╋趣味詩(14)╋

幻想・祈り・永遠に…

 全てに脅えきった瞳で僕を見ないで
 君のその曖昧な態度が僕を甘く酔わす
 微かに聞こえた君の言葉が今でも胸に突き刺さる
 あの日々の夢々は彼方遙かに消えてゆく

 君を忘れることが出来たなら
 もう迷うこともなかっただろう
 頭に残る愛の余韻にすがりつき 惨めだね
 どうしてこうも早く無常にも時は過ぎてゆく?
 僕は僕の信じた道を探してた 君の元まで

 切なさに打ち震えたか細い声に
 君はまだ気付いていないのだろう?
 だから僕を見つめてくれないのだろう?
 無いはずの明日に何を見る?
 空に広がる幻想の世界
 君はまだ信じているだろう

 この世に安らぎはないと悟った君の瞳
 大好きだったから忘れずに抱きしめていた
 一つ一つの幸せを噛み締めていたかった
 僕達の過ごした永遠の瞬間が零れゆく

 君のその愛を受け止めることが出来ていたなら
 僕は僕でいられただろう
 全てをかなぐり捨ててまで叶えたかったのに
 何故 僕は今ここにいるのだろう?
 もう会うことの出来ない愛しい君へ

 淋しさを誤魔化す君にいつしか僕は
 優しさを与えることを忘れていたね
 君はそんな僕を甘えさせていたね
 あるはずの今日に背を向けて
 闇に紛れた光を求め
 君はまだそこにいるのか



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