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2009年08月03日
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行きすぎたブッシュ大統領のアメリカの横暴に対する世界的反発は動かし難い事実であり、ある意味やっ

かいな大国アメリカというマイナスイメージを確固たる地位を築いたと思います。

そういったマイナス要素満載の共和党政権からチェンジとばかり出てきたオバマ大統領は、アメリカ初の

黒人大統領という看板も手伝い人気者として祭り上げられています。

横暴なるアメリカに対する反発を私も強く感じています、しかしそこからチェンジしたアメリカが好まし

い方向にチェンジするのかどうか、少なくとも日本に暮らす日本人である私にとっての関心事は、アメリ

カのチェンジが日本という国にどのように影響を与えるかという事にしか関心を持ちようがありません。

まぁアメリカという国はそれだけ日本にとって良くも悪くも存在が大きいというか、日本はアメリカの属

国というポジションと揶揄されるだけの意味があるとか、諸々ありますが。



本政府は共和党との繋がり一辺倒だったという事を出発点としていますが、チェンジという言葉に象徴さ

れるように、変化そのものを標榜する政権は、往々にして正しいか正しくないかという判断を横において

おいて、既存との違いを強調する目的のためだけに、それまでの路線を全否定する傾向を持ち合わせると

いう事です。

もちろん、ブッシュの率いたアメリカはチェンジしないといけないような状況に合った事は間違いありま

せん。

しかし、極論から極論に針を振り切ったとしたらどうなるでしょう?

存在が大きければ大きいほど影響ははかりしれません。

もちろん、悠長な事を言っていられないくらい急がないとならない課題というものはあります。

だからといって、何でもかんでも急がないといけないかというとそうではありません、特に国の方向性を

決めるものは、むしろ大混乱を引き起こす場合があります。



でグローバリズムという名の世界アメリカ化計画を引き上げようとしています。

金融危機によって多くのものを吹っ飛ばしたアメリカが自国内にこもろうとするのは分かりやすいですし

、気持としては分かります。

しかし、アメリカという大国が散々ひっかきまわしておきながら、責任は取らないで放りだして逃げたと

解釈するような状況だとも言えます。



す。

反米的な観点からすると、盛者必衰としてざまぁ見ろとでも言えば済むかもしれません。

しかし、日本は残念ながら日米安保という特殊な条件の元に平和を享受してきた国であり、アメリカが沈

没して良かったよかった、これで原爆を落とされたのに、悪名までも押し付けられてきたところから解放

されると手放しで喜ぶわけにはいきません。

オバマ政権のアメリカのチェンジは日本にとってもチェンジであり、日米安保に頼らない新たな道を探ら

ないといけないというか自立を突き付けられていると言えるでしょう。

平和を享受するためには、平和を守るために戦う覚悟を必要とする国にチェンジしない事には、日本は中

国にしろ北朝鮮にしろ反日で好戦的な国のいいカモにされてしまうでしょう。

今の日本は、平和と叫べば平和でいられる国家では無くなってしまっているという事実を直視しましょう

という意味で、アメリカのチェンジが日本に与える、また世界に与えるインパクトについて分析したのが

本著ですので、信じる信じないは読んだ人にゆだねるとして、考え方の1つとして目を通す価値はあると

思います。

まぁ楽観的な予想をして何の対策もしないよりは、悲観的な予想を立てて最悪の事態に備えるというのは

必要な事ですしね。

しかし、本当に日本という国は外交問題が全く選挙の争点にならないですよね、本当に日本という国を守

っていかないといけないんだ!っていう政治家はいないのでしょうかね?

少なくとも、今の世界状況では、次の政権与党を狙う政党の党首が、日本は日本人のものではない!と力

強く宣言しているような場合ではないのですが、おそらくそういった政党は日本国のために政治をやりぬ

こうなんて考えてもいないんでしょうね、日本人の税金を使って仕事をする立場のはずなんですけどもね

。

第1章 オバマは北朝鮮と正式国交を樹立する
  第1部 北朝鮮のミサイル発射は失敗した
  第2部 オバマ大統領は六カ国協議には戻らない
  第3部 クリストファー・ヒルはなぜブッシュを裏切った
  第4部 北朝鮮戦車部隊はいまや脅威ではない
  第5部 オバマは北朝鮮を承認するか

第2章 オバマは日本防衛に関心がない
  第1部 中国のミサイルが在日米空軍基地を狙う
  第2部 在日米軍基地を遠くへ移動させる
  第3部 アメリカ空軍は日本を離れていく
  第4部 マラッカ海峡のパトロールをやめるのか
  第5部 アメリカ国民は強いアメリカを望んでいない

第3章 オバマの中国戦略は失敗する
  第1部 中国の経済発展は地政学上限界だ
  第2部 オバマ大統領は中国経済を頼りにしている
  第3部 オバマ大統領は中国にへつらっている
  第4部 オバマは台湾を守らない
  第5部 アメリカ軍が東シナ海と日本海から追い出される

第4章 オバマは中東から追い出される
  第1部 アフガニスタンはオバマのベトナムになる
  第2部 パキスタンの核兵器が危ない
  第3部 オバマはアメリカ軍をイラクから引き揚げることができるのか
  第4部 イランは中東の全てを支配しようとしている
  第5部 中東はさらに混乱する

第5章 オバマには世界戦略がない
  第1部 オバマ大統領は軍人に嫌われている
  第2部 オバマ政権には世界戦略の専門家がいない
  第3部 世界は核兵器であふれることになる
  第4部 オバマは国連を腐敗させる
  第5部 オバマ大統領は保護貿易を推し進めようとしている

第6章 日本はどうする?
  第1部 ドイツとロシアが同盟体制をとる
  第2部 2010年代は地政学的対立の時代になる
  第3部 日本の国会は国権の最高機関ではない
  第4部 日米関係はどう動いてきたか
  第5部 優れた指導者を選ぶことは核兵器を作るよりも難しい

オバマ外交で沈没する日本





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最終更新日  2009年08月03日 21時27分52秒
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