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2012.07.23

最近、地元でも有力な銀行や全国展開している企業は、
いわゆるＵターンしたい学生が、遠路地元に帰って就活しなくてもいいように、
東京の支店にリクルーターなる社員を置き、
東京の企業説明会に参加して名簿に記入した学生で、
入社させたい学生をいち早くターゲットにし、会食したり、お茶飲んだりしながら、
リクルーターと口約束しながら内々定に持ち込むらしい。
息子にはＵターンを勧めたが、
残念ながら、我が家の子供たちは、東京あるいは外国での仕事を選んだ。

六月、再三、息子に真夏の就活用スーツを買ってあげようと電話していたが、
なんとか春用スーツで乗り切れた。
おまけに就活スーツなど着てくるなという、
体力勝負でキツイとは思うが、、
横文字系な仕事先を見つけてきた。
デスクワークの向かないタイプなので
ＴシャツやシャツにジーンズＯＫな、まさにうちの息子にはありがたい仕事。

それにしても、
カラーの髪の長髪、あごひげ、もみあげ、ピアス、ブーツ、腰に引っかけたパンツ、帽子、
チャラくて、軽いファッションで大学生活を謳歌していたのが、

（あくまでもイメージ、参考）

大学３年の冬、就活に入ると、一転、
黒スーツ、あるいは濃紺スーツに合うように、
黒い髪に染め替え、短髪、ひげを剃り、爽やか系に変身。
お気に入りのゴールドのネクタイもやめて
青いストライプやえんじ色のレジメンタルのネクタイで、
いかにも就活パンフレットな就活学生だった。
母は、このスタイルを永遠に続けてほしい気分よ。

上京してすぐ偶然最寄りの駅で会った息子の高校の先輩、
恐ろしくチャラい、軽い、アホっぽい（ゴメン）イメージのｍａｒｃｈの学生だったが、
同じように爽やか系学生に変身して就活し、
来春、地元の銀行に勤めるそうだ。

先日内定先の会社の社内報が地元の家に届いた。
輝いた先輩たちの中で、どうか頑張ってもらえますよう、
そして、とんでもなくため込んだ大学の単位がこなせますよう、
母は祈るばかり。

それにしても、就活費用、
スーツ、Ｙシャツ、ネクタイ、ビジネス靴、ビジネスバッグ、名刺入れ、そして名刺、
ベルト、ハンカチ、時計、靴下等、購入に始まり、
エントリーシートに貼る写真（これも特別に修正を入れられる写真なので高価）
毎日説明会、面接に通う交通費、昼食代、飲み物代、ケータイ代（企業検索、連絡等）
就活のための費用が多額過ぎる件、
何とかなりませんか・・（涙）

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