Reine de Fleur

死。



たとえば。
あたしが死んだら、誰が悲しむだろう。
家族は除く。もちろん悲しむだろうから。

幼なじみ、高校時代からの親友、大学の友達。
きっと泣いてくれるだろう。
でも、1週間もすればまた元の生活に戻る。
10年もすれば、過去の話の一部になる。

店の従業員。もしかしたら泣くかもしれない。
でも、次の日からは通常通り営業するだろう。

客。きっと店の従業員とか女の子から聞いて、驚く。
その後は店に来なくなるかもしれない。
でも、しばらくしたら同じ店かもしくは他の店で別のお気に入りを探すだろう。

あるミュージシャンが亡くなったとき、後追い自殺する子が何人もいた。
それほど彼を愛していたのだろう。
彼が生きる支えだったのだろう。

あたしは誰かに必要とされている?
あたしが死んだら、何か困る事がある?
きっと、何もない。
あたしが死んでも、何も変わらずに時間が過ぎて行く。
この世界で、「あたし」という人間はとても小さな存在。

あたしが生きる意味はあるんだろうか。
あたしが生きていて、誰かが幸せを感じる瞬間があるのだろうか。

「生と死」考えれば考えるほど答えは見つからないね。



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