日記

日記

通夜



真ん中に引き伸ばした彼の写真。長男の入学式の時の写真。紺のスーツ、白いドットのはいったネクタイしめて。

たくさんの方が来てくださった。ちゃんと見てたかな?主人はどこかから自分の通夜をながめていたかな。通夜の席では、主人の生前の様子がいろいろ聞かせてもらった。単身赴任中の生活は何も知らなかったから、新鮮だった。家ではあまりしゃべる人ではないけれど、会社では、よく話す人だったとか、仕事はけっこう厳しかったとか・・・。いろいろ聞けてよかった。

夜はお線香を絶やさないようにするが、今はお線香が8時間もつとかでずっと起きている必要はなかった。そのお線香は蚊取り線香状になっていて、なるほどと関心してしまった。翌日の大変さを考えれば、それはとてもありがたいお線香だ。

夜は、また義母、義兄夫婦、義兄夫婦の子供たち、私、私の子供たちと雑魚ね。でも私は寝付かれず、ひとりで何度も主人に会いに行った。お別れがもうすぐだと思うと寝てられなかった。これでもかって言うほど、泣いて泣いて、話しかけて、二人の時間を過ごした。もうさよならだねって。忙しいばかりでなかなか二人で過ごせなかったから。


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