バッチフラワーレメディー



『バッチフラワーレメディーとは、イギリスで60数年の伝統がある花の療法です。38種類のレメディーと緊急用のレスキューレメディーというのがあります。不安や恐れイライラなどのつらい感情を和らげ、バランスの取れた状態にしてくれます。』

ストレスフルな毎日を快適に過ごす癒しのアイテムとして、アロマセラピー、ホメオパシーと共に代替医療として話題を呼んでいるバッチフラワーレメディは、イギリス人の医師、バッチ博士によって1936年につくられたストレスを癒す療法で、様々な感情やココロの状態に対応するものです。

原材料は野の花や草木で、害、副作用(70年間使われているケースの積み重ねにより実証されていますが科学的根拠はありません。)、習慣性や依存性もなく、赤ちゃん(夜鳴き、ひきつけにも)からお年寄りまで誰でも使えるもので(昏睡状態のような人には手首など脈を打つところにつける)、ペット、植物にも使うことができます。一生を通して使えるもので、効かなくなるということはありません。どんな治療法や薬とも併用できます。フラシーボ(偽薬)ではないので、合っていれば確実に変化が表れます。(もし間違って自分に合わないバッチフラワーを選んだとしても、変化がないだけで、逆の作用を及ぼすようなことはありません。バッチフラワーは薬ではありません。バランスがくずれ、何か疑問を持った時に自分で摂ればいいものです。日本では健康食品という扱いを受けているのだそうです。レメディーは2年、クリームは3年保存できるそうです。)

レメディーは現在60数カ国で販売されているのだそうです。日本でもアロマコーナーでよく見かけるようになりました。38種類のバッチフラワーの一覧(パンフレット)がロフトやハンズのアロマコーナーに置いてあるのでそれがひとつあると選ぶ際に便利です。

レメディーは、花のエッセンスを太陽の光で(サン・メソッド)、もしくは煮沸法(ボイルド・メソッド)により抽出し、ブランデー、ワインビネガーなどの天然の保存剤で希釈されたあと、ボトリングされたものです。野生の花や植物のエネルギーがより微細に、感情や精神に対して働きかけ、ネガティブなものからポジティブなものへ置き換えていきます。(今なお科学的に証明されていないことが多く、研究が続けられているそうです。)

私は日本に戻ってきてかなり落ち込んでた時期があって、なんにもしたくないし出来なかったのだけれど、そんな時街を歩いてたらバッチフラワーレメディー講習会っていうのが目に入り、何にも知らないのに妙に気になってその場で申し込みました。
この世の中には偶然ってないけど、本当にそうです。
それで作ったものを1ヶ月飲んでたら、ふって心が軽くなり、あっ大丈夫て思えました。否定的な感情が消えていきました。
最近は新しい所に出掛ける時とか、発表みたいなのがあって緊張する時にレスキューレメディー(緊張やプレッシャー、強いストレスを感じるときなど、幅広く使うことがでる)というのをよく使います。ペットボトルの水の中に4滴入れて持ち歩くとすぐ飲めて便利。今までだと、緊張しすぎると過呼吸になったり、お腹痛くなったりしてたのに、大丈夫になりました。
だから、みんなにちょっと紹介してみようと思います。


概念
「シンプル、ナチュラルなもの」
アロマやホメオパシーは数百種類もあるのに対して、バッチのレメディーは38種類です。バッチ博士(エドワード・バッチ 内科医、免疫学者)はクライアントを苦しめないように自然でシンプルな方法の研究をしていました。そして、植物にたどり着いたのだそうです。38種とはいえ、組み合わせて使うと2億一千万以上もの感情に対応することが出来ます。

「個々の人に対して選ぶ、症状や病気に関してではない」
表面の大きなマイナス感情(例えば怖いとか不安といったもの)で選んでいきます。感情は人それぞれ違います。例えば風邪ひとつ取ってみても、不安に感じる人もいれば、移されたと怒る人もいるでしょう、また、休めるとリラックスする人もいるかもしれません。レメディーは奥深くに働きかけ、精神を安定させるものです。

「健康な精神→健康な肉体」(バッチ博士の言葉)
プラトンは紀元前500年に健康な肉体→健康な精神と言っていますが、バッチ博士はマイナス感情の葛藤が正常な作用を妨げることで体の症状として表れてくると考えました。バッチ博士はこの事に今から70年も前に気付いていました。しかし、病気の50~70%はストレスだと結果が出たのは、アメリカの精神神経免疫学(人間の思考、感情が病気に関連しているのではないかと考える学問、サイコ・ニューロ・イミューン:PNI)によって、最近のことです。それから代替医療はようやく西洋医学に取り入れられるようになってきました。

38種のレメディーとレスキューレメディー

レメディーはイギリスではセレブリティーの「Must Have」と言われるそうです。ビクトリアやチャールズ皇太子もいつも持っているそうです。ダイアナ妃も使っていたそうです。本人が(このままでいいのかなあと)疑問を感じた時飲みましょう。

*レスキューレメディー*

売り上げナンバー1のレメディーです。混合レメディーと言われ5種入っています(スターオブベツレヘム;トラウマになりそうなショックなことが起きた時、ロックローズ;強い恐怖心がある、出た時、チェリープラム;自制心を失いそう、パニックになりそうな時、インパチェンス;緊張などでイライラする時、クレマチス;気が遠くなる時や、目眩がする時)。緊急時(事故にあってしまったときや、見てしまった時、普段と違う時、ここぞと奮いたたせるとき、面接、発表会などあがらないように、飛行機に乗る前、最中などに)、強いストレスの時(起きそうな時、起きてしまった時にも)に使います。ひどいショックからも救い出してくれます。赤ちゃんの夜鳴き、ひきつけにも使うことが出来ます。

*レスキュークリーム* 

レスキューレメディーの5種にクラブアップルが加わります。傷、小さな火傷、発疹、打ち身、切り傷、掻き傷などに使います(じくじくの傷にはあまり効かないようです)。SOSの感情が出てきたと考え、器官の働きを正常化させることで心もOKになると捉えます。お産の時、出てきた赤ちゃんの頭に塗ってあげるとスムーズに出てきてくれるそうです。

*アグリモニー* 西洋みずひき草

「悩みを表に出せない、うわべは快活、内心は悩みでいっぱい」
⇔自分の心をオープンにする、解放する

→一人になるのが嫌い、スケジュールを無理矢理いっぱいにする、周りの人は気がつかない、他人に悟られたくなく自分にも隠したい、お酒・ドラッグに依存、面白おかしく茶化してみたりする、過食・拒食症に依存する場合に心の状況を考えながらアグリモニーを考えてみるといいそうです。

*アスペン* ポプラ 

「原因のわからない恐れ、繊細、敏感 、原因のわからない漠とした不安、恐れ」
⇔内面の安らぎ、根拠のない恐れだと確信できる

→先々の不安に。何か悪いことがおこるのではと思う時、神経質な時に。例えば、老人の方で、ヘルパーさんが来るけど掃除をしなくては、どうしよう、どうしようという時などには、ミムラスとアスペンをとってみるといいようです。

*ビーチ* ヨーロッパブナ

「批判的・口うるさい、人に厳しく自分に甘い、人の長所が見えにくく、批判的」
⇔思いやりと寛容性が持てるようになります

→自分の判断基準がずれているなと感じた時にいいようです。人の話がすんなり聞け、自分が楽になるのを感じるでしょう。

*セントーリー* セントーリー

「人のいうなり、嫌といえない、流行に流されやすい、人を喜ばせようとし過ぎたり人の言いなりになる」
⇔人がいい、喜ばせたいというのはそのままに自己主張が出来るように。

→NOと言えないセントーリ、相手をがっかりさせちゃいけない、人がいい、喜ばせたい、強い性格の人に利用され本来の使命がないがしろに、穏やかに物事をおさめたい、強い人に従ってしまう、上司や先輩に頼まれ事をされた時、NOといえず、ストレスになる時や、人を喜ばせようとしすぎ、本当は嫌なのに無理をして引き受けてしまうような時にオススメだそうです。

*セラトー* るりまつもどき 唯一の栽培種だそう。ヒマラヤ原産の低木。

「自分で決められない、確信がなく人の意見を聞きたがる」
⇔自分の意見に自信が持てるようになる

→自己不信になっていて、(本当は直感もあるのに)自分の判断に自信がなく人に意見を聞いてしまう時に。指示を待ってばかりいる人や、マニュアル人間にも。

*チェリープラム* べにはすもも

「理性を超えた衝動、抑えられない感情 、心の抑制を失う事への恐れ」
⇔恐怖はコントロールできるのだと思うようになる。落ち着いて自分をコントロールできるように

→コントロール出来ない様な恐れがある時に。例えばはじめての子育ての時、子供を落としたらどうしようと過剰に恐れるような場合に。また、虐待してしまうのではと恐れる時に。

*チェストナットバッド* 西洋トチノキの新芽

「ケアレスミス、ワンパターンなど、経験から学ばず、同じ過ちを繰り返す時に。」
⇔柔軟性と学習能力がつく

→進化がないと感じたり、過去の失敗の時にうまく処理していないからまた繰り返すと思った時、同じ恋愛パターンを繰り返したり、いつも同じ試験問題にひっかかる時に。教訓に出来ていなく、立ち止まって考えられていなく、実際の行動がぐるぐると堂々めぐりしているような時に使います。動物のトイレのしつけに使うことも出来ます。

*チコリー* たんぽぽの仲間

「甘え、わがまま、自己中、独占欲」
⇔無条件に愛せるようになる

→自分が彼を愛するように、彼にも同じぐらいの愛情で自分を愛して欲しいと強く思い、何かと干渉してしまう時にぴったりのレメディとのことです。自分の価値を認めて欲しいばかりに、見返りを求めた自己中心的な愛で愛する人に干渉したり愛を欲しがったりしてしまう時に。安心感が得られ気持ちが安定すれば、恋愛を穏やかに楽しむことができるようになるといいます。

*クレマチス* 千人草(トラベラーズジョイ)、野生に近い種類が使われる

「ボーっとしている、空想にひたる(楽しい幸せなことを空想している、赤毛のアンのような感じ)、現実逃避、不注意、上の空、夢見がち、心がここになくどこかにいってしまっている <前方を見ている>」
⇔現実と夢の橋渡しが出来るようになる

→クリエーティヴな人によくみられるそうです。忘れ物が多かったり、そそっかしかったり、怪我が多かったり、眠そうな人などです。恋愛に対して夢見がちで、白馬の王子様のような理想の男性を待っているため、なかなか恋愛ができない状態を打破したい時にもお勧めだそうです。空想の世界ではなく現実を見ることで、自分にとって本当の意味での理想の相手と巡り会えるはずとのことです。

*クラブアップル* 姫りんご

「潔癖、自己嫌悪、容姿へのコンプレックス(人が見たら普通なのに)、 潔癖性、些細なことで自己嫌悪に陥る、ちょっとの汚れが気になる」
⇔ありのままの自分を受け入れる

→自分の顔やスタイルにコンプレックスがあり、顔にニキビがひとつできただけで、自分の顔は醜いと思ったり、彼ができても自分よりキレイな子に目がいってしまうのでは、と些細なことを気にして恋愛に臆病になりがちなタイプの人にぴったりだそうです。人が見たら普通なのに自分の容姿を過剰に気にする時にも。例えば、老人介護をしている人、ごみ収集をしている人が、雑踏に出かける時に自分の容姿が気になる場合があるといいます、そのような時にも使えます。

*エルム* 西洋ニレ

「仕事への責任プレッシャー 、仕事と責任感の重圧に苦しむ」
⇔いつもの有能さと自信を取り戻す

→一時的に容量オーバーでアップアップな時に。大きなプロジェクトを任された、仕事の量が急に増えたなど、いつもはテキパキと仕事をこなしているのに仕事量や重責で自分の限界を超えるプレッシャーを感じ、急に自信を失ってしまった状態の時、気持ちをリラックスさせるのにお勧めだそうです。

*ゲンチアナ* 西洋りんどう

「がっかり感、へこんでいる、 落胆して気持ちが動揺している、くじけやすい」
⇔信念と楽観主義を取り戻す、失敗があっても明るい展望を望めるようになる

→マイナー思考タイプな人に。一時的なもので、原因がはっきりしている場合に。ちょっとがっかりしたような時に。心を元気づけるレメディーです。

*ゴース* はりえにしだ 

「投げやり、絶望して何をやっても無駄と考える」
⇔希望を持って前向きに生きる

→長い間苦労が続いて、やることはやったとあきらめに入っている時に。失望、絶望、辛い時、前途への希望を失っていて、それ以上努力できない時に。アドバイスを人からもらっても、やっても無駄と心の中で思ってしまい、克服する努力をしないような時にも効果的です。

*ヘザー* ヒース 

「話し好きだが、自分のことばかり喋ってしまう」
⇔よい聞き手になる

→おしゃべり好きで自分のことで心がいっぱいな人に。聞いて欲しくて、話が止まらなく、人から避けられてしまうような時に効果的です。このような人のことをボタンホーラー(ボタンの穴に手を引っ掛け、引き止めてまで話をする人)というそうです。

*ホリー* ヒイラギ 

「怒り、嫉妬、攻撃心、むかつき、不信感、憎しみ、やきもち」
⇔普遍的な愛の気持ち、無償の愛で接することが出来る

→ぎざぎざの葉の様に、愛情とは正反対の嫉妬・ねたみ(例えば白雪姫の母の様な)でいっぱい、他人に対して怒り(本人は苦しい)・攻撃、機嫌が悪い、うたがり深い時に。彼が女の子の友だちと話をしているだけでカッとなってしまったり、疑り深くなるなど、嫉妬心を強く感じる時にぴったりだそうです。ネガティブな感情がエスカレートすると攻撃的な気持ちになるので、嫉妬心が芽生えた時点で、このレメディ落ち着くといいそうです。

*ハニーサックル* 欧米人が好きな香り。バブルバスやタルカムパウダーに使われる。甘い香り。

「過去に浸る(意識が過去に行っている)、懐古趣味、過去の思い出に浸って懐かしんだり、後悔したりする、良きにしろ悪きにしろ抜け出せない過去<後方に意識>」
⇔現実にも目を向けられる

→昔は良かったのにーの老人、失った恋人の事から立ち直れない、ペットロス、転勤、留学のホームシックなど。終わってしまった恋愛を断ち切れず、懐かしんだり、後悔したりといつまでも引きずっている時に、今を十分に楽しく生きるパワーを回復させてくれるそうです。長く続いている状態なら、元気な心をを取り戻せるまでしばらく飲み続けるといいそうです。

*ホーンビーム* 西洋しで 

「やる気がでない 月曜病のように、やる気が起きない」
⇔バイタリティー、生き生きした心を持てる、日常生活にやる気を持てる(ふっと、はじめようと思える)

→朝、すっきりと目覚めることができず、精神的な疲れが残ったままやる気がまったく起きない時、バイタリティとイキイキとした気持ちを呼び起こしてくれるそうです。心理的、精神的疲労に。やることがたくさんありすぎて、やりたくなく、のばしのばしにしているような時にも。

*インパチエンス* ホウセンカ 野生の種類 日本ではナンバー5の売り上げ 日本人に多いタイプ バッチ博士が一番最初に見つけたのがこれ、彼はインパチェんスな人だったらしい

「いらいら、緊張感、せっかち、忍耐力に欠け、すぐせかせかしてしまう」
⇔忍耐力、内なる平和を持てる、穏やかな問題処理が出来る

→頭の回転が早く、他人がのろい為にイライラしてしまう人に。早くどうにかならないかと結果を急ぐような時に。早く早くと言うお母さんにも。自分の思った通りのスピードで物事が片付いていかなく、せかせかし、イライラした気持ちから解放されず、なかなか眠りにつけないような時に最適だそうです。イライラしているな、と思った時点で飲むとよりいいと言います。

*ラーチ* カラマツ 落葉性針葉樹 アメリカ人は買うのをためらうそう

「自信喪失、できるはずなのにできない、劣等感、自身がなく失敗がこわい」⇔失敗を恐れず、目標を持って前進できるようになる

→自分自身の能力に劣等感を感じ、自分には何か足りないのでは?、と悩んだり、また失敗を恐れるため、責任のある仕事を任され「自分にはとてもできそうにない」としり込みしてしまう時にお勧めなのだそうです。自信がない性格で、失敗するに違いないと思ったり、新しいことにチャレンジしなかったりした時に後押ししてくれるのがこのラーチです。一緒にミムラス、ラーチを使うこともあります。

*ミムラス* みぞほうずき

「何かが恐い、苦手意識 、原因が分かっている恐れや不安、内気」
⇔静かな勇気、自信が持てます

→先々の不安に(アスペンと重なっていることもあり、両方取ることも)。苦手な上司や先輩、取引先のお客さんなどの前に出ると極端に緊張したり、怖くて自分の意見をうまく伝えられないなど、恐れや不安の原因がはっきりしてる場合や、性格的に内気、小心、恥ずかしがりやなタイプの人にぴったりなのだそうです。病気再発の恐れがある時、死への恐怖にも。高所恐怖症、閉所恐怖症のように、何々が怖いという時にも。また動物にもよく使われるそうです。

*マスタード* 野生のからし菜 湿った土手に生える

「わけのわからない哀しみ、理由もないのに、悲しく、完全に憂鬱」
⇔喜びが戻り、心の安定を取り戻す、精神的安全、人生の幸福が戻ってくる、ハイな状態ではなく落ち着いた平常な状態に戻る

→まるで心の中に雲が広がって今にも雨が降り出しそうな暗い気持ちが続いてしまう、とつい表情も曇りがちで、明るくなれない感情に対して、陽だまりの中にいるような暖かい気持ちを運んでくるのだそうです。さっきまで普通に話していたのに急に暗くなってしまうような人や、突然わけもなく憂鬱になったり、突然元の状態になるといった、イギリスの天気のような人に。例えば、子育てストレスから、わけもなく憂鬱で、頭痛がしたり、更年期でちょっとしたことにデリケートになるような時に。

*オーク* 樫

「限界が来ていてもがんばり続け、疲労困ぱいに気付いていない」
⇔ストレスへの強さとねばり強さ、どっしりと頼りがいがある感じになる

→自分自身の限界がきているにも関わらず、責任感の強さから無理をして頑張り続けてしまうタイプの人、過労死しそうな人は、意識して自分を休めてあげる必要があります。休みをとったほうがいいと言われると機嫌が悪くなってしまうような人、ハードすぎる仕事にも、あくまで頑張らねばと思ってしまうような人にお勧めなのだそうです。

*オリーブ* 地中海から取り寄せている、イギリスではレスキューの次に売れるそう、長期も短期も使える

「激しく疲れた気持、心身共に疲労困憊してエネルギーが枯渇している、精神的、肉体的に疲れきってぼろぼろ」
⇔バイタリティー、人生での興味の回復、その場しのぎでないエネルギーの回復 ◎飲んだ後、一時的にすごく疲れ、その後エネルギーが戻ることも。

→ココロもカラダも疲労コンパイで、疲れがピークに達して起き上がるのも辛い、勉強をしすぎた後とか、仕事量が多くなった時、家族介護、燃え尽き症候群、やる気がなくなった感じ、疲労理由がある時に。疲労が予想される際に先に飲むことも出来ます。くたくたの人の疲労を取り除き、張りつめた心と体をリラックスさせるのにお勧めだそうです。

*パイン* 西洋あかまつ 

「自分を責める、罪悪感、人の過ちでも謝まってしまう」
⇔バランスのとれた責任感、自己の尊重、他人同様自分も受け入れることが出来る

→大きな成功の中の小さな失敗にばかり目がいってしまったり、自己卑下してしまう人に。あっ、ごめんなさい、すみませんと、私が悪いといつも思ってしまうような時に。

*レッドチェストナット* 紅花トチノキ(マロニエ)

「過保護、愛するものへの過度の心配と懸念」
⇔平静や安心感を人に与えられる

→愛する人、家族、大切な人が気になってしょうがない時に。例えば、お父さんが娘を心配しすぎて、娘がプレッシャーを感じるような時に。また、危険な仕事(消防、警察など)に就いている人のパートナーにも使えるでしょう。

*ロックローズ* はんにち花

「パニック的恐怖、強いパニック的恐怖」
⇔不測の事態でも冷静さを保てる、恐怖を減らし自分をつなぎとめる

→立ちすくむような強い恐れを受けたときに。赤ちゃんの夜鳴き、ひきつけにも使うことが出来ます。

*ロックウォーター* 岩清水 バッチセンターの近くにある

「頑固、厳格、かたくなに理想や主義を追求し、自分を抑圧」
⇔柔軟性と自主性が持てる、人生に喜びや安らぎを感じられる、時には流れに身をまかせられる

→完全主義な人に。例えば、健康おたくの人とか、厳しくて融通のきかないような人にも使うことが出来ます。

*スクレランサス* スクレランサス

「優柔不断、迷い、優柔不断、ためらい、気持ちの揺れ」
⇔決断力、心の均衡が保てるように

→振り子状態で、2つの間で迷う時や、感情の上下、揺れがある際に。自分の中で選択を迷うが、人のアドバイスは聞けない時に。例えば、複数の男性から同時に告白されたり、プロポーズを受けて、自分に合う相手を見極められない優柔不断の状態にお勧めだそうです。心の均衡を保ち決断力をもたらしてくれるといいます。また、今の彼のほかに気になる男性が現れ、気持ちが揺れた時にも使えるそうです。どっちを選んでも大して人生は変わらないような日常の揺れにも使えます。乗り物酔い(感情を探ってみると揺れているものがある)や、車酔いのペットにも。

*スターオブベツレヘム* おおあまな イタリアではナンバー2の売り上げだそう

「ショックな気持、心の傷(トラウマ)肉体的、精神的、感情的ショック、トラウマ」
⇔ショックが癒され、トラウマから解放される

→相手から突然、別れを告げられ、精神的に大きなダメージを受け、喪失感から抜けだせない状態の時に飲むと、ショックが癒され、前向きな気持ちが戻って来るそうです。

*スウィートチェストナット* くり 栗の中は出口がなく真っ暗

「失意、絶望、トンネルの中、完全な失意、極度の苦悩、暗澹とした見通し」
⇔トンネルの先に光が見えてくる、絶望からの解放と新たな人生への変容

→極度の精神疲労、魂の暗闇を感じ、お先真っ暗な状態の時、望みがなく何をする気も起こらず神経が衰弱しているような時に効果的です。

*バーベイン* くまつづら

「激しすぎる情熱 強い信念、他人を説得しようとする熱意やしようとする熱意、度を越した熱意」
⇔リラックスして広い視野を持てるように

→周りにも同じようにマックスになって欲しいと思いすぎ、ストレスを感じ、不眠になってしまうような時に。

*バイン*(VINE)ブドウ

「封建的、支配欲、自信家で自分のやり方で人を支配したがる」
⇔他人への気配りが出来、賢明で愛されるリーダに

→相手が逆らうと冷酷に支配してしまうような時に。ヒットラーのような人に。

*ウォルナット*

「変化への適応、しがらみを断ち切る、人生の変化のストレス、古いしがらみ」
⇔新しい状況への移行をスムーズにしてくれる

→人生の大きな変化の時(結婚、離婚、出産、引越し)に取るとよい、成長痛、思春期、更年期(体調の変化、治りが遅くなっていると感じた時)、老年期、他人のマイナスエネルギーに影響されやすい人(カウンセラー、医者)に、古い慣習に縛られる、煙草・アルコールをやめたい、ダイエットしたいなど周りの影響から身を守りバリアをつくったり、古いしがらみの様な鎖を断ち切るのに効果的だそうです。


*ウォーターバイオレット* みずスミレ 水の中からすっくと立っている

「プライド、孤高、自尊心が高くて人と距離を置きがち」
⇔他人と共感し、喜んで人を助けるように

→大勢の人たちとワイワイ楽しむより、一人で過ごす時間を好むタイプ。人間的には優しいけれど、人には頼らない為、よそよそしい感じを受けることも。求められたらアドバイスはするけれど、人には干渉されたくないと思うタイプ(赤毛のアンのマリラのような)。ポジティブな状態の時には問題はないのですが、人と距離を置き過ぎると周囲から冷たい人と思われてしまい、恋のチャンスも逃すことに。バランスを崩した時には、人との距離のとり方が上手くいかず、引きこもったり、いらだったりします。そんなときにとるとよいでしょう。外に目を向けるような気持ちにさせたいときにオススメだそうです。

*ホワイトチェストナット* 西洋トチノキ

「同じことが頭から離れない、望まない不安が付きまとって離れない、壊れたレコードのようにグルグル、悪いことを考えはじめて止まらない、繰り返し同じ想念や不安がつきまとう<マイナス感情>」
⇔思考がコントロール出来るように、ポジティヴな解決策へ向かう

→不眠の時に使われる場合もあります。会社での失敗や人間関係のトラブル、彼とのケンカなど、気になっていることや不安が頭の中をグルグル回って眠れない時、気持ちを落ち着かせ、思考の渦から抜け出させてくれるそうです。

*ワイルドオート* スズメノチャヒキ あっちこっち向く 

「進路が定まらない、どうすればよいかわからない人生の岐路」
⇔人生の目的を見つける、確信をもって選べるように

→自分の方向性、岐路に迷ったり、適職が分からなかったりで、挫折感からフラストレーションが溜まるような時に。

*ワイルドローズ* 西洋野ばら、一重のバラ

「無力感、現実は変えられないとあきらめている」
⇔意欲が出てくる、バイタリティーと人生への興味を持てるように

→無関心、無力感に。毎日の生活、仕事、病気に関して無気力、惰性で生きていたり、不平は言わないけれどあきらめているような状態の時に効果的。

*ウィロー* やなぎ

「私ばっかり、恨み、自己憐憫、被害者意識的な怒り」
⇔許しと信頼、自分の人生に責任を持つ、楽観主義に

→被害者意識が強く、どうしていつも私が彼に合わせなくちゃいけないの?、どうして私だけこんなに仕事しなきゃならないの?と憤りを感じている状態の時に。こんなはずではないと周りのせいにしたり、他人の幸せがねたましかったり、自分をかわいそうに思う気持ちから解放されるのにお勧めだそうです。そんな感情に対して、あなた自身のもつすばらしい能力を重要性を気づかせてくれ、前向きな気持ちの大事さを気づかせてくれるのだそうです。


+++使い方+++

1:その38種から自分の今のネガティブな心の状態で、今の自分の心や感情にぴったり当てはまるレメディーを選んでみましょう。いくつかの状態と一致する場合は、合わせて選ぶことができますが、多くて6~7種類位です(少ないほうが効き目が表れやすいといわれます)。
長くネガティブな心の状態が続いている時にはバッチフラワーをしばらく飲む必要があるので、トリートメントボトルを作ると経済的で便利です(冷蔵庫保管、3週間以内に飲みましょう、持ち歩く際にはお酢かブランデーを小さじ1加えます)。1日4回以上、必要と思うだけ、その都度ボトルから垂らして飲みます。この間に心の状態が改善されたら、やめて大丈夫です(「あっ、飲むの忘れた」と思うときがやめていい時です)。間違っていたとしても変化が表れないだけです。また、ほかの感情が表れたら他の種類に変えてみましょう。

飲み込むことが出来ない状態にある時には、こめかみ、足の裏、脈どころ、唇にガーゼに湿らせたものをのせるなどします。赤ちゃんには、お母さんが飲んで母乳であげるという方法もあります。


<トリートメントボトルの作り方>
30mlのスポイトつき遮光ボトルに(アロマのコーナーで見つかります)、ミネラルウォーターを型のところまで入れ、各バッチフラワーを2滴ずつ、(レスキューレメディーも入れたいときはレスキューレメディーを4滴)いれ、それを一日4回以上4滴ずつ間隔をあけて、飲み物に入れたり、口にたらして(舌と下の歯の間のところがいいみたいです)飲みます。舌にスポイトが付かないように注意!(雑菌が繁殖してしまうので。)もし付いてしまったら、スポイトの先の部分煮沸消毒すればOKです。また新しく使いたい時もボトルを煮沸消毒しましょう。水から入れて沸騰させて15分そのままです。こうすることで、前のレメディーの影響をなくします。

2:飲んでる間に状態が改善されたら、それに該当するバッチフラワーをやめたり、また、他の感情(新しい感情)が表れたら他のバッチフラワーにかえていきます。作用は穏やかに現れます。

3:一時的に今日はイライラだとか、緊張だとか、落ち込んだりの時は、飲み物(食べ物)に各ボトルから2滴ずつ、レスキューの場合は4滴いれてゆっくりのみます。入れた後沸騰はしてはいけません。また、ボトルから直接口にたらしても大丈夫です。
歯医者さんなどでは患者さんの緊張をほぐす為レスキューレメディーでトリートメントボトルを作り、それをスプレーにしてシュッシュッとするそうです。精油と合わせて使うことも可能です。

4:お風呂に入れる場合は、ストックボトルからならおよそ10滴を、トリートメントボトルからなら20滴を入れます。

5:500mlのペットボトルに入れるなら、一種なら8滴入れます。一日で全部飲みきりましょう。

6:動物に選ぶ際も人間と同じです。気持ち、行動から考えて選んであげましょう。動物は思い込みや暗示がない為、すぐに効果が出るようです。イギリスの動物病院では手術前などにレスキューがよく使われるそうです。トイレのしつけには、同じ失敗を繰り返す際のチェストナットバットがいいでしょう。かじってしまうなら、断ち切るためにウォルナットがいいそうです。

7:植物に対しても使うことが出来ます。選び方は基本的に同じなのですが、ジョーロの水にレスキューを10滴位入れると良いようです。スプレーにすることも出来ます。例えば、バジルに虫がついたら、浄化のクラブアップル、植え替えをしてしんなりしたり、新しい環境に馴染めない場合はハニーサックルといったように選んでいくそうです。

私はバッチフラワーレメディー(バッチ博士のオリジナルである「バッチフラワーレメディ」にはバッチ博士のサインと花のロゴがついています。このロゴがあるもののみ、バッチセンターが品質を保証する「純正品」とみなされます)をインターネット通販で買ったけど(私はそういうページをインターネットで見つけたので、そちらから買いました。ブランデーベースのもので、今全部で5本持ってます)、ロフトとか、ハンズにも売ってます。日本で売られているのは保存料がワインビネガーですが、海外で販売されているのはブランデーが普通です。ブランデー成分のバッチフラワーレメディーの方がよかったら、個人輸入のような形で手に入りますし、そっちのほうがお値段も安いかもです。ブランデー成分のものだったら、クリームに混ぜたり、ミストにして利用したり、マッサージオイルに混ぜるという方法もあるそうですよ(アルコールなのでキャリアオイルと混ざるので)。キャリアオイル25mlに対して、バッチフラワーが2~3滴いれればいいのですが、精油をさらに混ぜてもかまわないそうです。

詳しくお勉強したい人は、バッチホリスティック研究会がお勧めです。英国バッチセンターとネルソンバッチ社が共同で開発した全世界共通のバッチ国際教育プログラム(BIEP)を実施している団体で、基礎知識、広範囲な使い方と応用を可能にする知識、専門的なアドバイザーとしての知識を3段階に分けて修得できます。
レベル1ではセルフヘルプを学んでいきます。レスキューレメディー、レスキュークリーム、レメディー38種について日常生活での活かし方や、バッチ博士について、レメディーの歴史についても勉強します。体験談を分かち合う、シェアと呼ばれる授業を行っていました。
レベル3までいくと、プラクティショナーと呼ばれ、レメディーを使ってカウンセリングが出来るようになるそうです。
TEL 03-5468-3952/東京都港区南青山5-4-6パレロワイヤル南青山103号



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