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2009年02月09日
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いわゆる新自由主義経済という、市場原理主義に対してボロカスに批判する事を主とした対談集になります。

新自由主義=金持ちの収奪主義、自分さえよければいいというモラルなき特権階級者のための社会の問題点(というか、この前提自体がすでに問題なんですが)

をあげ、本来社会はこうあるべきだったのではないかという、提示と現実はどういう構造でありどこに向かっているのかという事を語り合っています。

格差社会は当然であるとか、自己責任なんだから、などという安全圏にいるものの傲慢な人間を糾弾したりなんだりと。

日本のバブル崩壊はアングロサクソンによって仕掛けられたものであり、日本はいいように利用され収奪されたなど、いろいろですね。

日本型社会主義とでもいうバブル崩壊以前の、終身雇用制であるとか日本型経営の優れていた点を検証したりしながら、ある意味何でこうなっちゃったんだろうみたいな原因を探ったり。

なかなか読んでいて楽しめるものですね。

私は経済政策について日本の最大の弱点であったのは極端しかなくなってしまったと言う事というか、ある意味では日本の本道であった、中道左派的な経済政策が全く影をひそめてしまった事が問題にあったと思っていたり。

ここら辺は、新自由主義の民営化万能論に対する対抗策が明確に提示できなかった事が問題だと思っていますけどもね。



土建屋利権政治とでも呼びたいものだったりするのですがね、それが日本の民営化万能論を発端とした市場原理主義を招いてしまったと思うのですが、残念ながらその手の話は出てきません。

単に私の持論の1つをここに書いておきたかっただけと。

中身に関しましては

第1部 森永・吉田対談

1資本主義の大変動が起きている
2無抵抗だった日本人
3資本主義はどこまで暴走するのか
4アンチ新自由主義の人間像

第2部対談を終えて
6日本人の手にもう一度<未来>を 吉田司
7私たちが犯した失敗 森永卓郎



ただ、オタクを過大評価しているなとは思いますけどもね、秋葉原にまで出かけないひきこもりの緩いオタクの私の意見としては(笑)

オタク的な遊びの要素を、新自由主義者は恐れていて、だからこそオタクは気持ち悪いだの変態だのと一生懸命レッテルを貼ろうとしていると。

だが、むしろ変態は新自由主義者の方だと、金の事しか考えていないじゃないかというような発言は個人的には笑いましたが。

現在の世界不況は歴史の逆行の弱肉強食社会であるという考え方に少しでも興味がある人は読んでみるのも悪くはないでしょう。

読んだからと言って打開策が分かるとかそういうものでも何でもないですけどもね。

資本主義はどこまで暴走するのか





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最終更新日  2009年02月09日 20時51分24秒
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