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2008年12月07日
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カテゴリ: 読書 小説
東野圭吾の数少ないシリーズものといえる加賀恭一郎が出てくる作品になります。

警察官として洞察力に優れているだけではなく、事件にかかわった人に対してどう解決すればいいのかまでを考えているという物語が多いのが特徴と言えますね。

とはいえ、シリーズキャラクターとして存在感を押し出してくるよりも、特に警察官になってからは、犯人側からの描写が多い作品での解決役という役回りのような形が印象になるのですが。


この作品は家庭関係がうまくいっていない4人家族、父親、母親、中学生の息子、そして認知症の祖母。

この家庭で、中学生の息子が幼女を殺してしまったという事で、どうするかと考える父親視点と、加賀と親戚関係にある捜査一課の松宮の視点で話が進むものになっています。

事件は早い段階で提示されるため、犯人当てのような形の派手なドキドキ感はありません。

しかし、犯罪者側と捜査側両面でどうやって事件を解決するのか、もしくは逃げ切れるのかというじわじわと締め付けられるような緊迫感があります。

収束に向かっていく過程の緊迫感があり、犯罪小説として一定以上の評価をしたくなるものですが、東野圭吾作品はそれだけでは済まさない伏線と収束が用意されています。

どうでもいいですが私は涙腺を刺激されました。



赤い指 加賀恭一郎シリーズ





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最終更新日  2008年12月07日 14時46分52秒
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東野圭吾の新作はいつ読めるでしょう?  
アルサ さん
小説として読みやすく、さすがに東野圭吾は巧い。
と、思わせる作品でした。
しかし、心の余韻として残るかといえば、ひどく苦い、読後感が悪かったと覚えています。
読んでいる間中、腹が立って腹が立ってしょうがなかった。
人間の嫌な面が前面に出ていて・・・。
あのラスト、例え反省があったとしても、納得できない。
面白くないわけはなくても、好きにはなれない。
そんな作品でした。
  (2008年12月07日 19時42分52秒)

東野圭吾だらけの更新を狙ってみようかな  
茶留蔵  さん
読後感は悪いと思いますよ(笑)
ただ、その悪い読後感になる傾向もあるんですよね、加賀恭一郎が出てくるものって。
それで、どこかに覚悟があったんで、反省すること云々ではないですね、涙が出そうになったのは、親の思いの方に涙が出そうになりましたから。 (2008年12月07日 21時13分10秒)

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