わが青春の絵本「BIG O」



Shel Silverstein 著 
「THE MISSING PIECE meets the BIG O」です。

これは、「THE MISSING PIECE」という絵本の続編です。

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1作目は、一部分が欠けていて、まん丸になれない主人公が自分の片割れを探して転がりながら旅をする物語です。

1作目はとても有名ですが、私は1作目より、何倍も
続編の方が好き。(*^_^*)

続編は、
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左端にあるthe missing PIECEが、自分がぴったり合う相手を求めて、
ず~っと待っている物語です。

the missing PIECEは、1作目のようには、自分だけでは転がっていけない形なので、
誰か、ぴったりくる相手がきてくれるのをひたすら待っているのです。
ぴったり合う相手がきたら、一緒に転がって人生を歩んでいけると思っているのです。

ところが、なかなか自分にぴったり合う相手が見つからない。
ちょっと合うかな・・・と思ってても自分の方が大きすぎたり。

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相手が角張っていて、共に転がって行くことができなかったり。
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相手が、自分との合わせ方を全く分かっていないヤツだったり、
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余りにデリケートなヤツで、
自分が近づいたら、風船みたいに、パ~ンと割れてしまったり・・・。

時には、とっても変なヤツがやってきて、
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とても自分の相手になるとは思えない・・・
あ~あ、ため息。(*_*)

さらにこんな変なヤツまで・・・。
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ある時は、自分に花をつけて、魅力的なように自分を飾ってみたりもするんだけど、効果無し。

どうもぴったりの人が現れない・・・。ため息。(-_-)

もういや~。(T_T)

ところが、あるとき、ついにぴったりする相手が現れた!!
シアワセ~。やった~。(*^_^*)

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しかしそのシアワセもつかの間。

なぜだか、自分の体がどんどん成長して大きくなってしまい
相手と合わなくなってくる。(>_<)
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ショック!!
「君が大きくなるなんて思わなかったよ」
「私だって・・・(T_T)」という訳で、決別。

傷心の思いでいると・・・
ある日、今までとは違う見慣れないヤツが現れた。

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One day、one came along who looked different!!

‘What do you want of me?’
‘Nothing’

相手の名前は、「BIG O」

相手は欠けたところがなくて、全く自分を必要としていない・・・。

さて、この先は、私が説明しちゃうと感動が薄れるので、
ここまでにしておきます。(^o^)

是非、読んでみて下さい。

日本語訳でも出ていますが、
簡単な英語なので、絶対原文の絵本がよいです。
アマゾンで、2冊合わせて、3500円くらいです。

私は、つらかったとき、この絵本を何回も何回も読んで
相手を待つんじゃなくて、
大事なのは、自分自身なんだ・・・と自分を励ましてきた本です。
結婚前の人の方が、ぴったりくるかな?



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