音楽療法とプラスになる言葉



江本勝氏の水の結晶写真を見たこととがありますか?水を入れた容器に文字を貼ると、文字の形態が出す振動に水が影響を受けて結晶という形で覚えてくれるといいます。例えば「ありがとう」と書いた紙を貼り、一晩放置した水は、美しい結晶が見られます。しかし、「ばかやろう」では、結晶構造がバラバラに壊れてしまったのだそうです。

相手に声に出して何か言うということは、エネルギーが相手に伝わるということです。言葉は、声という音にのせることで、より大きなエネルギーが生まれます。同じ言葉でも感情の入り方によって伝わり方は変わってきます。何か言葉を発する際、そんなことをちょっと考えてみるといいかもしれません。傷つけることを言った後、言った本人も苦しくなりますものね。素敵なエネルギーで伝えていきたいものです。

カウンセリングの際、音楽療法というのが用いられることがあります。音波が身体に入ると、生きた細胞の中で共振が起こり、組織の健康回復と強化に役立つのだそうです。イリア・プリゴジンは「音の振動が生命を維持している」と言います。音楽療法では、音や振動、波動は根源的な命に働きかける力が備わっている、音が生命は同に関係していると考えます。
1/fゆらぎも効果的です。1/fゆらぎとは脳がリラックスする周波数で、そよ風、波の音、川のせせらぎ、小鳥のさえずりなど自然界の音です。耳で聞くことによって、心身をリラックスさせる効果があります。心臓の鼓動や身体のリズムと調和して、精神を安定、α波が出る効果があります。

先ほどの、水の入った容器によい言葉を貼った時にいい結晶が出来たように、音によっても、いい形、悪い形が引き起こされるのだそう。音は、よい方向にも、悪い方向にも使えるということです。悪い音は、相手をいらだたせたり、混乱させたり、命を奪うことさえあるそうです。

古代エジプトの「音楽」を表すヒエログリフ文字には、「喜び」、「健康」の意味があったと言います。音を正しく用いれば、身体と魂の不調を治し、生活を素晴らしいものにするとこんな昔から、直感的に、人間は知っていたのでしょうか。

音と言葉の正しいエネルギーを使って、素晴らしい人間関係を築きたいものですね。

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: