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「ドラえもん」の最終話風なニセストーリーの同人誌を出版、販売していた男性が逮捕されたというニュースがありまして・・・。ちなみに、その内容を簡単に説明しますと・・・電池が切れて動かなくなったドラえもんを復活させようと、猛勉強の末にロボット科学技術者となったのび太の手でドラえもんが蘇るというお話。> 詳細(FLASH動画)実はなかなかいいお話で、初めてこのお話を知ったとき涙が出そうになったことを覚えています。惜しいのは、実際の「ドラえもん」に関する設定と異なる部分がお話の中に見受けられることでしょうか。とは言え、それは実に瑣末なことで、真に大事なことはもっと別なところにあるように主は思います。このお話は、ドラえもんの設計者 = 未来ののび太 というスタンスで語られ、そのスタンスを維持するために実際の「ドラえもん」の作品中での展開とは矛盾してしまう部分をいくつか含んでいることは前述の通りです。ですが、故藤子・F・不二雄先生が折に触れて、のび太のモデルが自分自身だと語っていることを合わせて考えると、のび太 = 原作者 = ドラえもんを作った人という考え方は一番の根幹部分を捉えたものだとは言えないでしょうか?かつて、大山のぶ代さんのドラえもんの声を初めて聞いた藤子先生は「ドラえもんって、こんな声だったんですね」と語ったそうです。そんな藤子先生なら、今回のこのニセの最終回もおそらく心から楽しんで読んだんじゃないかなと・・・・・・何となくですけど、主はそう思いました。
Jun 1, 2007
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♪少年の夢は生きている 幾年過ぎても生きている 橋を渡り 山を越えて 海に出会っても 深く深く 胸に生きている・・・ (山本正之「少年の夢は生きている」)最初の「仮面ライダー」のテレビ放映が1971年のこと。なので、厳密に言えば主はリアルタイムな世代ではない。ちゃんとしたタイムテーブルの上で視聴した覚えがあって、内容についてある程度の「実」をもって記憶しているのは1979年の「仮面ライダー(通称スカイライダー)」から。だから、実際のところこのコミックに描かれている内容は本来ならば、主にとっては「実」を伴わないものである。にもかかわらず、読み終わったあとは涙が止まらなかった。あれから何年もの月日が経ち、主もオトナになったけれど、この1冊のコミックが、主の中にあるそれを強く強く揺さぶり、いとも簡単に当時の主のココロを呼び覚ます。「仮面ライダー」という作品の深い部分に根ざしている何か、幼かった主にも、どうやらそれは感じ取れていたらしい。いや、実際に「そこにあったもの」なのだから、触れることはそんなに難しいことではなかったのかもしれない。今の「仮面ライダー」も面白い、とは思う。けれども、今の「仮面ライダー」を見てこれから育つ人たちが将来このコミックを読んで泣けるかと言えば、NOだと思う。そしてそれは、とても悲しいことのような、そんな気がする。
Apr 26, 2007
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やっと購入してまいりました、月刊ドラゴンエイジ 1月号お目当ては、当然のように「超神ネイガー」の読みきり。それ以外は・・・まあ、気が向いたら読んどきます。で、あえてストーリーには触れないので、未読の方には買って読んでもらえると嬉しいですねw以前、8月号に掲載された読みきりとはページ数は同じ58Pですが、内容の濃さは今回の方がはるかに上です。セリフの中の方言も大幅に増量されていて、標準語訳も書かれてはいるものの、それでも秋田の言葉に馴染みのない人たちには非常に読みにくいマンガかと(苦笑とはいえ、そのおかげでネイガー本来の持ち味が存分に発揮されるようになったのは事実ですから、これはこれでw2月にはコミックス化が決まっているという記事が、秋田の地方紙に載ってしまうほどのムーヴメントになっていますwまだマンガに登場してないキャラもいることですし、今後の展開が非常に楽しみです。さて、雑誌は変わりまして、月刊コミックRUSH。こちらの雑誌の2月号(12月26日発売)から前後編にて「超神ネイガー」の読みきりが掲載されるとのこと。描くマンガ家さんは、小気味よいアクションには定評のある小川雅史先生。「速攻生徒会」や「風林火嶄」などの過去の作品で見られたハデなアクションシーン満載のネイガーが読めるかと思うと、これはこれで期待してしまいます。今年もあと少しで終りですが、来年にはどんなネイガーが見られるのかと楽しみにしつつ。
Dec 17, 2006
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11月12日のブログで「GA 芸術科アートデザインクラス」というデザイン学科に通う女の子5人が主人公の4コママンガをネタにしました。で、今回紹介するのは、その「GA」と近い方向性の4コママンガ、小箱とたん「スケッチブック」1巻~3巻+出張版です。「GA」では、美術を専門的に学んでいる女の子たちを主人公にしているのに対して、こちらの主人公は美術部員の女の子たち(+男子少々)となっています。「美術」はあくまで「部活動」の範囲に収まるので、全体的には"普通科" 的な日常を扱った部分も多く入っています。作品の印象としては、仮に「GA」を "動" とするなら、その逆の "静" のイメージでしょうか?淡いタッチで、ごくごくフツーの、でも何となくおかしな美術部の日常が、まったりゆるやかに描かれています。疲れたときなんかに読むと、癒しの効果があったりするかも?wそして、この作品のもう1つの特徴が、「猫」です。作者がよほどの猫好きと見えて、あちこちに猫を扱ったネタが出てきます。極めつけなのが、掲載誌の「コミックブレイド」の臨時増刊号に載せた分をまとめた「出張版」という1冊で、こちらは単行本は全体の1/3ほどが "猫" しか出てこないお話です。が、その "猫" 分も含めて、この「スケッチブック」という作品を構成する1要素になってるんですね。実は、人間のパートよりも面白いんじゃないかと思うほどですwトータルで見ると、「人間」パートのキャラクターの使い分けなど物足りなさを感じる部分はありますが、この作品が持つ独特の空気感は、ぜひ1度味わってみてほしいと思います。気がつくと、このヌルさがクセになってるかもしれませんよ♪
Nov 16, 2006
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3月29日のブログで紹介した「棺担ぎのクロ。~懐中旅話~」という4コママンガと同じ、きゆづきさとこサンという漫画家サンの作品。タイトルの「GA」は「芸術科アートデザインクラス」の頭文字から・・・ではないんですねー実わ。じゃあ何なのかって? そーんなカンタンにネタをバラすほど安くはございませんことよっ!(←何モノ?ビジュアル・テキスタイル等の様々なデザインについて学ぶことの出来るクラス「GA」を舞台とした学園モノ・・・と、カンタンに説明をするだけならこんな感じでしょうが、それをネタとして昇華している作者のセンスの良さが何ともいい感じ♪主要人物の女の子5人がとにかく個性的で、そのキャラを活かした掛け合いも絶妙でテンポよく、とても楽しく読めますwまた、芸術科を題材にしているだけあって、随所にちりばめられた美術ネタはなかなかタメになったりもします。作者さんは「そこそこ信用しちゃならない」と言ってますがwカラーページが多いのも特徴ですが、カラーを使ってる場合には、モノクロで表現できない「色」をネタにしたお話が展開されるのも楽しい演出だったりします。中には少しぐっとくるエピソードもあったりしますが、基本は学園ドタバタギャグマンガです。キャッチコピーは、「芸術は面白だ!」楽しくて(微妙に)タメになる、オススメの1冊ですよ ('▽')ノ
Nov 12, 2006
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以前にネタにしました「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の新刊を見つけたので買ってきてみました ('▽')やっぱり垣野内先生の絵は大好きですねw お美しい♪今度の舞台は豪華客船、クレオパトラ八世号。次々起こる奇怪なバラバラ殺人事件。今回の事件には、どんな怪物がからんでいるんでしょう?お美しいお涼サマの豪快で強引な捜査に気苦労の絶えない泉田警部補クンは、可哀想なのかうらやましいのかwこの巻は「前編」ということになってますので、解決するのは次の巻を待ってということになりますけど、今回何やら興味をそそられる全員プレゼントがある模様なので、次回まとめてと言わずにど~ぞ買ってみてくださいマセ♪
Oct 3, 2006
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ここ数日、リアルに忙しかったというのもありますが、それに加えて暑さにメゲてたということもあり、更新が滞っておりましたですが、そろそろ朝夕などは涼しい日もあったりしてJOJOに 徐々にゲンキになってまいりましたそろそろペースアップできそうな感じです♪さて、そんな疲れたときや、イマイチやる気にならないときなんかに、主が読むのが今回のタイトルにありますあずまきよひこ「よつばと!」1~5巻です。ちょっと(かなり?)フシギなオンナのコ、よつばちゃんとその周りの人達の、わりとフツーで、でもどこかオカシイ日常を描いた、とってもゆる~いマンガです。なにも考えずに読むと、つられて自分もゆる~い気分になっていくので、疲れたときや何もする気が起きないとき、アタマを空っぽにして読むと、とってもいい感じですwところで、皆さんはマンガを読むとき「脳内アテレコ」ってしちゃいます?要するに、マンガのキャラに勝手に声優さんを割り振ってその声優さんの声で、セリフを脳内再生したりすることを主はこう呼んでるのですが、どうでしょう?とは言うものの、どんなマンガでもそれをするかと言うとそんなことはなくって、主が知っている声優さんの声のイメージと、読んでいるマンガのキャラのイメージが主の中で上手く重なったときに、勝手に行われるみたいです。この「よつばと!」というマンガは、まだアニメなどにはなっていませんから、特定の声優さんなどはいないので、そのへんは、主が勝手にキャスティング(!)しちゃって楽しんでおりますです。ちなみに「よつばと!」の中において、主的に確定しているキャスティングとして…よつば・・・坂本千夏さんとーちゃん・・・山寺宏一さんジャンボ・・・大塚明夫さんと、なっております。キャラクターの詳細は、こちらを参照していただくとして、後ろの2名の組み合わせあたりに、主のシュミが窺えますw他にも「このマンガのこのキャラでやってるよ」とか、そういうお話が聞けたりしたら嬉しいですねw
Aug 26, 2006
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CLAMP さんの描かれる作品は、結構好きな方なんですが、いまいち CLAMPさんの作品なら何でも買うーという方向には行けずにいるのが現状だったりします。で、ごく最近のお気に入りが、この 「xxxHOLiC」 だったり。一応、ストーリー上リンクしている部分があるという理由から、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」 も買ってはいますケド、こっちはあくまで副読本。主が過去に好きだった作品を挙げると、「東京BABYLON」 や 「魔法騎士レイアース(2)」 、 「カードキャプターさくら」 などが出てきますが、そのへんの作品とも微妙にリンクしてるのが、個人的には何となく嬉しかったりwですが、主がこの作品を好きな理由は、きっとそれだけじゃあないのですよねぇ…CLAMPさんは、その作品の持つ世界観や掲載誌のカラーなど、いろいろな「状況」に合わせて絵柄を変化させてくるのが大きな特徴であり、またそれを可能にするだけの技術があるという点で非常に優れた作家(集団)だと思います。そして「状況」と「絵柄」に加え、「読者が作品に持つイメージ」がうまく合致した瞬間に、非常に強いパワーが放たれるのかなーなどと、何となくですけど思ってみたり。内容は、ざっくり言ってしまうと「妖怪モノ」ですが、絶妙なCLAMP風味が効いていて、ごく一般のソレとは違った持ち味があり、非常にオモシロく読めるなーと思います。もう季節は夏ですしね、今頃の時期にはピッタリかも?w
Aug 8, 2006
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今回の作品は、コチラ。1992年とありますから、今から15年ほど前に出版された単行本ということになります。岩泉 舞 短編集1「七つの海」です。短編集 1 とありますが、実際にはこの方の単行本が、この後出版されることはありませんでした。と言っても、亡くなられたとかそういうワケではなさそうで、その後1999年頃に月刊Vジャンプに何作か描かれたみたいです。掲載作品は、表題作を含めた全6作。表題作の「7つの海」は、オトナになりたくない子供の主人公、ユージと、子供にもどりたいオトナ、ユージのおじいちゃんとを中心に、少年の心の成長を描いています。オトナになりたくなくて、ゲームの主人公のような夢と冒険の旅を空想する少年、ユージの前に、ひとりの不思議な少年が現れます。ゲームの主人公のような現実離れした力を持つ、このナゾの少年の正体は…?という感じで、物語は始まるワケなんですが、未来への漠然とした不安を感じる少年が、数々の別れ…それは、オトナの感覚で見ると大したことではないかもしれないけれど、だけど、子供にとっては、非常に大きな経験…を経て、「オトナになる」ということを、少しずつ実感していく過程が、非常に丁寧に描かれています。いつ、何度読んでも、胸が切なくなる感じを抑えられなくて、でも、読み終わると、何となくすがすがしさが残るような、いろんな感情に訴えかけてくる、そんな作品です。この単行本自体は廃版になってしまってますが、メジャー誌掲載の作品ということもあってなのか、古本屋さんなんかでも意外と簡単に手に入れることができたりします。表題作以外の5作品も名作、良作揃いなので、ぜひとも探し出して、あなたの本棚に加えてもらえたら嬉しいです。そして、ふとしたときに引っ張り出してきて、読み返したくなるような、そんな1冊になったらいいなと思います。それだけの価値が、この本にはあると、主は思うので…。
Jul 20, 2006
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主が「好きな少女マンガ家さんを3人答えなさい」という質問を受けたら、その3人の中に必ず入れると思うのが、この 谷川史子 先生。そんな先生の最新刊が、コチラです。谷川作品の魅力として、最初に目に付くのが、柔らかくて優しいタッチの線とそこから生み出される"ふわっ"とした雰囲気の絵柄でしょうか。特徴としては、作品の大半が短編であること。なので、当然のようにコミックスのほとんどは短編集wですから、あまり気せずテキトーに買えるのも魅力(?)短編集とは言っても、この人の描く短編は「連作短編」の形式を取っているものが多く、短編同士が絶妙なリンクでつながっていたりするので、あなどれません。読んでいていつも感じるのは、この人はおそらく1作品における作業時間の大半を、ネーム に費やしているのではないかな~ということです。 それもかなりの時間を。1つひとつの言葉の選択、間の取り方、微妙なギャグwあらゆるものが、絶妙なバランスで成り立っているような、少し間違うと、あっという間に崩れそうな土台(?)の上に、細く、繊細な雰囲気の絵柄が乗ることで、何とも言えない独特の作品に仕上がっています。そして、安易なハッピーエンドにしないという点も、主は評価したいなーと思う部分だったり。それは暗い終わりを迎えることではなくて、よい終わりを導き出すための展開に、決してウソをつかないということ。そういう作品を見ると、この人はホントに練りに練った上で、これぞという形で作品を描いてるんだろうなと感じます。作品によって、浮き沈みはありますが、総じてよい感じ♪今回載せた「花と惑星」は、短編マンガ家(?)としての谷川先生の魅力が、とてもよく出てると思います。谷川史子を知らない方は、まずはここからどうでしょう?
Jul 19, 2006
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主が非常に好きなマンガ家さんに、"すんぢ"さんという方がいらっしゃいまして、ファンロード というアニメとかコミックとかそういったもろもろを扱う雑誌出身のマンガ家さんなのですが、最近名前を見なくなったなぁと思っていたところで …こっ… この絵はっっっ!微妙に絵柄が変わっていますが、まちがいなくすんぢさんの絵。なるほど、名前が変わってたんですねぇ …。まあ、もともと情報にガツガツしてない方なので、こういうのはよくあることです。 気にしてませんw超能力に目覚めてしまった2人の女の子が、その力をきっかけに事件に巻き込まれていくという感じのお話なのですが、面白いと思ったのは、自分の力を悲観的に捉えている女の子と、楽観的に受け止めている女の子、自分が持っている人とは異なる「力」を異なる感性で見ている2人の女の子を物語の主軸に据えることで、特別な「力」に対する2つの視点を平行させつつ物語が展開していくことでしょうか。特に「超能力」という特殊なもので考えなくても、「他人」と比べて「自分」は何か「違っている」ということを、必要以上に重く感じてそれによって大切なものを見失ってしまうことってあるものです。そんな悩みを抱える人に「悲観したり落ち込んだりしなくていい」「あなたが『あなたであること』が大切」という優しいメッセージが込められているあたたかい作品だなと、主は感じました。そしてそのあたたかさには、すんぢ=いーだ俊嗣先生の描く絵の魅力も多分に含まれているように思います。独特の優しいタッチで描かれる世界は、この物語の持つ雰囲気にとてもよく合っているんじゃないでしょうか。ところで、原作のあさのあつこ先生は、最近お名前はよく本屋さんの店頭などで目にしてるような気がします。ですが、お名前だけ何となく知っているかなーというくらいで、作品を読んだことはまだ一度もないのですが、ちょっと興味が出ましたwが、この作品の実際の挿絵は、いーだ先生が描かれてはいない様子。読むなら違う作品にしようかなーなんて、ちょっと思ったりして …wはいはい、そこで 「W浅野」 とかいう懐かしキーワードを想像してしまったア・ナ・タ! 主と同世代ですね ('▽')
Jul 4, 2006
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推理・探偵モノのお約束として、主人公が行く先々では必ず何かしらの事件が起きるというのがあります。(例外はあるかもしれませんが、今回は目をつぶる方向でひとつ)まあ、実際のところ、そうしないと話が進まないワケですしね。今回のネタも、その手の方向性の作品には違いないのですが、ちょっと違うところは、主人公が行く先々では必ず何かしらの"怪物だの妖怪だのが関連する"事件が起きるということ…。垣野内成実/田中芳樹「薬師寺涼子の怪奇事件簿」シリーズです。田中芳樹先生と言うと、「銀英伝」 とか 「創竜伝」 あたりを真っ先に思い浮かべる人が多いでしょうが、主は個人的にコレを推したいです。…と、言いつつも、これはコミック版だったりしてw個人的に、原作よりも先にコッチを推したいかも(理由はアトで♪)主人公の薬師寺涼子(27)は、警視庁刑事部参事官の警視。東大文科I類に浪人せず合格し、法学部を留年せず、全て優で卒業、大学在籍中に司法試験とキャリア(国家公務員試験I種)試験に合格し、フランス語、英語を流暢に話し、スペイン語、ラテン語にも通じていて、おまけに美人という、至れり尽くせりな設定。唯一難を挙げるなら、ドラキュラも避けて通る(略して「ドラよけお涼」)と呼ばれる所以となっている「性格」でしょうか?これに関しては、ここで何を言うより読んでいただく方が早いですwそして、パートナーの泉田準一郎警部補(33)英文科卒のノンキャリア。背が高く、職業上格闘技などの技に優れており、基本的には常識人のハズですが、最近は上司にかなり洗脳され…もとい、「陶冶」もしくは「薫陶」されている様子。(このへんの言い回しについては、1巻に元ネタがあります)この作品は、そんな2人が(正確には1人、泉田クンは被害者に入る?)常識とはかけ離れた難事件を、お世辞にも常識的とは言えない勢いでもってそれはもう、バッサリと快傑していくお話です ('▽')さて、今回どうして原作ではなくコミック版を推すのかというと、原作1巻の初出が今から10年前の1996年なため、作品内の表現に若干古さを感じる部分があるということ(遅筆で有名ですからね、田中先生は…)そしてコミック版は、その部分を今風に描きなおして見せてくれていること。そして何より、女王陛下(涼子の異名その2)の魅力は絵があった方が絶対に伝わり易いよねってコト。 垣野内先生の絵のおチカラは大きいwそんな感じですので、コミック版を読んで先のお話が気になった方は、原作に手を出してもいいかと思います。まあ、そうは言っても、あと少し待てばコミック版が、ペース的にも追いついてしまいそうなので、気休めにしかならないかもしれませんがw
Jun 27, 2006
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はい、これがですね、昨日お話しました、もう1つの月刊少年シリウス関連のマンガでございます。ふる鳥弥生/根本 新「幽霊旅行代理店ソウルメイトツーリスト」 第1巻です。●ロゴなし表紙(裏まで含む)はコチラ♪正確には、3ヶ月くらい前に出たマンガなんですけど、読み返しましたので、今日読んだってことでひとつ…このマンガも、本屋さんでぱっと見ての表紙買いで載ってる雑誌を気にしてませんデシタ。まあ、よくあることですよ… ね?いや、ほら、肝心なのはそのマンガが面白いかどうかで、載ってる雑誌なんて、ぶっちゃけ二の次ですよね? ね?誰か「ソウダ」と言ってください。( 静 寂 )…コホンえ~、いつものことながら、自分じゃ内容は語らないワケですが(そんなワケですので、内容とか説明はコチラから)その斬新な設定には感心(?)させられますw主人公の真理ちゃん(遠野真理子 17歳)が←おっきくできます。 Let's Click!(上のカッコ書きは、そういう点が気になる人用に、一応)物語に巻き込まれていく過程で、設定に関する説明なんかは真理ちゃんと一緒に覚えていくようにできています。このへんが、何というか、すごく上手いです。真理ちゃんと一緒に状況説明を受けることによって、感情移入がしやすくなっている点もポイント。そんなワケですので、あえて詳しい説明はしませんが妙な(でも変に説得力のある)設定に、感心したり、笑ったりしてるうちに、きっと気に入ってしまうハズ…だといいなぁそんな感じで、主オススメの1冊でありますYo!あ、ハナシは変わりますけど、シリウスが星の名前だってことはみなさんご存知ですよね? ね?18日のブログで書きました、主が初めて読んだ少女マンガ「星の瞳のシルエット」では、このシリウスという星がですね重要なキーワードとして出てきております。ほら、ほら、まさに運命の何とやらですよ、ね?「星の瞳~」が載ってた「りぼん」は集英社の雑誌ですし少年シリウスも、s ……講談社でした。終。作者さんのサイト:「POCHOMUKIN」「幽霊旅行代理店ソウルメイトツーリスト」が欲しいけど、新刊じゃないし、探すのメンドイなぁって人はコチラをどうぞ♪
Apr 25, 2006
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ホントは昨日読んだマンガなんですけど、昨日はボウk(以下略今日のご紹介はコレ!月刊少年シリウス連載中の翠川しん「Aventure -アヴェンテューラ-」 第1巻です。●ロゴなし表紙はコチラ♪昨日、本屋さんでぱっと見て表紙買い♪主にはよくあることですw絵はキレイだけどストーリーがダメダメなマンガってのは正直なハナシ読んでて困りますけど、つかみはやっぱり「絵」ですよねぇ(しみじみそのへんも含めて、このマンガはOKでした ('▽')ノところで、掲載誌のHPを見たら、最新号に載ってない様子。もしかして、すでに終了してる?と思ったら、まいどお世話になってるWikipediaさんによると「絵柄がとても細かく鮮やかなためか、頻繁に腱鞘炎を起こすせいでかなり休載しがちである 」…ってだ、大丈夫なのでしょうか…?まあ、それはともかくマンガの詳しい内容はコチラを見ていただくとして本屋さんで見るまで、主は存在を知らなかったんですよねぇこのマンガ…ていうかですね、主は月刊少年シリウスって雑誌自体しらない。あ、関係者の方々、石を投げないでください。(書きこみによる抗議は、ある意味許可)だってホラ、雑誌って意外と印象に残らないと思うんですよ。基本的にね、読み捨てじゃないですか? 雑誌って。ですから、載ってるマンガを他に知らなかったりするとなおさr …あ、しってた…載ってるマンガ… あと1つ…しかも買ってるし、コミックス…あー……えーっとですね、それ、明日ご紹介します、しますから石は投げないでください。作者さんのサイト:「Love-Earth.」「Aventure -アヴェンテューラ-」を買ってみようかな~って人はコチラから♪
Apr 24, 2006
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久しぶりに読み返してみました。主が初めて読んで、初めてコミックスを買った「少女」マンガがコレですね。(これより回想シーン)学校で、休み時間にボーっとしていたら、隣りの席のコが知らないマンガを面白そうに読んでるのが目について、借りて読んでみたのが始まりwそのとき、そのコは5巻まで持ってて、「続きは?」と聞いたら「出てるけどまだ買ってない」との言葉。「買ったら貸してね」とその場は言ってみたもののいつまで待っても回ってこないというか、買ってない模様。しょーがないので自分で買いましたよ、ええ。当然、こっちから貸してあげましたよ(回想シーン終了)とまあ、こんな感じで現在にいたるワケですよ。今じゃ本棚のマンガの割合からいうと、少女マンガの方が多いですからね、まさに運命の出会いwあの出来事がなかったら、少女マンガを全然読まないで今に至った可能性もあったワケで、まあ、それはそれでアリなんでしょうけど、楽しみの幅が確実に狭まってたことを思うと、よかったのかなって感じですね。こんな素敵(?)な出会いに乾杯(ペプシNEXで
Apr 18, 2006
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ふぅ、出てるのは知ってたんですけど、うちの周りじゃドコにも売ってなくって、昨日やっと発見!ナウなヤングは知らないかもしれないけど、その昔「ワルキューレの冒険」というゲームがありました。ナムコ発売の、3900円(当時)パッケージはこんなのです。あ、当時はナムコットでしたね。ワルキューレが「ワルキューレ」として起つ物語を当時ナムコの社員であり、イラストを担当された富士宏さんご本人が描かれてるのが、今回のネタ「ワルキューレの降誕」です。『わたしはワルキューレ そう呼んでくれ』ストーリーとしては、元のゲームのプロローグ的なものでして、何よりご本人が描いてるワケですから、事実上のオフィシャルストーリーと言ってもよいと思います。往年のワルキューレファンはおそらくすでに買ってると思うので省くとして(こら ワルキューレをよく知らないという方にも、問題なくオススメできる作品です。コミックスは全2巻完結、どうやら2巻と一緒に画集も出ているらしいので、興味がある方はご一緒にどうぞ。主は、画集はネットで買います。売ってないので…ワルキューレの降誕の2巻の購入はコチラから1巻と、画集「Legend」は下の表紙絵からどうぞ~♪ワルキューレの降誕 1巻画集「Legend」ところで、「ワルキューレ」と「バルキリー」は同じモノを表す言葉なのですが、ナムコ関連以外のこういう作品で「ワルキューレ」という名前を使ってるものを見たことがないように思います。…登録商標にでもしてるんでしょうか…?
Apr 14, 2006
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読んだのは昨日なので、ホントは昨日書きこむ予定だったのですが、あまりにもトラックバックさまが面白かったので今日に延期しましたwそんな感じで、今日のご紹介はコレ!きゆづきさとこ「棺担ぎのクロ。~懐中旅話~」です。黒ずくめの服に棺桶を背負った旅人クロと、しゃべる蝙蝠のセン、それにニジュクとサンジュというフシギな白い2人の子供の、少し(?)かわった旅のおはなし。少しさびしくて、でも何となくあったかい、絵もストーリーも込みで、読後にいい余韻を残すおはなしです。掲載雑誌は、まんがタイムきららという4コマまんがの雑誌です。雑誌のくわしい説明はこちらから~4コマまんが雑誌って、気にしてよんだことが最近までなかったのですが、本屋でふと表紙をみて、これはっ?と思いました。その表紙がコレ。ちょっとカワイイ感じの中に、ある種独特の雰囲気のある絵柄。一目で恋に落ちました(オオゲサ)主は、マンガ大好き人間ですけど、情報にあまりガツガツしていない方なので、店頭でこういうふうに発見したりすることが多かったりします。まあ、それでも、人より目ざといらしいですがwで、たまたま見た雑誌でコミックス発売の情報を仕入れて発売日に本屋さんにワクワクしながら足を運んだワケですがどこにも売っていやがらねぇ…本屋7件もハシゴしたってのに…結局8件目にして、ようやく1冊だけ発見&ゲットだぜ♪主が邪悪なオーラを発生しそうになってるのに気づいた本屋の店主(56歳)が、恐れをなして倉庫から出してきたに違いありません(大部分が妄想。)なので、都市部にお住まいであったり、職場の周辺がいい感じにススんで(?)いらっしゃる方々でないと見つけるのは困難かもしれません。なので興味を持たれた方用に通販リンクを作っておきます。棺担ぎのクロ。~懐中旅話~(1)ご利用くださると、主も喜びますw表紙の絵に魅かれたなら、ゼッタイオススメです。
Mar 29, 2006
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待ってたものがついに来ましたw「KING OF BANDIT JING」の熊倉裕一先生の新連載がスタートですよ。▼これが本誌の表紙ですね。▲クリックで本誌HPへしかも、「JING」のカラーイラスト集と一緒に別冊フロクになってました。これは買っておかないといけませんですwで、フロクの表紙はこんな感じ。▲クリックでおっきくなりますよー。主人公が2人(?)組だったり、いろんな風変わりな街を巡って、そこで事件に会うみたいな流れとか、「JING」の延長線上にあるような感じの作品ですね。『「JING」と同じ時空を舞台に熊倉裕一が描き出す唯一無二の「絵空事」』(マガジンZ4月号より)…ということなので、内容的な変化には乏しいかもしれませんが、それを熊倉ワールドと見るならば、それはそれでアリかなと思います。まあ、ファンなら買っておいてソンはないでしょwちなみに、熊倉先生の書き下ろしテレカの全プレがあって、絵柄が2種類あるみたいなので、気合いの入ったファンなら、最低2冊は買いましょうw…明日にでも買いにいこっと。
Mar 25, 2006
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