尾の間温泉とたこやきパーティ

さて、待ちに待った温泉タイム。
行き先はいわさきホテルの側にある、尾の間温泉。
温泉嫌いのダ~リンはお留守番することになり、5人で出かけました。
歴史がありそうな、どっしりとした建物。
入浴料200円は太っ腹のテツママがみんなの分をど~んと払ってくれました。

温泉はちょうど夕食前のピーク時。
そう広くもない脱衣場は老若太女でいっぱい。
隣と人にぶつからないようにパンツを脱いで、お風呂へ。
ここもかなり混んではいましたが
テツママ、純子さん、私3人並んで座ることができました。

いよいよお約束の時、到来です。
お約束?はい、テツママのお背中を流すことです。
「テツママのお背中流させてもらいます。」と日記で温泉の話が出る度
温泉に連れて行ってもらいたい一心の私は口にしていたのです。
でも、そうは言ってもそれは夢の夢。
まさか本当にその日が来るとは思ってもいませんでした。
嬉し涙で目をうるませながら、にわか三助のペズリー
愛と力をこめてゴシゴシ、テツママの背中を洗わせていただきました。

(丸秘情報
横目でチラリと見たのですが、テツママ、いいおっぱいしてます。)

それから3人で湯船に。
あ~、やっぱりお湯の中はゴクラク、ゴクラク。
お湯はかすかに硫黄の匂いがして、ぬるぬるしています。
いかにもお肌に良さそう。
ずっと浸かっていたい気分でしたが、ここのお湯はちょっと熱めで
10分もすると顔が赤く茹って来たので 上がりました。

さて、温泉でさっぱりした後は
これまた待ちに待ったお夕食タイム。
きょうは、昨晩食べなかった蟹、プラス
♪パンパラパラパラパッパッパ♪テツパパのたこ焼き教室です。

実演を見て、目から鱗でした。
たこ焼きのタネ、ホットケーキくらいのドロドロ具合だと思っていたのですが
サラサラなんです。クレープのタネよりもっともっとサラサラ。
それをサ~ッとたこ焼きの丸い穴だけじゃなくて
プレート全体に行き渡るように流し入れます。
後は具を入れ、穴の外のプレート部分の最初に固まりかけてきた所を
上手に剥いで、丸い穴に入れ込みながらまとめてゆくのです。

テツパパ、やはりお上手。
ちょうど良い頃合を見計らって、くるりときれいにひっくり返されます。
試しに私もやってみました。
それなりにひっくりかえります。
純子さんのご主人、たいそう褒め上手で「あ~、うまい、うまい!」
調子に乗った私「じゃ、次のは全部私が焼きます!」と宣言したのですが
次のはタネを流し込んだ後、待てど暮らせど固まりません。
タネが薄すぎたのが原因で
悪いのはタネを作ったテツママだ、と純子さんは慰めてくれましたが
やっぱり『たこ焼き道』の道は険しいものなのでした。

で、肝心のたこ焼きのお味。
美味でした~。外はパリッ、中はふ~~~んわり。
噂の天狗ソースつけても酢醤油つけても最高!
意外にもたこ焼きは赤ワインに合います。
ダ~リンが自分の名前と同じだという理由だけで買ってきた
ちょっと渋いフランスワインを飲みながら、タコ焼き食べました。

途中からは別荘の斜め向いにお住まいのK夫妻も参加。
K夫妻、自給自足の生活に憧れて
東京から2年前に島に移住して来られたとのこと。
が、実際の生活は厳しく、島に男性に仕事はなく、
奥さんが会計事務所に勤める一方、ご主人は主夫をしていらっしゃるそう。
仕事をやめて島に移住する勇気、それが素晴らしい!と
オーストラリアに帰りたい気持も強いのだけれど、
やはり経済的なことを考えて日本に留まっているダ~リンと私は
羨望の眼差しで行動力のあるK夫妻のお話を聞いていました。

きょうは白谷雲水峡にも行けたし、島も一巡りできたし、
温泉にも入れたし、テツママの裸も見たし(!)
純子さんのご主人が焼いてくれた蟹も美味しかったし
ついに、あの念願のたこ焼きも食べられたし
この晩もこの上なく満ち足りた思いでお布団に入った私たちでした。






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