幕張本郷の小さなフレンチレストラン   サンク・オ・ピエのオーナーシェフ、中村雅信の日記ページ

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Dec 7, 2016
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カテゴリ: シェフの雑記帳



 長年続くいつものワイン会です。最初は、モツ煮込み(居酒屋仕様)私が自宅で食べるように作る感じで、白みそ仕立てで作りました。これには下諏訪の純米超辛口の御湖鶴を瓶燗で合わせました。いまでやの大塚氏が選んでくれたお酒です。



 続いて、広島産の牡蠣のムニエルにほうれん草のソテー添え。牡蠣はロックオイスターというスコッチウイスキーでフランベして香りをつけ、ほうれん草は自家製のイノシシのスモークハムの切り落としを入れて、牡蠣のソースにもウイスキーを垂らして、それらにロックオイスターのハイボールを合わせました。スコッチのヨード的なピート香塩気すら感じるくらいのミネラル感が牡蠣にもホウレンソウにもよく合います。CAVE相川おすすめのスコッチです。



 続いては、タラのブランダードとタラの白子のグリル。ブランダードは通常塩タラで作りますが、これは活〆のオスタラを使いました。生タラで作るとあっさりしていて上品な感じになります。これには、相川さんおすすめのコルビエールの白ワイン、シャトー・ド・カブリアック。定番な組み合わせで言うことなし!



 対馬産イノシシの自家製スモークハムとリエット。これには、ドメーヌ・ジャン・モルテのボージョレ・ヌーヴォーを、、。



 エゾ鹿のローストに山ぶどうのソースと焼き栗添えです。これには、ドメーヌ・ド・ラ・プティット・メゾン・オートのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー、キュベ・アンシェンヌを合わせました。2種類のヌーヴォーを比べるのもこの12月の会の恒例ですね。



 さらにフォアグラ&大根です。鳥インフルの関係でフランスとハンガリーからの家禽類つまり鶏鴨ウズラホロホロ鳥などやその副産物であるフォアグラなどが輸入停止になっています。年内には、フォアグラが無くなってしまうといわれているので、ここで皆さんに召し上がっていただきました。ワインは、アルザス・ピノ・グリ・ドルフブルグ、ドメーヌ・ルネ・フライト、これも相川さんのワインです。



 デザートには超濃厚フランボワーズソルベにさかもとこーひーのさかもとさんがお土産に下さった、グァテマラ・エルインヘルト・パカマラ!世界最高峰のコーヒーの一つでお値段もキロ3万!(さかもとこーひー価格、高いところでは4~5万が普通くらい)信じられないことにこーひーなのにベリー系の香りがあるんです。だからこのソルベにもバッチリ!



 この日のワインとこーひーでした。皆様、ありがとうございました。





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Last updated  Dec 7, 2016 08:50:45 AM


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madame-H@ キッシュに入れてます。 相かわらず、手間のかかるスープを楽しん…
ゆり777 @ こんにちは。 美味しそうですね~。 チキンがジュージ…
おかめ@ Re:食べる姿(10/31) なるほど!私も無粋な行為をしていた一人…
mermerada @ はじめまして! エスカルゴは好きで、メニューに有ると頼…
福島@ ソーモン う、うまそうですねーーー! 思わず涎が…

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