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2010年01月26日
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アメリカのサブプライムローン問題から、世界的な金融危機が問題になりました。

アメリカの吹っ飛び具合が注目を集める中、ヨーロッパも負けず劣らず見事に吹っ飛んだ印象がありましたが、アメリカに関する報道と比べると、日本国内ではヨーロッパ情報にあふれるような報道はされていません。

アイスランドがIMFの軍門に下ったあたりは報道されていたような気もしますが、それでも、アメリカの吹っ飛び具合と、それによって日本国内もダメージが大きいというような扱いに比べるとヨーロッパの扱いは軽いと言ってもいいのではないでしょうか(私が報道をチェックしまくっているわけではないので定かではないですが)

アメリカが吹っ飛んでいる以上に危険なのは実はヨーロッパであるとして、その根拠たるものを出していきましょうというのが本著の狙いのようです。

サブプライムのようなハイリスク商品を最も購入していたのがヨーロッパであるという事と、ユーロという共通通貨を作りだした事のマイナス面がバブル崩壊処理の足を引っ張っているというのが大きな軸になりますかね。

バブル崩壊そのものについては、日本国内でも散々経験させられ失われた10年などという言葉が当たり前になっている事を考えると、最低10年は失う事になるだろうと予測しやすいですが、日本以上に崩壊の影響が大きいのは、国内問題で処理できない問題だらけであるという事だと。

金融崩壊を防ぐために批判が大きかろうとも国が金融機関を救うために税金を突っ込まないと、実体経済やら何やら全てがどうしようもなくなるというのは、常識化していますが、ヨーロッパでは各国単位で速攻やるには適さない条件が並んでいると。

国単位で対策を立てたくてもユーロ圏という1つの共同体を作ってしまったがために、対応が遅いだの何だのとバブル崩壊時に批判されまくった日本以上に対応が遅くなる構造が出来上がっていると。

ヨーロッパの危機を対岸の火事であるとしないために、日本として学ばなければいけないのは、円のように信頼を得ている貨幣がある状況なのにもかかわらず、東アジアで共通通貨を作ろうなんていう愚策を絶対に考えてはいけないという事であると、強く思えますね。



それが今回のように危機が訪れると、各国の思惑がぶつかり合い、どうしようもなくなると分かったという面では良くも悪くも実験だったなと外から見ると思ったりします。

そして、今回の金融危機によりタックスヘブンに対する規制強化が世界の潮流になってきたという事で、日本も脱税は罪であるという事をしっかり強化すべきではあるなと。

少なくとも国のトップが率先して脱税するなんて言語道断であると。


第1章 サブプライムのプレイヤーは欧州だった
第2章 欧州のどこが危ないのか?
第3章 リーマンショックが与えた衝撃
第4章 真の敵、域内バブルの崩壊
第5章 欧州各国に何が起こっているか?
  (1)ドイツに何が起きているのか?
  (2)フランスの憂鬱
  (3)大英帝国の落日

第6章 東欧の危機が欧州全体を襲う
第7章 金融危機によって欧州の何が変わったか?
第8章 ユーロ・クライシス

本当にヤバイ!欧州経済





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最終更新日  2010年01月26日 20時19分40秒
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はじめまして、コメントします。  
五遷そう始 さん
Genji感想でお世話になりました。
>アメリカのサブプライムローン問題から、世界的な金融危機が問題になりました。

 私が読んだ本でローンというよりも金本位制のアメリカ通貨を支える金が足りなくなってきたことが分かってきたからだというのも理由らしいです。

 信用問題は金があればいいという問題じゃなくなってきた。だからこそ日本の義理人情が世界に広まる契機かもしれない。

 最近はTVアニメより漫画、歴史小説を好むようになりました。相互リンクを希望します。OKであれば⇒ http://ducunt-volentem.air-nifty.com/fateliang/2009/08/post-1.html  にお返事ください。 (2010年01月28日 22時14分54秒)

はじめまして  
茶留蔵  さん
TBではお世話になりました。
金本位制をやめてからの貨幣の暴走に拍車をかけた側面は、全く無視はできないものですよね。
貨幣経済そのものが、貨幣という信頼の下で行われるものであり、その信用の裏付けがかつては金であったわけですからね。
とはいえ、金本位制にするにはあまりにも貨幣が流通するようになっていますし、マネーサプライを増加させるような金融政策には金本位性に縛られると、速攻性が作れなかったりと、なかなか難しいなぁと。

日本はそういった中で、基軸通貨でないからこそアメリカのドル増刷のような事を勝手にやれない状況であり、わがままに耐えてきた部分がありますので、そうやって耐える事によってこそ得る信用というものも、あるんだというのは世界的に広める必要性はあるかもしれないですよね。

相互リンクは、ブログにしてから全く考えもしたことがありませんでしたが、希望をしてくださったのを断る理由はありませんので、受けさせていただきます。 (2010年01月28日 23時37分05秒)

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