PR
Calendar
Keyword Search
私の顧問先の一つにスーパー営業マンが独立して作った一人会社がある。
さすがにスーパー営業マンだけあって初年度から売上は急上昇だ。
そろそろ決算を迎えるのだが、大分利益がでてしまいそう。
で、決算を何ヵ月後かに控え、節税のアドバイスをするため事務所を訪問。
手段は限られているが合法的な節税方法を説明、必要な段取りを必ず実行するよう念を押した。
で、社長はもちろん一人会社で終わるつもりはなく、社員を雇用し、設備投資をし、どんどん成長していきたいと思っている。
私もこの社長なら会社を成長させる事ができるであろうと、この一年間、一人会社を脱する方法をアドバイスし続けてきた。
つまり。
この会社は生業を目指しているのではないのだ。
にもかかわらず・・・。
結局第一期目は何もできず決算を迎える。
もちろん売上は毎月上昇し続けているので社長のキャッシュと内部留保はばっちりだ。
だが・・・・・。
その内部留保は設立1期目に適切な投資ができなかった事も意味する。
”え~、1期目だからいいじゃない!大目にみてやんなよ。”と思われる方もいるかもしれない。
ただ、成長する会社は設立第一期~第三期くらいで爆発的な成長をする。
もちろん”無茶をしろ!”というわけではない。
事業が軌道にのらず、苦しいのならじっくり成長する方が良いだろう。
しかし、1期目からがんがん稼げているのなら、たかが1期目の儲けなんぞは全額洗いざらい積極的に投資を行い倍々ゲーム的に成長すべきだ。
生業を目指しているのなら別の話だが、成長しようとする会社が1期目からたくさん内部留保をして法人税などにもっていかれてどうするの?と思う。
で。
結局この顧問先はそういう形になった。
それにも関わらず、ミーティングで社長は
”今月も結構成績良かったよ!!すごくない、オレ!?”と私に言ってくるのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ~つまらん。
言ってしまいました。
”社長の話はつまらない。目指しているのは生業じゃないんでしょ?一人で儲かった儲かった、すごいでしょ!!って自慢話していても何も変わらないでしょ。儲かったら私にお小遣いでもくれるんですか?”
ってね。
さすがにキツかったかなぁ~、と思いましたがこの社長は顧問先の中でも一番ざっくばらんに話ができる相手。お互い信頼しあっているし、同世代なのでとても仲がいい。
だから敢えて気を使わず言わせて頂きました。
生業のために職人仕事をするのか会社の成長のために経営者の仕事をするのか?
経営者ならこの違いをはっきり意識しなければなりません。
これを意識する事により日々の行動に格段の差がでてきます。
(例えば生業なら何でもかんでも一人でやってしまいますが、経営者なら違いますね。)
一人会社が長引いてしまう社長と早い段階で成長を成し遂げる社長とではこの辺の意識の違いがあるのだと思うのです。
みなさんの意識はいかがですか?
・・・・・・・・・・・・・・ ちなみにこの社長には今回のやり取りをブログに書く事は了解してもらっていますのでみなさんご安心下さいね。本人にも私の意図を理解してもらえましたし、意識を変えて来期から頑張ると言ってくれています!これも税理士冥利に尽きる仕事ですね。
で、ランキングに参加しました。
成功するビジネスモデルをお教えしましょ… November 28, 2008
前向きもほどほどに。 November 20, 2008
生業ならがめついだけでもOK。経営者に… November 18, 2008