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January 22, 2018
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テーマ: 本日の1冊(3711)
カテゴリ: 海外の小説
【中古】 独房の修道女 / ポール・L. ムーアクラフト / 扶桑社 [文庫]【ネコポス発送】
ポール・L・ムーアクラフト
扶桑社ミステリー(文庫)
☆☆☆☆☆
 冷戦まっただ中の1969年に起きた事件が発端。地域に馴染めない聖職者デュヴァルは、中世の隠修女として、18歳で独房に閉じこもってしまったクリスティーンという女性のことを小説にしようとしていたが、そのモデルにふさわしい女性を見つけ、言葉巧みに同じように教会の地下室に監禁してしまう。
 まだサイコ犯罪者が認知されてない時代、最初、監禁された女性マーダが東側の陰謀を疑うあたりに世相が出ていて面白い。この設定がないと、彼女が簡単にデュヴァルに監禁されてしまったことに説得力が薄くなってしまう。作中は監禁されたマーダとデュヴァルが創作するクリスティーンの中世の物語が並行して描かれるが、監禁の描写は隣に他の被害者の遺体があったりして、鬼気迫るし、中世の方もその時代お約束ともいえる、残酷な拷問や処刑の場面が多くて、陰惨で殺伐とした場面が多かった。が、唯一なごめたのが、デュヴァルの愛犬ボーダーコリーの描写。内容に不似合なほどかわいい。
 だが、結末はデュヴァルが逃亡に成功してしまい、結局本当に修道女になってしまい、死期の迫ったクリスティーンが30年後にしたためた、遺書という設定になっているが、結構怖い。このての題材はかなり好みで、読み応えがあったのだが、どうもノンフィクションのような淡々とした現実味がありすぎて、もう少し、イマジネーションを掻き立てられるようなところがあったら、もっと好みだったと思う。





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Last updated  January 22, 2018 12:54:56 AMコメント(0) | コメントを書く
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