今日も楽しかったね!

耐震偽装事件

耐震偽装事件を知って


ちょうど家の設計にとりかかったころに、耐震偽装事件という大きなニュースがありました。
問題にされているのはマンションやホテルばかりでしたが、
このニュースが詳しく報道されるにつれ、私たちの家は大丈夫なんだろうか…ととても不安になりました。

最近、住宅性能評価をとるとか耐震等級最高レベル などが標準仕様になっているところが増えていますよね。
我が家のメーカーさんではその評価を取っていません。
依頼するときからわかっていましたが、この事件以来偽装された物件に騙されないために住宅性能評価は有効だという話を聞くにつれ、やはり取るべきだったんじゃないかしら…と思い始めたのです。


メーカーに相談すると、希望ならできるがその分の費用がかかる、とのことでした(やっぱり)。
説明によると、

 評価機関への代金。
 必要な図面や資料の準備にかかる費用。
 検査を受ける度に工事を止めるのでその分工期が延びる、大工さんたちなどの人件費。

これらだけでも結構大きな金額になる様子。



メーカー数社を検討しているころ、
最初から何もかも充分に含まれているようなメーカーさんに依頼できれば何も心配は要らないのだろうけれど、我が家はその坪単価に手が出ませんでした。
だから標準仕様の中に「私たちはそこまでは要らないと思う」というものが多くて坪単価が高いのはもったいない。
必要だと思うものは追加でき、安全と安心は最低限ちゃんと確保されている メーカーがいい
と考えたのでした。それで今のメーカーさんと契約したのです。

「住宅性能評価」はあれば更に安心だけど、
取っていなくても 充分に安全な家を設計してもらうのは当然のこと だから、要らない。

最初の考えに立ち返って、やはり取らないことにしました。


我が家のメーカーさんは在来工法で、
設計者とは別に社内に構造設計部門があり、二階建て以上の建物はすべて構造計算をするそうです。
それによって必要な金物や筋交い、梁などの位置と大きさが決まります。

我が家も設計者さんと間取りを決めた後で構造計算をしてもらっています。
上棟した我が家の骨組みをみたら、大空間のLDKにしっかりと太い柱と梁が使われていました。

よし、きっと大丈夫!
あとは、計算を偽造されてないことを信じるしかないよ…

(メーカーさんへ。ウソウソ、冗談です。信頼してますよ~!)


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