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『 あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった~カウラ捕虜収容所からの大脱走~
』と言う
日テレの単発ドラマ
第2次世界大戦の時のお話で、オーストラリアのカウラってトコにあった捕虜収容所で起きた日本兵の脱走事件をテーマにしたドラマ
収容所ではご飯も出るし、何か自由だし脱走するコトないじゃんって思ったけど、
日本の戦陣訓では「生きて虜囚の辱めを受けず」と言うのがあるらしくて、
捕虜になると、その兵隊さんの家族は村八分にされると言われていたそうです。
だから、家族にも手紙を出せずにただただ家族を思ってその日1日を過ごしていた感じがします。
でも、1944年8月5日に脱走事件が起きたんです
事の発端は、収容される人数が多くなったから偉いさんとそうじゃないのを分けようとなったそうで、
それに反発した兵士が脱走を企てたのです。
軍人さんは上下関係とかがしっかりしているから、余計なんだと思います
で、脱走するかしないかをトイレットペーパーにかかで投票したそうです。
だから、「僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった」と言うタイトルなんでしょうね
武器なんて持ってなくて、フォークとかナイフ、野球のバットを持って脱走なんて、無謀です
オーストラリア兵は銃があるから、どう考えたって無謀です
大泉洋さんが演じたのは国に残した奥様を思ってをつけたけど、結局はをつけた人も脱走に加わる事になってしまって、最後はオーストラリア兵に撃たれて死んでしまう。。。
撃たれても逃げようとして、最後は奥様の名前を叫んで死んで行く・・・
あまりにも悲しくて、切なくて泣いてしまいました
自分の大切な人が戦争に行ってしまったら・・・考えるだけでイヤなので考えません
今でも徴兵制のある国の恋人たちのキモチが分からなくもないけど、自分はイヤ
捕虜にでもなっていいから、自分は村八分になってもいいから、好きな人が生きて自分の元に戻って来てくれたら、きっとそれだけでイイって思えるような気がします
それに、収容されていたのは兵士だけじゃなくて、全然関係ない人だっていたそうで、
不破万作さん演じる漁師さんが「自分には子供が7人いて、下の子供はまだ学校にも上がってないんです」と言いながら、オーストラリア兵に撃たれるシーンは号泣でした
お父さん方のおじいちゃまは戦争に行ってません。
お母さん方のおじいちゃまは、戦争の話すらしません。
だから、ちぃちゃんも聞いたりしなかったし、戦争って行為は歴史上の出来事なだけで、何が悪くて誰が得をしたのかなんて馬鹿馬鹿しくて考えもしなかった。
遠いどこかの国で戦争が起きていて、誰の為に戦うのか、戦争の終わりには何が残るのか・・・
前に戦争に行った兵士が恋人に宛てた手紙を紹介した新聞記事を読んで、こんな馬鹿馬鹿しいコトを思いついた人間の愚かさを改めて気付きました
ただ、焼け野原の日本がモノが溢れて、充実した毎日を過ごせるのも傷ついた人がいたからなのかなと思うと自分が生きているコト・欲しいモノをすぐに手に入れられる環境・ワガママ・・・幸せなコトなのだと思わなければいけないんでしょうね
大好きなGuamだって戦争の傷跡がある
サイパンに行った時には島内観光で、戦争の生々しい傷跡を見て回った
サイパンには「バンザイクリフ」と呼ばれる崖があります。
ここは、捕虜になりたくない日本人がバンザイをしながら身を投げた崖です。
吸い込まれそうなくらいの青い海が眼下に広がる絶景ですが、こんな悲しい歴史があったんだな・・・って。
「ラストコマンドポスト」は、洞窟の中にあった日本軍の司令塔。
鉄砲の弾の跡が生々しく残っていて、ガイドさんが「ここで亡くなった兵士の為にタバコをお持ちの方はタバコに火をつけてあげてください」なんておっしゃってて・・・
持っていないちぃちゃんは、持って来たお菓子を置いて来ました。
平和な今の時間に感謝しなければいけないですね
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