのり    1枚(20cm×18cm)
天つゆ     適量
サラダ油    適量

=作り方=  <調理時間の目安15分>

(1)山いもは、皮をむいてすりおろします。

(2)青唐辛子はヘタを取り、包丁の刃先で身に切り込みを入れます。パプリカはヘタと種を取り、縦に半分にします。

(3)焼きのりを縦、横半分に切り、さらに半分に切って、8等分にします。

(4)油を170度に熱し、(2)を30~40秒ほど揚げます。

(5)(1)を8等分し、(3)にスプーンなどでのせて巻きます。のりの部分をつまんで170度の油に落とし入れ、1分~1分半ほど揚げ、山いもがきつね色になったら取り出し、油をきります。

(6)(4)と(5)を彩り良く盛りつけ、天つゆを添えます。

=ここがポイント!=

★山いもは、のりで巻いたら手早く油に落とし入れます。山いもがのりの両端から適度にはみ出して、形良く揚がります。

★油に入れてすぐに山いもを触ると、形がくずれてしまいます。20秒ほどして山いもが固まってきてから、はしで転がすようにして揚げましょう。

★青唐辛子の代わりにししとうを使ってもおいしくいただけます。

=野菜摂取量=(1人分)
可食部分の分量  115g
   緑黄色野菜 25g/淡色野菜 90g

=栄養価=(1人分)
エネルギー     122kcal
たんぱく質       3.4g
脂質          4.8g
炭水化物       17.2g
塩分          1.0g



にらは、摘んでも摘んでも芽が出る、生命力の強い精力的な野菜として知られています。1株から10回ほど収穫ができるとか。北海道や東北などの寒い地方では、体が温まり精力がつく野菜として、古くから重宝されていました。にら特有の香りは、硫化アリルによるもので、ビタミンB1の吸収を促進する働きがあります。今回は、にらとカツオを使ったさつま揚げをご紹介しましょう。

●にらとカツオのさつま揚げ

=材料=(2人分)
にら             40g(1/3本)
ねぎ             70g(1/2束)
カツオ            200g
いりごま           大さじ1
サラダ油           適量
レモン(お好みで)      適宜

(A)
酒              大さじ1/2
しょう油           小さじ2
塩              小さじ1/2
しょうが(すりおろしたもの) 小さじ1/3
卵              1/2個
片栗粉            大さじ1
コショウ           少々

=作り方=  <調理時間の目安20分>

(1)にらとねぎは、3cmほどの長さに切り、フードプロセッサーに入れて約10秒回してみじん切りにします。

(2)カツオは2~3cmの長さに切り、(1)に入れます。(A)も加えて約10秒回し、粘りが出たら止めます。さらにいりごまを加え、均等に混ざるように数秒回します。

(3)(2)を6等分して、水でぬらした手で平たい丸型にまとめます。

(4)フライパンに深さ約2cmになるようにサラダ油を入れます。160~170度になったら(3)を入れ、浮いてきたら弱火にしてじっくり火を通します。

(5)(4)を皿に盛りつけ、お好みでくし型に切ったレモンを添えます。

=ここがポイント!=

★タネを一度に揚げる場合は、温度が下がりすぎないようにフライパンにふたをすると、蒸し揚げ状態になり、ふっくらとしたさつま揚げに仕上がります。

★カツオの他に、たらやさわらなどの白身魚、さばなどでもおいしく作れます。

★フードプロセッサーがない場合は、ねぎとにらはみじん切りに、カツオは粗めのみじん切りにします。ボウルにねぎ、にら、カツオと(A)、ごまを入れ、粘りが出るまで手でよく混ぜます。

=野菜摂取量=(1人分)
可食部分の分量  57g
   緑黄色野菜  20g/淡色野菜 37g

=栄養価=(1人分)
エネルギー     345kcal
たんぱく質      28.3g
脂質         20.5g
炭水化物        8.8g
塩分          2.3g




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