初海外

2002年夏。ぶぅた旦那より「ホントに中国に決まったから」と報告を受けた。
以前より「海外に転勤になったらどうする?」とさりげなく聞かれてたけど。
その時から「いいんじゃない。ぶぅた旦那の仕事だし」
「やりたいようにすれば?」
と答えていた。

なるべくぶぅた旦那の仕事には口を出したくない。ぶぅたも「中国」に来る以前までは仕事を持っていた。
自分が気に入っていた仕事だから内容や残業について口出されたくなかったから。

一つ海外赴任には条件をつけていた。
「あたしも連れてけ」
それだけ。幸い子供もいないし、2人だけなら自由は利く。それにぶぅた旦那と一緒にいたいから結婚したわけで。しかもただで海外にいける(笑)
上海って観光地でしょ。みんなは、少ない日程を組んで観光するんでしょ。
それを、飛行機代は会社で出します。住むところも会社で一部負担します。
なーんて言われたら行くしかないでしょ。

という事で、悩む暇も無く中国行きを歓迎し、お気楽に「帰る頃には中国語ぺらぺらで通訳の仕事なんかできるかも・・」と赴任してきた。

なーんてね。

本当は、一緒にいないとぶぅたが不安だった。もちろん子供がいないから負担も少ないっていうのも大きな理由だったけど。
ぶぅたが寂しいとき、困っているとき、助けて欲しいとき。
それは、ぶぅた旦那に力を貸して欲しい。
親でも、友達でもない。この先老いるまで一緒にいたいって決めたぶぅた旦那に手を貸して欲しい。

そういうとき近くにいないモドカシサ。今はメールや電話で時差もなく連絡がとれる。でも、触れていたい時ってのがある。
上海なんて飛行機で3時間。一日あれば帰ってこられる。
でも、違うのだ。一日たったら、もう平気なのだ。
平気じゃないけど、一番どん底のときじゃないのだ。辛いけど一人(もしくは周囲の人たちと)である程度乗り越えてるのだ。

話を聞いて欲しいのはあなたなのだ。
そばにいて欲しいのはあなたなのだ。
一緒に泣いてほしいのはあなたなのだ。

それは逆でも同じ。ぶぅた旦那がそういう気持ちになったら一緒にいたいのだ。




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