サンマ「秋刀魚」高血圧、老人ボケ、その他



食卓に最もよく登場する魚の第1位はアジ、第2位はサンマ、第三位はイワシという平成四年の調査結果がでている。

「秋刀魚」という意味を失うほど、今では1年中店頭に出回っている。

東シナ海から北千島はかけて南北に回遊するが、北の方で獲るほど脂が乗って美味しいといわれている。

偏食や無茶なダイエットによる「飽和の時代の栄養失調」に警鐘が鳴らされている昨今、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の宝庫であるとともに、栄養的にも内臓まで食べられることは魅力的で、ビタミンB2とB12の補給源としても優れているのではないだろうか?

とりわけ背の青いサンマが、サバやイワシと同じく高度不飽和脂肪酸のDHAとEPAの含有量が多いことは注目に値するのである。

これは、成人病や老化現象(例えば、心筋梗塞、脳血管障害、老人性痴呆症など)の予防と回復に絶大な働きをするのだそうだ。

ビタミンB2(100g中に0.33mg)は子供の成長を促進するビタミンであり、B12 は悪性貧血を予防する。

悪い血筋を受け持つ諸君には持てこいの魚であるのかも?

つづく


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