前向きに生きよう!

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ウイルスでがん死滅


名古屋大学研究グループが成功

がん細胞にだけ感染する性質を持つ「変異単純ヘルペスウイルスHF10]を使って、人のがん病巣を死滅させる新しい治療法の臨床試験に世界で始めて成功した。
ウイルスを施した病巣が完全に消えた例もあるといい、手術で対応できない進行がんの治療に大きな成果を上げた。
ヘルペスウイルスは増殖の盛んな細胞に好んで感染する性質を持つ。
ウイルスの一種の「HF10」はがん細胞を特に好み、感染した細胞は新たなウイルスを生産する一方で、細胞自身は死んでしまうという。
乳がん末期患者6人の病巣に直接HF10を注射したところ、がん細胞が30~100%死滅した。副作用もなかった。
転移して画像診断では判別できない小さな段階のがんにも対応できるよう、静脈注射などで全身HF10を行き渡らせる方法も模索していく。
遺伝子治療や放射線、薬物でもなしえなかったがんの特効薬ができたのではということらしい。

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