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Oct 26, 2010

真の「考える力を育む教育」を求めて【その１】

カテゴリ：カテゴリ未分類

学校完全五日制の見直し＝土曜授業再開を求めるために記すものであり、
２０１１年４月に行われる統一地方選と今回の運動に関しては一切関わ
らせない。つまり著者は立候補もしないし、特定の候補を支持すること
はしないと宣言した上で、この運動を展開していくことをここに明言
する。この宣言は連載の途中からブログを読む方に知っていただくため
常に冒頭に置くので、既に読んだ方は以降読み飛ばしていただきたい。

なお、この連載は自分の考えをまとめ、しっかりとした提言書を作る
ために書くものであり、実際の提言書にまとめ上げる段階では表現など
が変わる可能性があることをあらかじめご承知置きいただきたい。

　　　　　　　　　　　　【序】

２００３年４月の統一地方選で私が茅ケ崎市長選に打って出たこと
を覚えている方はいても、その時の一番の主張が「学校完全五日制
（土曜授業の廃止）」に対抗して子どもを守る政策であったことを
記憶していただいている方はほんの一握りだと思う。

元々は３０年前。自分が大学時代に感じた矛盾をきっかけに、教育の
あるべき姿を考え始め、「問題の解き方」を教える教育から「物の考
え方を教える」教育へ「子どもたちが自分の可能性を
信じ夢の実現に向けて努力のできる世の中」を作ることをライフワーク
に据えて、自分のできることを模索して行ったことがその「暴挙」と皆さん
から評される行動につながったのだ。

当然、「票にならない」と言われる政策を一番に掲げ地盤も資産も何も
ない私に神風は吹かず、しかし、その後は地域の教育力を向上させるべ
く活動をして来たが、ここに来てまた国が「行き当たりばったり」の施
策を実施しようとしている。

「ゆとり教育」の名の元に、２００２年の学習指導要領改定に伴ってス
タートさせた学校完全五日制をそのままに＝授業日数はそのままに、
教科書の中身だけ、２００２年以前に戻そうというのだ。

２００１年秋、学校完全五日制には問題があっても止められそうにない

を持ち込んだ。残念ながら取り上げてはもらえなかったが、実は今回の
改定は、その時よりももっと事態は深刻なのである。

以降、当提言にて、問題点の把握　→　問題点が起こった背景　→　今回
の改革で予測される事態　→　あるべき体制について、という順序で議論
をすすめて行く。是非多くの方からのフィードバック、ご意見をお寄せ

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