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今週のゲストは先週に続いて商品取引の専門家、株式会社マーケット・リスク・アドバイザリー代表取締役の新村直弘さんでした。先週も話されていましたが、先物取引のもつ悪いイメージは定着していて、幸田さんが紹介したのは、リーマンショックの頃、テレビで偉い先生(何とか評論家というものでしょうか)が「先物取引なんて全部やめてしまえ」と放言されたとか。これは先物取引の本来の目的、意義を知らずに表層的な価格の暴騰、暴落だけをみた思慮、知識のない発言、ということになります。世界で最初といわれる、大阪堂島の米相場も米本位制であった江戸時代、どのようにして米相場を安定させるか、から始まったと言われています。商品市場がなければ何を持って適正な価格と判断するか、ユーザーである製造業の皆さんに判断のしようがなくなる、と新村さんは言います。特に日本の製造業では血のにじむようなコスト削減が日々積み重ねられており、その中で原材料費が簡単に10%、20%変動するとしたら、先の事業計画は立てられない、それほど厳しい環境になるのだとも言われます。日本の企業は原材料費の変動をなかなか価格転嫁しない(幸田)、出来ない(新村)ということで両者は同意。だから「いつ買っていつ売るか」ではなくて「当初の予算をどうすれば達成できるか」それを手助けするのが我々の仕事であり、将来に存在する不確実性をより確実なものにしていく手助け、そのアドバイスを商品マーケットに特化して提供しているのが自分たちである、とは新村さんの自負。企業の調達コストのリスク低減をしているというのが新村さんの会社だ、ということですが、こういう会社は多いのですか?と幸田さん。実は日本では初めて、ヨーロッパに2、3社あると聞くがそれらも「いつ買うと安い、いつ買うと高い」ということだけで、経営のアドバイスまではしていないのです。そういう観点で言うと世界で初めてかもしれません。(新)企業としてどういうことがしたいのか、どういう夢があって企業活動をしているのか、それに対してこうすればそれが実現できる、ということを調達コストなのか、販売コストなのかなど幅広い形でアドバイスできるのが自分たちだと考えています。(新)それらを去年、独立して会社を作って始められたというわけですが、感触はいかがですか。(幸)こういうことにニーズを持った会社が多い、と分かってきました。銀行などとは違って、中立的な見方が出来るということで相談していただける企業も増えてきています。スタートするとき何が大変だったか、という問いに対して、新しいビジネスを始めるに当たって、日本には規制が多いということは承知のうえ、と答えます。日本のビジネスにおける資金調達など銀行の役割の重要さもわかるし、外資系の分かりやすい目標設定、単純明快であれ、という基本思想もわかっている。そこで我々はその中間の立ち位置を確保するためには独立するしかなかったということです。独立するとき、協力を申し出てもらうこともあったが、独立性を維持するために断らざるを得ない部分もあったそうです。ここで中間です。安定した職場にいた新村さんが独立するに当たっては家族のサポートが大きかった、特に妻が背中を押してくれたそうです。やりたいことがあり、それが意味あることならやればいい。失敗したらまた一から出直せばいい、と言ってくれたとのこと。(新)商品相場の情報で製造業をサポートすることに特化した会社はないということですからね。日本人は本当に頭がいい。人を感知して起動するエアコン、笑顔を感知して写真を撮るカメラを作るなんて世界の誰もできない、そこまでやっている日本人が相場にかく乱されているだけのはずはない。相場をうまくコントロールして相場に踊らされないようになればすごく強い国になると思うのです。(新)本当にすごいことになると思いますね。我々は単に相場の上昇、下落を追うだけでなく、それをどうやってコントロールするか、そこを企業の皆さんにアドバイスしたい。(新)番組を聴いてくれている人へのメッセージは。本当に汗水たらして出した利益が相場のひと吹きで消えてしまうのはつらい。その対応策をアドバスさせてもらいたい。解決の方法論はあるのです。このアドバイスをやらせて欲しい。(新)これまで1年間の成果は。成果は上がっているが、簡単ではないということもわかってきました。その自覚が増えてきたことが大きいと思います。(新)銅や大豆など特定の商品の専門家はいるが、商品相場全体を見て総合的な視点でのアドバイスは重要。今後の夢は。出来るかぎり多くの企業の役に立ちたい。日本の企業がみんな、こうした考えてやれるようになると日本はすごくよくなる。もっともっと楽しい国になる。自分の子供の世代、日本がよくなることが最大の夢です。(新)日本を元気にするように頑張って欲しい、と幸田さんが語って今週も終わりです。商品相場の仕組みや具体的なリスクヘッジの仕方についても聴きたかったのですが、そこまでは時間的にも無理かな。でも新村さんが日本を少しでもよくしたい、日本人にはそれが出来る、と信じて頑張っている姿には感動しました。成功を祈りたいと思います。ではまた来週。
2011.01.30
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今週のゲストは元アナウンサーでタレントの深澤里奈さん、現在は子供の頃から始めた茶道を生かしてヨガと茶道を合体させ、形式にこだわらずにお茶を楽しめる「Tea journey(ティージャーニー)」を主催する方でした。・深澤里奈さんHP;http://blogs.glam.jp/rinafukazawa/about/深澤さんは江戸千家という茶道の家元に直接、入門するという特殊な形で茶道を習っているそうで(普通の人は家元の弟子の弟子というような師匠さんに習う形)その分、茶道の形にがっちりはまるというより、わりと自由に茶道の本質に思いをめぐらせ、また家元に問いただせる立場のようですね。そこでヨガにも通じる呼吸法が茶道でも大事、ということを知り、それらを組み合わせ、椅子に座って洋服でお茶を楽しみながら心の中で日常を離れリラックスするような集まりを主宰しているそうです。深澤さんはさすがにアナウンサーだったからか、それとも茶道の師匠だからか、とにかくお喋りがきちっとしていて、志の輔師匠を手玉にとっているような印象を受けました。志の輔師匠が殊勝に思えたのは今回が初めてでした。茶道はここまで極めたら終わり、ということはなくて生活の中で茶道的な生き方ができるようになるのが目的でどこまでも修行、と仰っていました。また今回の落語は茶道がテーマの三代目三遊亭金馬師匠の「茶の湯」で、長屋の大家さんに茶の湯に呼ばれた店子たちが、作法を知らないことを恥じて引越ししてしまおう、とまで思いつめるお話です。江戸時代から、それほど茶の湯は上流階級の常識として一般人は崇め奉るような存在だったのかもしれません。3人の店子が恥をかくくらいなら引越ししてしまおう、とそろって考えてしまうおかしさ、不味いお茶菓子をみんな同じところに処分していた、という最後のオチに笑ってしまいました。簡単ですが、今日はこれで終わりです。ではまた来週。
2011.01.23
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今週のゲストはコモディティ商品取引の専門家、新村直弘さんです。東大工学部を卒業後、銀行、証券会社に勤務してデリバティブ商品の開発などを手がけたのち、2010年5月に独立、マーケット・リスク・アドバイザリー代表取締役として企業や個人にリスクマネジメントの提案をしている、と紹介されました。・株式会社マーケット・リスク・アドバイザリー;http://www.marketrisk.co.jp/expert/コモディティとは訳せば「日用品」、食料、金属、エネルギーなど日々の生活、経済活動に欠かせない商品をいい、その取引をコモディティ商品取引と言うようです;・http://commodity-fund.net/CommodityToha.html最近は金や原油の価格変動なども報道され、少しはなじみも出てきたかもしれませんが、まだ「小豆相場で失敗して財産をなくした」とか負のイメージが多く、十分に内容が知られているとは思えない、ということで商品相場とは何か、コモディティ教室といったものをやりたい、という幸田さんの言葉でスタートします。商品相場というのは大きくはエネルギー、金属、穀物の三つ。世界の重要な取引市場も三つで主にエネルギーを扱うニューヨーク、金属のロンドン、そして(理由は説明しませんでしたが)上海だそうです。繰り返しになりますが、商品相場といえば、価格変動率が高く、投機色が高いイメージ。でも実際は自動車メーカー、ビールメーカーも昔から使っているもので、日本の製造業は間接的には必ず関与しているといえます。それは後でも出ますが、相場の上昇で儲けようというより、変動リスクをヘッジして安定した製造活動を行えるようにしたい、ということからです。最近ようやく実態が知られるなど、個人の参入障壁が低くなってきたとも言えます。為替、株式などの一般の市場との違いは、それらと比べてマーケットが小さく、価格変動が大きいということ。また実物の供給量の増減でも変動することです。価格変動の激しいところに面白味もありますが、いかにリスクを減らすのか、が重要でここで新村さんの会社の出番となるようです。これらの動きは、サブプライムローンの破綻に始まる金融危機からペーパーマネーへの信頼が揺らぎ、その分、実物である商品、特に金など認識されてきたからでは。金の価格が上がったのは金の知名度が上がったから、という言い方を新村さんはしているそうです。結局、紙のお金が当てに出来なくなり、何かのときは金、と認識する人が多くなってきただ、と新村さん。同時に様様な手段で個人がこれらの商品を買いやすくなってきた、と新村さん。もともと新村さんはエネルギーが専門でしたが、今ではベースメタルである銅、アルミニウムの専門家とも思われているそうです。ベースメタルの価格が上がると電線、アルミ缶などの原料の値段が上昇、また電気自動車、携帯電話なども影響するそうです。一般の人がほとんど気づかないのは、メーカーが変動を商品価格に転嫁しないで済むようにリスクヘッジをしているからだ、とも語ります。もちろん、為替変動の影響も受け、直近の円高も大影響があります。もっとも円高で商品価格の高騰の影響を抑えている、というプラスの面が大きいので、円高は何でも悪いとは思わないで欲しい、といいたかったのではないか、と僕が勝手に忖度。先ほども言ったように商品相場はマーケット自体が小さいので、取引の80%を一つの業者が抑えるようなことも起こります。かつてロンドン市場で世界の銅取引の5%を一人で行って「ミスター5%」と呼ばれた商社マンがいたように。結局この人はどうなったのでしょうか?基本的には投資して差額で儲けるというより、急変動するときのリスクを押さえるため(ヘッジする)、相殺できるものに投資するということです。これについて、新村さんは「一般の人もリスクとそのヘッジを考えないといけない時代。円安に変わったらどうするか。ヘッジの観点から円を買う可能性もある。実際のところ、日本企業のヘッジ努力はすごい、そうです。これだけの円高を価格転嫁しないようにしているのは世界に類を見ない、と日本の会社を褒め称えます。将来の為替変動、商品市場の変化などで製造コストがどうなるか分からない中、どう対処するか。つまりはリスクの管理の問題として捉えてください、と続けてほとんど終わりです。何と言っても、世界で始めて商品先物相場をスタートしたのは大阪の堂島米市場、これはアメリカも認めてシカゴの穀物市場にそれが書かれているそうです。「商品先物取引」ときくとどうも嫌なイメージがあって、知り合いが一時期やったことがありますが、儲けているときに売って利益を確定しようとしても業者が絶対に売らせず、下がったときには追証を出さないとだめ、と言って金を払い込ませたのです。本当は取引などしていなかったのではないか、と疑っています。それはそれとして、僕も株、投信まではきましたが、ここらで勉強してみましょうかな、とも思いました。ではまた明日。
2011.01.22
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幸田真音さんのマインズルーム28(米村敏朗さん)今週のゲストは元警視総監の米村敏朗さんでした。先週聞き逃してしまいましたが、先週に続く2回目だそうです。今週は米村さんの経歴から話が進みましたが、警察官になったのは父親が警察官だったからで違和感なく決断することが出来た、というように語っています。自衛官の子供が自衛官になり、警察官の子供が警察官になる。だんだん身分が固定してきて、江戸時代のようになる、なんてアイデアも面白いかな。その後、ユーゴスラビア大使館勤務などを経て、小渕総理大臣時代には秘書官をされていたそうです。ここで小渕さんの有名な「ブッチホン」などの裏話を聞かせてくれました。ブッチホンには政治家としての計算もあっただろうが(と幸田さん)なかなかできることではなくて、相手の心を一気につかんでしまうものであったとか。小渕さんはユーモア、気配りもあった人で自分のことを「冷めたピザ」といわれてもそれをネタにするような人でした。最悪の支持率で出発しながら、様様な政策と人柄を武器に徐々に支持率を上げていたので、病で倒れられたのは本当に残念です。面白かったのは、小渕さんの作った川柳。自分の人気が徐々に上がってくるのを読んだ「小渕さん 人気が出てきて さあ大変」ですが、本当に愉快。後半は東京都の安全の話など。先日、見事に失敗した東京オリンピック招致活動では、東京の安全性を訴え、好感触は得ていたようですが、カタールの札束攻勢には勝てなかったようです。警視総監時代に犯罪の発生を防止するキャンペーンを行って東京都で30万件あった犯罪を20万件に減らした、というような話もありました。これは日本の治安が最もいい、と国民が考えていた昭和40年代の件数だそうです。もっとも、凶悪犯罪が増え、また検挙率も下がったので、国民の不安を解消するにはいたらなかったようですが。このまま志の輔師匠の番組を続けます。志の輔ラジオ落語deデート和希沙也さん今週のゲストは和希沙也(かずきさや)さんです。これまた初めて聞く名前ですが、番組の中でミスマガジン2002になった、とあり、これを書くために調べたら、同じ年に中川翔子さん、安田美佐子さんなどを押しのけてグランプリになっているんですね。その後の活躍ではこの二人に少し差をつけられているのかな(僕が知らないだけかもしれませんが)とも思いましたが、映像で見るとなかなかかわいい子です。と言っても声の調子は中川翔子さん似のアニメボイス(と書いてありました)ながら、1983年生まれの28歳(昭和58年生まれ、師匠から昭和ギリギリですか?と問われて、余裕で昭和です、と答えるところは面白い)そろそろアイドル生き残りの分かれ目、健闘を祈ります。足壺マッサージ、茶道、料理(和食)が得意ということで、可愛い姿とともに結婚相手探しに最強の武器を持っている、と志の輔師匠も太鼓判。和食は魚や筑前煮、ひじきの煮物、肉じゃがなど何でも作る、毎日作るということで本物でしょう。こういう人には幸せになってほしいものです。アイドル以外にも「占い×探偵」という児童向け推理小説を書いているそうで、なかなか多彩。ひょっとしたらこちらのほうで大成するかもしれませんね。今週の落語は五代目桂文枝師匠の「米揚げ笊(いかき)」という僕も初めて聴く噺でした。簡単に言うと、笊(いかき=ざる)を売るアルバイトを紹介された男が道を訊き訊き何とかその笊屋さんに行き、売り物の笊をもって堂島に出かける。堂島は米相場で有名で、験担ぎの商売人が多い。そこの主人は笊を売る男が「揚げる」とか「上がる、高い」などという言葉を使うと機嫌がよくなって、笊を買ってくれ、しかも小遣いを渡そうという。ところが最後に下がるというような言葉を使ったために小遣いがおじゃんになる、といったものです。・ 米揚げ笊(いかき)http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo24.htm最初はアホかと思ったこの男が、商家の主人の験担ぎを読んでいいことばかり言うので実は鋭い男かも、と聴いていましたが、最後でやはり全く知らずにそういう言葉を使っただけとわかります。男の言葉に喜んで小遣いをドンドン上げる主人の気持ちがおかしい話でした。相場を張るような人は験担ぎが多い、という今と変わらぬ情景です。ではまた来週。
2011.01.16
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昨日はうっかり幸田さんを録音し忘れ。実は今年の初めにMDウォークマンが壊れてしまい、急遽買ったのがデジタルウォークマンとでもいうのか、ミュージックプレイヤーです。ラジオから直接、録音するのですがタイマーがないので結構大変、ラジオ英語の録音も失敗続きで、そのバタバタから幸田さんを忘れてしまいました。今日は何とか成功、ということで始めます。今週のゲストはしばらく前、ハイレグの女王?として一世を風靡した岡本夏生さんでした。今日のお話ではブームが去ったあと、仕事が全くなくなり(彼女は事務所に所属せず、何から何まで一人でやっているそうですね。それで一度忘れられるとサッパリ声が掛からない、ということのようです)、自宅でテレビを見て過ごす毎日が10年間!!その暇に任せて自分の裸?を自分で撮ってブログに載せたら翌日のヒットが60万件/日となって、そこから復活のきっかけをつかんだそうです。全く知りませんでしたが、昨年中旬くらいから忙しくなって、まだその勢いは続いているとか。でもいつブームが去るか分からないので無駄遣いはせずお金を貯めていて、「ゴミ屋敷」と呼ぶ今の部屋も引っ越さないそうです。仕事を少しでもするためには掃除をする間も惜しい、とかで掃除はまた暇になったとき、だそうです。10年間の間にきれいにしていたらよかったのに、とは思いましたが、まあいいでしょう。とにかく何でも思ったままズバズバ喋る、ということで今のご時勢、人気が出るのかもしれません。それにしても45歳の今、高校2年生のときの服が着られて47kgの体重を維持している、というのですからこのプロ根性は立派。今週の落語は八代目春風亭柳枝師匠の「高砂や」でした。町内の立派な商家の祝言の仲人を頼まれた男がご隠居にこの「高砂や」を教わるが、なかなかうまく覚えられず、豆腐屋の「豆腐~い」の調子でやればいい、と聞いてそれでなんとかする、というお笑いです。時代劇の祝言シーンで謡われることの多い謡曲ですが、僕もいわれを知りませんでした。調べてみたらこんなもの。・高砂や;http://homepage3.nifty.com/nue-nohgaku/takasago.htmそれにしても岡本さんの自分を全て晒したようなトーク、ある種の迫力もありなかなか愉快です。あとでその60万アクセスというブログで覗いてみましょうか。うらやましいですね。ではまた来週。
2011.01.09
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今日のゲストはジャズシンガーの中山うりさんです。やはり初めて聞く名前でしたが、「配信の女王」「アコーディオンを抱えたシンデレラ」など数々の異名を誇る、音楽好きにはある程度有名な人のようです。低音がなかなか魅力、ややため口ですが、カラッとした喋り方が耳にも心地よく、厭味にはなりません。ネットで写真を見ると、ほぼ声からイメージした通りのお顔でした。音楽、とくにジャズとのきっかけは父親が聴いていた歌謡曲、ジャズのCDを聴いていたから、とか。サッチモが好きだそうです。ここで、志の輔さんの声がサッチモに似ている、と盛り上がりました。言われてみれば。小学校でエレクトーン、トランペットを始め、ある程度、音楽をやりだしたあとで何か独自のものを、と探してアコーディオンに行き着いたようです。同時に落語との関係も父親が落語も好きで、頭を刈ってあげる時(うりさんは美容師でもあるそうです)寝ないように聴いているのを自分も耳にしている、と語ります。・中山うりさん;http://news.livedoor.com/article/detail/4390771/・中山うりさん;・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E3%81%86%E3%82%8A今朝の落語はお正月ということで、三代目三遊亭金馬師匠の「初夢」でした。中山さんは落語を聴いた後の感想でも、金馬さんの江戸弁や声に興味を示すなど、さすがにジャズシンガーということでしょうか。「初夢」自身は特定の登場人物が何かドラマを演じるというより、「初夢」にまつわる当時の雑学を次々とつないで、世相を楽しむというものでした。最初に「今の子供は遊びが増えました」と言ってキャッチボール、映画、ラジオにテレビを上げますが、演じた昭和38年の時代が思われます。昔の子供は女の子ではお手玉、鞠、羽根つきくらい、男の子は竹馬に凧揚げ。「竹馬の友」とは子供の頃一緒に遊んだ仲、というのもここからきている、とは今の若い人には分からないかも。鞠も凧揚げも大空を見上げて大きな夢を見させるもので、特に凧は風にも強く、天まで上がれ、ということで男の子に好まれた、と続けます。人と生まれたからには身は死すとも名を残したい、ということで職人なら左甚五郎、農民なら佐倉惣五郎、商人なら紀伊国屋文左衛門などが有名なところ。ところが、人にも徳不徳というものがあり、技ではもっと上手な人もいたであろうに名工といえば左甚五郎だし、祖師は日蓮、大師といえば空海弘法大師、義士は赤穂浪士、関白は豊臣秀吉、名奉行といえば大岡越前守、黄門様なら水戸光圀公となってしまう。だが宗派の開祖となった人は本来みんな祖師であり、関白、中納言もたくさんいたのです。この違いが徳不徳ということ。さらに偉人が生まれる前には特別な夢のお告げがあったとして、日蓮、秀吉、家康、菅原道真の逸話などをあげてくれます。家康の話は知らなかったですね。山岡荘八の「徳川家康」を昔読んでいますが、記憶にはありません。家康の母親は妊娠中に「是」の字を夢に見たが、家康が生まれてくるとその左手の中に是の字が書かれていた(手のしわがそういう風に見えたということでしょう)そうで、これをえらいお坊様に判断してもらうと「この子は天下を取る、なぜなら是の字は、日の下の人、と読め、天下の人をその手に握るということは天下を取ることだ」といわれたのです。「初夢を二日にするは得手勝手」という川柳も紹介されましたが、初夢はもともと、大晦日から元旦の朝までの間に見る夢だったのが、大晦日は忙しいので元旦から二日にかけてみる夢を初夢というようになった、いう薀蓄が語られます。夢判断についてもうひとつ。刀で切られるもよくない夢かと思いますが、実は「カネが入る」ということで喜ばれるそうです。「邯鄲の夢」という中国の故事もでましたが、南天の葉を赤飯のうえに置く風習のいわれでもあるそうです。「一富士ニ鷹三茄子」は縁起物、というより徳川家康の好みを並べただけ、というのはまあ常識の部類。「売る人もまだ味知らぬ初茄子」という川柳はなかなか意味深長。最後で初夢にとても大きな「茄子」を見た、という相手にその大きさを聞いていくのですが、カボチャよりも畳よりさらには家より大きいと言われ、「では一体どのくらいの大きさなんだ」と問うと「闇の晩にヘタをつけたような茄子」とちょっとシュールに落として今週は終わります。今年一年、よろしくお願い申し上げます。
2011.01.02
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あけましておめでとうございます。今年が皆様にとりまして、素晴らしい一年となりますように。さて今週は先週に続いて年末年始特集ということで、倉津さん、伊井さんとロンドンの加藤さんによる世界経済、日本経済への明るい展望を語る、というものでした。前回と同様、アメリカ、新興国、そしてイギリスという風に続きました。さてアメリカは、オバマ大統領の何でもありのドルジャブジャブ政策で金融危機は何とかカッコウをつけたが消費、雇用が戻っておらず、底割れはないだろうが、今後しばらく低迷が続くというもの。実際、リーマンショックに始まる世界経済危機からの脱出は、アメリカ国民の消費拡大によってなされたもの、この消費拡大がこのまま、中国につながれば一息つけるということでしょう。続いて伊井さん専門の中国、インド、ブラジルなど新興国市場はまだしばらくは世界経済の牽引役となりうる存在である、中でもやはり中国だろう、と語ります。日本は発展するアジアに近いというメリット、ラッキーポジションを活用すべきだ、実際に好調な会社というのはこの辺り、しっかり海外で稼いでいると伊井さん。既に上海にも15万人以上の日本人が働いており、これは外国人として最も多い数だとか。なんとなく、戦前の日本人の大陸進出を思い出します。結局、彼らが人質になる形で日本軍は大陸に引き寄せられ、とんでもない敗北を喫したのですが、その教訓を得ていないのでしょうか。少々効率は悪くとも、海外、特に中国にはあまり進出せず、外からコントロールするやりかたのほうがいいと思います。今度は救出に向かえる軍隊はないのですから。それにしても中国と日本が仲良くやる(引き合う)のは、万有引力のようなもので、相手が大きければ大きいほど、距離が近ければ近いほど強力になる。いい関係になるのだから恐れるな、ということですが、これも相手によりけり。そのまま取り込まれてしまうつもりならともかく、近づきすぎるのは禁物です。そして後半、最初は先週同様、ロンドンから加藤さんがロンドンの様子を知らせてくれます。先週の話を除けば、「イギリスはチャールズ王子の結婚を受けて結婚フィーバーが始まっている」とか「素人主体のタレント発掘番組が月曜日の大衆紙一面を飾るほどすごい人気である」などどうでもいいことに騒ぐイギリス人の意外な面も見えます。そう言えば、先週、イギリスの交通機関は軒並み大幅に遅れて大変だ、と言っていましたが、昨日か一昨日の新聞には日立がイギリスから総額一兆円にもなる鉄道車両の受注をまとめそうである、その理由はこの冬、雪の影響で交通機関の乱れが多く発生する中、日本製車両だけがほとんど遅刻無しに職務を全うしている、と評判になったからだとか。くれぐれもこれは勤務員の真面目さではなくて、車両の優秀さを示しているのですから、誤解のないように。それ以外、イギリスは失業率が相変わらず高いが、学生に聞いても日本のサラリーマンのような仕事をするくらいなら、勤めなくてもいい、というとか。国に寄りかかる姿勢がまだあるなんて不思議だね。今後の日本の景気をよくする策としてでてきたのは、いかにアジアの需要を取り込むか、とくに中国人の買い物客、観光客を徹底的に取り込め、というだけで今一。学生の学力も落ちていまや留学生に就職競争で負けているほど。特に英語が出来ないとダメ、とこれまた常識的な状況説明だけ。新年ということで明るい話題、元気の出る話をして欲しい、とお願いしたそうですが、現実はそのような魔法はないということでしょうか。新聞には今年の後半は株価も持ち直すだろう、とありましたが、これも外国人投資家頼み、ということかな。それより何より内需を拡大する一番の政策は軍備の近代化、自衛隊要員の増強ではなでしょうか。これにより国内産業に対する需要が増え、また南西諸島の防衛力を強化しつつ、若者の雇用拡大策になるのですから最高の政策だと思います。ただし今の政府に出来る政策ではありませんが。ではまた。
2011.01.01
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