魔女のルルーと時の魔法


ruru

昔、魔女刈りがあった頃につらい目にあったルルー。
だけど、魔女のルルーは人間が大好き。
人間を信じながらも裏切られてしまう。
だけど、やっぱり人間が好きで人間を助ける。
そんな心温まる物語です。


私はこの物語を読んでとても考えさせられました。
そしてこの本のあとがきを読んでますます納得。


あとがき・・・

「人間の心がわからない」とルルーは言いました。
この言葉を原稿に書きながら、私は「そうだよなぁ」と、思っていました。
私は人間だけど、やっぱり、人間の心なんか、わからにものなぁ・・って。
一生懸命、大好きな誰かの心の中を知ろうとして、
言葉や表情から読みとろうとして、でも、それが、なかなかあたらない。
大当たりすればいいけれど、たいていはずしちゃって、
そんなつもりじゃないのに、嫌われちゃったりして。
もひとつ言うと、私は自分の心のなかもわかっていないんじゃないかな、
と思うことがあります。
「私は嬉しいのかな?それとも悲しんでいるのかな?」とか。
わからなくなることはありませんか?
人間の心は絵の具で塗りわけするみたいに、
「今の私は100%怒っているんだ!」なんてことにはならないような気がするのです。
それに、心の中の思いは、一瞬一瞬でシャボン玉の表面の色みたいに、
ゆらいで変わってゆくし、心って世界で1番、わけがわからないものなのかもしれませんね。以下省略。

なんか納得(。-_-。)ポッ



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