黒豆の甘納豆をいただいたので、試しにパンに焼き込んでみました。焼き上がりのコーヒーの香りが素晴らしく、中の黒豆がねちっと甘くて相性ピッタリ。スライスしてメープルシロップをつけて食べるとおいしさ倍増ですよ。
①中種を作り、冷蔵庫で16時間熟成させておきます。
②黒豆以外の材料をパンケースに入れて食パンコースをスタートさせます。
③黒豆は半分に切っておき、こねが終わってから生地に混ぜ込みます。
④最後まで焼き上げます。
そのまま食べてもおいしい甘納豆でしたが、パンに焼き込むと本当においしい。「ねちっ」と「とろり」の中間のような食感で、ほかの甘納豆ではこうはいきません。
生地の苦味は強めですが、翌日には黒豆の甘さとなじんでなんとも言えない味わい。試しにトーストしてみましたが、これはイマイチ。苦味が軽くなり、なぜか黒豆の甘さが引き立たないのです。不思議です。
パネトーネマザーに紅茶を使った時は香りがすっかり消えてしまったのに、コーヒーはこんなに引き立つのかと驚くほど。生地が少しだれ気味でしたが、しっとりとおいしく焼き上がり。HBお任せにしないのなら、黒豆を増やしたりアイシングをかけたりして甘く仕上げるのもいいと思います。



