March 14, 2008
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カテゴリ: アニメ日記



ダメ少年の元にやってきた不思議な・・・なんだあれ?
なんていうの、えっと、ペットと家庭教師?
ネコ型ロボットと赤ん坊?

方や小学生、方や中学生と言う違いはあるけど、だめっぷりはほぼどうレベルの野比のび太と沢田綱吉。でもって彼らの元にはある突然、不思議なお助けマンがやってきた。

と言うところまではよく似た構図だけど、彼らの元にやってきた不思議なお助けマンは全くタイプが違う。
そこに時代の変遷を感じてみちゃうってのが今日のテーマです。




ドラえもんは、よくご存知ですよね。
不思議なポッケからいろんな道具を出してのび太をサポートしてくれる。

その道具にはものっすごい細やかなバリエーションがあって、ほぼ問題を解決できるピンポイントにニーズにあった道具を出してくれる。
でものび太はさらにだめっぷりを発揮して、その道具を使いこなせず失敗するというオチがほとんど。

方やリボーン。
こっちは知らない人もいるだろうから説明しますと、只今少年ジャンプで連載中&アニメ放映中でございまして、「家庭教師ヒットマンREBORN! 」(これで“かてきょーヒットマンリボーン”と読む)というタイトルでございます。

アニメの方しか見てないので、あしからず。

リボーンちゃんは赤ん坊の姿をした赤ん坊。
いや、イタリアのマフィアのボスが最も信頼する、凄腕の赤ん坊です。
ヒットマンと言うくらいなので、ヒットマンです。

あ? わけわかんねーだと?
るっせー。そういう設定なんだよ。
ここは飲み込んでくれ。

何で彼がツナのところに来たかと言うとですねぇ、ツナの父親が実はイタリアのマフィアと関係があって、ツナをマフィアの後継者にするために、英才教育をする家庭教師として派遣された、ということなんです。
で、リボーンは何をしてくれるかって言うと、特殊弾という不思議な弾丸を持ってまして、「死ぬ気弾」に打たれた人は一定時間死ぬ気で頑張るようになる。スーパーマリオのキノコみたいな、時間限定のドーピング効果があるわけですね。

その間は超ポジティブで超やる気になるので、色々問題をクリアー出来るというわけです。
その時リボーンは問題に直接は関わらない。
戦いのシーンになっても「やべぇぞ」とか言ってほったらかし。もし手助けをするにしても、他の効果のある特殊弾を撃つくらいで、問題解決はツナが自分でしないといけない。


ここです。
ここがドラえもんと正反対のところなんですよね。


ドラえもんは、問題解決可能な道具を出すけど、のび太はたいてい使いこなせずに失敗するというオチでしょ。

でもリボーンはやる気と、多少の手助けはするけど、ツナは自分で痛い目をしながらも最後は問題をクリアーするんです。(ツナだけ泣いて、周りは助かるというようなオチは多いけど。^^;)



のび太は結局道具では解決できない。自分で頑張ってどうにかしなくっちゃという話もあるけど、当初は・・・コミックで持ってた1~10何巻までのなかでは、ドラえもんが未来に帰っちゃう話くらいじゃないのかな?

ある意味、ドラえもんの方は楽天的で、リボーンの方が切実だ。


話の背景として、未来の家族のためだというのと、マフィアのファミリーのためだという立場の違いもあるだろうけど、一番大きい差は社会の未来像だと思う。

ドラえもんがやってくる22世紀は、1970年代のまま科学技術だけが進歩したような世界だ。でもここ数年で、現実はそうはならないことがはっきりしてきた。

70年後半から80年にかけては、まさになにやらいい未来が必ず待っているような予感があった。
オイルショックをはさんではいても、科学技術の進歩に対する期待は大きかったんだと思うし、精神やら何やらよりもずっと大きな期待が向けられていたと思う。


でもいま、教育基本法が改正されたり、世の中が温故知新といいながら右傾化していったり、テロとの戦争と言う国家と国家じゃない組織との戦争と言うわけの分らないものが出てきたり、空港で指紋を取ったり、道路のいたるところに監視カメラがあったり、核兵器をもってもいいという人が知事に当選したり。

なにやら科学技術で解決できない沢山な不安が噴出してきた。

冷戦の緊張感よりも、テロの恐怖の方がリアルに感じられるのは、単に物心付いた頃には80~90年という冷戦終結の時代だったからかもしれない。


それともうひとつは、規制緩和等もあり、経済が成熟してこともあって、家族主義からいよいよ個人主義へって、これは単純にはいえないことだし、西洋の個人主義とはかなり意味が違うと思うんだけど、それでも個々人の人権が全体よりも尊重される風潮にはなってきていると思う。

それは自由主義経済の下での平等・・・資本が分散して、機会が均等になっていくためにはその道しかないんだろうと思うのですが、個々人がクローズアップされて、個々人に権利があり、そして責任があるというふうに変わって言ってるんだと思うんです。


でも、ここは日本。
個人の権利や責任は西洋とはかなり違う。


でね、でね、ここが面白いというか、
ドラえもんの場合は、のび太の母は怒るじゃない。
勉強しなさいって。
でも、父は道を示さない。
たまには勉強しなさい、とは言っても。


これは狙いなのかどうかわからないけど、リボーンでは全く逆で、ツナの母はツナを全肯定して怒らない、そして父はツナにばっつり道を示す。
何かこれって、家長制度そのものっぽいでしょ。


日本では個人の権利、責任については発展途上、というか日本風にその考えを吸収して行っている途上だと思う。このリボーンの設定は、その微妙なところにちょうど乗っかっているように思うんですよ。

リボーンはツナに自分で決めて行動して、自分で解決することをいつも迫る。
そして決められないときは背中をドンと押してやる。

そして、それを事情を知らないままに全肯定している母親がいて、さらにレールをひいている父親がいる・・・。

ビミョーでしょ。(笑


でも、このビミョーさは、今の日本のビミョーさをよく表しているような気がする。ツナのファミリー(仲間)達はけして日本的な結びつきじゃない。
仲介者のリボーンがそうだからかもしれないけど、合理主義的というか、みんな自己責任で集まってきている。
家族的な馴れ合いはないし、それぞれがそれぞれの意思を持って行動している。
それを導いているのがリボーンだったり。

そしてツナは違った考えを持った人にとっても公平なんですよね。許せないことは許せないという強い意思も見せるし、許してしまえばもうわだかまりはないという、ダメ人間のくせに超大物の素質を持っている。

この、価値観が多様なグローバル化社会では、自分の価値基準を持ちつつも、違う価値観を持った人をそのまま受け入れる、というのはとても重要なこと。



というわけで、こういうアニメが人気出るのも、時代の養成かなと思ったりしとすという話でした。









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Last updated  March 14, 2008 07:14:07 PM
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リボーン  
餅co.deluxe  さん
タイトルは聞いたことがあったけれど、読んだり見たりっていうのは無かったので「なるほどなあ」と思って赤さんの解説読みました。

わたしが思ったのは...論点とか趣旨がずれてるかもしれませんが...価値観の多様化とか、個人主義とか、自由主義経済の下での平等とかっていうのは、果たしてそれを「発展」と呼べるのか、みたいに感じるんですよね。

自由と平等を追求するあまり、自分たちで自らの首を締めてるような・・・そんな気もする。いろんなところが見えすぎて過剰に便利になりすぎて、感覚が麻痺してる社会なんじゃないかっていうか・・・うーん、うまく言えないなあ。

昔は「世の中そういうもんなんだからしょうがないでしょ」で納得できてたものが今はそうじゃない。あたかも「頑張れば勝者になれる幻想」が支配している社会、という気がする。現実はそんなわけないのに。だから成功した人に対する攻撃がものすごい。かたや世の中の基準から外れた人は個人の努力不足だ、とかってことになってしまう。すぐ原因や責任を追求する社会。「ビミョーだ!」って思いますよ。

・・・全っ然アニメと関係ない話ですよねコレ・・・。
なんか言いたいことだけ書いた感があるんですけども・・・今確認したら水曜日、REBORN!やってたんで、ちゃんと見てみます!

あと、神霊狩19話「Negentropy -可塑性時間-」見ました。(15話目も見れました~)
つづきどうなるんだろう・・・ (March 15, 2008 12:59:31 AM)

Re:でもジャイアンの息子はポエム好きなんだぞ、と言ってみる  
ヵヱιレ さん
★あとスーパーマリオさんが無敵になるのはキノコでゎなくてスターさんなのね
あ~敵キャラいっぱい引き連れてクリア画面まで呼び込んだ時の画面のもたつき具合が懐かしスww
*
★のび太が初めてジャイアンに立ち向かって行ったのは「うそ800(エイト・オー・オー)」の回ですね
最後のコマで「うれしくない!これからもずっとドラえもんと一緒にくらさない!」と云うセリフを泣きながらのくせにヨドみ無くすらすらと言えたのび太に『ホントはコイツ頭イイんじゃね?』と訝しんだのが四半世紀以上も前だったような‥
*
たま子さんのロング説教も、目をつぶって『声だけなら不二子ちゃん‥』って念じると別の見方が出来たりして‥青少年向けでは無いようなww
*
★で‥本題と違うことばかり言って終わりますww
あらすじと言うか説明は分かり易かったと思います
以上 (March 16, 2008 06:50:56 AM)

ずれてな~い  
おもちちゃん

なんか、ずれるとかずれてないとか言うと、どうしても神楽ちゃんのパピーを思い出してしまう。


>わたしが思ったのは...論点とか趣旨がずれてるかもしれませんが...価値観の多様化とか、個人主義とか、自由主義経済の下での平等とかっていうのは、果たしてそれを「発展」と呼べるのか、みたいに感じるんですよね。

ずれてないっすよ。
大事なことだと思う。

ひとつは勝利云々じゃなくって、多様な価値観が実践可能な社会になっていかないとけないと思う。
勝ち組負け組みって、物事をゆがめて簡略化している言い方だと思う。
いったい誰が誰に勝ったというのか?
いったいいつどこで負けたというのか?

希望がかなったことを勝利と言っていいのか?
それとも普遍的なバロメータがあるのか?

価値観はもっと多様化していかなくっちゃ。
多様化するということは、多様な価値観を認めると言うことで、そもそも勝ちや負けやといいえないもののはず。

あれは自由でもなんでもない。
頑張って勝者にならなきゃなどといっている人が、勝者にとって都合のよいルールを作っりたがっているだけだ。
勝負に参加する人が多いほど、敗者は増えて勝者の分け前は増加するのだから。無防備に飛び込んでくる人を待ち構えているってスンポーだ。

価値観が多様になると言うには、人々がそれを容認できなくっちゃいけない。でも人はそう簡単に違う価値観を理解することが出来ないので、理解しないままに容認する・・・この話、リボーンで言うと雲雀や骸とかかなぁ。。。 (March 18, 2008 11:15:23 AM)

説教プレイ?  
ヵヱιレさん

そんなマニアックな提案されても、おっちゃんこまっちゃうよー。

そうそう。
のび太ってときどき頭の回転速いよね。

今ふと思ったんだけど、ドラえもんならのび太をポジティブにするような道具を持ってたんじゃなかろうか・・・。

短時間やる気が出るとかじゃなくって、なんせ22世紀ですから、もっと精神をゆっくり改造していくような、って、マッドサイエンスっぽいのじゃなくって、セラピー的な。

ドラえもんの処理能力の曖昧さははんだろう?
あれはあれでものっすごい高性能だと思う。感情もあり、迷い、ときには情緒不安定になるコンピュータ。
(March 18, 2008 11:21:04 AM)

Re:あ~確かに!  
ヵヱιレ さん
★「勝ち組・負け組」意識の植え付けはマルチのイベントに似てますね~言われてみれば
「俺たちは勝ち組だ!」「オオーッ!」みたいな‥
負けたら粗探しされて自己責任にされたりとかも
‥て、私に言ってませんよね、でもイイんです私B型だから
*
★価値観で言えばさ、女性にとっては子供を産む・産まないが大きな分岐点、てか産めない・授かりにくいてのもあるから
それをこそ「多様化」を啓蒙して欲しいところだけれど、なかなかそうも行かない複雑な事情
ホントに多様化が認められてればケバ系な歌姫の「羊水」発言なんかに左右されないのにね‥とは、でも思わないけれど
*
→発言は「言語道断」、しかも大嘘;野放図に思い付きやバカ迷信垂れ流し過ぎ
*
→なかなか授からない夫婦は奥さんがなぜか余分なプレッシャーを受ける破目に;これもおかしい
不妊治療はなぜか保険が利かないから多額の医療費が掛かる;少子化なのにね?(.。・)
*
:だからあの発言で半狂乱になった女性が多く出たのもわかるし『違うでしょ』とは思わない
*
→→でこれがどうつながるのか
〔続〕 (March 19, 2008 08:56:06 PM)

Re:あー何か急にやる気が下がって来た‥  
ヵヱιレ さん
→血糖値不足か?寝不足か?‥それともB型だからか?
――――――――――
★「勝ち組・負け組」にこだわる年代は自殺が多いナイーブな年代だって事
基準が欲しいのだと思う
勝っていれば安心なんだと思う
受験戦争とかを経た年代
*
日本一大学進学率の高い県は日本一子供の自殺が多い県でも有るとかさ
*
「多様さ」を受け入れない事は傷を受け入れない事
律義さが許容範囲の狭さを生み‥
――――――――――
ぁゴメン
やっぱり無理
――――――――――
>>回復
【別に経過報告イラネww】
――――――――――
★血液型の話が某所で流行ってるから言うと
「多様な価値観」てのを受け入れ易いのは周りで見ていてB型
‥変わった人好きだもんなぁ
いろんな人を受け入れ易いから友達も多い
*
自分の価値基準も割りと変えたい・変わり易いと思っている
だから
*
★自殺とかは絶望だと思う
自分から自分を拒絶する
「勝ってなきゃ駄目だ」って勝手にあっちとこっちを想定して自分を駒みたいに移動させる
「まず自分の存在在りき」って思えないのかなぁ‥って、それこそ論点ずれてるんだけどもさ
*
〔続〕2 (March 19, 2008 10:05:39 PM)

Re:心が汚れて力が出ないよぉ~  
ヵヱιレ さん
★「勝ち組」を想定してる人材が作る層は確かに‥「設定上の負け組」を食い物にしている面は有ると思う
──それは、少なくともこの国のどんな小さな社会にも見える事‥それが見掛けはともかく内実は「弱く儚いモノ」に弊害として現れているだけの事
*
★不満・ストレス
言葉では見飽きている
言葉を知ったつもりになれば思考は停止
そこで着く小さな決着に取り敢えず満足していれば明日に進めるはずだと信じる
*
人には罪悪感が有る
たくさんの嘘は抱え切れない
自分への嘘は溢れ出して溺れて基準が揺らいだり間違った藁を掴んでしまったり
*
★★そしてイミフな私がなぜか言いたかったのは、
「[餅co. deluxe]さん、ずれるならここまでしないと‥と間違った見本を見せるヵヱιレですヨロ~ww」
て云う自己紹介
*
ィヤィヤ旧知(年月は浅いけど)だけどww
たまに違った切り口から近付いてみたくなる‥それがB型の性(サガ)なのかも
*
→[赤]さんゴメンー、私は今自分が何を言ってるか分かってないよ~
酔ってるとか薬物依存とか外的要因は無いよ
たぶん眠い時にしか開かない扉が開いたんだね、別に価値は無いけどね、でもこれから遊びにイテキマ~
【この報告も別に要らないww】 (March 19, 2008 10:28:46 PM)

汚れたヒーロー  
ヵヱιレさん

>心が汚れて力が出ないよぉ~

なんか、ええなぁ。
これ。
ダメ人間アンパンマン。
(March 24, 2008 05:22:29 PM)

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