自家製の夏みかんピールをコロコロ刻んで入れました。バターや卵の入った優しい甘さと、ピールのほんのりした苦味がとても相性よく仕上がりました。もちろんオレンジやレモンピールでも。
強力粉 300g
砂糖 大さじ1
蜂蜜 大さじ1
塩 小さじ2分の1
バター 30g
卵 1個
生種(ぶどう種) 大さじ2
水 90cc
夏みかんのピール 50g
①夏みかんピール以外の材料をよくこねます。
②こね終わったらピールを混ぜ込みます。
③生地をケースに戻し、倍以上になるまで1次発酵させます。
④12分割して丸め、ふっくらするまでベンチタイムをとります。
⑤丸く成形し、2次発酵させます。
⑥130度からじわじわ温度を上げて焼成します。
とにかく軽い仕上がりで、網の上に取り出す時にびっくりするほど。発酵が進まなくて心配したのですが、焼成で見事に上方に膨らんで大喜び。表面のつるつるピカピカした可愛いパンになりました。
苦味の強いピールなので、焼き立てよりも時間をおいたほうがおいしくいただけました。生地の卵味も、時間をおくほどに風味を増すようでちょっとパネトーネ風。翌日からはだんだん硬くなりますが、トースターで焼けばしっとりとキメの細かい生地がよみがえります。焼き直すと表面の薄い皮がパリッとなって、これも楽しみ。
今回の生地はこねをHBにお任せしましたが、キメの細かいふわふわの生地に仕上がってさすがは機械と感心しました。リッチな生地を手軽に作れるのは便利ですね。1日中雨が降っていて湿度が高かったのも、おいしいパンが出来たひとつの要因だと思います。やはり湿度は大事ですね。
