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今日帰りの電車の中でカルロス・ゴーン著 ルネッサンス 再生への挑戦(カルロス・ゴーンの経営哲学) なる本を読んでいる人がいました。
その人は見るからに中間管理職のサラリーマンといった感じで、かなり疲れているようでした。おそらく彼は 「今はワンマンな経営者にこき使われているが、いつかは自分が経営者になってみせる」
等と思っていたのでしょう。そういうオーラが身体から滲み出ているようでした。
しかし、私はそんな彼を見て、 「あぁ、きっと彼は一生このままサラリーマンなんだろうな」 と思ってしまいました。理屈ではなく、ほぼ直感的にそう感じてしまったのです。
そして、そのときに私はもう一つ別のことを感じていました。それは「夢を見るということと、夢を追うということは違うんだ」ということです。夢は見ているだけでは実現しない。夢は追い求めないといけないものなんだと。
あとから考えれば、私が直感的にそう感じた理由は、 真に経営者になる人物というのは電車の中でカルロス・ゴーンの経営哲学を学んだりしない 、ということなのかもしれません。
夢を実現する可能性のある人は、今動いている人だと思うのです。今動いてない人は、夢を実現させる可能性などゼロに等しいのではないでしょうか。
動くことでリスクは生まれます。しかし動くことでしか可能性も生まれないと思うのです。
会社帰りの電車の中でカルロス・ゴーンの経営哲学を読んでいても、経営者になれる可能性なんてありません。それよりも会社を辞めて自ら行動を起こしたほうが、カルロス・ゴーンに近づける可能性は何倍も高いはずです。
私にも夢があります。おそらく私は電車の彼に自分の未来を投影していたのでしょう。
今の私は電車で見た彼と同じです。もし本気で今の自分を変えたいのなら、まずは自分から動いて、自ら環境を変えなくてはならない、と肝に銘じた出来事でした。