chickenboyの嘆き

chickenboyの嘆き

小説3


「僕が、聡里のこと好きって言ったらどうする?」僕にとって、精一杯の発言だった。すると、「好きって言ってくれるなら付き合いたいよ。」と聡里は言った。僕はさらに続けた。「付き合ってもいいよ。」と言った。緊張がピークに達した。今までに味わったことの無いようなドキドキ感があった。
 すると、「じゃぁ、しっかり言うね。もしよかったら聡里と付き合ってください!」というメールが来た。先を越された。仕方ないか。僕は臆病者だから。聡里からの2度目の告白。今度はあいまいな答えじゃなくて、しっかりとした答えを出そう。「うん。僕でよかったら付き合おう。」これが僕の出した答え。うまいことは言えないけど、頑張って言うことが出来た。
 6月6日に起きた今までには無かった出来事。僕に聡里という彼女が出来た。思わず、舞い上がってしまった。自然とテンションが上がった。
 次の日、まだ聡里と付き合っているという実感が無かった。さらに、付き合うのは初めてなので、何をすればいいのかわからない。僕と聡里の共通の友達であり、今回の事情を唯一知っている、小川(仮名)に相談をした。
 電話とかしたらいいんじゃない?といわれた。僕はその日の夜、聡里に電話しないか?と聞いた。聡里は普通に、「いいよ」と答えてくれた。
 11時を回った。親は寝てしまい、僕しか起きていない。そろそろ電話をしよう。携帯を手に取った。すると、緊張して手が震えた。しかし、思い切って電話を掛けた。数秒して、「もしもし」と声が聞こえた。


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