フルーツの編みパン

フルーツの編みパン

 コンコンと音がするほど硬く焼き上げます。日をおくごとに中のフルーツとナッツが生地にしっとりとなじんでおいしくなるので、プレゼントにもぴったり。クリスマスらしく粉砂糖を振ってみましたが、好みでシナモンを混ぜても。お好きな方は、生地の一部を全粒粉に変えてもいいと思います。なお、今回はドライイーストにフェルミパンを使用しています。




 <材料> 2個分
強力粉 200g
薄力粉 70g
砂糖 大さじ2
塩 3g
スキムミルク 大さじ1
バター 40g
卵 1個
水 卵と合わせて170cc
ドライイースト 小さじ1

うめはらフルーツミックス 大さじ5
くるみ 14粒
粉砂糖 適量

 <作り方>

①パンケースに生地の材料を入れてピザ生地コースでこね、フルーツ類を混ぜ込んで1次発酵させます。詳しくは《クグロフ》を参照してください。


くるみはなるべく小さく砕いておきます。あとで生地をひも状に伸ばすので、くるみが大きすぎるとやりにくくなります。フルーツミックスはもちろん自家製のものを使ってもかまいませんが、なるべく小さく刻んでおきます。

②2倍に膨らんだらパンマットの上に取り出し、6等分して7分ほどのベンチタイムをとります。詳しくは《基本の卵生地》を参照してください。


③6個の生地をそれぞれパンマットの上で転がしながら細いひも状にのばしていきます。


フルーツが入っているので多少ベタつきやすくなっていますが、1度に打ち粉をしすぎないように様子をみながら伸ばしていきます。
パン生地は弾力があるので、クッキー生地のように簡単には伸びてくれません。無理矢理伸ばそうとせずに、まずある程度細長くしたら2本目を伸ばし、そのあと3本目を…という風に6本目まで伸ばし、また1本目に戻って少しずつ伸ばすようにしましょう。1本の長さが50~60cmになればOKです。

④2枚の天板にオーブン用ペーパーを敷き、それぞれ3本ずつの生地を乗せて天板の上で成形します。


まず3本の生地を指でつまんでしっかりとくっつけます。長さに余裕を持たせたいので、天板の角にくっつけた部分を置くようにします。そこからゆったりと三つ編みをし、最後は適当に形を整えて生地をくっつけます。2次発酵と焼成で膨らむことを考えて、三つ編みはあまりきつくならないように。編み目の間に人差し指が入るくらいを目安にするといいと思います。

⑤約1.5倍に2次発酵させます。


あまりふわふわに仕上げない生地なので、オーブン予熱に入る時点でひとまわりふっくらしているくらいが理想。もし時間に余裕があれば、室内でゆっくり発酵させるのがいいでしょう。

⑥オーブンを200度に予熱し、180度で14~17分焼きます。


いい色になってきたら表面をたたいてみます。コンコンと硬い音がしたら焼き上がり。すぐに網の上に取り出します。好みで、粉砂糖を茶こしを通して振り掛けます。

 粉砂糖を振り掛ける時、生地が熱々だと湿ってアイシングのようになり、冷めた生地に振り掛けるとさらさらしたままになります。


 焼いたその日に食べるなら、粉砂糖をかけたほうが甘味のバランスがいいようです。生地そのものは、日をおくほうがしっとりと味がなじみます。



あみパン

◎2002年12月23日製作

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