その夜、『Bistro la Salle』の店内で、天道は床にうずくまってひよりが描いた妖精の絵を見つめていた。ひよりの安否を心配するその目からは一筋の涙が・・・一方、加賀美も窓の外から天道の様子を見守る。 同じ頃、三島はどこかの部屋で一人アタッシュケースを開けていた。その中にはハイパーゼクターが収められていたが、ハイパーゼクターは手を伸ばそうとした三島を拒否するかのように凄まじいパルスを放つ・・・
『Bistro la Salle』に一同を招いた天道は何だかよくわからない訓示を垂れる。「おばあちゃんが言っていた・・・料理の味を決めるのは下準備と手際の良さだ。戦闘も同じだ。それともう一つ、今後メシを食うときは必ずここで食え。少しでも店の売り上げに貢献するんだ」 他の面々が帰った後、ZECTに入った真意を問うた加賀美は、ZECTと他のマスクドライダーをすべて潰すという天道の言葉に愕然とする。一方、蓮華は食事と称して自分の持っていた干飯を食べる。彼女曰く、もう7年も料理を口にしていないので味覚も忘れたという・・・ 影山は三島に天道=カブトを加入させた理由を問うが、三島は「これが本来の姿だ」と取り合わない。もっとも、奴のことだから何か企んでいるだろうと睨み、すでに手は打ってあると答える。影山は「俺を見捨てないでください・・・」と情けない声で泣き付くのだった。