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話題の映画「靖国YASUKUNI」の県内の劇場公開の可能性はなくなったが、自主上映での取り組みが出てきた。さて、実現へ向けてどうするか?!
2008年06月12日
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映画「靖国」の監督が、もし、小栗康平とか東陽一であったとしたら、これほどの騒動や話題になったと思う。今回の騒動の大きな要因のひとつが、監督が中国人であったことではなかろうか。「歴史認識問題」、「靖国参拝批判」、「中国人監督」、「反日」といったイメージが連鎖したということでは結果であろう。それなら、作品論で攻めれば、いいのであろうが、たまたま芸術文化振興基金の助成金をもらっていたことから攻めてみたということではないか。攻める方もそれに同調する方も随分と幼稚な話である。海外では、このようなケースはどうなのであろうか。つまり、かって支配されていた国の映画人が支配した国の重要なものをテーマに映画化するというケースである。それに相当するケースがあった。最近公開された「エリザベス:ゴールデン・エイジ」とその前作「エリザベス」。この監督のシェーカル・カプールは、1945年イギリス領インド帝国の生まれである。インド人の監督が大英帝国のシンボル的存在のエリザベス女王を描くということは、日本で言えば、明治天皇の物語を中国や韓国の映画監督が手がけるようなものではなかろうか。映画「エリザベス」はイギリス本国では、その部分は、どのように評価されたのであろうか?しかし、明治天皇について韓国の林 權澤(イム・グォンテク)や中国の謝晋(シエ・チン)が手がけたら、どういう映画になるのか、これはこれで期待できる。
2008年05月09日
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3日、映画「靖国 YASUKUNI」が無事に初日を迎えた。大ヒットのようである。今後は大阪や広島など全国各地でも公開されるという。今回の騒動で、この種の映画にしては、予想以上の大ヒットになるのかも知れない。それによって監督の次回作への製作資金につながっていくことを期待したい。これまで「靖国神社」を扱った作品がなかったことがむしろ奇異である。今回はこれによってひとつタブーを打破したわけであるから、いずれ国内外の作家による「皇室」とか「天皇家」を題材にした映画が出来ることを期待したい。
2008年05月05日
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オリンピックの聖火と映画「靖国」は、普通ならばこんな大きな話題にはならない。オリンピックの開会式や競技自体は大きな話題になって、みんながそこに集中するであろうが、聖火リレーの行く先々でこれほど話題が集中するというのは初めてのことではなかろうか。映画「靖国」にしても同じこと。愚かな国会議員の発言から、ここまで大きな話題になった。あのジャンルの映画は、内容がどうであれ、放置しておけば、一部の話題にはなっても全国紙的な広がりになることはまずあり得ない。これだけ大きな話題になった大きな要因として愛国心やナショナリズムがあるのではないか。今回の場合、どちらもかなり偏狭なものに感じられる。人権問題を言うならば、わが国の高齢者いじめはどうなのか?中国に対する批判の声は、チベット問題よりは、中国への蔑視よるものではないのか。長野の聖火リレーに対して「市民不在」という言葉が言われているが、そもそも市民が存在感を示すことが出来たオリンピックというものがあったのか?常に市民不在ではなかったのか?
2008年04月27日
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2007年の「キネマ旬報ベストテン」を改めて見ると、映画「靖国」は文化映画のベスト10位にランクされているではないか。そもそもこの年間ベストテンの選出対象作品は、どのように定義されているのか。2007年には既に公開されていたということか。かなりの評論家が何らかの評価をしているので、見る機会はあったということだ。この「文化映画」という区分けには、ドキュメンタリー映画が入っているのであるが、同じドキュメンタリでも「ゆきゆきて神軍」、「阿賀に生きる」、古くは「東京オリンピック」は「日本映画ベスト」に選出されている。そのあたりもよく判らない。それはともかく、映画「靖国」に対して上映中止を叫んでいる方々、2007年に既に見る機会はあったにもかかわらず今頃になって騒ぐのは何故?それとも次は「キネマ旬報」を「反日雑誌」として槍玉にあげますか?
2008年04月16日
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映画「靖国」は、大阪の映画館では上映される。その上映館である第七芸術劇場の松村厚支配人のコメント。「これで全国で中止なら、嫌がらせや抗議で取りやめにできることになる。批判する人がいていいし、その通りと思う人がいてもいい。上映しなければ議論にもならない」と話している。至極当然のコメントである。ところで、映画「靖国」にクレームをつけた国会議員やそれに同調した方々は映画「太陽」や「蟻の兵隊」については、どのように評価されているのだろうか?
2008年04月03日
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