いちごのグランマルニエ・タルト

いちごのグランマルニエ・タルト

 さくっとした台生地に、コクのあるなめらかなクリームといちごをたっぷり詰めました。クリームにもいちごにもグランマルニエをきかせた、甘い香りいっぱいのタルトです。




 <材料> 直径20cmの菊皿1枚分
  タルト生地
薄力粉 120g
バター 65g
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ1
卵 1個
  フィリング
卵 1個
卵黄 2個
牛乳 360cc
砂糖 60g
薄力粉 60g
アーモンド粉 15g
バター 15g
グランマルニエ 適量
粉ゼラチン 5g
水 大さじ1.5
  トッピング
いちご 適量
粉砂糖 適量
グランマルニエ 適量

 <作り方>

①台生地を作ります。ボールに粉を入れ、冷たいままのバターを加えて小さくちぎりながら粉をまぶしつけていきます。


詳しくは《レモン酵母のスコーン》を参照してください。

②ポロポロと細かくなったら塩と砂糖を加えてざっと混ぜ、ほぐした卵を全体に回しかけます。


③こねないように全体をまとめ、ラップをかけて冷蔵庫で1時間ほど冷やします。


やわらかい生地なので、手の温度でバターが溶けないように手早くまとめます。

④打ち粉をした台の上に冷えた生地を取り出し、麺棒で型よりひとまわり大きく伸ばします。


打ち粉が多すぎると硬い仕上がりになるので、様子をみながら少しずつ振ります。

⑤薄くバターを塗った型に敷き込み、フォークで穴をあけます。


薄く伸ばした生地は破れやすいので、麺棒にくるくるとゆるめに巻きつけてから型の上まで運びます。麺棒をそっと巻き戻して生地を乗せ、指でぴったりと型に沿わせます。内側もしっかり押し付けて型になじませ、余分な生地は麺棒を上から転がして切り落とします。焼いている時に生地が膨らまないように、フォークで全体に穴をあけます(ピケ)。

⑥190度に予熱したオーブンで、20~25分焼いて取り出します。型ごと網の上に乗せ、あら熱が取れたら型をはずして完全に冷まします。


予熱している間に室温でバターが溶けないように、生地を敷き込んだ型は涼しい所に置いておきます。あとでクリームを詰めるので、台生地はしっかり焼きます。もし途中で生地の底が持ち上がってきたら、いったん取り出してフォークでつついてもいいでしょう。焼き上がって完全に冷めてから、持ち上がって薄く層になった部分を崩してもいいです。この時底の部分まで崩してしまわないように注意。

⑦フィリングを作ります。分量の水に粉ゼラチンを振り入れ、よく混ぜ合わせておきます。


⑧《クレーム・フランジパーヌ》を参照してクリームを煮上げ、火を止めてから固まったゼラチンを加えて余熱で手早く溶かします。続いてバターも加え混ぜ、あら熱が取れてからグランマルニエを振り込みます。


⑨クリームが冷える間に、いちごの用意をします。いちごは小粒ならそのまま、大きいものは縦半分に切ってバットなどに並べます。上から茶漉しを通して粉砂糖を振り掛け、更にその上からグランマルニエを振って味をなじませます。


いちごが甘ければ粉砂糖は少量に、甘味が少なければ多めに振ります。味の薄いいちごでも、粉砂糖と洋酒を振ってしばらく置くと風味がよくなります。

⑩冷めた台生地に固まりかけたクリームを入れて表面を撫でつけ、いちごをびっしりと並べます。


⑪涼しい所(夏なら冷蔵庫)に置き、クリームが完全に固まってから切り分けます。



 切り分けてもくずれないように、クリームにゼラチンを入れました。ゼラチンをいれずに小さくタルトレット型で作れば、とろりとしたやわらかな口当たりが楽しめます。


 タルトの台は、お好みで砂糖を40gに増やした甘いものもよく合います。バターを発酵バターに替えると更にサクサク。ただしクリームを入れてから時間がたつとだんだんしっとりしてきますから、サクサク感を楽しむならお早めにお召し上がりください。


 いちごは使う前に流水でよく洗い、ヘタを取って水気を拭きます。ヘタを取ってから洗うと、味が抜けて水っぽい感じになりますのでご注意を。



いちごタルト

 ◎2002年12月29日製作

© Rakuten Group, Inc.

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