Reine de Fleur

悲鳴。



最近、ボディーカットが増えた。
太ももの内側からは毎日のように大量の血が流れていて、
あたしはその血が流れる感触が快感でたまらない。
肌を伝わっていく真っ赤な血液。
それを吸収したティッシュ達。
どれもこれもが美しいと思う。
原因なんか知らない。
切りたいから切っている。

あたしはどこかおかしいんじゃないか?
・・・そう、おかしいですよ。
こんな事が快感なんて普通のココロを持っているはずがない。

きっとあたしのココロは悲鳴をあげているのだろう。
「助けて・・・誰かあたしを救って・・・」と。

他人があたしを救えるとしたら、医者しかいないだろう。
あたしがあたしを救える?
切ることでしか発散できないあたしの手を、誰か止められる?
ODしようと大量に精神安定剤を手にしたあたしを、誰か止められる?

今のあたしには、それを止められるほどの強い理性がない。

ごめんね・・・
こんなカラダにしてしまって。

ごめんね・・・
こんな精神状態にしてしまって。

でも、この傷はあたしが生きた証だから。
見るたび自己嫌悪になんか陥らない。
「あぁ、辛かったんだな、それでも耐えたんだな」そう思える。

むやみに「やめろ」なんて言わないで。
そんな無責任な言葉、吐かないで。
本当にそう思うなら24時間監視してて。

あたしは精神異常者。
綺麗に言えば「心療内科」露骨に言えば「精神科」に通ってる人間だから。
薬ナシじゃ生きていけないから。

これが今のあたし。

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