あの人に対する
君の想いが一気に溢れ出したように
信じられない位
世界が揺れた気がした


-1995.1.17-


天井が落ちて
立てなくなって
それでも君はあの人の事を想った…


 「死にたくない…」


何回も身体が叫んだ

 「大切な人が
        いるから…」

意識が、見えない位
遠くにいっちゃって…そんな君は最期を向かえた…

一瞬の出来事
泣きたいよね…

あの人は君の名前を
知らない…
あの人に君の姿が
届かない…

泣きたいよね…
今じゃ君の涙さえ存在できないから…

どんな想い…?
この胸の痛みも感じられない想いは…一体…

だけど…
あの日々のあの人への想いは
永遠にここにある事は分かるから…

私はいつだって君を感じる事が出来るから…


 「忘れないから…」


君も…
この想い忘れないで…

いつかは逢えること

信じて…



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