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天晴!電脳CS天国
「巨人・渡辺恒雄オーナー 引責辞任」
巨人・渡辺恒雄オーナー 引責辞任
大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併に端を発した"プロ野球界再編騒動"の中、そのニュースは日本中を震撼させた。そして、『週刊文春』2004年8月26日号に「巨人軍 渡辺王国の崩壊 電撃辞任を決断させた右翼街宣車と脅迫状」と銘打たれた記事が登場する。ナベツネを追い詰めた右翼「正氣塾」「義友連合会」――「長崎地裁判事拉致」「長崎市長銃撃」等で名を知られる行動派右翼団体である。「ナベツネの首を獲った男」正氣塾塾頭・中尾征秀郎氏と義友連合会会長・平河内進氏の2人にその全貌と真意を語っていただいた。
読売新聞社訪問「第一弾」――「ちょっとジャブを打ちにいこう」
――まず、今回の活動のきっかけになったことを教えていただけますか。
中尾 当事者、つまり実際に現場にいた平河内会長と一緒に来たのも、そのあたりの雰囲気を話してもらおうと思って来てもらったんだけどね。
今回、情報を入手して、これでやってみようかと算段がたった。まずはジャブを打ってみようじゃないかと。それで、(平河内進氏、田中雅一氏〔義友連合会・常任相談役〕、若島和美氏〔正氣塾〕)の3人で行ってもらったんですよ。このときは抗議文などは携えていってないんです。口頭で「こういった事実があるけど本当なのか」ということを、ちょっとジャブを打ちにいこうということで。
――事前にアポはとりましたか
中尾 とらない。
平河内 靖国神社で蕎麦を食ってたんですよ。そこで決行が決まって、「よし、行くぞ」と。資料も揃ったことだし、今日何時に行こうかと話し合って、「今は昼時だからまずいだろう、じゃ、午後1時にしよう」となった。
午後1時に読売本社に行ったら、入り口で止められた。そこで「スカウトか誰か、出せ」と言った。「用件は」と聞くから「いや、出せ」と。
5分くらいすると、「どういうことですか」と若いのが出てきたわけですよ。ネームプレートはあったから「名刺は?」と聞いたら「名刺は出しません」と言う。
「じゃあお前とは話をする必要はないから、上のモン連れて来い」それでも、「用件を言ってください」って言うから「俺が用件を言ったら下がれねえぞ。言っていいのか。とにかく、責任のある人間を出せ」と。そしたらガードマンとかいろんな人間が出てきて、仕方がないから、「それじゃ一つだけ言うわ。
一場の件で来てるんだ
。それだけ言えば上の人間にはわかるから」
そしたらエレベーターのところでごちゃごちゃとやり出したんですよ。でも誰も出てこない。さっきのやつが戻ってきて「今席を外してまして……」と言うだけ。そこで付け加えて言ったんですよ。
「去年の11月から、お前らのところで一場にカネをお手盛りして、支配下選手に置くということは、一場は読売と労働契約をしてるってことか? 読売は裏金で終わらすんだろうが、相手は学生だよ。就学している人間に、どういう理由でカネを渡して、支配下選手に置いてるんだ。これは野球協約違反だろ。お前は野球協約が分かってるのか? 分からない? じゃあ帰れ」
そこで一旦帰したんですよ。しばらくしたら、同じやつがまた来たんですよ。それで、また付け加えて「今度のドラフト、あたかも劇的なシーンを毎回演出してるじゃねえか。第1位選択希望とか、1位逆指名とか、第3位、なんて。カネで縛っておいて、あの演出はねえだろ。全国民が集中して見てるんだぞ。野球少年、リトルリーグの中学生、高校生や大学生にとって、野球選手っていうのは夢だろう。しかも日本は野球人口が一番多い。それをおまえらバカ野郎は、何を考えて放映してるんだ。これは由々しき問題だぞ。このことは編成部長でもスカウト部長でも、責任のある人間によく言って、一週間くらいで回答を寄越せ。第二弾があるからな、これは序の口だぞ」と。こういうことでその日は帰ってきたわけですよ。
――初日はドアまでですか。
平河内 いや、中のソファで。自販機のあるところでね。
相手には、俺の名刺を渡すまでもねえことだから、うちの田中っていう常任相談役の方まで知らせてくれと伝えた。俺は名刺を渡してなかったんですよ。
――これが、『週刊文春』で報じられた、27日の「第一弾」ですね。
平河内 その日はジャブのつもりでやったわけですよ。
「これはきちんと裏づけがあることだからな。いずれにしても、お前のところは野球球団を持つ資格はない。わかったか。詳細はこれ以上は言わないけれども、お前らのところが野球球団を解散するようにウチはこれから運動するからな」と言って帰ってきたわけです。
情報を入手したのは訪問の10日前
中尾 この情報を入手したのは27日の10日くらい前のこと。そのあとに、これは本当の事かどうかという、告発のための裏づけをしなきゃならん。それで情報収集を始めたわけ。でもここで、ここがおかしいんだけれども、マスコミはこのことを大抵知っていた。週刊誌は特に。でも自分達が書くだけの裏づけはなかったわけだ。
自分たちは、その逆から入っていったわけよ。つまり、まず証拠を押さえたんだけれども、こういったことが本当にあるんだろうかというと、それは分からない。それで周囲の人間、マスコミの人間に打診したところ、確かに一場のお父さんが、「最近息子の仕送りが楽になったからな」と、去年の11月以降に言っていたことが分かった。そしたらね、一場にカネを渡したという頃と、ちょうど計算が合うんだよ。
父親の言葉にしても、マスコミは知っていた。というより、マスコミはこの部分だけを知っていたわけだ。「いやあ、お父さんが最近こんなことを吹聴しているんですよ」という話とか、他にも似たような話があった。それで、これは本当だとわかった。そこで、27日の前日に、「いっぺん読売に行ってみたらどうだ」となった。
平河内 このことは、明治大学野球部の部員だって知ってるんだから。たかだが学生がですよ、高級焼肉を後輩にごちそうしたという話があって、後輩としては、「なんで先輩はこんなに金あるのかな」と、みんな疑問に思うよな。そしたら一場は「おれにはコレがあるからな」と言う。コレというのは、一場が逆指名でのジャイアンツ入りを表明していたことですよ。それは発表になっていたでしょう。
俺は昔金融屋だったんだけど、あるキャリアの長い金融屋から「平河内君、情報早いね」と言われた。「なんですか?」「一場のリストだよ。」「なんですかそれは」一場は巨人逆指名だから、軽くぽんと1億が手に入る。年棒1200万円の契約金1億円。逆指名だと最低でもこの金額を出すでしょう。だから一場は、「はいよ」ってカネを出せるわけですよ。さらにその金融屋は一場のローンの契約書とか何でもあるって言うのよ。それで「さすが、君は早いねー」
と言う。俺が「なにを言ってるんですか」と聞いたら、向こうは「じゃあどこから漏れたんだ?」と。こういう話。だから後から情報にどんどん肉付けされたわけですよ。
――その時点ではその人の言う話は知らなかったんですか。
平河内 記事を見て、「俺の知ってる平河内じゃねえか。元金融屋の」と電話をもらった。
中尾 やっぱり、日ごろ持てないカネを巨人が一場に握らせたもんだから、一場も金遣いが荒くなって、ローンに走ることになったんだな。
――焼肉、カルビ、上ロースが原因なわけですね。
平河内 あと、キャバクラも。キャバクラでドンチャン騒ぎをしたという話もある。それがね、三年生の後輩を引き連れて行くっていうんですよ。その三年生の後輩が自分の彼女に言ったっていうんだから。「先輩が今日キャバクラに連れてってくれた」と。さらにその彼女がまたあちこちに言うっていうんだから、どうしようもねえんだ。
別府(隆彦前)最高顧問は知らないけれども、川口(啓太)監督は、事件は終わったって言ってる。でも今回の話は先に監督に一服盛らなきゃできない話だからね。だから監督は知っていたはず。普通だと、その後、「一場、お前ジャイアンツだからな。決まったからな。言うこと聞けよ。悪いようにはしないから。VIP待遇で行くぞ。」となる。
高校野球も大学野球もみんな監督に一服盛ってから、監督が選手を口説く
んだよ。川口がウソついてるのは明白だからね。
――川口が一服盛られてるのは明白なんですね。
平河内 分かるよ。一場はもともと阪神に行きたかったんだから。
中尾 だけどね、一場っていうのはまだ前途ある青年だし、学生だよ。だから自分達は一場をつぶすようなことはしたくなかったのよ。だから巨人軍には行っても、「こういう選手がいるじゃないか」っていう話しか(公に)していないわけ。
平河内 言ったのはジャイアンツだからね。
中尾 そしたらジャイアンツが、一場の名前を出した。ある大学の選手をということでしか、私は巨人軍についてでは話してないんだから。ところが巨人の方が一場の名前を出しやがって、一場をあんな風にしてしまったんだよ。
平河内 いや、学生ではもっといっぱいいるけれども、名前を出す気も無いし、潰そうともしないから。まだ学生で、例え二十歳を超えていても、まだ学生社会だから。それを読売が、報道の使命を履き違えて、出してしまったわけですよ。だから良く見てください。同時刻の読売の記者会見と、一場の記者会見の内容が食い違ってるから。そうでしょ。読売は、「一場は200万を欲しがった」と言った。読売は11月から毎月出してたんだから。
――いくら出してたんですか?
平河内 30万。一場は「200万円を置いていかれた。断りきれなかった」と言う。読売は独走しちゃって、何の相談もなく、同日に記者会見をやってしまったから、話が合わない。それで、「川口監督の逆鱗に触れて、小切手で返した」なんて言っている。ふざけんなと。川口がもらってないわけないじゃないか。
――川口はいくらくらい受け取っていると思われますか。
平河内 それは相当な金額をもらっているでしょう。
中尾 今回、巨人が一場の名前を名指しで告白したっていうことだけど、これで巨人は一場を切り捨てたわけだよね。狙いはもう一人いたわけよ。「巨人の星」っていうのが。つまり
シダックスの野間口(貴彦)
。
平河内
一場と野間口っていったら野間口のほうが上だからね。野村(克也)さんに開花されて、ぐっと伸びた選手だけど、その野間口はとっくの昔からジャイアンツ入りを表明
してるんだから。
――かなり食ってるんですね。
平河内 当たり前じゃないですか。
まだまだいますよ、選手を言ったら。
だから中尾さんが全球団歩くとカネをどんどん寄越しますよ。
中尾 そういうこと言っちゃだめだよね(笑)。
平河内 だけど俺はそういうことはやらないよ。でも
よその球団は今ごろ震えている
はずだよ。
問題はナベツネのクビ……
だったらナベツネをこの世界から抹殺しなきゃならない
――その後のナベツネの反応についてですが。
中尾 あまりにも早く巨人が告白しちゃったもんだからね。
――拍子抜けしちゃいました?
中尾 拍子抜けというより……、こんな簡単に辞任するとは思っていなかった。
平河内 脅かしたのは事実ですよ。間接的に、「(8月)15日に靖国から全右翼が行くからな」って予告したのは。だから来られちゃこまるから13日に辞任したのよ。読売本社は靖国神社の近くでしょ。なんで会見が13日なのかを考えれば分かる。向こうが姑息な戦術に出てきた以上、これは徹底的にやらないと。
中尾 まだ情報を集めているんですけどね、巨人のオーナーを辞めたからといって、"読売大新聞"ですよ、1000万部を誇る、世界で一番の、読売新聞の会長ですよ。今なお、その力は大きいですからね。なんとか、地位についているところを、読売の会長だとか、横綱審議会委員だとか、社会的地位にあるところから引きずり落としてやろうと、自分達は思っていますよ。
――非常にいいですね。
中尾
裏金問題が今回騒がれたけれども、裏金自体はみんな知ってるんだよ
。しかし、その
裏づけがとれないからみんな沈黙
しているわけよ。変な報道をしたら、その後に取材拒否、なんてことになったらいけないもんだから口を閉じてるだけで。だから自分らが何かのことで「こうじゃないか」って騒いだら、自分の代弁者としてマスコミは騒ぐことができる。だからみんな、「この次はどうなるんですか、読売には行かないんですか」、とか「他の球団には行かないんですか」って言っている。自分を煽るようなことばっかり言ってるわけですよ。
――「マスコミの煽り屋には乗らない」と。
中尾 その辺はしっかり分かってもらいたい。
平河内 例えばスポニチが書いたとすると、ジャイアンツの記者クラブには入れないし、ジャイアンツの記事が書けなくなるわけですよ。そうなると他より遅れるわけですよ。
毎日新聞が池田大作の記事を書けない
のと一緒ですよ。タブーなんですよ。
中尾 だからマスコミも、常日頃は、言論の自由だなんだ、知る権利だと言っていても、こういうことは書かないんですよ。これはやっぱり、マスコミのいけないところだと思いますよ。
――『週刊文春』では、ナベツネの「たかが選手」発言がきっかけだとありましたが、これはどういうことですか。
平河内 そもそも、なんでナベツネを攻撃するのか。俺は野球に興味があるけれども、実はさほどでもなかった。俺の当初の意見ではそうだった。読売で、「会社の一社員が会長に会わせろというのは、それはずうずうしくて筋が通らない話ですよ」と言われたとき、そりゃそうだよなって一瞬思ったよ。俺はだからそう中尾さんに言ったのよ。そしたら、中尾さんが「おーい、ナベツネってそんなに偉いのか? それはちょっとおかしいぞ」と。それで、「ああ、ナベツネはそういえば相撲の横綱審議委員会の横綱委員やってたな」と思い出した。俺は相撲の時は八百長相撲だぞって言って、正氣塾とうちと大日本一誠会とでやってたわけですよ。それをふっと思い出したから、「中尾さん、やりましょう」となった。その一件があるから、本腰入れてやりましょうとなったわけですよ。
中尾 相撲協会の八百長疑惑であるとか、相撲協会のあり方について、一年近く、本場所、巡業先、ずっと批判街宣してまわった。義友連合会と、大日本一誠会と正氣塾との三つで合同でね。これは長期の街宣だから、三団体で同時に行くこともあれば、義友さんだけが行く、一誠会さんだけがいく、という様に、ずっと続けていたんです。このときに、やっぱり横綱審議会をしている平井義一先生は、「お前達の言っていることは本当なんだ」と、自分達に激励してくれたわけですよ。国技館で(街宣を)やっている時に。ところがナベツネは「なんだ右翼が」とこういう風だ。ナベツネが、「選手ごときが」って言ったときに、このことがオーバーラップしたわけですよ。「たかが選手」発言を聞いた時に思ったよ。「ああ、やっぱりお前、見くびってるね」と。
――選手も右翼も。
中尾 だから、「人をそんな風な見方しかできない人間が、大新聞の会長であり、野球の盟主と自分で自称している巨人軍のオーナーである、これはちょっとおかしいんじゃないか」というのが始まり。
平河内 またこいつは政権にすり寄ってるでしょ。森が首相の時にも、「俺が口利きした」とか、「次は小泉だ」って言って、必ずすり寄ってモノを言う。政財界懇親会とか、なんだかんだと必ず、政治家の口利きだと言いながら、毎年どっかの記事で言うわけでしょ。これは報道機関としてあるまじき行為ですよね。一歩線を引かなきゃダメ。中尾さんいわく、「われわれが一球団いじめたところで、どうにもならない。選手が大事だろう」、と。「『選手=ファンの夢』になるんだから、球団はそっとしておいてやれ。今のところは。問題はナベツネのクビだろ。小さな球団の社長の首の挿げ替えしたって一緒だろ。だったらナベツネをこの世界から抹殺しなきゃならない」ってことよ。ナベツネだけを追いかけろ、と。でも、俺が二週間くらい前に「ナベツネを攻めますよ」って言ったら、今はやめろと言われるわけですよ。プロ野球七〇年の歴史で初めてストが始まって、そっちにマスコミがいく。そうすると自分達の力が半減しちゃうわけでしょう。だからちょうどいまグッドタイミングだと思って、情報収集をして、爪を研いでるんですよ。
中尾 グラインダーでな(笑)。
平河内 研いで、いつ、グッとやるかを、タイミングを見計らってているんですよ。後はタイミングの問題ですね。
みんなジャイアンツにおんぶにだっこ ナベツネは死ぬまで追い込むよ
――ナベツネ辞任後の日本球界について、何か思うところはありますか。
平河内 ナベツネが吠え始めてから今までどう変わったかっていったら、まず、近鉄買収OKが出た、オリックスとの合併を容認して、1リーグ制を謳ったでしょう。で、選手やファンが騒いだ。そしたら、巨人はパ・リーグに行ってもいいと言う。でたらめもいいとこでしょう。今度は五球団五球団だとか。コロコロ変わってるでしょ。そもそも1リーグで戦後失敗してるんだから。分かるでしょ。創始者・正力松太郎が、どうしたら大リーグに近づけるかっていったら二リーグがいいって言って始めたんだから。
中尾 今、パ・リーグの野球もね、面白いよ。でもね、野球を見ていていつも思うんだけれども、吸収合併された近鉄の選手会長の磯部(公一)、あの人が昨日(9月23日)、涙ぐみながら話してたけど「自ら給料を3割カットしますから、あとは球団側の経営努力でなんとかしてください」っていう、そういう言葉がないもんな。
平河内 第一、楽天とかライブドアが声をかける前に、日石もあるし東芝、サントリーも、大阪ガスもあるし、プロ野球持てるところはいっぱいあるわけですよ。例えば電力会社。九電、東電、関電、東北電力、北海道電力もある。カネが余ってるわけですよ。うなるくらい。九州で一番大きい企業っていったら九電でしょ? 東京だったら東京電力でしょ? で、電力会社っていうのは、電力以外にカネを投資すると、定款違反になるわけですよ。だったら、それを変えればいいわけでしょう。だから、持てる企業はいっぱいあるわけですよ。そういうところが名乗りをあげればいいのに。創業50年、70年の会社が名乗りを上げないで、昨日今日できたインターネット会社がやってるようじゃ、確かにプロ野球も弱くなりますよ。2、3年前にできたような会社が手を挙げるんじゃなくて、50年前にできた会社が手を挙げてくれたら、反対はないでしょう。そこが何で挙げないかっていったら、オーナー連中が悪いからですよ。親会社が球団を宣伝にしか使わないからですよ。
中尾 福岡ダイエーホークスなんかにしてもそうでしょう。ダイエーが経営危機にあるから、ダイエーを手放すみたいなことが書かれていたけれども、あれだって九州の球団なんだから、本当は九州の企業が経営に乗り出さないといけない。特に西日本新聞ね。西日本スポーツなんかはさ、ダイエーホークスでもってるようなもんなんだから。野球がいまいちダメなところはそこで、九州の西部ガスとか、球団を持てる企業はあるのよ。あと、ファンもやっぱ悪いわ。こう言っちゃなんだけどさ。勝ってるときは阪神なんかもにわかファンが増えてわあわあ騒ぐけれども、負けたら球場は閑古鳥が鳴いてるんだもん。
平河内 選手もね、ポルシェ乗り回して、フェラーリ乗り回して、ファンぶっちぎってるようじゃダメ。勘違いしてるんだよ。やる気がない。やっぱり、休日の日には、地域に奉仕に行きなさいと。アメリカはそうでしょ。休日は町に行って、村に行って、子供達に教えたり握手したり、日本のプロ野球はしないでしょ。ファン感謝デーは年に1回あるけれども、サインボール書けばいいっていうもんじゃないの。そういうね、社会奉仕、地域に貢献するということを義務付けていない野球は、紳士たるスポーツじゃないっていうことよ。俺に言わせればね。だから威厳がないでしょ。
中尾 せめて外野席くらいは子供が自分の小遣いでいける値段にしなきゃだめだ。
平河内 今は、なんだ、AV女優と付き合ったとか、ホテトル呼んだとか。アナウンサーと付き合ったとか、スチュワーデスと結婚したとかさ。今は野球選手もね、地方の猿回しと一緒になっちゃったわけよ。旅芸人と一緒。その上、日本野球コミッショナー連盟はジャイアンツにぶらさがってるから。
本来コミッショナーっていうはね、根来(泰周)のバカみたいな野郎のような、ああいう検事上がり
とかね、ああいうのより、やっぱり野球に最高に貢献した人がやるべきなんですよ。まだまだ日本に古い人がいるでしょ。
――根来コミッショナーも結局次の就職が決まってますよね。
平河内 そういうもんよ。だから、本当に野球を愛した人とかね。元ヤクルトの関根(潤三)とか。
中尾 権威付けさせるためだけに、もと最高検事長長官とか、そういう人間を持ってくるのがおかしいよ。
平河内 とにかく、みんなジャイアンツにおんぶにだっこなのよ。ナベツネは死ぬまで追い込むよ。棺おけに入ってもな。
中尾 社会的地位から引き摺り下ろすまででいいんじゃないですか(笑)。
平河内 社会的地位から降りなかったら、棺おけまで後をついてくぞ、って(笑)。
中尾 義友さん過激だから困っちゃうなあ、私は(笑)。
――では、次は横綱審議会の会長も辞めさせる、となるわけですね。
平河内 だってあの時には、八百長はよくねえとか、八百長はやってるんだとか、一言も言わなかったんだからさ。
読売をメチャクチャにされた創始者・正力松太郎の怨念
――今回の抗議行動「第一弾」については一段落した感がありますが、その後はどうですか。
中尾 今回、(抗議の)行動を順番にやったあと、(『週刊文春』の)こういう報道が流れた。そしたら、全国の野球ファンからね、うちの総本部に、「よくやってくれました、よくナベツネを退陣させてくれました」というような、そういう感謝の電話とか、FAXとかが届いてきているんだよ。それで、ウチもホームページがあるんだけれども、アクセス数がポーンと上がったりとかね、こういう反響があったよ。やっぱりみんな、ナベツネに対しての、そういう義憤というものがあったと思うよ。
平河内 でも、読売に貢献したこともあるよ。俺らの知り合いでさ、今までは産経をとっていたけれども、「進ちゃんよ、俺読売買って読むよ。もともと読売ファンなのよ」って。ナベツネがああいう風になったから、あいつが読売新聞の会長にいるうちは、読みたくないと言っていた。でもこれからは読むって。だからちょっと読売の部数に貢献してるのよ。
――不買運動に対してガス抜きしたわけですね。
中尾 今回の野球の問題でも、ナベツネは辞任はしたが謝罪はしていないですよね。そのあたり、今回の成果と今後の方針を聞かせていただけますか。
平河内 こないだも毎日新聞で、「右翼に言われてやめたんじゃない」って言ってるんでしょ。
中尾 それは、そう言わざるをえないだろう。
――あくまで「情報提供者」という言い方ですよね。
平河内 今度は言わせてやりますよ。俺は一場の写真だって持ってるよ。「これは、ウチに来るから、読売に決まってるからね」と読売が挨拶して回っていたという証拠写真。それは
読売巨人が内部で撮った
やつ。
――その他、お話があれば聞かせていただきたいんですが。
中尾
情報提供者は、もちろん読売関係者
なんだけれども、その人物からワンクッション、ツークッション置いてから、自分らのところに流れてきたんだよ。それで常務とか全部、巨人軍の経営陣が変わったわけでしょう。
こんなに衝撃が走るとは思ってなかったから、ブルってしまったんだね、そもそもの情報提供者が。その人と自分らとの間に、もう一人、二人いて、情報がこっちに流れてきたんだけれども、この人たちに対して情報提供者がクレームをつけているらしい。この人は、こっちに来るとは思ってなかったんだから。ただの会話の中でしゃべったのが、ここにきてるわけだから、この人にとっては青天の霹靂。それで、自分の上司だなんだがやめさせられて、その原因は自分にあると気付いたわけよ。
平河内 だから
読売では犯人探し
ですよ。内部だと気付いたわけよ。でも、ずらーっと首切ったときには、みんなガッツポーズよ。アテネでも選手はバンザイだったんじゃじゃないの(笑)。
中尾 アントニオ猪木のこと(注)で日本テレビに行ったのよ。これが、日本テレビに行ったら、今回のことと思ったわけよ。もちろんアポなんかとってなかったんだけれども、こういうことだから、だれか担当者出してくれないかと言ったら、編成局の人間だったかが2人来て「巨人のことでしょうか?」と聞くから「あれは関係ない関係ない。あれは置いといて、今日来たのは、実はアントニオ猪木の件なんだけど」と言ったわけですよ。そしたら「そういうことですか」と、ホッとしてるわけですよ。そういう話が終わって、帰りに、
「ところで、さっきの話だけれども、巨人のナベツネが辞任して、日テレはやりやすくなったんじゃないか」って言ったら「ありがとうございました」って、深々と頭を下げられた。俺もおかしかったけど。日テレにとってはそれはそうだよ。いろいろ口出しされていたんだから。
平河内 今の球団代表だとか、機構側の解任とかの人事を正確にやっているかどうか、謄本を挙げてこなきゃならないな。発表の時にはまだ辞令は出てなかったんだから。
中尾 公表された後に、ちょっと球団事務所に行ったんですよ。渡辺恒雄以下、辞任した役員がいるんだから、新しい役員の一覧表があったらくれと言いに。これがですね、またあっというまに、本当に翌日の話ですよ、マスコミが「何しに行ったんですか」「また何かやるんですか」と聞いてきた。俺たちはただもらいに行っただけなんだけど。
――「右翼が行った」ということなら書けると。
中尾 そういうことですよ。巨人の対応はまだ良かったらしい。結構いたよね、一時間近くか。
平河内 その時は、役員の辞令書は出てません、って言うんだよ。機構側の人との会議で、今の謄本に載ってない取締の連中が代表で出てるんでしょう。謄本に載ってない人間が出ていたら大問題ですよ。その辺も調べようかなと思うんだけれど。
中尾 今の企業というのは、ずさんな体質になってるんですよね。だからひとつづつ 絡んだものを解いていけば、結構面白いことになるんですよ。
平河内 「正力松太郎」っているでしょう。読売の創始者の。その怨念がある。彼には野球に対する情熱があったのよ。何よりも。マッカーサーと相談したりして。それをナベツネはめちゃくちゃにしたんだから。その怨念が、野球界全体にあるのよ。
中尾 その正力松太郎さんの過去を荒らしてるんだもんなあ。なんでこれが読売の会長なんですか。
平河内 読売の株、推定270億を騙し取られたんですから。正力亨って、松太郎さんの息子いるでしょう。慶応大学OBの。一時期正力オーナーっていたでしょう。ナベツネがまだ副社長の時に。それが、ナベツネが社長になったら落とされたでしょう。読売の株っていうのは社長が所持するもんなんですよ。そのときに、正力家が築いた読売の株もドンと……。
(注)「アントニオ猪木のこと」
1995年に平壌で「平和の祭典」を成功させ、北朝鮮ではVIP待遇のアントニオ猪木。年末恒例の「猪木祭」を三十八度線で行うとの発表を、九月六日の記者会見で行った。しかし、拉致問題などで反北朝鮮感情が高まり、日朝間の交渉も紛糾する中での興行は、かなり雲行きが怪しい状況だ。平壌で行った「国際武道大会」に参戦し、それにともない観覧ツアーを企画するも、「北朝鮮を手づるに商売をしている」と周囲から大ブーイング。
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