クリームな日々

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学力テスト不参加の犬山市



全国学力テストについて話し合う討論集会=愛知県犬山市の福祉会館で 文部科学省が24日実施する「全国学力テスト」(全国学力・学習状況調査)に全国の自治体で唯一、不参加を決めた愛知県犬山市で1日、討論集会「全国学力テストで教育は再生するか」(あいち県民教育研究所主催)が同市福祉会館で開かれた。

 市民ら約100人が参加し、名大教授で同市教委委員の中嶋哲彦氏はじめ教師、父母ら4人が学力テストについて問題点を提起した。参加した市民からは「テストによって小学生の時から序列化されるのは反対」「地域、保護者、学校が連携して教育はだれのためにあるのか考えたい」などの意見が出された。

 同研究所(代表・折出健二愛教大教授)は子育てや教育について市民の目線で調査、研究する目的で、91年教職員や父母、大学教授らが結成。今回は学力テストの不参加で注目されている同市を会場に、テストの意味を討論し、今後のあり方について議論を深めようと開いた。

毎日新聞 2007年4月1日 21時49分 (最終更新時間 4月1日 23時13分)


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