2004.08.26 011号 - 目を見て話せ
吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾
道先案内人 こじえん
2004/08/26 011号
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「吐血した男のどん底復活コミュニケーション塾」
略して「とけコミュ塾」へようこそ。
道先案内人のこじえんです。
通勤するときに歩く公園のところに、どんぐりが落ちていまし
た。
暑さが過ぎ去ったかと思ったら、もう秋の風が吹き始めた感じ
がします。
いや～。
汗かきな私からすると、嫌な季節が終わって、涼しくなってき
たのがとても嬉しいです。。
さぁ、今週もはじめますよ。
このメールマガジンは、職場で気持ちよく仕事をするための人
間関係を築き、望む成果をもたらすコミュニケーションの道を
探る内容をお届けします。
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使用上のご注意
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例えば、来週末、テニスをするとでもしましょう。
そこで書店に行って、テニスのルールや、やりかたが書いてあ
る本を買って読んだとします。１週間かけて読みました。
そうすれば、テニスをする当日、あなたは、劇的にテニスがう
まくなっていることでしょう。
「 ん な バ カ な こ と は あ り ま せ ん ！」
うまくなるわけないです。
うまくテニスをするためには、公園に行って、実際にボールと
ラケットを使って練習するなどして、身体を動かして体得する
必要があります。
コミュニケーションも同じです。
このメルマガを読んだからといって、いきなりうまくなるはず
がありません。
練習が必要です。
日々、日常のコミュニケーションを通して（実践を通して）、
お互い、練習し、学んでいきましょう。
そのためのヒントをたくさん用意してお待ちしております。
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目を見て話せばわかること（２）
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先週は、相手の目を見て会話すると、相手が右脳で考えている
か左脳で考えているかがわかるという話をしました。
先週のメルマガはこちらで読めます。
⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/cozient/2011
今週も引き続き、相手の目を見てわかることの話をします。
先週は、右脳や左脳で考えることによって、目が右、左に動く
という説明でした。
右脳を使うときは、自分から相手を見てこの状態になったとき。
左脳を使うときは、自分から相手を見てこの状態になったとき。
自分のこととして考えた場合、
目が
右上に行ったら右脳。
左上に行ったら左脳。
ということです（こうすると覚えやすいでしょ）
つまり、相手を見ている場合は、右、左が逆になりますので、
イラストのとおりとなるわけです。
リンクしておいたイラストを見ていただいたかたはわかるかと
思いますが、なぜか右脳で２つ。左脳で２つと、顔の絵があり
ましたね。
目が比較的上に行っているのと、横に行っているのとです。
これも実は微妙に違うんですよ。
右脳か左脳。同じ場所で考えていても、目の動きが上か横かで
考えている質ががまた違うんです。
上に目をやって考える人
横に目をやって考える人
これはなにを意味するかといいますと。
上に目をやって考える人：視覚的に物事を考えている
横に目をやって考える人：聴覚的に物事を考えている
ということなんです。
つまり、右脳、左脳の組み合わせを考えると４つです。
例えば、あなたが新しい仕事を依頼されたとします。
あなたは考えます。そのときにこのように目は動きます。
（目の右、左は自分のこととして考えた場合です）
目が右の上に動く：右脳＋視覚的
⇒ 仕事の対応方法を映像やイメージで創造している
目が左の上に動く：左脳＋視覚的
⇒ 仕事の対応方法を映像やイメージで思い出している
目が右横に動く：右脳＋聴覚的
⇒ 仕事の対応方法を音や言葉で創造している
目が左の上に動く：左脳＋聴覚的
⇒ 仕事の対応方法を音や言葉で思い出している
難しい仕事であればあるほど、右脳で考えたり、左脳で考えた
り、視覚的に考えたり、聴覚的に考えたりと、目はぐるぐる、
ぐるぐる動くことになります。
今、これを読んで、
そういえば、質問をしたときに、相手の目が上下左右とグルグ
ル動いていたなぁ～
なんて思った人いませんか。
その人は、右脳、左脳、視覚、聴覚、とフルに使って、その質
問の回答を探していたんですよ。
そうそう。
右上、左上、右横、左横、ときたら、あと残っている場所があ
りますよね。
そうです、右下と左下です。
こちらは、微妙に右脳・左脳という関係ではないので、先週は
抜きましたが、右下、左下の動きをした場合も意味があります。
こちらを説明しますと、
目が右の下に動く：痛いとか幸せとか、寒いとか暖かいとか、
感覚を思い出したり、感覚的に考えている
（感覚を感じている）
目が左の下に動く：自己対話をしている
ということになります。
自分が怒られたときとか、下の方を向きながら
「これからどうしよう～・・・・」
など、自己と対話していることありませんか。
自己対話をするときは、ついつい下を向いてしまうわけです。
さて、今週もイラストにしています。
イラストは自分から相手を見たときの図になっています。
ですから、説明とは右、左が逆になっていますのでご注意くだ
さい。
今週は目の動きで、視覚・聴覚・感覚で考えているというのが
わかるんですよという説明でした。
この「視覚・聴覚・感覚で考えている」ということですが、人
それぞれ、この３つのうち、どれか１つ得意な方法があって、
大概その一つの方法に頼っているんです。
イメージからアクセスするのが得意な人
（視覚的アクセスの上手な人）
音や言葉からアクセスするのが得意な人
（聴覚的アクセスの上手な人）
感覚からアクセスするのが得意な人
（感覚的アクセスの上手な人）
相手が視覚・聴覚・感覚の３つどれが得意で、どれに頼ってコミュ
ニケーションをすることが多いかがわかると、相手のアクセスし
やすい方法で会話をしてあげれば、コミュニケーションはさらに
伝わりやすくなります。
来週このあたりの話ができればと思います。
それでは来週。
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ありがとう！！。感謝の気持ちでいっぱいです。
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ありがとうございます！
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編集後記
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ちなみに、今回の話もNLP
“神経言語プログラミング”
の研究成果です。
興味のある方は、NLPの本とかを読むと、詳しく書いてありま
すよ。
例えばこんな本とかです。
NLP理論 千葉英介（著）
この本には今回書いた目の位置の話も載っていますよ。
来週まで待てない人や、詳しく知りたい方はどうぞ。
でも、本を読んだだけではコミュニケーションはうまくなりま
せんからね。
本を読んだだけでなんでも解決するようなことをにおわす文句
が本の表紙などに書いてあるかもしれませんが、知るだけでは
ダメです。
実践。実践あるのみです。
それでは、また来週！
このメルマガのご意見。ご要望はこちらにどうぞ！
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