オシリアイ

中国に来て半年。オシリアイが増えた。
マンションの警備員。
ローソンのおばちゃん。
饅頭屋の店員。
花売りのおじちゃん。
怪しい商売のおばちゃん。
飲食店のおねーちゃん。
スーパーのおねーちゃん。   などなど。

相手はどう思っているか知らないけど、ぶぅたはオシリアイだと思ってる。
(警備員の人たちに お友達 というのも失礼かなと思うし)

もちろん仕事上で愛想よくしてくれてるのかも知れない。でも困ったときに親切にしてくれると嬉しい。それは日本でも同じ。海外にきたらナオサラ。

もちろん中国語なんて出来やしない。(目標は通訳だけど 笑)
気に入ったお店には何度も顔を出して、困ったら恥ずかしがらず助けを求める。
言葉はできなくて当たり前なのだ。覚えたての中国語を使ってもたいてい通じない。
身振り手振りを入れて、一生懸命相手と話せばいいのだ。
言葉は通じなくても一生懸命は通じる。

仮に日本にいるあなたが、外国人に
「ワタシ、イク、ドコ、オオサカ、ハヤク、チンカンセン」と
困っていれば「こいつ、オオサカにチンカンセンでハヤク行きたいのね。
乗り場わかんないのね。」くらいの想像は付くであろう。
チンカンセンというトンチンカンな日本語でも。

言葉が通じなくて結果がトンチンカンでも相手だって、外人の言ってるおかしな日本語交じりの英語交じりの中国語を理解しようと一生懸命だ。
その行為だけで嬉しい。トンチンカンでも笑顔で「謝謝」と言えばいいのだ。

「ニーハオ」「シェシェ」は知ってるように相手だって
「コンニチワ」「サヨナラ」「アリガト」は知ってるのだ。
「謝謝」と、とっさに出てこなくても、「ありがとう」と笑顔で言えばいいのだ。
海外でも基本は同じだ。

挨拶して、お礼を言う。

これだけでオシリアイは増えるのだ。相手が覚えて無くてもいい。
自分が覚えていて、挨拶を続けていけば相手だって覚えてくれる。

挨拶されれば誰だって悪い気はしない。気持ちいいでしょ。


無愛想で形だけの挨拶とお礼よりヘラヘラとしてるかもしれないけど
感情を表現しながらの挨拶とお礼のがよっぽどいいと思う。

だから今日も、笑いながら「ニーハオ」と警備員に挨拶し、おまけしてくれた花屋のおじさんに喜びながら「シェシェ」という。
ワンタンをご馳走してくれたおばちゃんには「シェシェ」と言いながら
「おなかいっぱい」「ごちそうさま」「おいしかった」っていう言葉が
すぐ出てこないから日本語で言う。おなかさすりながら。
これで十分通じるでしょ。

日本にいるときよりずっと近所のオリシアイが増えたし
感情が豊かになった。






© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: