ココアマーブルブレッド
ＨＢのお任せ食パンコースで焼き上げる、運がよければマーブル模様になるというお遊びのパン。ココアのほろ苦さと香りが食欲をそそり、スライスするのもとても楽しい１品。次はどんな模様かな？
＜材料＞ １斤分
中種
強力粉 １６０ｇ
酵母 大さじ１
砂糖 小さじ１
水 １２５ｃｃ
本仕込み
強力粉 １００ｇ
砂糖 大さじ３
塩 ４ｇ
バター １３ｇ
生クリーム ３０ｃｃ
水 大さじ２
ココア 大さじ１
＜作り方＞
①中種を作り、冷蔵庫で１６時間熟成させておきます。
詳しくは《テーブルロール》を参照してください。
②ココア以外の材料をパンケースに入れ、食パンコースをスタートさせます。
東芝ＨＢを使用しています。水分調節はいつも通りでいいと思いますが、あとでココアを混ぜるので気持やわらかめがお勧め。
③ボールにココアを計量し、こねがストップしたら生地の３分の１量をちぎってボールに入れます。
ＨＢが回っている間にココアを計量し、塊があればほぐしておきます。生地量は正確でなくてもかまいません。少なければ苦味がより強くなるのでお好みで。
④ココアと生地をよく混ぜ合わせ、４等分にちぎって白生地の上に散らします。
生地はやわらかいので混ざりやすいと思います。粉っぽさがなくなったら適当に４等分にちぎり、パンケースの四隅に置きます。
⑤運を天に任せて最後まで焼き上げます。
東芝ＨＢではガス抜きが２回入ります。ナショナルのようにジ、ジ、ジ…と少しずつ動くのではなく、ガーッと力強く数回転。２回目も同じです。ココア生地を置く場所や生地の形で出来上がりの模様が変わってくると思います。別々の生地がそれぞれに発酵するせいなのか、焼き上がりの上面はでこぼこしていました。
パネトーネマザーは、ココアとの相性もいいようです。こねている時から焼き上がりまでずっといい香りが漂っていました。
この写真ではきれいなマーブルとは言えないのですが、ここから２枚目にスライスしたものは絵になりました。急いでいたので、撮る時間がなかったのが残念。
ココア生地の味がしっとりとほろ苦くておいしい。平均的にマーブルになっているものは、甘さと苦味のバランスもとれてまたおいしいもの。薄く蜂蜜を塗ってバナナを添えて食べると格別でした。
◎２００３年４月９日製作
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