Cycle Entertainment Blog

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2025.07.05
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テーマ: 自転車(13586)
カテゴリ: Road
先日チューブレスタイヤに釘が刺さってパンクしました。
チューブレスタイヤがパンクしたのでチューブを入れて帰ってきた

釘が太かったので修理は諦めて、チューブを入れてクリンチャーとして使うことにしました。さすがに2ヶ月しか使っていないチューブレスタイヤを捨てるのはもったいないですし。

そんなわけでチューブを入れてみたのですが、気を付けることがあったのでブログに残しておきます。

ちなみにタイヤはIRCのFORMULA PROです。チューブレスレディではなく完全なチューブレスです。チューブレスレディの場合はシーラントを除いてからチューブを入れてください。


まずはチューブレスタイヤを外します。そして穴の裏側からパッチを貼ります。




裏側にパッチを貼る理由はチューブが傷まないようにするためです。念には念を入れておきます。

そしたらタイヤを嵌めてチューブを入れます。ここまでは普通のクリンチャーと同じですね。

そしてここからがチューブレスの要注意点です。ビードを上げないといけないのです。

ビードを上げる理由は、チューブレスとして使う場合は空気が漏れないようにするためです。しかしクリンチャーとして使う場合はリムが振れないようにするためです。

実は釘が刺さってパンクしてチューブを入れて帰ってきた日は、帰り道でブレーキをかけたときにたまに振動しました。よく見たらリムが3~4mmくらい横に振れていました。



チューブレスタイヤのビードは空気漏れを防ぐために丈夫に作られています。それゆえビードが上がっている箇所に大きな力がかかり、上がっていない箇所があまり力がかからないのでしょう。

ホイールの振れ取りをしたことがある方はご存じでしょうけど、外側に振れているときは反対側のテンションを上げることで内側に引っ張ります。要するに横振れは左右のテンションのバランスの崩れから起きるのです。

こう考えると、ビードが上がっている箇所は内側に強い力がかかり、ビードが上がっていない箇所は力があまりかかっていないから、その相対的な差で外側に大きく振れる箇所が出てくると考えられます。

ちなみにこのときはギア側のビードはそのままだったので上がった状態で、ギアがない側のビードを外してチューブを入れました。よってビードが上がり切っていない箇所があったのはギアがない側でした。横振れが出ていたのもこちら。

よってチューブレスタイヤにチューブを入れてクリンチャーとして使う場合でも、空気を入れる前に石鹸水をタイヤとリムの間に流し込み、ビードが上がるようにする必要があります。

これって出先でパンクしたときにはできないなぁと感じました。水でビードが上がったという話を聞いたことがありますが、水だけでは難しいです。出先ではビードワックスが必要ですね。

とにもかくにも、また1つ学びました。次はパンクしにくい走り方を学ぼうと思います。





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Last updated  2025.07.05 07:59:53
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