甜茶(テンチャ)花粉症、アレルギー疾患、



茶いな茶イナの不思議パワー

砂糖大根の別名「甜菜」の甜の徐の意味は「甘い、旨い」であるが、
甜茶(テンチャ)は甘く、甘さには幸せや喜びの印象を伴うところから、
中国では、旧正月(春節)に甜茶を飲む習慣がある。
種類としては①牛白藤(アカネ科)②蝋連繍球(ユキノシタ科)
③多穂柯(ブナ科)④甜茶懸鈎子(バラ科)という異なる4種類の植物
が使われており、最近注目されたのは④である。
(因みに普通の甜茶はツバキ科である)
茶柄に棘を持つ高さ2~3m の潅木で中国南西部の広西壮族次自冶区の山岳地帯に産し、桂林では、「開胃茶」とも呼ばれている。

成分

砂糖の75倍の甘さ「甘味成分(ルブソシド)」
ミネラルバランスのよさ(ナトリウムに比してカリウムが圧倒的に多い。
カルシュウム、マグネシュウムの含有量が多いなど) 

効能

食欲増進、去痰、咳止め、解熱、花粉症、アレルギー疾患、慢性鼻炎などに効く。
肥満しない甘味料、として75倍の甘味成分(ルブソシド)が注目され、酵素反応によってさらに味質、甘味度を高める方法が開発されたが、研究の過程で抗炎症作用、抗アレルギー効果、口臭予防効果、が見つかり、味わいの良さも手伝って、日常的に飲めるお茶として期待を集める事になった。

つづく

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