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2009年02月12日
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オバマ大統領がアメリカ大統領となり、アメリカは共和党政権から民主党政権に変化しました。

アメリカは二大政党制といえるもので、どちらの党も政権政党として(その政策が成功するか失敗するかはおいておいて)責任を全うすると言う意味で世界的にも異質な感じがします。

日本やヨーロッパでは、政権政党と、それに反対するためだけに存在するような万年野党が目についたりしますが、アメリカではそういった反対のための反対をするような政党政治は行われていません。

ある意味羨ましいですね、日本の場合硬直化して死に体のような政権与党と、とりあえず何でも反対しておけという現実に即した考え方をもっていない野党という悲しい構図しかありませんからね。

また、アメリカの二大政党はアメリカという国家の成立過程の特殊性からどっちだろうとも基本的には愛国的なものであり、どこかの国のように売国的なものではないというのは羨ましいですが、それはそれとして。


共和党=保守、民主党=リベラルと簡単に二分化してしまいがちな両政党ですが、物事はそれほど単純ではなく、それぞれに補完しあう部分が大きいがそれでいて、対立軸としてはっきり分かれるというのが本書の狙いですね。

共和党的カルチャーや民主党的カルチャーというバックボーンを軸に2つのアメリカというものを紹介し、日本人では理解しがたいアメリカというものを理解するには面白いものであると思います。

カルチャーという事で、わかりやすく面白い例としましては映画のストーリーというものが挙げられています。

詳しくは本書を読めばいいと思うので簡略化しますが、共和党的カルチャーは「孤軍奮闘とほろ苦い人生」



ダイ・ハードのような類のものですね。

一方、民主党カルチャーは「和解と純愛」

E・Tであるとか、タイタニックであるとか、個人的な解釈では「全米が泣いた」という宣伝文句が付きまといそうなものですね(笑)

私は共和党支持者でも何でもないですが、映画に関しては共和党カルチャーの方が好みのかなというのはありますね。

ある意味なマッチョヒーローの娯楽超大作みたいな、頭を使わないで済むようなものと理解しましたから(そのかわり、そんなものばかりだと飽きるのも早そうですが)


第1章 民主党と共和党はどこが違うのか?
第2章 社会価値観をめぐるイデオロギーの激突
第3章 民主党のカルチャー、共和党のカルチャー
第4章 建国以来変わり続けてきた対立軸
第5章 民主党の政策、共和党の政策
第6章 対立軸はどこへ向かうか


若干無理矢理対立軸としてとらえようとしているかなぁというように思えなくはないですが、対立軸を通して見るアメリカの問題点であるとか、アメリカへの疑問点というものは頭に入ってきやすいなと思えますね。

気軽に読めますので、こういう考え方もあるのかと知るのも一興と思えるものでした。

民主党のアメリカ共和党のアメリカ





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最終更新日  2009年02月12日 21時26分37秒
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