☆今日のアロマ☆ オイルトリートメント



☆ 今日はオイルトリートメントについてお話します(^^)

・・・まずは簡単にアロマとは・・・

アロマ(aroma)とは香りのこと。

ここでの香りは植物のもつ生命エネルギーをギューっと集めたものと思うといいと思います。植物の中には香りのカプセルが大体、重さの1~3%入ってて(もっと少量のものもあるんです)、それを100%集めたのが精油(エッセンシャルオイル)です。有効成分が濃縮されているわけです。植物によってそれぞれ特有の香りと機能を持っています。

アロマセラピーとは、「芳香療法」。ハーブや芳香植物は、ずっと以前から行われていましたが、アロマセラピーという用語、概念が確立したのは、1920年代、フランス人科学者、ルネ・モーリス・ガットフォセによってです。彼は、実験中に大やけどを負いました。その時とっさにラベンダーオイルに手を浸したところ、化膿することなく治ったといいます。その後彼は、このオイルが傷を治す作用に着目し研究を進めました。

アロマセラピーとは、精油を利用して、ストレスからの解放や心身の健康や美容に役立たせようというものです。香りは人間の嗅覚を通じ、脳に刺激を与え、ホルモンなどの分泌を促したり、精神や肉体の健康増進を助けます。また、リラックスだけでなく、集中力を引き出したり、寝覚めを良くしたりなんていう効果もあります。産婦人科で、病院特有のにおい消し、医療空間への癒しはもちろん、出産の恐怖感を取るためや、出産後の心と体のケアも使われるようになりました。

(ただし、精油は、薬ではないので、心配な時はちゃんとお医者様に相談して下さいね。)


 <目次>
1:オイルトリートメントの勧め
2:よく使われる植物油
3:皮膚に浸透する精油
4:アロマトリートメントオイル


  ***オイルトリートメントの勧め***

アロマのオイルトリートメントをしてみましょう。植物油に精油を希釈して使います。植物油のことはキャリアオイルとも呼ばれます。「キャリア」には「運ぶもの」の意味があります。精油が親油性で肌への浸透性がいいことから、植物油が利用されます。オイルトリートメントは、体液循環を促進してくれます。(体液とは、血液、リンパ液、組織液を合わせたもののことです。)体が楽になるのを感じられるでしょう。アロマのオイルトリートメントを行うことで、リラックス効果や免疫力アップも期待できます。

*オイルトリートメントの良さ
・E.O.の効果+植物油の効果
・血管内、リンパ節やリンパ管内と組織にある不要な老廃物や水分を排出
→免疫機能向上
・新陳代謝を高める
→太りすぎの防止
・神経の疲労感を緩和
・皮脂腺の働きを高める
→ターンオーバーの促進、皮膚の艶が良くなる、皮膚の強壮
・患部の苦痛の緩和

*オイルトリートメントを効果的にするための循環器の知識
A
・血液は心臓から出て心臓に戻るまで約1分
・動脈の長さ:静脈の長さ=1:3
・表在性の静脈:深在性の静脈=1:9
B
・水分は体重の約60%
・細胞内の水分は体重の約40%
・細胞と細胞の間の水分は体重の約15%

*トリートメントで心がけること
・老廃物や二酸化炭素を多く含んだ静脈血を心臓に戻す
→末端から中心へ
・表面だけではなく、深部の体液を移動させるように適当な圧を入れる
→皮膚や表層の筋肉がほぐれてきたら圧をかける
・特に老廃物の除去をしたいところはゆっくり
・圧をかける時は筋肉繊維の方向を考慮する


  ***よく使われる植物油*** 買うときの参考に。

・スィートアーモンドオイル
スィートアーモンドの種子からとれる植物性油脂。においはほとんどない。化粧品の材料としてよく使われる。皮膚軟化作用、保湿作用、浸透力に優れている。あらゆるタイプの肌に適している。開封後半年。

・オリーブオイル
オリーブの果実からとれる植物性油脂。安定していて酸化しにくい。美容や医療の分野で広く使われる。荒れた肌、乾燥肌に適している。また、関節に熱を持ち、痛む時にも用いられる。開封後半年。

・マカデミアナッツ油
マカデミアナッツの種子からとれる植物性油脂。皮脂の構造に近い脂肪酸を多く含むことからスキンケア用としてよく使われる。皮膚や血管への活性効果と皮膚の柔軟性を保つ効果がある。老化肌、乾燥肌、敏感肌、傷のある肌、やけどをおった肌、おむつかぶれに。わずかなにおいがある。開封後1年。

・ローズヒップオイル
細胞膜を強壮にし、細胞分裂を促進させ、傷を負っている組織を再生させる。日焼けや色素沈着にも効果があり、水分保持にも役立つのでしわを含め老化の気になる肌に役立つ。非常に酸化しやすいので、要冷蔵で開封後2週間。

・ホホバオイル
砂漠に自生するツゲ科の植物ホホバの種子からとれる液体ワックス。寒さで固まることがある。皮脂に似た脂肪酸組織を持つので、皮脂の分泌が抑制されにきびの治療にも役立つ。安全性、安定性、浸透性に優れる。ヘアケアにも使える。開封後約1年半。


  ***皮膚に浸透する精油***

精油は鼻から吸うことで、粘膜や肺から血液循環の中に取り入れられます。では、皮膚に塗布された精油はどうなるのでしょう。オイルトリートメントをした際、「精油は皮膚に浸透」します。精油は皮膚の表皮を通って、真皮層に浸透し、体内を循環(血液循環)します。
皮膚は通常、簡単に物質を通過させません。皮膚には皮膚を覆う皮膚膜や角質層のバリアゾーンがあるからです。しかし、精油は小さな分子構造をしているので容易に通過することができます。そして、真皮層の血液やリンパ管に入り、血液を介して全身の組織、器官へと広がるのです。

それでは実際にトリートメントオイルを作りましょう。

***アロマトリートメントオイル***

1具体的にどういったトリートメントオイルを作りたいか決めましょう
例えば、リラックス用・筋肉痛用・引き締め用・乾燥肌用など。
2精油を選びましょう
好み・香り・オイルの働きを考慮して選びましょう。
3植物オイルを選ぶ。
オイルの特性を考慮してみましょう。ホホバオイルは酸化しにくく使いやすいので私はよく使います。
4あなたのオリジナルオイルを作りましょう
植物油のボトルの内フタを開け、精油を適量(希釈濃度2%まで)入れ、よく振り混ぜます。(例えばホホバオイル50mlに精油を入れる場合は、1%希釈で合計10滴ほど)
5ブレンドしたオイルは、早めに使いましょう。




+++安全のための注意+++

 精油は濃縮されたものです。正しい使い方を学びましょう。
・原液を直接肌に塗らない(ラベンダー、ティーツリーはそのまま使うこと  も出来ますが)。もし付いてしまったら、大量の水で洗い流しましょう。
・精油を内服、飲用しないようにしましょう。
・火気に注意しましょう。(アロマポットを使う時も目を離さないように。特 に空焚きしないよう!)
・精油は高温多湿を避け、冷暗所に保管しましょう。(酸化臭がしたら捨てま しょう。)
・紫外線に注意しましょう。ベルガモット・オレンジ・レモン・グレープフル ーツの精油を使う際、皮膚につけた精油の成分(フロクマリン)が、紫外線 と反応して、痒み、発赤、シミなどの色素沈着を生じます。
・その他の注意
<妊娠時>
十分注意して精油を選びましょう。妊娠何ヶ月かによって勧められるもの、そうでないものがあります。
<赤ちゃん、子供、幼児、お年寄り>
精油の使用を極力避け、使用する場合は薄めましょう。(赤ちゃんは大人よりも精油の影響を受けやすいと言われています。赤ちゃんの嗅覚は成人よりも発達していて、においを敏感に感じ取るのだそうです。ご自分が使われる場合も、他の部屋などで行うと良いでしょう。)
1:乳児(0ヶ月~1歳)
もし使用するなら、室内の芳香の拡散、湿布(ボウルに精油を一滴たらして)だけにしましょう。ラベンダーかカモミール・ローマンだけにしましょう。
2:幼児(1~7歳)
もし使用するなら、室内の芳香の拡散、湿布(ボウルに精油を一滴たらして)トリートメント(1~3滴を15ccの植物油に希釈)だけにしましょう。ティーツリー、ラベンダー、カモミール・ローマンだけにしましょう。
3:子供(8~14歳)と65歳以上
大人と同じで大丈夫ですが、精油の濃度を半分にしましょう。

素敵なアロマライフを♪ by ライトワーカーAKIKO


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: